【わたモテ】第10巻 感想① 純粋無垢な少女の願い「見てみたいな ち●ち●」

漫画
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皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。

前回に続き、今回は私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(以下、わたモテ
第10巻の感想記事になります!

【わたモテ】第9巻 感想③ 体育祭、うっちーのパンツで白メシかきこむ主人公
前回に続き【わたモテ】の第9巻の感想となります。この記事で扱うのは第86話~第88話についてです。
【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校1年生編)
今回は【わたモテ】の高校1年生編を対象とし、全キャラ毎にその登場回をまとめていきます。
【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校2年生編)
今回は【わたモテ】の高校2年生編を対象とし、全キャラ毎にその登場回をまとめていきます。

それでは以下よりエピソード単位で感想&考察を記述します。

◆【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】第10巻 感想①

▼感想&考察

◎[喪89]モテないし忘れ物する

感想&考察

放課後の図書室
今月の新刊コーナーに飾られた
『千葉ロッテマリーンズあるある2』などの書籍を確認したもこっちは、
その足でリクエスト用紙を取りに行き、何やら書き込んでいました。
↓というか、本当に存在する本だったとは…w

その後、もこっちは書き終えた用紙を受付けに座るこみちゃんへ直接提出。
用紙にはこう書かれていました。
『最近図書委員が選ぶ本に偏りがあって気持ち悪いです。』
『あと盗撮犯が受付けに座っていてとても怖いです。』
『どうにかして下さい。』

こみ(こいつ……!!)

いきなりの宣戦布告…!w
ただし、本の選別に偏りがあるのも事実ですし、
第9巻『[喪88]モテないし負ける』より、彼女が盗撮犯であることも事実な訳で、
こみちゃんは何も言い返せません…w

【わたモテ】第9巻 感想③ 体育祭、うっちーのパンツで白メシかきこむ主人公
前回に続き【わたモテ】の第9巻の感想となります。この記事で扱うのは第86話~第88話についてです。

その後も二人の小さな“いざこざ”は続きました。

アニメージュの記事内容をケータイで撮影するもこっちに対し
こみちゃんが注意しますが、もこっちは全く動じずに言い返します。
もこ「図書館の本の場合 売り物じゃないから撮影しても問題ないんだよ」
もこ「著作権法第31条だけど 知らないの?図書委員なのに?」
こみ(この野郎 わざわざ勉強してきやがった…!!)
全てはこの瞬間の為に…!徹底したこみちゃん潰しw

そして、最後に留めの一発!
もこ「だいたい犯罪者はお前だろうが!!この変態眼鏡盗撮犯!!

好きなだけ罵倒しつくしたもこっちは、
もこ(よし ストレス解消したし帰ろうかな…)
と、満足そうに図書室を後にしました。

このためだけに図書室に寄ったとも思える準備具合。
特に本を借りるでもなく、わざわざ放課後に会いに来て言い争うって…。
いやもう友達でしょ、これw

そんなこんなでスッキリした気持ちで下校したもこっちでしたが、帰宅後に状況は一変。

『ゴソゴソ』

『ガサゴソ』

どこにも見つからないもこっちの携帯電話。
もこ(携帯ないな… どこかに置いてきたか……?)
一呼吸置き、一度冷静になってから改めて状況を確認…。

もこ「置いてきた!?

溢れ出る汗!打ち震える身体!高まる鼓動…!!www

もこ(スマホの中身を見られたらやばいデータ沢山入ってるのに!!)
一瞬でパニックに陥るもこっち…!
むしろ、普段からどれ程やばいものを持ち歩いていたんだ?w

もこ(どこだ!?どこで落とした?最後に使ったのは電車…?)
もこ(学校…!?学校はまずい…!!)
もこっちの頭の中で想定されるのは最悪の事態…。
拾った人物が同じ高校の生徒ならまず間違いなく中身を見られるという前提。
そして、多数の人間にその中身を共有され、
“持ち主がド変態”だとバレる、と。
本当に何が入っているんだ…?www

しかし、鋼のメンタルを誇るもこっちです。
独自の思考回路で、やがて落ち着きを取り戻します。
もこ(くそ…!落ち着け)
もこ(教室でチ●コ画像見てるのばれても生きている私だぞ!)
もこ(うろたえるな!!)
それは第5巻『[喪43]モテないし裸に興味を持つ』で起きた惨事…。
まさかあの事件が、もこっちの糧となり彼女を支える日が来るとは…!w

【わたモテ】第5巻 感想② 変化の足音、もこっちを見守り導く者の存在
前回に続き【わたモテ】の第5巻の感想となります。この記事で扱うのは第41話~第43話についてです。

もこっちがあれこれと頭を悩ませていたところで、お母さんから声を掛けられます。
母「小宮山さんって子から電話よ」

この時、もこっちの頭の中では嫌な予感が駆け巡りました。

子機を受け取り、電話に出るもこっち。
こみ『あんた図書室にスマホ忘れてったろ?』
もこ(最悪だ!!)
もこ(よりによって私に悪意を持った奴に拾われるとは…!)

こみ『図書室 鍵閉めたから持ってきたけど明日渡せばいいのか?』
もこ(明日…!?
もこ(持って帰られたらまずい すみずみまでスマホの中身を調べられコピーされる
もうめちゃくちゃなこと言ってますが、
これって逆に“自分だったらそうする”って言ってるようなもんなんじゃ…?w

もこっちの中で著しく評価の低いこみちゃんですが、
第8巻『[喪71]モテないし出発する』
第9巻『[喪79]モテないし自由行動する』など、
実はこれまで何度ももこっちに対して手を差し伸べている彼女。
まったく、もこっちも素直じゃないというか、鈍いというか…。

【わたモテ】第8巻 感想② 修学旅行編開幕!「乳首つまんでごめんなさい…」
前回に続き【わたモテ】の第8巻の感想となります。この記事で扱うのは第71話~第74話についてです。
【わたモテ】第9巻 感想① 修学旅行編終幕!「処女でも気にすることないよ」
今回は【わたモテ】の第9巻の感想となります。この記事で扱うのは第78話~第81話についてです。

もこ(仕方ない……)
もこ「私ん家持ってきて……」
こみ『は?嫌だよ 面倒くさい!』
渋るこみちゃんに対し、
一刻も早く携帯を取り戻したいもこっちは“最後の手段”を取りました…。

もこ「いいから来い… その携帯のデータとお前の望みのもので取引だ…」
こみ『はあ?』

こうして数年ぶりに現れた、もこっちの部屋への来訪者

第6巻『[喪47]モテないし昔の知り合いを思い出す』より、
中学時代は確かにゆうちゃんやこみちゃんが訪れた描写がありました。

【わたモテ】第6巻 感想① 紐解かれるこみちゃんの過去と現在、やっぱ変態
今回は【わたモテ】の第6巻の感想となります。この記事で扱うのは第47話~第49話についてです。

しかし、実は本編での描写を見る限り、
高校入学以来だと、これまで親族以外にもこっちの部屋を訪れた者はおらず、
今回のこみちゃんが最初の来訪者となりました…!
ゆうちゃんでも、ゆりちゃんでも、ネモでもなく、
こみちゃんである、というところが非常に興味深いところ。

もちろん、今回の“忘れ物”にまつわるお話の展開上
そうなったのはわかっていますが、ここはあえてちょっとだけ深読みしてみます。

自宅というのは、
言わば自分にとっての聖域であり、“本来の自分”でいられる空間です。
人目を人一倍気にし、趣味など隠し事の多いもこっちにとっては特にその意味合いが大きいはず。

そんな聖域へ誰かを招き入れる、という行為は
その人物との関係性に大きく紐づくものだと思われます。

強引に押し入られるのではなく、招き入れるということ。
もこっちにとっては、それこそ
自分の内面そのものを自らさらけ出すに等しい行為かもしれません。

今回、最終的にこみちゃんを自室に招き入れることができたのも、
彼女なら本来の自分”をさらけ出しても良い
そのような感情が裏で働いたとも考えられます。

そして、何よりここで触れておきたいのは、
このエピソード以降、現時点での最新話『[喪151]モテないし勝利する』までの間では、
私の記憶する限り、
もこっちが親族以外の誰かを部屋に招き入れたことはまだない、ということ。

皆さんご存知の通り、
彼女の人間関係、または内面までもがここからさらに大きく変化・成長していきます。
もしかすると今後、もこっちが誰かを部屋に招き入れる
そんなエピソードが描かれるかもしれません。
その際、一体誰が招かれるのか??
ぜひ注目していきたい内容です!!

=======※追記_ここから=======
すいません。。
長々と語っておきながら、今回のこみちゃん以降
誰も訪れていないというのは私の記憶違いでした…!w

高校に入ってからの初の来訪者はこみちゃんで今の所間違いないのですが、
このエピソード以降だと
第15巻『[喪143]モテないし3人で勉強する』にて、
ゆうちゃんこみちゃんがもこっちの部屋を訪れ、
同中トリオでの勉強会が開かれていました…!

親切な方がコメントで指摘して下さいました。

>親切な“通りすがり”の方
本当にありがとうございます!m(_ _)m
混乱させてしまい、申し訳ありませんでした…!

それを踏まえ、改めて。

やはり“彼女ら”からか…!というところですね!
過ごした年月の長さで人間関係など推し量れるものではありませんが、
こみちゃんはまぁとりあえず置いておいたとしても(w)、
ゆうちゃんがもこっちにとって特別な存在であることは明白です。
第6巻『[喪54]モテないし変わらない』の感想記事でも少し触れていましたね。

【わたモテ】第6巻 感想③ 同中トリオの邂逅、友達の友達は敵?それとも…
前回に続き【わたモテ】の第6巻の感想となります。この記事で扱うのは第53話~第55話についてです。

ただ、今のもこっちが再びゆうちゃんを自宅に招き入れた
ということが私的には非常に大きいことだと感じています。

ここからは結構長くなりそうなので、
第15巻『[喪143]モテないし3人で勉強する』の感想記事でまとめようと思います。

で、こうなると気になってくるのが、
高校で出会った友人の中だと、誰が最初の来訪者となるのか?ですよね。
今後はこちらにも注目していきたいと思います!(*´꒳`*)

こんな弱小ブログを見てくれている人が本当にいるのか、
ずっと不安だったんですが、
まさか初めて頂いたコメントが間違いの指摘・訂正コメントになるとは…!w
お恥ずかしい限りです…。。

コメントされていない方も含め、
今後ともよろしくお願い致します。m(_ _)m
=======※追記_ここまで=======

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わざわざ自宅までスマホを届けてくれたこみちゃんに対し、
もこっちが開口一番に告げたセリフがこちら。
もこ「どこまで見た?
こみ「あ?」
クズ過ぎるw
感謝の言葉ゼロ、疑いの眼差し100%w

もこ「スマホの中身だよ 画像とかメールとかブックマークとか…」
こみ「見てねーよ」

もこ「で 見たでしょ?私知ってるよ?
こみ「しつけーな だから見てねーっつーの…」

まるで尋問のようなやり取りを続けていましたが、
ここでようやくこみちゃんに対する考えを改め始めるもこっち。
もこ(こいつもしかしていい奴なの?盗撮犯でメガネのくせに!?

盗撮犯はともかく、全世界のメガネユーザーにあやまれw

しかし、それはそれで納得いかないようで…。
もこ(…なんだ?いい奴ならいい奴でむかつくな…)
もこ(こいつは私以下のゴミくずであってほしいのに……)
ゴミくずが言ってますw

もこ(しかし見てないとしたらこいつを家まで呼んだ意味ないな…)
もこ(口止めする為に呼んだわけだし)
もこ(んー…… どうしようかな……)
あれこれと思い悩んだ結果、
もこっちは“ある場所”へとこみちゃんを案内することに…。

そうして二人が訪れたのは智貴の部屋

もこ「…30分常識の範囲内で好きに使っていいぞ
こみ「えっ!?使う!?

こみ「で…でもでも…そんな勝手に使うとか…迷惑かかるかもしれない」
もこ「あっ…だったらもう帰ってもいいけど…」
こみ「ちょちょっ!?待って 待って!!」

智貴が部活でしばらく帰って来ないのをいいことに、
勝手に利用する姉…w
そして、満更でもないこみちゃんw

貴重なご褒美タイムを前に、こみちゃんは何をするかあたりを付けていきます。
こみ(クローゼット ゴミ箱!?
こみ(いや そんな間接的なものよりももっと直接的な…!)
こみ(ベッド!!

こみ「あ…あのベッドとかには 入るのもい…いいの?」
もこ「え…?あ…ああ…」
急にもじもじし始めたこみちゃんに対しイラつきながらも許可を出すもこっち。
しかし…。

こみ「じゃ…じゃあ…」
そう言ってこみちゃんが上着を脱ぎ出したところで、
さすがのもこっちも激昂…!

もこ「何 全裸になろうとしてんだ てめー!!」
こみ「えっ!?違っ!!制服シワになっちゃうから上だけ脱ぐだけ……」
こみ(全裸…!?その手があったか!!
思いつけばやったのかw

こみ「じゃ じゃあ」

そして、智貴のベットへと潜り込んだこみちゃん。
ベッドに身を預け、ひと呼吸…。
その時、新世界の扉は開いたのです…www

本当になんなんだこの一コマw
新たに宗教でも開きそうな悟り具合です。

一方、もこっちはというと、
もこ(こいつ見てても無駄だな)
と、こみちゃんをその場に残し、早々に自分の部屋へと戻ってしまいました。

やがて時間は流れ、智貴が帰宅…。

自分の部屋に入った彼は足元に制服の上着がたたまれていること、
そしてベットの膨らみを確認し、状況を把握。

智貴「出てけ」
勢いよく布団を引っぺがした彼は驚きます。
だって、全然知らない女の子が寝てるんですから…!w

智貴(誰だよ…?
正確には中学時代に出会っている彼らですが、
智貴は全く覚えていません…。
(※第6巻『[喪47]モテないし昔の知り合いを思い出す』などを参照)

【わたモテ】第6巻 感想① 紐解かれるこみちゃんの過去と現在、やっぱ変態
今回は【わたモテ】の第6巻の感想となります。この記事で扱うのは第47話~第49話についてです。

こみ「と 智子さんと~~……か かくれんぼしてて~…」
めちゃくちゃな良い訳をかますこみちゃんでしたが、
さすがにこれ以上は耐え切れず、
こみ「うわあぁ~~!!」
と黒木家を飛び出してしまいました!

その後、もこっちに報告、というより注意する智貴。
智貴「おい お前の友達 メガネと制服置いてったぞ」
智貴「人の部屋入らせんな……」
もこ「え!?あいつ帰ったの!?」
もこ(やべ 起こすの忘れてた!!
こみちゃんのこととなると、ちょくちょく記憶障害になるもこっちw

残されたこみちゃんの私物を前に、
今度は自分が届けなきゃいけないのか?と困り果てている模様。
と、そこで特に迷うことなくこみちゃんの携帯を手に取ります。

待ち受け画面が、第9巻『[喪88]モテないし負ける』での
野球部コスプレ衣装に着替えた智貴の姿であることを確認。

もこ(………人の携帯ってやっぱり気持ち悪いな……)
もこ(見なかったことにしとくか…)
とこみちゃんを咎めるつもりもなく、ちょっとした優しさを見せたもこっち。
いや、お前は人の携帯見るんかい!!www

【わたモテ】第9巻 感想③ 体育祭、うっちーのパンツで白メシかきこむ主人公
前回に続き【わたモテ】の第9巻の感想となります。この記事で扱うのは第86話~第88話についてです。

その頃、黒木家を飛び出したこみちゃんは息も絶え絶えになりながら、
智貴との久しぶりの再会に喜びをかみしめていました。
こみ(ああ でも3年ぶりに智貴くんと話しちゃった… しかもベッドの上で…)
こみ(あっどうしよう……恥ずかしいから走っちゃったけど)
こみ(外気で智貴くんの匂い消えちゃう…… あっバッグ!?

忘れ物より先に智貴の残り香の行方の方が気になるあたり、
コイツ、マジ者じゃねーか!!w

(※【喧嘩稼業】第4巻『第29話「実弟見つかる」』参照)
というところで第89話が終了。

修学旅行編の前後あたりから
新たな人間関係に焦点をあてたエピソードが続いていましたが、
久々にもこっちとこみちゃんの交流ががっつり描かれました。

似た者同士ではあるんですが、
もこっち:ゲス度強めこみちゃん:変態度強めという、
よくわからない棲み分けが成立していますw
“ぼっち”期間の長かった二人ですが
実際、ちょっとした覚悟さえあればどちらも一緒にいてすごく楽しそうですよね!
覚悟さえあれば…!!w

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◎[喪90]モテないし将来について考える

感想&考察

もこ(こんなの1年の時も書いたな…また書くのか……)
そう呟くもこっちが手に持っているのは進路希望調査票
彼女が言っている1年の時の出来事は、
第4巻『[喪31]モテないし中二病でも…』にて描かれています。

【わたモテ】第4巻 感想① 大好きな『おねえちゃん』からの贈り物とその意味
今回は【わたモテ】の第4巻の感想となります。この記事で扱うのは第28話~第32話についてです。

荻野「11月に三者面談あるからそれまでにちゃんと提出するように」
高校二年生ということもあり、
いよいよ進路に向けての動きが本格化してきました。

荻野先生の発言を受け、
将来についての会話をするネモと茜ちゃん(あーちゃん)。
茜 「陽菜ー将来の夢とか決まってるー?」
ネモ「決まってるよー おヨメさん
茜 「真面目に聞いてんだよ…」
ネモ「えーマジだけどー」


ここでのネモの発言は本心ではなかったということが、
このエピソードの終盤で明らかになりますが、
いずれやって来るネモと茜ちゃんの衝突に関しても
既にその布石はこの時点で打たれていたと言えます。

そして、第13巻『[喪129]モテないし教えてあげる』にて、
とうとう深刻化した二人の衝突は、
相変わらずな、もこっち独自の発想・発言により、
まさかの展開を見せて一気に終局を迎えることに…。

【わたモテ】第13巻 感想④ 「一家全員でやってるよ」事実と妄想が繋ぐ友情
前回に続き【わたモテ】の第13巻の感想となります。この記事で扱うのは第129話についてです。

一方、先のネモの発言を聞いていたもこっちは、
改めて自身の進路について見つめ直していました。
もこ(三者面談でニート宣言するわけにもいかないからな……)

自宅に帰ったもこっちは早速ネットでいろいろと調べた結果、
目に入ってきたのは『高校生の将来の夢ランキング』というもの。

第1位 学校の先生
第2位 公務員
第3位 保育士・幼稚園の先生
第4位 薬剤師
第5位 医者

もこ(凄い……どれもやりたくない…!!
全くもって食指が動かないもこっちw
結局どの職業にもやりがいを見出せないまま日々は過ぎていき、一週間後。

この日は三者面談当日
自分たちの番となり、もこっちはお母さんと一緒に教室へと入りました。
教室で待っていたのは、もちろん担任の荻野先生!

『高校生の将来の夢ランキング』を思い浮かべながらもこっちは改めて痛感します。
もこ(そして1位の学校の先生だが…)
もこ(憧れる要素が一つもないのだが)

荻野先生に対し、何かと苦手意識を持っているもこっち。
母も交えたこの面談ですが、もこっち自身はどこか上の空で…。

まず、荻野先生は、
もこっちが一応の進路希望として記入していた大学進学に触れ、
荻野「志望大学とか大学で勉強したいこととかあるの?」
と尋ねるも、大した動機の無いもこっちはしどろもどろ…。
見かねたお母さんが注意する程でした。

しかし、ここで荻野先生からフォローが入ります。
荻野「まだ時間はあるので親子でじっくり考えて決めたほうがいいですね」
母 「もう先のことまで決めてる生徒さんもいるんですよね?」

荻野「そうですね中には声優になりたいと言う生徒もいましたが…」
荻野「親御さんは大学進学を望んでいたので 演劇を勉強できる学部や」
荻野「そういったサークルが盛んな大学を薦めたりしました」

荻野「将来やりたいことがあれば大学や学部等具体的に決めていけると思います」

いつにも増して的確なアドバイスを出す荻野先生に対し、
もこ(……声優!?いや それより担任どうした!?)
もこ(いつもポンコツのくせに!?)
もこ(なりたい仕事1位の自覚が芽生えたのか!?

と、驚きを隠せないもこっち…!
だから君、クラスの中でもトップレベルでお世話になってるって…!w

もこ(後は私がぼっちだとかバレるようなこと言わなきゃOKだが……)
荻野先生に祈るような視線を送っていたもこっちでしたが、
それに気づいた荻野先生は、
『ぱち』っともこっちに対してウィンクを一発キメてきますw

これはさすがにちょっとイラっと来るw

すると、何を思ったのか
荻野先生はここからもこっちの交友関係に関して語り出しました。

荻野「授業以外では大人しく一人でいることが多いようです」
もこ(いきなり余計なこと言いやがった!!)

荻野「ですが安心してください
荻野「修学旅行で仲のいい友達ができて今は楽しく学校生活を送ってますから」
ここですかさず、
『バチン』ウィンクをもう一発!www

もこ(それやめろ 腹立つから)
もこ(結構最近までぼっちだったことバラされただけじゃねーか!?)

とまぁ、もこっちからすれば母親に知られたくないことまで知られてしまった訳ですが、
ここで見逃してはいけないのが、
荻野先生は修学旅行以降の、もこっちを取り巻く環境の変化
さらにはもこっち自身の変化ちゃんと把握していた

ということです。

第5巻『[喪40]モテないし周りにアピールする』での

「もう少し友達を作る努力をしなさい」

という発言に始まり、
第5巻『[喪42]モテないし何気ない日常を送る(2年生)』
第8巻『[喪69]モテないし班決めする』など、
これまで幾度となく、もこっちに熱く指導してきた荻野先生。

そんな彼女が、いち早くその変化に気づいていたという事実から、
荻野先生は本当に生徒一人一人をしっかりと“見て”、
そして“導いて”くれる教師なのだなあと改めて感じました。

【わたモテ】第5巻 感想① 卒業式が不安なぼっちは不審者で自己紹介も失敗
今回は【わたモテ】の第5巻の感想となります。この記事で扱うのは第37話~第40話についてです。
【わたモテ】第5巻 感想② 変化の足音、もこっちを見守り導く者の存在
前回に続き【わたモテ】の第5巻の感想となります。この記事で扱うのは第41話~第43話についてです。
【わたモテ】第8巻 感想① いつも通り、でも少し寂し気な最後のぼっち期間
今回は【わたモテ】の第8巻の感想となります。この記事で扱うのは第67話~第70話についてです。

そして、翌日。

もこっちは、荻野先生の口から出た
声優というキーワードが気になり始めていました。
もこ(にしても このクラスで声優目指してる奴って誰だ?)
もこ(まぁ みんながみんな無難な夢ばかりじゃないってわかって安心したわ)
ところが、この声優志望の生徒の正体が、思わぬカタチで明らかに…。

ホームルームが終わると同時に、
大量のプリントを抱えてネモの座席へと向かう荻野先生。
荻野「根本 はい これ資料ね」
ネモ「え?」

荻野「他の先生に聞いて集めたからよくチェックしといてね」
それだけ伝えると、荻野先生はその場を離れてしまいました。

茜ちゃんはネモの机に置かれた資料を確認して一言。
茜 「なんだ陽菜も普通に進学?」
茜 「文芸部演劇学科?こういうの興味あったの?」

そうです、声優を目指しているのはネモだったのです。
ただ、彼女には中学時代に苦い経験があり、
これまで自分の本心を隠したまま高校生活を送っていました。
詳細についてはまた別のエピソードで触れるとして、
荻野先生からの突然の支援にネモは困り果ててしまいます。

ネモからしたら、もうたまったもんじゃないでしょうが、この短期間で
おそらく本人は疎い分野の情報をこれだけ集めて来てくれるって…。
やはり、ここでも荻野先生の熱血っぷりが光ります。

何とか茜ちゃんからの質問をかわし、
ネモは急いで荻野先生を追いかけ、声を掛けました。
ネモ「あの先生?私の将来の事は内緒にしてほしいって言いましたよね」
荻野「もちろんわかってるわよ」
荻野「だから 絶対根本が声優目指してるなんて言わないわよ

言ってんじゃねーかwww
またしても『ぱちん』っとウィンクをキメる荻野先生に、
珍しくイライラするネモw

そして、この一部始終を見ていたのが、我らがもこっち…!
もこ(なんだ… みんな結局人には言えない夢を持ってるんだな)
もこ(それにしても やっぱり学校の先生はクソだわ…)
もこっちはもこっちで、消去法的発想により
将来の夢が決ま…いや、狭まるのであった…!w
というところで第90話が終了。

さぁ、いよいよネモの本格参戦が近くなってきました…!
今回は、まだもこっちが一方的にネモの秘密を知っただけに留まりましたが、
第10巻『[喪97]モテないし学食で食べる』ではこの内容を踏まえ、
もこっちと本当のネモ”との邂逅が描かれます。

また、今回もこっちとネモの間に生まれた荻野先生に対する“無神経”という共通認識。
第11巻『[喪107]モテないし気にかけられている』では、
この共通認識をベースに、
思わぬところで二人の波長がぴったりと合う様子が描かれています。
本当、荻野先生って物語を展開させるのに重宝するキャラクターですよねw
今の所、生徒からは全く支持されてるように見えませんがw

【わたモテ】第10巻 感想③ 本心を隠すリア充と本能で生きる主人公の邂逅
前回に続き【わたモテ】の第10巻の感想となります。この記事で扱うのは第96話~第98話についてです。
【わたモテ】第11巻 感想③ 理想との乖離が無い黒木、読める本が無い吉田
前回に続き【わたモテ】の第11巻の感想となります。この記事で扱うのは第107話~第109話についてです。
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◎[喪91]モテないし邂逅する

感想&考察

ある日の休み時間。
廊下を歩いていたもこっち、こみちゃん、
そして朱里ちゃんの三人はある場所で偶然出くわしました。

第9巻『[喪83]モテないし嘘をつく』より、
未だにこみちゃんのことを智貴のだと認識している朱里ちゃん。
そんな朱里ちゃんは第9巻『[喪88]モテないし負ける』での一件から、
もこっちに関しては智貴に対しての恋敵のように捉えています。

全てはこみちゃんがついたのせいであり、今回もそのによってとんでもない事態に…。

【わたモテ】第9巻 感想② 姉は日常の変化に戸惑い、弟はGENKANでS●X!
前回に続き【わたモテ】の第9巻の感想となります。この記事で扱うのは第82話~第85話についてです。
【わたモテ】第9巻 感想③ 体育祭、うっちーのパンツで白メシかきこむ主人公
前回に続き【わたモテ】の第9巻の感想となります。この記事で扱うのは第86話~第88話についてです。

挨拶を交わしたものの、何とも言えない気まずい空気が三人の間に流れ始めます。
そんな中、朱里ちゃんから二人へ素朴な疑問が飛び出しました。

朱里「あっその 二人はお友達…なんですよね?
もこ&こみ「え!?」

言葉に詰まる二人…。
既に嘘をついている手前、これ以上、場をややこしくしないためか、
こみ「あ…うん…まあ…」
と、こみちゃんが一応の肯定。
もこ「!?」
いつもと様子が異なるこみちゃんとその返答内容に驚くもこっち。
いや、もうイイじゃんw 友達でもw

すると朱里ちゃんから提案が…。
朱里「あっあのじゃあ… も…もし よかったら……」

そうして迎えたお昼休み。学食に再び集まった、智貴にゆかりのある三名。

もこ(なんでこいつらと飯食ってんだ?学食とかも初めて来たし……)

朱里(この機会にこの人がどんな人か)
朱里(そして智貴くんとどんな関係か色々聞かなきゃ!!)

こみ(やばい…!!この子についてたのバレる!!)
こみ(どうやってごまかせば…)

三者三様、ただのお昼ご飯とは思えない緊張感が漂っています…w
まず、口火を切ったのは一応の主催者である朱里ちゃん。
先輩をお昼ごはんに誘ったり、会話のきっかけを作ったり、
やはりもこっちやこみちゃんとは圧倒的にレベルの違うコミュ力を見せてくれます。
恋愛が絡んでさえいなければ、本当にまともな良い子なんでしょうね。

朱里「あっそういえばまだ自己紹介してなかったですけどね…」
朱里「私 井口朱里と申しまして」
もこ「あっはい…いや…そ うん! 私は…」
と、もこっちが自分の名前を明かそうとした、その瞬間…!
遮るようにこみちゃんが割り込みます!
こみ「こ こいつはもこっちだから もこっち先輩とか呼んであげて!!」
朱里「え!?あっはい」
もこ「は!?」

この子、自分のウソがバレまいと必死ですw

朱里「じゃあ もこ……もこっち先輩
もこ(野郎どういうつもりだ…?もこっち呼びは優しか認めてねーぞ!)
突然のピンチを何とか切り抜けたこみちゃんですが、
既に冷や汗ダラダラ…。もこっちからは怪しまれてしまいます。

すると、朱里ちゃんから早速本題が…。
朱里「あの先輩って智貴くんと仲良いですよね…お弁当作ったりとか…」
もこ「え?ああ まぁ……」
この場面!
この後の展開があまりにもインパクト強いので薄れがちなんですが、
個人的には結構衝撃的だったやり取りです。

なんと、もこっち自身は弟の智貴と仲良し、という認識だったんです…!!
思えば、いろいろと智貴から邪険にされてるイメージのあるもこっちですが、
それでも智貴への一方的なちょっかいは止むことなく、
基本的に本人は頼れる姉として立ち振る舞っているつもりのようでした。

第5巻『[喪41]モテないしポイント制にする』など、

(…もとはと言えば弟を見て思いついたものだし)
(私じゃなくあいつがやればいいんじゃないかな…)
(中学から逆高校デビューで精神的にきついだろうし)
あいつの為に書き直して渡してやろう)

と、結果はどうあれ、
智貴を思いやって行動することもしばしば。
第4巻『[喪32]モテないし年の瀬』の内容など、その顕著な例です。

もしかしたら、もこっちの先の発言は朱里ちゃんからの質問を
適当に流しただけの空返事だったかもしれません。
ですが、ここは咄嗟のことでもこっちから思わず本音がこぼれた、と受け止めると
黒木姉弟の関係性にもまた違った見え方が生まれてくるかもしれません。
まぁ正直、私としてはもともと仲悪いなんてこれっぽっちも思っちゃいませんが…!w

【わたモテ】第4巻 感想① 大好きな『おねえちゃん』からの贈り物とその意味
今回は【わたモテ】の第4巻の感想となります。この記事で扱うのは第28話~第32話についてです。
【わたモテ】第5巻 感想② 変化の足音、もこっちを見守り導く者の存在
前回に続き【わたモテ】の第5巻の感想となります。この記事で扱うのは第41話~第43話についてです。

それはさておき、
どうしても二人の関係が気になる朱里ちゃんは、
ここでド直球な質問をぶつけてきます…!
朱里「も…も…もしかして と 智貴くんと付き合ってたり… なんて…?」
もこ「はあっ!?」
こみ「っ!?」

当然否定しようとするもこっちでしたが、
またしてもこみちゃんがその発言を遮ります。
こみ「お前 弟と付き合ってんの!!?

もこ「いや だから付き合うわけないだろ つーかお前はわかるだろ」
こみ「うん!知ってる!!でもー 私の弟…くんだからー!!」
本当にギリギリで成り立っているこの状況…。

ただ、言質をもらった朱里ちゃんは一安心。
一方、こみちゃんはというと、
こみ(なんか疲れた もう全て白状して楽になるか…?)
限界寸前…!w

と、ここでもこっちは偶然学食にやって来た智貴を発見!
彼のもとへと駆け寄り、呼び止めます。

智貴「だから行かねっつーの」
もこ「じゃあさ ちょっとお前のこと聞かれたんだけど…」
もこ「あることないこと適当に答えてもいいか?趣味とか性癖とか」
黒木智貴は知っている、
“コイツを野放しにしてはいけない”ということを…!w

そんなこんなで、この女子会へまさかの智貴合流となりました!
智貴(げっ…この人俺のベッドに入ってた人だよな?)

こみちゃんを確認して早々に第10巻『[喪89]モテないし忘れ物する』の件を思い出す智貴。

そしてそのこみちゃんは、
こみ(もう無理!!100%無理!!)
こみ(本物の姉と弟いるのに偽の姉演じるとか絶対無理!!)
と、『Majiでゲロっちゃう5秒前』状態w

朱里「そ…そのお姉さんと仲良くしてもらっててそれで一緒にごはん食べてて…」
そこでこみちゃんを見つめる朱里ちゃんに智貴は困惑。
しかし、まだギリギリHPの残っているこみちゃんは最後の瞬間まで足掻きます…。
こみ「そーそー私とこの子仲良くてさー!!なー智貴ー!!
こみ(つらい!!
智貴「はぁ…」
智貴(なんだこの人?すっげーなれなれしい…)

いい加減、楽になれよw

余りにも常軌を逸したこみちゃんの様子に、隙を見ては行われる黒木姉弟のヒソヒソ話
そのごく自然なやり取りに、朱里ちゃんはちょっとした嫉妬心を抱いてしまいます…。

朱里(やっぱり 智貴君 この人と仲良いんだ…)
朱里(この人と私 何が違うんだろう……)

そして、かすかに聞こえてくる二人の会話…。

もこ「ほら昔 中学生のお前のチンチン見に来たこみなんとかさんだよ」
智貴「嘘つけ そんなやついたら忘れねーよ」
(※第6巻『[喪47]モテないし昔の知り合いを思い出す』参照)

その時、朱里ちゃんの全身を稲妻が駆け抜ける…!!

朱里(今チンチンって言わなかった!!?)

Welcome To The 黒木ワールド…!www
あと智貴は智貴で、もこっちの“公共の場でのチンチン発言”自体は特に気にしておらず、
これまでの度重なる姉の失言からモラルの概念がだいぶ歪んできてる感じですねw

【わたモテ】第6巻 感想① 紐解かれるこみちゃんの過去と現在、やっぱ変態
今回は【わたモテ】の第6巻の感想となります。この記事で扱うのは第47話~第49話についてです。

朱里ちゃんもさすがに聞き間違いだろうと、一度は気を取り直します。
朱里(いや 何下品なこと思ってるの私… そんなこと言うわけ……)

しかし…。

もこ「お前さっきからポケットに手つっこんでるけど」
もこ「勃起隠してるだろ?女3人に囲まれて」
智貴「バカじゃねーの」
ここまで慣れない状況にずっとぎこちなかったもこっちですが、
身近な存在の智貴が来たことで一転。
とうとうもこっちのスイッチが入ってしまいました…w

もこ「格好つけても私にはわかってるからな 隠してないんだったら見せてみろ!
智貴「死ねよ」
朱里(何この人さっきから下品なことしか言ってない!!)
こみ(嘘!!智貴くんが私で大きく…!!!

こうなると、もう手が付けられないもこっち。
朱里ちゃんはひらすらに困惑…!
ただ、それよりもこみちゃん、自重してくれ!www
智貴の勃起具合を確認するなw

しかし、恋心とは複雑なもので、こんなめちゃくちゃな状況であっても
意中の相手と自分には無い関係性を築いているもこっちに対し、
朱里ちゃんの嫉妬心はさらに大きく膨れ上がってしまい…。

朱里(でも友達同士でもこんな顔してる智貴くん見たことない……)
朱里(やっぱりこの人と友達以上の関係なんだ…)
朱里(そしてこれがこの人と私の違いなんだ)

朱里(…負けたくない 私も智貴くんとこうなりたい

これまで恋心をひた隠しにしてきた朱里ちゃん。
突然のライバルの出現に彼女は戸惑い、困り果てていました。
しかし今、現実を受け止め、彼女は自分の殻を破ろうとしています。
今こそ羽を広げ、飛び立つ時…。

そして、彼女はまだ見ぬ新しい自分と一歩踏み出したのです…!

朱里「私も見てみたいな 黒木くんのちんちん

ファーッwww 盛大にやらかす朱里ちゃんw
完全に制止する一同。

朱里「あ…あれ? あっ………」
ようやく正気を取り戻した朱里ちゃんは一気に赤面。

もこ「なんかお前に会いに来る奴ってみんなチンコのことしか考えてねーな…」
もこ「チンコがあればお前じゃなくていいんじゃね」
朱里「違っ」
こみ「ふざけんな!!」

朱里ちゃんはこみちゃんに助けを求めますが、
こみ「この子と違って私はそんなの目当てで智貴くんに会ったことねーよ!!」
こみ「いや興味はあるけど

と、バッサリ切り捨てられます…!www マジでひでぇな、コイツw

ここでようやく朱里ちゃんもこみちゃんのに気づき始めました。
朱里「え?え?ど…どういう…」

というところで予鈴が鳴り、智貴は我先にとその場を後にします。
あれ?智貴、この珍妙な女子会のせいでお昼ごはん食べれてないんじゃw

続いて立ち上がったもこっちは、
もこ「あんま弟のちんちん付け回すなよ 変態姉妹<シスターズ>

と、最後の最後で姉としての威厳を見せてくれました!w

そうして残されたシスターズの二人。
もう謝るしかない状況のこみちゃんは素直に謝罪します。
こみ「ご…ごめんなさい あ 姉とか…嘘ついてて……」

ところが、朱里ちゃんの様子がおかしいことにこみちゃんは気づきました。
怒り狂う訳でも泣きじゃくる訳でも無く、不敵な笑みを浮かべこう告げました…。

朱里「何がですか?あの人も…智貴くんのお姉さんも姉妹って言ってたじゃないですか?」
朱里「間違ってないですよ…」
朱里「これからもよろしくお願いしますね お姉さん

はやがて現実に…。
晴れて”の称号を勝ち取ったこみちゃんと、
どっぷりダークサイドに堕ちてしまった朱里ちゃん。
こうして結成された変態姉妹<シスターズ>…!
彼女らに輝かしい未来はあるのか?とにかく智貴のちんちんに幸あれ…!w
というところで第91話が終了。

とうとうこみちゃんのがバレてしまいましたね。
朱里ちゃんは本当に巻き込まれ上手と言いますか、
勝手にどんどん転げ落ちて行ってくれる感じです…w

第9巻『[喪88]モテないし負ける』の感想記事より、彼女についての記述を一部抜粋。

この体育祭編で、
“周りが見えなくなりがちな恋愛バカという新たな一面が明らかに…w

今回もその恋愛バカ具合が炸裂しておりました。
ただ彼女の場合、悲劇なのは周囲にもまた毛色の異なる“バカが潜伏しているところw
彼女の苦悩の日々はまだこれからも続く訳ですが、少しぐらい報われてほしいですよね。

こちらも以前の感想記事から一部抜粋。(※第9巻『[喪83]モテないし嘘をつく』参照)

これまでのもこっちとはまた別のベクトルでとことん報われない彼女は、
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!というタイトルからしても、
実は裏の主人公だったり…?w

【わたモテ】第9巻 感想② 姉は日常の変化に戸惑い、弟はGENKANでS●X!
前回に続き【わたモテ】の第9巻の感想となります。この記事で扱うのは第82話~第85話についてです。
【わたモテ】第9巻 感想③ 体育祭、うっちーのパンツで白メシかきこむ主人公
前回に続き【わたモテ】の第9巻の感想となります。この記事で扱うのは第86話~第88話についてです。

もし仮にそうだったとして、もこっちの歩んだ軌跡を彼女なりに辿るとすると、
朱里ちゃんが報われ始めるのは、修学旅行明けの高校二年生、10月頃から…。
うん、まあないでしょうw

というのも、本当の意味でもこっちの後を辿るべき存在はもう少し後に登場するからです…!
詳しくは、第15巻『[喪149]モテないし先輩になる』の感想で触れる予定です。
第12巻『[喪110]モテないし受験者を応援する』
第13巻『[喪132]モテないし先輩後輩の関係』などでも彼女は描かれているので
もしかしたら、そこで少し触れるかも…?

【わたモテ】第12巻 感想① バレンタイン、姉妹で解こう『ちんこの呪縛』
今回は【わたモテ】の第12巻の感想となります。この記事で扱うのは第110話~第113話についてです。
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【わたモテ】最新刊となる第24巻の店舗特典が公開されたので、今回はその内容を簡単にご紹介しながらまとめていきます。
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※本ページの情報は2020年9月時点のものです。
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◆まとめ

以上がわたモテ】第10巻の感想①となります。
長くなったので次の投稿に続きます。
それでは、また~(。・ω・)ノ゙

【わたモテ】第9巻 感想③ 体育祭、うっちーのパンツで白メシかきこむ主人公
前回に続き【わたモテ】の第9巻の感想となります。この記事で扱うのは第86話~第88話についてです。
【わたモテ】第10巻 感想② LGBTを語る主人公は弟想いでつり銭パカパカ
前回に続き【わたモテ】の第10巻の感想となります。この記事で扱うのは第92話~第95話についてです。

コメント

  1. 更新お疲れ様です。
    単行本15巻の初めに収録されるであろうゆうこみ勉強会で確か家に入れていると思いますが、私の記憶違いでなければ。

  2. 早速の訂正お疲れ様です。
    修正のコメだけでは失礼かなと思い、少し長くなるかもしれませんがコメさせていただきますね。

    わたモテに関して言えば序盤の頃の感想、考察、レビューがあまりない(というか閉鎖されてる)のでわたモテ4巻感想あたりだと結構ここグーグルでかかったんですけど、わたモテだけだとかからないのかもしれませんね。

    荻野先生については
    https://vitacosan.wordpress.com/2016/06/
    ここや、
    http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-77.html
    最大大手のここなどが当時と、少し過ぎたあたりの感想なので比べてみると興味深いかもしれませんね。
    荻野先生はリアタイで見てた人と後で読み返した人だと感じ方が違うと思います。
    そして最近では出番も少ないし最近からの人にとってはさほど興味惹かないのかもしれませんね。
    当時は批判がかなり多かったように記憶しています。
    既刊まで感想書かれたら、荻野先生特集してもいいかもしれませんね。

    感想考察は、時間をかけて詳しいところを除いたら、かなり読みやすく出来てると思いますがどうでしょう。
    12巻以降は感想、レビューされてるところも多いですが、11巻まではあまりないので楽しみにしています。
    最新刊に追いついた頃にまたコメさせていただきますね。