【わたモテ】第8巻 感想② 修学旅行編開幕!「乳首つまんでごめんなさい…」

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皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。

前回に続き私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(以下、わたモテ
第8巻の感想記事になります!

【わたモテ】第8巻 感想① いつも通り、でも少し寂し気な最後のぼっち期間
今回は【わたモテ】の第8巻の感想となります。この記事で扱うのは第67話~第70話についてです。
【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校1年生編)
今回は【わたモテ】の高校1年生編を対象とし、全キャラ毎にその登場回をまとめていきます。
【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校2年生編)
今回は【わたモテ】の高校2年生編を対象とし、全キャラ毎にその登場回をまとめていきます。

以下より第71話からエピソード単位で感想&考察を記述していきます。

◆【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】第8巻 感想②

▼感想&考察

◎[喪71]モテないし出発する

感想&考察

とうとう迎えた修学旅行当日の朝。
東京駅に着いたもこっちは集合場所を探し歩き回っていました。
その後、横を通り過ぎた学生を追うことで目的の場所へとなんとか到着。

しかし、ここでもクラスの輪に溶け込めないもっちは遠くから彼らを見つめるばかり…。
これがそのまま今のもこっちとクラスメイト達との間にある心の距離を表しており、
また、この修学旅行を機に変化していくものとなります。

時間になり電車へと乗り込んだ一行。
ここで、デッキ部分に立ち止まって会話する女子生徒の一人に注目。
第7巻『[喪58]モテないし無駄に過ごす』ではセリフのみだった加藤さんがついに登場です!
ようやくその容姿が明らかになった訳ですが、やはり今も昔も変わらずお美しい…!(o^-^o)

どこに座るかを話し合っていた彼女たちでしたが、そこへやって来た荻野先生から
「他のクラスに迷惑かかるから もう前から出席番号順に座りなさい!!」
と注意され、とりあえず座ることに。

一方、“好きなもの同士で”という悪夢が消え去ったことに安堵したもこっちは
(こいつ生まれて初めて教師らしいことした!!)
と、珍しく荻野先生を絶賛しますw

いや、君いろいろとお世話になってるからね!w

【わたモテ】第6巻 感想② 荻野先生のセリフは読者へのメッセージ???
前回に続き【わたモテ】の第6巻の感想となります。この記事で扱うのは第50話~第52話についてです。
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今回は【わたモテ】の第7巻の感想となります。この記事で扱うのは第56話~第59話についてです。

そして出来上がったのは岡田・加藤・黒木の横並び。
ここでの加藤さんのセリフに注目して下さい。

加藤「岡田さん達はグループ行動どこ行くの?」
岡田「銀閣寺と映画村とー」
加藤「あ 映画村行くの?じゃあ私達と一緒だー
岡田「まじでじゃあ一緒に回る

その後のエピソード、例えば第13巻『[喪124]モテないし友達の関係』などで
加藤さんが茜ちゃん(あーちゃん)のことを呼ぶ時は名前呼びに変わっています。

わたモテ】という作品において“呼称”は、
両者の関係性距離感を示すギミックとしてしばしば用いられています。
それ自体がテーマになったエピソードもあり、
第13巻『[喪126]モテないしあだ名で呼ばれる』ではもこっちネモの関係性が、
第14巻『[喪138]モテないし大学に行く』ではもこっちゆりちゃんの関係性が、
それぞれ呼称というギミックを通じて大きく変化した、ということが描かれています。

今回の描写を見る限り、この時点ではまだ加藤さんと茜ちゃんはそこまで仲が良い訳ではなく、
むしろこの修学旅行を通してその仲を深めたのだということが窺えます。

このように作中で直接的に描かれていない部分でも、
作品世界における時間の流れキャラ同士の交流を読み取れるということは、
キャラの脈動を確かに感じるための重要なファクターだと思います。
そして、そのような想像の余地を多分に設けてくれている作品には非常に読み応えがあり、
こういった作品に出会えていることは
一読者としてこの上なく幸せなことだと感じますね!(*´꒳`*)

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前回に続き【わたモテ】の第13巻の感想となります。この記事で扱うのは第125話~第126話についてです。

さて、そんな加藤さんと茜ちゃんの交流の横で、
これでもかとぼっちを発動させていたのがもこっち。
会話に参加できないもこっちは特に興味も無いしおりをペラペラとめくったり、
スマホをいじったり…。
気づいた時には隣に座っていた二人は席を立ちどこかへと去った後でした。

そこでもこっちもトイレへ一度席を立つことに。しかし、席に戻ってびっくり。
自分の座席周辺は別の女子グループに占領されてしまっていました。

その内二名は第5巻『[喪42]モテないし何気ない日常を送る(2年生)』以来の登場となる、
三家さん委員長の二人です。
このまま戻っても気まずいだけだと判断したもこっちは再びデッキへと向かいました。

【わたモテ】第5巻 感想② 変化の足音、もこっちを見守り導く者の存在
前回に続き【わたモテ】の第5巻の感想となります。この記事で扱うのは第41話~第43話についてです。

スマホを片手に特に何をする訳でも無く、デッキに一人でボーっと突っ立ていたもこっち。
そして、そこへ偶然通りかかったのはこみちゃんでした。
彼女はもこっちの存在に気づき、いろいろと察した上で一度は通り過ぎたものの、
再び戻って来て声を掛けました。

この一連の行動は今後の彼女の描写にも通じる部分があります。
普段は変態的な部分が際立ちますが、こみちゃんは
実は人一倍優しさ慈愛の精神を持ち合わせた人物なのではないかと私は思っています。
思えば、こみちゃんの方からもこっちの“ぼっち具合”をバカにしたような場面は
ほとんど見たこと無い気がします。

彼女が中学3年生で経験した一人ぼっちの学生生活。
こみちゃんにとってはそれが苦い思い出として今も尚鮮烈に残っており、
今のもこっちを見ていると当時の自分を重ねてしまって、放っておけないのかもしれませんね。

こみ「……何やってんだ?」
もこ「別に何もしてねーよ」

特に会話が続くこともなく、並んで外の景色を眺める二人。
そこで、ふとこみちゃんがあることを思い出しました。

こみ「…あー 成瀬さん写メ送ってって言ってたぞ…」
もこ「あー…言ってたな…」
こみ「と…撮るか?この先一緒になるかわからんし…」
もこ「え!!? あー…う うん…」

ということで二人並んで写メを撮ることに。

続けてもこっち側のケータイでも撮影。
普段なら絶対しない行動に思わず照れる二人ですが傍から見ればどう見ても“友達ですね!
どうもごちそうさまです!w\(^o^)/

目的地の京都までまだ1時間以上あるため、
もこっちは車両に戻って空いている席で寝たフリをしてやり過ごすことに決めました。

すると、車内でトランプをして遊んでいた男子グループの会話が聞こえてきます。
「はい罰ゲーム」「誰でもいいからツーショットだからな」「まじかよー…」「あっ
その流れでもこっちへ近づく一人の男子生徒…。『ピピッ カシャ』と鳴り響くシャッター音。
そして、続けて聞こえてくる男子グループの会話。

「汚ー寝てんのはナシだろー 寒いわー」「それにもうちょっとよー…

当然寝たフリをしていただけのもこっちは彼らの会話を一部始終聞いていた訳で…。

(京都にさっさと到着するか… トラブルで修学旅行中止になるか どっちかにしてくれ…)

早々にテンションがガタ落ちとなったもこっち。果たしてこの後も前途多難な展開が続くのか?
修学旅行編、いざ開幕!というところで第71話が終了。

さあ、いよいよ始まりました!!まだ新キャラとの交流などは特に無く、
旅行中でも変わらずぼっちを炸裂させるところは平常運転そのもの。
ここからどのようにもこっちを取り巻く環境が変化していくのか、じっくり追っていきましょう!

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◎[喪72]モテないし京都に着く

感想&考察

京都駅についた一行はそのままバスに乗り換え、最初の目的地である奈良公園へ。
鹿せんべいを与えながら、女子生徒たちはキャッキャと鹿の可愛さに興奮気味。
そんな集団を傍目にうずうずしていたもこっち。彼女も一人の女の子。
実は普通に可愛いモノが好きで、第2巻『[喪18]モテないし夏が終わる』では
猫に触れたことだけでテンションが上がるなど、等身大の女の子な一面も持ち合わせています。

そーっと鹿に近づくもこっち。
しかし…!鹿は彼女を通り過ぎ、そのまま別の女子グループの方へ…!w
おい鹿よ、一体何を感じ取った?w

そして次に訪れたのは、こちらも観光名所の一つである奈良の大仏!
ガ●ツで主人公にぶっ殺された大仏だな…)
風情なんてあったもんじゃありませんw

【わたモテ】第2巻 感想③ 女子中学生の庇護欲をかき立てる主人公
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一通りの観光を終え、再びバスに乗り込んだ一行。

ようやく辿り着いたのはこれから二日間寝泊りする宿泊先の旅館。
もこっちが案内されたのは『蝙蝠(コウモリ)の間』。
そしてついに集結する4班メンバーのもこっち・ゆりちゃんうっちー吉田さん

第8巻『[喪69]モテないし班決めする』で結成された4班
吉田さんが描かれるのはこのエピソードが初となります。

【わたモテ】第8巻 感想① いつも通り、でも少し寂し気な最後のぼっち期間
今回は【わたモテ】の第8巻の感想となります。この記事で扱うのは第67話~第70話についてです。

(さて…これからがほんとうの修学旅行<じごく>だ)
部屋に入るなり、早速身構えるもこっち。

(今日から3日間 まったく仲良くない奴らと一つ屋根の下 寝食を共にしなければならない)

まるで覚悟を決めるように彼女は改めて現状の把握を行いました。

ゆりちゃんを見ては(仲良くなる気がない奴)
うっちーを見ては(はなからつるむ気がない奴)
そして吉田さんを見ては(……こいつ誰だよ
まぁ、そうなるよねw

早速うっちーは友達のいる2班の部屋へと出て行ってしまい、残ったのは3名。
夕食まで1時間近く一緒に過ごさなくてはならず、沈黙に耐えられないもこっちはテレビをポチり。
「て テレビでも見るかなー… MXと千葉テレやってないんだねー ハハハ…」
その間も全く言葉を発しない二人…。

「そ…そうだ トイレ行ってこよー… ずっとしてなかったからなー…」

思わずトイレに逃げ込んだもこっちは語ります。

生ゴミうんこと同居してるほうがマシなレベル…!!)
(こんなのを3日間…!! 耐えられん…! 精神崩壊してしまう…!)

初日からもうギブアップ寸前です!w

一緒に過ごしている際に、沈黙の時間を耐えられるかどうか。
これも相手との親密度を推し量ることのできる一つの要素と言えるでしょう。
現状、もこっちはゆりちゃんや吉田さんと一緒にいる場合、
この沈黙という状況に対して苦痛を感じています。

しかし、第12巻『[喪112]モテないしバレンタインデーを送る①』
第14巻『[喪138]モテないし大学に行く』での描写を見る限り、
少なくともゆりちゃんとの関係性には大きな変化があったことが、
この沈黙の時間という一場面を切り取っただけでも窺えます。
そして、それは吉田さんに対しても同様でしょう。
ですが今のもこっちには到底想像もつかない未来なのです…。

【わたモテ】第12巻 感想① バレンタイン、姉妹で解こう『ちんこの呪縛』
今回は【わたモテ】の第12巻の感想となります。この記事で扱うのは第110話~第113話についてです。

トイレから戻ったもこっちは二人が部屋着に着替えていることに気づき、そこで驚愕します。
どちらも持参したオリジナルの部屋着なのです…!
しかし、自分が持って来たのは学校指定のジャージいう事実…。

一度部屋を出て他の生徒たちを確認しますが、皆同様に自由な部屋着に着替えていました。

(誰も学校のジャージなんか着てない……)
(全員コロコロバック持ってたり オリジナルの部屋着着てたり)
私以外で打ち合わせしてんの!?

思わぬところで再び疎外感を感じてしまったもこっち。
本当にもうどこまで追い詰められていくのか…w

そして時間は過ぎていき、夕食の時間。
相変わらず“もちゃもちゃ”と租借するもこっちの横から
「黒木さん達部屋で何してたー?」
と、気さくに声を掛けてくれたのはネモ

もこ「いや…特に…テレビとか見てたり…」
ネモ「そうなんだ明日どこ回るの?」
もこ「一応金閣寺とか…」
ネモ「あーいいねー 私達も時間あったら行こうかなー」

そう語る彼女の姿をまじまじと見つめるもこっち。

なんやこれ?めちゃカワなんやが?(*´꒳`*)

夕食を食べ終わり、再び『蝙蝠の間』へと戻った三名。
吉田さんはふいに「そういや明日って行く所決まってんの?」と、
一応班長であるもこっちに尋ねました。それに対するもこっちの返答がこちら。

ユ●クロ

今求めるは、安心と信頼の我らが『ユニクロ』!w
その偉大な功績に気づけたところで第72話が終了。

さてさて、ようやく役者が揃ってきました!
今となっては彼女たちのいないわたモテはなかなか想像できないという程に
主要な存在へとここから成長していきます。まだその本性も隠れた状態ですが、
現在の関係性との比較や心境の変化を追って行くだけでも存分に楽しめますね!

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◎[喪73]モテないし整えない

感想&考察

夕飯も食べ終え、もこっちは大浴場へ。いわゆるお風呂回というやつですね…!

女子高生だらけの大浴場。この状況に対し、読者以上に興奮している人物が。
はい、もこっちですw 周囲をキョロキョロと見回し、変態丸出しですw

そして「陽菜出よー」ネモを呼ぶ声が。この時描かれた足は間違いなく茜ちゃんのもの…!
もこっちは茜ちゃんの裸体をガン見してますw

さらに、お風呂場から出て行くネモの体もローアングルからしっかりと観察w

(まさかみんなが部屋着だけじゃなく 中身まで気を使ってるとは…!)

女子力とは何たるかを思い知ったもこっちですが、
そもそも女の子の裸体を舐め回すように見つめる女子高生は君しかいないw
しかしまさかこの時のネモの下半身チェックが後々のある“オチ”につながることになるとは…!
この作品、何が伏線になるかわかったもんじゃないw
(※第15巻『特別編8』参照)

入浴時間も終わり『蝙蝠の間』へ戻った三人は何をするでもなく、ただボーっと時間を過ごすのみ。
すると「ちょっと外出てくるわ」まずは吉田さんが退室。
部屋に残ったのはもこっちとゆりちゃんの二人。

しばらくするとゆりちゃんのケータイから着信音が。
内容を確認し、明らかにむくれた表情になるも何も返信しないゆりちゃん…。

そのような状況の中、部屋を訪れたのは田中 真子改め、まこっち
第8巻『[喪69]モテないし班決めする』以来の登場ですが、
彼女の容姿がしっかり描かれたのはこのエピソードが初となります。

【わたモテ】第8巻 感想① いつも通り、でも少し寂し気な最後のぼっち期間
今回は【わたモテ】の第8巻の感想となります。この記事で扱うのは第67話~第70話についてです。

まこ「ゆり ちょっといい?」
ゆり「なんか用?」


先程の着信はまこっちからのもの。
本来ゆりちゃんはまこっちと同じ班になる約束をしていましたが、
まこっちは他の友人から強引に誘われ、別の班へ入ることに。
そのため余りものになってしまったゆりちゃんはもこっちのいる4班へ入ることになった、
という経緯があります。

詳しくはわからないものの何となく状況を察しているもこっちは会話に参加することもなく、
我関せずとあえて知らんぷり。

まこ「LINE見たよね?」
ゆり「見たけど何?」

まこ「ちょっといいかな 外に
ゆり「ここで話せばいいでしょ」

まこ「ここだとちょっと…」
ゆり「……なんなのもう」
そう言って一緒に部屋を出て行く二人。

こうして部屋に残ったのはとうとうもこっち唯一人。依然何もすることの無い彼女は
(そうだ!あれでもやるか…)あることを思いつき、静かに立ち上がるのでした…。

一方、しばらく『蝙蝠の間』を離れていたうっちー
友達がいる2班の部屋でずっと遊んでいた彼女ですが、
荷物を取りに一時『蝙蝠の間』へと戻ることに。

部屋に入り(誰もいない…)そう思った彼女でしたが、その時洗面所から物音が…!

洗面所にいたのはもちろん、もこっち!
冒頭のお風呂場で知った皆の下半身の“お手入れ”事情。
それらを参考にし、今まさに自分のものを整えようというその瞬間…!

うっちーは見ていた…いや、見てしまった…!w

その直後、部屋に戻って来た吉田さんとゆりちゃん。
思わずうっちーはピシャっと洗面所のドアを閉めました。
部屋には堂々とジャージのズボンが落ちたままになっていましたが、
事情を知らない二人はそのまま座ってリラックスムード。
そして、状況を把握しているのはうっちーのみ…。

洗面所を振り返り、少し考えたうっちーは本来の目的であった自身の荷物をまとめた後、
何も言わずにそっと洗面所のドアを開け、ズボンを投げ入れたのです…。

(あんたらとは極力関わりたくないし 思い出も作りたくないんだから 気を付けてよ)

そう語りながらうっちーが『蝙蝠の間』を再び出て行ったところで第73話が終了。

このエピソード、少ない登場ながらうっちーの人間性が垣間見える内容になっていました。
最後のセリフの通り、彼女は他の三人と仲良くなる気がありません。
この修学旅行では2班にいる友達と楽しく過ごすことが彼女にとっての優先事項です。
ですが、最後の場面。このままではもこっちが何かしらの恥をかくという状況を把握した上で、
うっちーは手を差し伸べたのです。

恩着せがましく名乗り出ることもなく、また、誰に知られる訳でもなく、
他者に救いの手を差し伸べられる人間性
今後の展開から何かとネタにされがちなうっちーですが、
今江先輩ゆうちゃんとまではいかないまでも、
うっちーは彼女らに近しい程の清い心を持った存在だと私は認識しています。
まぁ多少の“歪み”は今後抱えることになりますが…w

2班の部屋を彼女が一旦離れた際の「早く戻ってこいよー」という友人からのセリフ。
ここからも読み取れるようにうっちーは友人から非常に慕われている存在だと見受けられます。
その要因の一端が今回のエピソードの最後の場面でよく表れていたように感じました。

ところで、4班のメンバーとは思い出なんか作りたくないと語ったうっちー。
しかし、第9巻『[喪80]モテないし修学旅行最後の夜』にて、
一生忘れられないような思い出ができることになるんですが、
今の彼女には知る由もありません…!w(*´꒳`*)

【わたモテ】第9巻 感想① 修学旅行編終幕!「処女でも気にすることないよ」
今回は【わたモテ】の第9巻の感想となります。この記事で扱うのは第78話~第81話についてです。
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◎[喪74]モテないし班行動する

感想&考察

一晩明け、朝食の時間。
既に着替え終わったもこっちやゆりちゃんとは違い、未だ布団にくるまって寝続ける吉田さん

ゆりちゃんから“そろそろ起こした方が良いんじゃない?”と言われ、
もこっちは渋々吉田さんを起こすことに。
しかし声を掛けても揺らしても、吉田さんは一向に起きる気配がありません。

「朝だよー…」
(くそ 全然起きねーこのヤンキー これ以上荒くすると起きた時キレられそうだし…)

そこでもこっちは布団の中に手を突っ込んでくすぐる作戦に出ます…。

『コショコショ』

『むにゅむにゅ』

くり きゅっ

明らかにニュアンスの異なる効果音が流れた直後、
起き上がって顔を真っ赤にしながらもこっちの頬を引っぱたく吉田さん!w
おはようございま~す♪\(^o^)/
モーニングセクハラが決まったところで、本編スタート!

そして早速注目したい今回の扉絵…!

こみ姉さん、朝から見せつけてくれますね~w
第8巻『[喪70]モテないし一人で買い物する』で触れた通り、
こみちゃんの尖ったファッションセンスがこれでもかと輝き始めています…!

さらに横に座る伊藤さんの引き気味な表情から、
会話内容もこれまた尖った内容になっているんだろうな~ということが容易に想像できます。
伊藤さん、ファイト…!w(*´꒳`*)

【わたモテ】第8巻 感想① いつも通り、でも少し寂し気な最後のぼっち期間
今回は【わたモテ】の第8巻の感想となります。この記事で扱うのは第67話~第70話についてです。

修学旅行二日目となる本日は初の班別行動です。
うっちーは前の宣言通り2班と行動を共にするため、
今回一緒に回るのはもこっち・ゆりちゃん・吉田さんの三名。
しかし、朝の一件からもこっちと吉田さんの間には不穏な空気が流れていました。

最初の目的地である清水寺へ向けてのバス移動中も一向に目を合わせない二人。
そんな二人の間に挟まれたゆりちゃんはどうしたもんかと困り顔。

吉田「おい空いたぞ 座れよ
もこ「ひっ!!?ど どうぞ二人で」

この場面、今後も度々描かれますが、
吉田さんの言葉足らずなんだけど根は非常に優しいことが伝わるやり取りです。
しかし、ビビりまくってる今のもこっちにとっては知ったこっちゃありません…w

ゆり「何されたか知らないけど謝ったら? はたいたんだし…」
吉田「はぁ?なんで私が頭下げんだよ 明らかにあいつが悪いのに!」

ゆり「何したの?」
吉田「…うるせぇな 関係ねぇだろ」

興味深いのは今回のエピソードにおけるゆりちゃんの立ち位置
もこっちと吉田さんの間を取り持つという表面上の意味合いだけではなく、
実は、自身とまこっちで仲違いしている現状を彼女が俯瞰的に捉え
自分自身にも冷静にアドバイスしている、という構図になっているんです。

バスを降り、今度はもこっちに話しかけるゆりちゃん。

ゆり「はたいた吉田さんが悪いと思うけど 今日こんな空気じゃ嫌でしょ?」
ゆり「謝って仲直りしよ
もこ「え?でも清水寺で土下座して動画撮られて晒されるのは……」
ゆり「いや そこまでしないでしょ 多分……

最後の方、ゆりちゃんもあまり自信ないところが笑えますw

しかし、このやり取りで決心のついたもこっちは吉田さんへと向き直り、
しっかりと自分の言葉で謝罪をしました。

乳首つまんでごめんなさい…」

これ、もこっちには全く悪気の無いところがむしろ救いよう無いと言えますw
当然“ケンカ売ってんのか?”とさらにブチ切れた吉田さんでしたが、
ゆり「まあ その謝ってるんだから……?ね?」
ゆり「悪気はないんだよね?」
そう言って間に入ったゆりちゃんにより、何とか事なきを得ました。

そうこうしている内に辿り着いた清水寺
そこから見える景色の美しさに息を呑む三人。

吉田「おー たけーなー」
続けて、間髪入れずにもこっちが一言。
もこ「や…やっぱりヤンキーだから高い所好きなの?」

この主人公、全く懲りていない…!w
再びブチ切れる吉田さんに対し、もこっちはゆりちゃんへSOS!

もこ「ちょ ちょっと仲裁して…怖いから」
ゆり「また!?」

ゆり「まあまあ」(なんで私がこの二人の仲を取り持ってるんだろ?)
ゆり(むしろ 友達とケンカしてこの班にいる私が)
ゆり(誰かに取りもってもらう立場だと思うけど…)

そう思っている彼女はまだ気づいていません。
本当にくだらない理由で繰り返されるもこっちと吉田さんの衝突を仲裁することで、
自身とまこっちとの間に生じていた亀裂はいつの間にか薄れ、
留飲が下がってきているという事実に…。

そして、三人はそのまま縁結びの神様が祀られている地主神社へ。
リア充カップルで溢れかえっている周囲を見つめ、お賽銭を投げ入れたもこっちは
(ここにいるみんなが無職ブ男職歴無しとご縁がありますように)
と、渾身の祈りを捧げていましたw

一方、そんなもこっちの様子に、
(なんか熱心に祈ってるけど好きな人でもいるのかな?)
と、ゆりちゃんはここに来てようやく本当の意味で
もこっちと吉田さんという二人の人間性に目を向け始めました。

(思えば黒木さんも吉田さんもどんな人か全然知らないな… 知ろうともしなかったし

(そんな二人とこうして修学旅行してるのは 何かの縁だったりするのかなぁ)
(恋人・親友・仕事仲間との巡り合い… 復縁・片思いにもご利益か……)

売られていた縁結びのお守りを見つめるゆりちゃんの胸中には、
一体どのような想いが駆け巡っていたのでしょうか…。

その後、三人が訪れたのは金閣寺。こちらも定番と言える観光名所ですね!
吉田「おーすげーーきれいだな」
先の清水寺でもそうでしたが、吉田さんは素直に思ったことを口に出して述べる傾向があり、
逆に言えば裏表の無い純粋な人物であるということが言えます。

そして“素直に思ったことを口に出す”といえば、もう一人…。

もこ「やっぱり金とか好きなんだね」
もこ「ヤンキーって成人式にキラキラの袴着たり卒業式に金色の刺繍のイメージあるもんね」

一度で良いから口に出す前に一考してくれ!w

再び助けを求めるもこっちを見つめ、ゆりちゃんは確信しました。

ゆり(とりあえず今日知ったことは 黒木さんって凄いバカってことだな…)

辿り着いたのは(この作品)世界の理…!w

三者三様、これまで決して交わることなく・全く異なる道を辿って来た三人。
彼女たちの物語はここでようやく交わり合い、
そして今新たな物語が生まれようとしている、というところで第74話が終了。

修学旅行編を振り返った時、まず私の頭に浮かぶのはこの三人で京都の観光名所を巡る一幕です。
この三人でのやり取りが修学旅行編を物語る代表的な一場面であるだけではなく、第8巻にして
ついに到達した、これより紡がれるわたモテの新たな世界観を物語っていると強く感じます。

そして何より重要なのは、もこっちの本質は今も昔も変わっていないということ。
もちろん数々の失敗から彼女も学び、少しずつでも成長はしています。
しかし、もこっちは依然もこっちのままなのです。
だからこそ、本当にどうしようもなく・でも放っておけない、
そんな彼女の良さに気づいてくれる人物が現れ始めたという事実が読者の胸を打つのです。

第1話から彼女がずっと夢見続けてきた尊くかけがえのないものを手に入れるまで、
残りあとわずか。
しっかり見届けていきましょう…!

【わたモテ】原作者ラジオ出演 トーク内容1「ラストシーンは…」
今回は【わたモテ】の作者である谷川ニコ先生がラジオ番組に出演された部分の内容について、注釈をはさみつつまとめていきます。(※2019.06.04放送分より)
【わたモテ】聖地巡礼:伏見稲荷大社「な?苦労して登ってよかったでしょ」
つい先日【わたモテ】聖地巡礼の一環として京都の【伏見稲荷大社】を訪ね、参拝してきました。今回はその時の模様を画像や動画を交えつつ順にまとめていきます。
【わたモテ】聖地巡礼:東京ディズニーランド「こいつブルってやがる!」
つい先日【わたモテ】聖地巡礼企画 第2弾として【東京ディズニーランド】へ行ってきました。今回はその時の模様を画像や動画を交えつつ順にまとめていきます。
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◆投稿動画

▼イベント紹介動画

わたモテチェンソーマンなど、大好きなエンタメ作品のイベント開催時は
できる限り実際に参加し、その都度『紹介動画』を作成してきました。

これまでに作成した紹介動画』は全てYouTubeで公開していますので、
何か気になる作品・イベントがありましたら、どうぞお手隙の際にでもご確認下さいませ。

▼聖地巡礼動画

現在、YouTubeで【わたモテ】の聖地巡礼動画を公開しています。
第1弾:【伏見稲荷大社】
第2弾:【東京ディズニーランド】

原作で描かれた“あの日々の追体験として、どうぞお楽しみ下さい。
また、皆さんが聖地巡礼する際の参考にでもして頂ければ幸いです。
チャンネル登録の程、何卒よろしくお願い致します。m(_ _)m

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◆まとめ

以上がわたモテ】第8巻の感想②となります。
長くなったので次の投稿に続きます。
それでは、また~(。・ω・)ノ゙

【わたモテ】第8巻 感想① いつも通り、でも少し寂し気な最後のぼっち期間
今回は【わたモテ】の第8巻の感想となります。この記事で扱うのは第67話~第70話についてです。
【わたモテ】第8巻 感想③ 黒木・田村・吉田、三人で得たかけがえのないもの
前回に続き【わたモテ】の第8巻の感想となります。この記事で扱うのは第75話~第77話についてです。

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