皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
別サイト掲載分からの移植記事(※2014年11月の投稿記事)になります。
(※別サイトの同記事は削除済み)
前回に続き【寄生獣】の完全版 第2巻についてご紹介をさせて頂きます!
前回は1冊全て読み終えてからの感想でしたが、
今回は1話ずつ読み終えた段階での感想となります。(※追記:2014年時点)
それでは以下よりエピソード単位で感想&考察を記述します。
目次
◆【寄生獣】完全版 第2巻 感想
▼感想&考察
◎第10話 こだわり
感想&考察
第1巻で数話にかけて描写されていた「泉 新一」という人間の変貌に関して、
ついに明確な言及がありましたね!
ミギーの体は神経や体液によって新一の脳にもつながっており、
その影響で何か変化が起きたのかもしれないそうです。
それが「混じってる」ということなんでしょうか?
しかし、それを知ってしまった新一は複雑な心境でしょう。
“今の自分の物事の考え方・捉え方は、果たして以前通りだろうか?”
“こんな結論を今までの自分であれば出しただろうか?”
内面の変化とはなかなか自身では気づけないものですからね。
思考の変化があった場合、それは単なる成長によるものなのか、ミギーの影響によるものなのか。
今後の新一の悩みの種になりそうです。
今回のエピソードはそれらを踏まえた上で、
「人間としての思考とは?」、「人間だからこそ譲れないものとは?」
等がテーマとなっていたように感じます。
新一の
「人間には……引くに引けねえ時ってのがあるのさ………」
「そこがおまえらと違うところだ!」
という場面はシビれましたね!
今回から登場した加奈さんですが、もう完全に新一の虜じゃないですか!(笑)
ちょっと悪ぶってるくせに、わざわざ新一の学校まで行って帰りを待ったり、後をつけたり、
おまけに最後には体育座りでもの思いにふけったり…。
加奈さん、乙女過ぎるでしょ!w
今後、加奈さんがこの作品にどのようなエッセンスを加えてくれるのか楽しみです!
◎第11話 別れ
感想&考察
ヤバイヤバイヤバイ!!!
ついに、「頭」から「頭」への移動が描写されたとか、加奈さんに特殊能力があったとか、
今回もいろいろありましたが、そんなことよりも!
新一のお母さんが大変なことに!!
改めて申し上げますが、現在私はエピソード単位で読み終えるごとに
この「感想&考察」の記述を行っており、この後の展開を一切知りません!
(※追記:2014年時点)
なので、ちょっとしたパニック状態です!
今回出てきた新たな寄生生物の人型は、
冒頭の記述によると交通事故までは「無個性派」であったとのこと。
このエピソードを見る限り、まだ何か特徴的な個性が表れているとも思えないので、
この後に何かまだあるということでしょう。
そうなると、新一のお母さんの安否が絶望的になってきます。
可能性として、新一とミギーのように、
新一のお母さんと共存するカタチで「寄生」される展開も考えられます。
その場合、まさかの母子での殺し合いが描写されるということもあるのでしょうか?
また、新一のお父さんの様子を見る限り、戦闘があった模様。
しかし、それでも生きているということは、最悪の自体は避けられたということでしょうか?
もうドキドキとワクワクが止められません!(笑)
◎第12話 胸の穴
感想&考察
うわぁ~何てことだぁあー!!!。゚(゚´Д`゚)゚。
新一のお母さんはもう……。。
ミギーの「ブザーを押さないな」あたりから嫌な予感はしていました。
新一の「なんでヤツがうちの……玄関のカギをもってんだよ」で覚悟しました。
そして、見開き2ページを使った新一のあまりにも冷静な
「はいってきちまったじゃねえか……」で震え、次のページで絶望しました…。
今回のミギーによる新一の蘇生によって、
より新一とミギーの肉体的な結びつきが強くなったように思われます。
それは今後の戦闘や日常生活に影響が出てきそうです。
もしかすると、思考回路にすら影響を及ぼすかもしれません。
最後に新一が見せた、「ヤツを……」の表情は重大な決意を固めたように見えました。
しかし、新一は本当に戦うことができるのでしょうか?
声や容姿は愛する母そのものなのです。
これ程に残酷なことがあるのでしょうか。。
次のエピソードも心して読ませて頂きます。
◎第13話 出ない涙
感想&考察
冒頭の船でのシーン。
ミギーによる蘇生の影響か、それとも覚悟を決めた影響か、
それら新一の内面の変化が表に出てきているように感じます。
新一がようやく父と病室で再会できた場面で、今回のタイトル通り、
凄くつらいはずなのに涙が少しもあふれてこなかったのは先程の内面の変化からでしょうか?
それとも、今は悲しみよりも憎しみがより強くなってしまっているからでしょうか?
どちらにしても、新一にとってはとても残酷な現実です。
母の頭部を奪った寄生生物が再び自分の父を襲いに来ると
確信している新一は、病院の裏にある民宿に泊まることになりました。
そこは、今回から登場した女子中学生・早瀬真樹子の実家だったわけですが、
彼女もこの戦いに巻き込まれていくのでしょうか?
前回の蘇生以降、ミギーはまだ眠ったままなわけですが、
ミギーが再び目覚めた時、蘇生による新一との肉体的な強い結びつきによって
もしかするとミギー側にも変化が見受けられるかもしれませんね!
展開の早い作品ですから、次のエピソードではもう戦いが始まってるかもしれず、
ページをめくる度にドキドキしてしまいます!(笑)
◎第14話 仲間
感想&考察
情報量が多くて頭の整理が追いつきません!w
まず、ミギーに「弱点」ができてしまいました!
それは、1日のうちの約4時間ほどの間ミギーは完全に眠ってしまうというもの。
新一の右肩から長時間離れたことが原因とのことでした。
蘇生による変化はてっきり強化方面のみだと推測していたんですが、
まさかこんなにもはっきりとした弱点が生じてしまうとは。。
一方、新一の身体能力はかなり強化された模様。
このエピソードでの明確な言及はなかったものの、
冒頭でのマキちゃんの足音(気配?)を素早く感じ取った感知能力や
他の寄生生物の接近を知ってからの足の速さ、
そしてジャンプ力は人間の域を軽く超えているように感じます。
戦闘面において今までミギーに助けられてばかりの新一でしたが、
上記の要素によって今後は「A」と戦った時のように新一が積極的に戦闘へ介入、
そして、ミギーが眠っている間は新一の強化された身体能力でカバーという展開になるのでしょうか?
そうなると、相棒としてまさしく「肩を並べて戦っていく」ということになりますね!
さらに、タイトルの通り今回はついに寄生されながらも人間の脳が残った人物、
つまり新一とミギーの「仲間」が登場しました。
彼らが本当の意味で「仲間」となるのかはまだ分かりませんが、
やはり脳への寄生を免れた人物は今後も出てきそうですね。
しかし気になる点が一点。
今回登場した彼は顔の下半分から首すじの前側あたりまでに寄生されてました。
ミギーの場合、新一の血液から養分をもらって生きています。
彼に寄生した寄生生物の場合はどうなるのでしょう?
顔の下半分に寄生している関係上、自身で食事し栄養を取ることができるような気もします。
もしかして、宿主の意思に関係なく、人間を食べてるんじゃ・・・。。
例のごとく、単なる私の考え過ぎであり、
岩明先生の手の上でコロコロと転がされているだけな気もしますが!(笑)
◎第15話 消えた30%
感想&考察
前回の感想で宇田さん(※今回名前が発覚)達のことを怪しんでいた私ですが、
すいません!すごく良い人(?)達でした!(笑)
しかし、宇田さんが泣き上戸で感情が高ぶりやすく、
より人間味があるキャラクターとして描写されればされる程、
現在の新一の冷静さがどこか人間とは異質なものに見えてきてしまいます。
そのような新一の内面の変化に影響したと思える事実が今回あきらかになりました。
ミギーのもとの体全体の30%は新一の全身に散ってしまったとのことです。
もしかすると、脳にまで・・・。。
そして、ついに新一のお母さんに寄生した「宿敵」が現れました!
しかし、こんな状況にも関わらず、ミギーが眠りに入ってしまい、新一は窮地に。
宇田さんはもっと窮地に!w
いやぁ~、そろそろ決着がつきそうなのですが、
果たして新一は本当に母の体に刃を向けることができるのでしょうか。。
次のエピソードもまたまた心して読ませて頂きます!
◎第16話 旅の終わり
感想&考察
戦いは終わりました。。
新一の強化された身体能力は
「敵の攻撃が少し見切れるようになる」程度のものだと思っていたのですが、
まさかの圧倒でした。
今回ミギーは眠りについており戦闘には参加しませんでしたが、
今後新一とミギーが共闘するということになった場合、とてもつもなく強い存在になるでしょう。
しかし、それだけに今後の展開を考えた場合、
いずれ現れるであろう敵もまたそれだけの化け物になるということに。。
懸念していた、新一が止めをさせるのかという問題ですが、
結果、やはりできませんでした。。
ここの描写は本当に心揺さぶられるものがありました。
母の右手の火傷は、新一にとって“母からの無償の愛”を意味します。
それが目に入ってしまってはもう・・・。
しかし、宇田さんが述べていた通り、新一がやってはいけなかったのです。
それこそ、もう人ではなくなってしまう。
蘇生後、内面が大きく変化したように見えた新一でしたが、
まだ人間の感情をしっかり持っていてくれたことに安心しました。
戦いの疲れからか、半ば倒れ込むように深い眠りについてしまった新一ですが、
人間離れしたあの動きはやはり体に相当な負担を与えているのでしょう。
しばらくは新一達に安息の日々があることを祈ります。
◎第17話 変貌
感想&考察
いやぁ~、一気に「変貌」しましたね!
第1巻の頃から少しずつ、かつ丁寧に
「泉 新一」という人間が別の何かに「変化」していく過程が描かれていたからこそ、
この急激な「変貌」にも説得力があります。
ここら辺の描写を怠ってしまうと、
「いや、髪型変わっただけじゃん!」ってなっちゃうんですよねw
第1巻で見受けられた以下のような村野さんとのやり取りが分かりやすい例です。
第2話
村野「きみ……泉 新一くん……だよね?」
新一「なっ何言ってんだよ あたりまえだろ」
第3話
村野「きみ……泉 新一くん……だよね?」
新一「ああ……もちろん」
第17話(※今回のエピソード)
村野「きみ……泉 新一くん……だよね?」
新一「……さあ どうなのかな……」
実際にこうしてセリフを時系列順に並べて比較してみると、
ついにここまできてしまったのか、と
胸を締め付けられる思いでいっぱいになります。
村野さんはここまで変わってしまった新一を受け入れてくれるのでしょうか?
そして加奈さん!
「あいつだ……近くにあいつがいる!」
「すごい!何でわかるのォ!?やだ あたし!」
可愛過ぎるよ!(笑)
相変わらず乙女だなぁ~w と、うっかり見逃すところだったんですが、
最後のシーンでミギーは加奈さんの存在に気付いてじっと見つめているんですよね。
これ、もしかすると次の章では
加奈さんが大きく関わってくるということなんでしょうか??
加奈さんの今後が心配です!!
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▼まとめ
以上が【寄生獣】完全版 第2巻の感想となります。
怒涛の第1巻に比べ、今回は重厚で胸が締め付けられるようなエピソードがぎっしりでした。
展開は相変わらず早く、無駄なエピソードも無いので
「引き伸ばし」というものを一切感じません。
また、前回同様、当時雑誌に掲載された読者の質問&作者の回答ページがあるのですが、
読者による「ベスト1の映画は何でしょうか?」という質問に対して、
「最近観た中では、『ターミネーター2』。」
という回答が出されていることに時代の流れを感じました!(笑)
『ターミネーター2』の劇場公開よりも前から連載されていたとは、
本当に色あせない作品ですね!!
今回のように1話毎にじっくり「感想&考察」を書いていくってのは楽しいですね!
1冊分一気に読み終えるよりも、1話1話をより深く楽しめている気がします。
ただ、読み終えるのにものすごく時間がかかってしまうんですがw
今後も時間を見つけては、ポチポチと更新していきます!!
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙
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