皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
今回は【チェンソーマン】コミックス全11巻の表紙イラストへ注目し、
そこに込められたメッセージや意図を順に考察していきます。
目次
◆【チェンソーマン】考察:表紙に潜む『心』の立体構造
▼はじめに
2020年12月発売の週刊少年ジャンプ2021年2号にてついに最終回を迎えた【チェンソーマン】。
当時の近況報告でも触れた通り、その勢いのままTVアニメ化決定や『第2部』連載決定など、
“次の展開”へ向けた情報が続々と解禁され、連載終了となった今でもなお
本作には多くの期待と関心が寄せられています。
(※2020年12月15日の近況報告を参照)
そして2021年3月4日(木)にはいよいよ最終巻である第11巻が発売され、
これをもって【チェンソーマン】のコミックス刊行もひとまずの区切りを迎えます。
=======※追記_ここから=======
TVアニメ【チェンソーマン】のティザーPVがついに解禁となった一大イベント、
『MAPPA STAGE 2021 -10th Anniversary-』に関してその内容を時系列順に整理し、
1本の記事としてまとめました。
ティザーPVの掘り下げやトーク内容の補足など、注釈をはさみつつまとめていますので、
お時間のある時にでもどうぞご確認下さいませ~m(_ _)m
=======※追記_ここまで=======
つい先日には第11巻の表紙イラストが公開され、
これで『第1部』としては全てのイラストが出揃ったことに。
そこで、前々から掘り下げたいと思っていた
“表紙イラストに込められているメッセージや意図”についてこの機会に一度まとめておこうと、
こうして記事作成に取り掛かった次第です。
なお、大前提として以下より記述する内容は過去の『伏線』まとめの記事同様、
“私の勝手な妄想の産物”であることは言うまでもなく(笑)、
そのあたりはご了承の上で読み進めて頂けると幸いです。m(_ _)m
また、2021年2月20日の近況報告でも少し触れましたが、アニメ化前の段階にもかかわらず
本作の商品展開に関しては日々新しい情報が流れており、読者だけではなく
売り手側の期待値も非常に高いことが窺えます。
せっかくなので記事の後半では現在発覚しているグッズ情報もいくつかご紹介したいと思います。
こちらに関しては都度追記していく予定ですので、どうぞ合わせてお楽しみ下さいませ~。
ということで、今回の構成は大きく以下の二項目となります。
▼表紙イラストの考察
▼グッズ情報
=======※追記_ここから=======
『▼グッズ情報』へ新グッズ5点を追加。(更新日:2021年4月24日)
=======※追記_ここまで=======
それでは以下より順にまとめていきます。
▼表紙イラストの考察
◎第1巻 犬とチェンソー
始まりの第1巻。まずは“顔見せ”ということで
ドドーンと我らがチェンソーマンが単独起用されていますね。
最初に浅い部分から触れるとすると、【チェンソーマン】のコミックスでは
“各表紙イラストの中に巻数が隠されている”ってのは有名なところでしょうか。
こちらは第1巻なのでどうとでも受け取れますが、
チェンソーマンの左足が綺麗に『1』の形になっているので私の場合はここだと認識しています。
このように“謎解き”みたいな楽しみ方もできる素敵なイラストな訳ですが、
今回私が掘り下げたいのはここから。
全巻共通して印字されている『チェンソーマン』のタイトルロゴに注目して下さい。
よく見ると“タイトルロゴの中に奥行きが存在している”という事実が浮かび上がります。
わかりやすくタイトルロゴを『チェンソー』と『マン』のブロックで切り分けた場合、
『チェンソー』のブロックは中央に描かれているチェンソーマンよりも奥に、
『マン』のブロックはチェンソーマンよりも手前に配置されていますね。
ものすごく単純に解釈すると“立体的な絵として映える見事な構成だな~”という感じですが、
ここをもう少し深く読み解いていきましょう。
『チェンソー』とは“悪魔の象徴”、『マン』とは“人間の象徴”と捉えることができます。
その上で改めて第1巻の表紙イラストを見た場合、
彼(※デンジ)は“悪魔”を奥底(裏)に宿しながらも現実(表)を“人”として生きる存在、
つまりはこの頃のデンジ自身の『心の在り方』が表現されていると解釈できるのです。
(※第1巻『[第1話] 犬とチェンソー』参照)
さらに付け加えると、今度は描かれているチェンソーマンのヘッド部分、
このチェンソーがものの見事に『チェンソー』と『マン』の間に差し込まれている点に注目。
“チェンソーマンとはその刃で人と悪魔を引き裂く存在”となるのか、はたまた
“チェンソーマンとはそのチェーンで人と悪魔を繋ぐ存在”となるのか、
いわば今後の展開に向けてのちょっとした“投げかけ”だったとも読み取れます。
どこまでが意図通りなのかは判断しかねますが、
少なくともそう読み解ける余地が多分に含まれた非常に素晴らしいイラストだと感じます。
………てな具合ですが、どうですか?冒頭で述べた通り“勝手な妄想”してるでしょ?w
こんなのがあと10冊分も続きますよ~\(^o^)/
◎第2巻 チェンソー VS コウモリ
第2巻の表紙では愛しき相棒、パワーちゃんがご登場!
巻数表現ですが、手前に突き出された彼女の右足に注目すると
ズボンのしわで『2』が刻まれていることがわかります。
当初は、本編で一度しか使用されていない鎌がわざわざ添えられているので
“これは『2』の曲線を表現するため”とか思っていましたが、それだと
他のコミックスの表現と比べて雑すぎるため、やはり“ズボンのしわ”の方が有力かと。
(※第7巻『[第59話] めちゃくちゃ』参照)
そして先程と同様にタイトルロゴとキャラの位置関係に注目してみると、おもしろいことに
鎌だけが例の奥行きを示す描かれ方になっていて、パワーに関しては
『チェンソー』よりも『マン』よりも手前に配置されていることがわかります。
“悪魔”も“人”も関係なく、前に飛び出し己が道をただひたすらに突き進む。
まさに唯我独尊、これぞパワーの真骨頂!
このように彼女のキャラクター性を物語った構成になっていて、やはり第1巻のデンジと同様、
この表紙イラストの中でパワーの『心の在り方』が表現されていると感じます。
(※第11巻『[第91話] パワー・パワー・パワー』参照)
さらにここをもう少し深読みしてみると、
彼女自身は“悪魔”も“人”も(結果的には)平等に捉えているにもかかわらず、
彼女の能力は“悪魔”と“人”を引き裂くものであると解釈することもでき、
もしもこれが彼女の未来図なのだとしたら何とも悲しい限り…。
それはそうと、こんな意味合いで表紙詐欺をしている作品を私は他に知らないw
(※第2巻『[第12話] 揉む』参照)
◎第3巻 デンジを殺せ
第3巻の表紙では姫野先輩(※以下、姫パイ)が単独起用されており、
アンニュイな立ち姿で読者一同をお出迎え!
当時は“これ、どういう場面なんだろう?”とか思っていましたが、
今となってはその意図も明らか。巻数を表現するためのポージングだったんですね。
わざわざ触れるまでもないかと思いますが、
姫パイの右腕・ジャケットの裾・姫パイの右腰、それらのラインで綺麗な『3』の出来上がり。
そして肝心のタイトルロゴとキャラの位置関係ですが、やはり彼女も第1巻のデンジと同様、
“悪魔”を奥底(裏)に宿して現実(表)を“人”として生きる存在、そのように描かれていますね。
しかし、デンジと同様なのはあくまでも表面上に限ったお話です。
冷静沈着で大人な雰囲気を漂わせる姫パイですが、
彼女は『早川アキ』という存在に依存することでなんとか平常心を保っているにすぎない、
至って“まともな”人間であるということは第2巻『伏線』まとめ記事の中でも触れた通り。
(※第3巻『[第18話] チェンソー VS 永遠』参照)
一方のデンジは常に己の欲望に対して正直に生きようとしている、まさしくこの世界の異端児。
以下、第1巻『伏線』まとめ記事より一部抜粋。
いいものが食べたい・女性を抱きたいと己の欲望に従順な彼は日々周囲を呆れさせますが、
子供のように純粋な彼の姿が作中においてひと際眩しく輝いているのもまた事実。
(※第2巻『[第10話] コン』参照)混沌とした世界の中で復讐や使命に燃える者たちが周囲を固める一方、
もはや普通の人間ではないにもかかわらず己の欲望に正直に生きる彼こそが
誰よりも人間らしく生きている、そんな皮肉の効いた構成になっているのです。
デンジが“人”として生きることを望んでいるのに対して、
姫パイの場合は“人”としての自分を捨てることができないのであり、
その二人がこうして同じ奥行き・位置関係で表紙へ描かれることで
むしろ『心の在り方』の違いがより際立つという結果を生んでいますね。
そんな二人が例のトラウマ交流を経て独自の関係性を築こうとしていた矢先のあの展開…。
ホント、藤本先生は読者をとことん翻弄してくれますよw
(※第3巻『[第22話] チュッパチャプス コーラ味』参照)
◎第4巻 銃は強し
第4巻の表紙では早川アキ(※以下、アキ)が登場!
巻数表現に関しては第3巻と同じくらいわかりやすいでしょうか。
右腕で血をぬぐう姿が最高にイケメンだな~という印象だったのが、
今や“そのため”に無理矢理ポージングをさせられているようにも見えてしまう不思議。
一応ですが、右腕で斜め線・ネクタイで縦線を描いて『4』が浮かび上がります。
さて、今回は位置関係が非常に意味深なものとなっていますね。
まず“悪魔の象徴”である『チェンソー』のロゴが後ろに追いやられているのはこれまで同様。
一方、“人間の象徴”である『マン』のロゴに関してはその半分がキャラの後方に、
もう半分がキャラの前方に位置しています。
長らく共に歩んできたバディの死と己の無力さに直面したことで、
これまで以上に復讐や使命に心血を注いでいく、それが第4巻でのアキの姿でした。
半ば“人”としての心すらも奥底(裏)へと押し込もうとしている、
そんな彼の『心の在り方』が如実に反映された構成となっていた訳です。
(※第4巻『[第32話] 繰り返し繰り返し』参照)
さらに、このイラストには今後の展開を仄めかす“ある重要な『伏線』”が隠されています。
血をぬぐう彼の後方、そこに描かれているのは『銃の的』…。
2020年12月19日(土)開催の『ジャンプフェスタ2021 ONLINE』にて流れた
藤本先生のビデオメッセージの中で、アキの名前の由来は彼の今後の運命を踏まえて
AK銃から付けた、ということが発覚しています。(※もう一つの由来に関しては割愛)
初登場の時点で最終的な役回りがしっかり決まっていたとのことで、
このイラストの中でも『銃』にまつわる彼の運命が示されていたといえます。
………なんてストレートな見方がある一方、ちょっとだけ角度を変えた見方も一つ。
先程はアキの後方に描かれているものを『銃の的』だと述べましたが、
少し視野を広げて眺めてみると、そこには
本作でお馴染みのグルグルした瞳が浮かび上がってくるではありませんか。
では、その特徴的な瞳でアキに照準を合わせているのは一体誰なのか…?
はてさて…。
(※第2巻『[第10話] コン』参照)
はてさて……。
(※第4巻『[第32話] 繰り返し繰り返し』参照)
はてさて………。
(※第9巻『[第74話] 波の言う事』参照)
“当初は気づけない・理解できない内容が、後々になってその本質を明らかにする”、
そんなお手本のような『伏線』の張り方を作劇に限らずイラスト一枚の中でもされており、
さすがの構成力だな~と改めて痛感した次第です。
◎第5巻 未成年
これまでの単独起用が続いていた流れから一転、
第5巻の表紙イラストからしばらくは複数名が入り乱れる内容へと変化していきます。
それこそまるで、数多の感情が入り乱れる本編の怒濤の展開に呼応するように…。
そして今回は『チェンソーマン VS サムライソード』、その衝突の刹那が描かれました!
これだけ複雑に絡み合っていると巻数表示はどこだろうと最初は迷いますが、
デンジの右腕で縦線・サムライソードの左腕で二段目の横線・その左足で下段のはらい、
これらで綺麗な『5』の完成です。見つけた時はかなりの快感がありましたが、
そもそも巻数表記ありきで構図を考えるって作る側はめちゃくちゃ大変なはず…w
先生のサービス精神には本当に脱帽の一言です!
そして描かれるキャラが二人になったことで位置関係が示す意味合いも大変興味深いものに。
結果的には第1巻などと同様に、
“悪魔”を奥底(裏)に宿しながらも現実(表)を“人”として生きる存在、
という位置関係が見えてきますが、イラスト内容もしっかり考慮すると
サムライソードがデンジを“悪魔”の側(裏)へと押し込もうとしており、
それに対しデンジが抗っている、そんな構図になっているのです。
デンジに“人の心”は残っているのか・否か、印象的な二人の会話が本編にありましたが、
思い返せばこの問答はその先の展開にも繋がる重要なテーマであり、今回はそういった
『心の在り方』の衝突が二人の戦闘描写を通して描かれていたように感じます。
(※第5巻『[第36話] 日本刀 VS チェンソー』参照)
また、以前『このマンガがすごい! 2021』のインタビュー記事の中で
藤本先生が【寄生獣】について触れている一文がありましたが、先のテーマなどは
まさしく【寄生獣】の中で丁寧に描かれていた内容でしたね。
(※【寄生獣】完全版 第3巻『第23話 混乱と殺戮』参照)
影響を受けている作品を全く隠さないでお馴染みの藤本先生だったりしますが(笑)、
【チェンソーマン】を通してこうしたエッセンスを存分に味わいつつ、
そこから他の作品へと派生していくのも一つの楽しみ方といえるでしょう!
あと、こんなに臓物まみれのコミックスを笑顔で購入する子供がいるのかと思うと、胸アツですw
◎第6巻 バン バン バン
第6巻の表紙では孤高の女戦士、レゼが初登場!
ボムとしての自身とチェンソーマンを背後に従えつつ、
横座りで優しく微笑む彼女のなんとなまめかしいことか…!
巻数表現はレゼの右耳を中心に髪のウェーブで左側の曲線を描いて『6』の完成という認識です。
今回は少し意見が分かれそうでしょうか。
“レゼのお尻がこれだけ綺麗な曲線描いてんだからそこを使いたい”、
そういう気持ちもわかるってばよ(o^-^o)
そしてタイトルロゴとキャラの位置関係を確認してみると、
ボムは『チェンソー』よりも奥に、レゼは『マン』よりも手前に、
チェンソーマンは『チェンソー』と『マン』の間に配置されています。
人間キャラが完全に『マン』よりも手前に配置されるのは今回のレゼが初めてのこと。
つまり第4巻で葛藤中だったアキとは違って既に彼女は割り切っており、
“人”として生きる未来や希望は奥底(裏)へと捨て去った後ということです…。
それだけに、デンジへ“人”として当たり前の生き方とは何かを語る彼女の姿には、
決して嘘偽りのない本心からの訴えが垣間見え、
彼女のキャラクター性により一層の深みを与えていたように感じます。
(※第5巻『[第43話] ジェーンは教会で眠った』参照)
では、そんな彼女に救いはないのでしょうか?その答えは今回のイラストに描かれている通り。
これまで同様、“人”と“悪魔”の間に君臨し続ける我らがチェンソーマン。
さながら本編の中でレゼの体を自らのチェーンによって手繰り寄せたように、
“人”の側から遠く離れてしまったレゼの心を引き戻す。このイラストの中に
今回の彼の立ち位置・役回りがそっくりそのまま描かれているではありませんか。
その結末がどうであれ、二人の間に確かな絆が生まれていたことは疑いようがありません。
(※第6巻『[第51話] ダークダイビング』参照)
最後に改めてイラストを見てみましょう。レゼはピンを抜いて今にも爆発寸前という状況です。
これまでのように『心の在り方』が描かれているのだとすれば、
彼女のこの行動が示すものとはいわゆる『心の解放』です。
“人”と“悪魔”、相容れぬ両者の狭間で激しくぶつかり摩耗しきった感情の果て、
怒りや悲しみすらも消し飛んだ先で最後に心を照らすものとは、案外
至極単純な“誰かを恋しく求める気持ち”、すなわち“恋愛感情”なのかもしれませんね…。
(※第6巻『[第52話] 失恋・花・チェンソー』参照)
◎第7巻 夢の中
全11巻の中で描かれたキャラ数が最も多いのがこの第7巻。
その内容は囚われのデンジと背後から彼を狙う刺客4人というもの。
巻数表現は右下の臓物手錠で横線・左手及び影のラインで斜め線、これで『7』の完成。
位置関係を見るとまずデンジはこれまで通り『チェンソー』と『マン』の間に配置されています。
しかし彼を拘束する臓物手錠は『マン』よりも手前の位置へと繋がっており、まるで
デンジを引きずり出して彼から“人”として生きる現在を奪おうとしているようにも受け取れます。
そんな彼を狙う刺客たちの位置関係ですが、仮に左上の師匠と他3名が同じ階層にいるとすれば、
皆が『チェンソー』よりもさらに奥にいる位置関係となり、
もはや彼女ら4人の生きる現実(表)とは“悪魔”の側の世界であるということに…。
(※第7巻『[第54話] 江の島にいくには』参照)
さらにもう一点、第4巻のように今後の展開を仄めかす『伏線』が今回も隠されています。
左上の師匠に注目して下さい。
他の刺客3人とは異なり、彼女だけはターゲットであるはずのデンジを見ていません。
つまり、彼女にとってデンジの存在は眼中になく、
“本当の狙いは別にある”ということが示されていたのです。
(※第8巻『[第66話] ワン!』参照)
なお、斜視を患っている左下の“おじいちゃん”についても少しだけ。
彼はデンジを見ているという前提で話を進めましたが、
もしも彼にとって正しく見ている側の目が逆だとすれば、
“彼だけは師匠と同じ方向を向いていた”ということになります。
それはそれで、またなんとも意味深い構成となっている訳ですね…。
◎第8巻 ちょうめちゃくちゃ
第8巻の表紙ではデンジとクァンシがそれぞれ身に宿した悪魔の力を解放し、
獅子奮迅の勢いそのままに共闘する姿が描かれていますね。
巻数表現は全11巻の中で今回が最も見つけやすかったのではないでしょうか。
両者のシルエットをなぞれば大きな『8』が浮かび上がります。
さて、タイトルロゴとキャラの位置関係ですが、
チェンソーマンの立ち位置へついに大きな変化が訪れています。
“悪魔の象徴”である『チェンソー』のロゴが後方にあるのはこれまで同様。
一方、“人間の象徴”である『マン』のロゴも今回上半分は奥へ追いやられていますね。
ここで比較したいのは第4巻のアキとの違いです。
アキの場合は自らの手で、つまり自らの意思で“人間の象徴”を押し込んでいたのに対し、
デンジはクァンシに押されるような形で“人間の象徴”を奥へと引っ込めてしまっています。
“人”を殺めることに抵抗のあるデンジへ“バカになれ”とクァンシは諭していましたが、
今回のイラストはまさにそこでの二人のやり取りを象徴するような
『心の在り方』を促す者と促される者という構成だったようにも感じられます。
(※第8巻『[第68話] ダークパワー』参照)
また、“人間の象徴”を完全に奥へと追いやりデンジへ諭している側のクァンシですが、
イラストの通りそんな彼女は上下逆転しており、現実と正しく向き合っている訳ではありません。
だからこそ、実際に自らの愛する者へと危機が迫った時、迷うことなく身をなげうつという
非合理極まりない行動に彼女が出たことも何ら不思議ではないのです。
(※第8巻『[第70話] 摘む』参照)
容易く“割り切れる”人間など、当然“そうはいない”というお話…。
ちなみにチェンソーマンとしてのデンジが表紙に描かれるのは今回がラスト。
本作はここから加速度的に急転直下の修羅場へと突き進むことに…。
◎第9巻 お風呂
第9巻の表紙では第4巻以来の起用となるアキが過去と現在、それぞれの姿で登場。
その両者に挟まれるかたちで『天使の悪魔』も初登場となりました。
巻数表現は何パターンか考えられるかと思いますが、私の場合だと
幼いアキの左拳とすぐ右隣の羽のラインで『9』の完成、という認識です。
タイトルロゴとキャラの位置関係を確認してみると、第4巻で葛藤の見受けられた大人のアキが
今回はすんなりと『チェンソー』と『マン』の間に収まっています。
ここだけを切り取れば、彼もようやく
“悪魔”を奥底(裏)に宿して現実(表)を“人”として生きることを受け入れた、
そのように捉えられます。
しかし、それはあくまでもこのイラストが物語っている一面に過ぎず、
今回収録されている前半部分の内容でしかありません。
(※第9巻『[第72話] みんな一緒』参照)
問題は少年姿のアキの立ち位置。
正しくはこのイラストだけで彼の位置関係を断定することはできませんが、
むしろそれを我々に委ねているという事実こそが肝なのかもしれません…。
本来は最も純粋に現実(表)を“人”として過ごしていた頃の姿であるはずなのに、
ここでの彼が“人間の象徴”である『マン』よりも後ろへ位置しているとは思えず、
私には『マン』より手前、それも遥か遠くに彼が配置されているように感じるのです。
無邪気に微笑む姿に反して、その実“人”として過ごす日々は奥底へと葬られた後の殺戮マシーン、
それが今回の後半部分で描かれた彼の末路…。
繰り返し言及しているように、表紙イラストが『心の在り方』を表しているならば、
殺戮マシーンの姿がここでは幼いアキであることも納得がいく話なのではないでしょうか…。
(※第9巻『[第78話] ゆきがっせん』参照)
最後に、二人のアキに挟まれた『天使の悪魔』について。
よく見ると彼の場合は“悪魔の象徴”である『チェンソー』を奥へ、
“人間の象徴”である『マン』を手前にした位置取りとなっています。
作中の会話シーンでも垣間見える通り、
彼は“人”として生きることに憧れを抱いている節があり、このイラストでも
“悪魔”の身でありながら“人の象徴”を表に掲げる異質な存在として描かれています。
(※第9巻『[第74話] 波の言う事』参照)
彼は脆く儚い人間の存在意義をよく理解していました。
だからこそ、その尊厳を踏みにじるような蛮行に耐えられなかった。
だからこそ、“彼女”の力を振りほどくことができた。
『支配』に抗う術は『理解』、これもまた一つの心理なのかもしれません…。
物語はいよいよ核心部分へ…!
◎第10巻 犬の気持ち
第10巻の表紙ではついにマキマさんがご登場!
2020年12月29日の近況報告でも触れた通り、
彼女の女性的シルエットに思わず『ドキッ』とさせられたのも束の間、
その指先の意味するところを察した直後に『ゾクッ』とさせられる、
まさに『魔性の女』という言葉がぴったりの一枚絵に…!
また、恒例の巻数表現ですが、驚くなかれその指先に注目して下さい。
人差し指の先端へと至る一列をよく見ると、
なんと陰影によってはっきり『10』という数字が刻まれているのです。
彼女の指先一つで天(『10』)に辿り着く、というのは少し深読みしすぎでしょうか…。
(※第10巻『[第81話] おてて』参照)
そしてタイトルロゴとキャラの位置関係はどうなっているのかというと、案の定
マキマさんは『チェンソー』よりも『マン』よりも手前に配置されています。
“悪魔”も“人”も皆平等に無価値であり、全てを背にして佇む彼女は絶対的存在。
………しかし、果たしてそれだけを真実といえるのでしょうか?
本編において彼女は自分の能力を“自分より程度が低いと思う者を支配できる力”と語っています。
それはなんと恐ろしく、同時になんと悲しい力なのか…。
今回のマキマさんの立ち姿へ『恐怖』を感じるのはあくまでも我々目線のお話。
彼女からすれば『失望』と『虚無』にまみれた世界がそこにあり、
そうした中でいつしか彼女は一人『孤独』を抱え込んでいたのだと推察されます。
また、それはポチタが言及していた“マキマさんの本当の夢”にも繋がってきますね。
(※第11巻『[第97話] 愛・ラブ・チェンソー』参照)
では、ここで一度彼女の立場になってみましょう。
どうぞ、彼女目線でこのイラストの世界を覗いてみて下さい。
そこで我々が直面するのが全11巻の中で厳守されている“ある法則”。
それは、『チェンソー』よりも『マン』よりもさらにその手前、
本作のコミックスでは巻数とサブタイトルが最前列に表記されているという事実です。
マキマさんがこのイラストの中で対峙しているもの、彼女よりも手前にあるもの、
すなわち第10巻のサブタイトルとは第80話のエピソードタイトル『犬の気持ち』。
支配できないからこそ煩わしく、支配できないからこそ愛おしい。
彼女が今眼前に見据える存在とは嘘偽りなく、彼女にとっての『希望』だったのです。
さぁ、クライマックス目前!次はとうとう最終巻…!!
◎第11巻 がんばれチェンソーマン
本作最後の表紙を飾るのはもちろんこの男、我らが主人公デンジ!
公安のスーツ姿もしばらくは見納めですが、浮かべている不敵な笑顔も含め
その立ち姿には風格すら漂ってきていますね!
巻数表現が描かれているのは左下。
右袖の弛みで小さく『1』・右ポケット付近の陰影で大きく『1』、合わせて『11』が完成です。
また、今回に限ってはこの巻数が特殊な意味合いを持つことについても触れておきましょう。
本来の巻数表記も含めると左右合わせて二つの『11』が印字されていることになり、
【11:11】という数字の並びが生まれます。
例えば【JOKER<ジョーカー>】や【Us<アス>】といった映画がそうであるように、
【11:11】という並びは旧約聖書の三大預言書の一つ
『エレミヤ書11章11節』を指し示すものとして海外の作品ではよく扱われています。
映画好きであることが有名な藤本先生ですが、
【チェンソーマン】は聖書を引用した展開や描写が多いことでも有名であり、それらを踏まえると
やはり今回の【11:11】も同じ意味合いで狙って刻まれているのではないかと思われるのです。
気になるその内容は以下の通り。
それゆえ主はこう言われる、見よ、わたしは災を彼らの上に下す。
彼らはそれを免れることはできない。彼らがわたしを呼んでも、わたしは聞かない。
かなり不吉なことが綴られている一節です。
禁止されている偶像崇拝を続けた人々の祈りなどは聞かぬと、
神が問答無用で災いをもたらす、そんな内容とのこと。
本作において“わたし”とは、そして“彼ら”とは一体誰に該当するのか。
私自身は無宗教であり宗教学にも疎く、この件についてのこれ以上深い考察ができません。
………とはいえ、本作にもいましたよね?
一方的に祭り上げられた者と、それを先導しかつ崇拝し続ける者が…。
『チェンソーマン!チェンソーマン!チェンソーマン!』
「チェンソーマン」
(※第11巻『[第89話] がんばれチェンソーマン』参照)
では、こちらも最後となる位置関係の確認といきましょう。
“悪魔の象徴”である『チェンソー』はデンジよりも奥に、
“人間の象徴”である『マン』はデンジよりも手前に配置されており、
“悪魔”を奥底(裏)に宿しながらも現実(表)を“人”として生きるという、
全97話を経て彼の辿り着いた『心の在り方』が浮かび上がります。
第10巻では度重なる悲劇と苦悩の連鎖に耐え切れず彼は自ら思考することを止め、さらには
“もう十分夢みたいな生活ができた”と生きる意味すら見失っていました。
そんな遠回りをした後のコベニちゃんとの会話シーンに注目。
彼女から“普通になりたいの?”と問われ、デンジは言葉に詰まってしまいます。
そこで彼はようやく気付いたのです。
自分は普通になりたかったのではなく、幸せになりたかったのだと…。
(※第11巻『[第92話] バニラスカイ』参照)
もっとおいしいものが食べたい、もっとちやほやされたい。
溢れ出る欲望は誰かに作られたものではなく、自ら育んだ純粋な原動力。
さながらエンジンを吹かすがごとく、その原動力を胸に灯して日々を駆け抜ける。
それが“人”として生きるということ。
長い旅路を経て彼はようやく“ありのままの自分”を理解し、向き合うことができたのです。
それを思えばこそ、最終巻の表紙へ描かれたデンジがチェンソーマンとしての姿ではなく、
“人”としての姿であることにも納得がいきますね。
全11巻を通しての彼の確かな成長が感じられる、
そんな終幕を飾るに相応しい万感の思い溢れる表紙イラストとなりました…!
ということで、怒濤の展開続きだった本作ともこれにてしばしのお別れ。
誰にも染まらず縛られず、進むは気ままな己が道。
欲望灯してエンジン吹かし、肉を引き裂き・命を巻き取る。
至って純粋・至って狂気、轟くその名は【チェンソーマン】!!
それではさらば、いつかまた逢うその日まで…!!
『ヴヴン!!!』
(※第11巻『[第97話] 愛・ラブ・チェンソー』参照)
▼グッズ情報
◎ねんどろいど デンジ
ここからはグッズ情報をいくつかまとめていきます。
まずは先日の近況報告でもご紹介した『ねんどろいど デンジ』!
合わせて立体化されるポチタも安定のクオリティ&可愛さですね!
価格は6,099円(税込)で、発売時期は2021年10月となっています。
なお、GOODSMILE ONLINE SHOPでのご予約は
2021年1月28日(木)12:00~2021年3月10日(水)21:00までです。
確実に入手したいという方、購入先のチェック&検討はどうぞお早めに…!
◎ねんどろいど パワー
続いてご紹介するのが『ねんどろいど パワー』!
先程はポチタ&変身用パーツ付属という豪華な内容でしたが
こちらもニャーコに加えて携帯食糧(?)まで付いてくる胸やけ必至の内容に!
先のデンジと並べた日にはもはや敵なし、制御不能の問題児コンビ爆誕である…!
パワー「頭脳でアイツぶっ殺すか!!」
デンジ「な~んかオレスゲぇ頭良くなってきた気がするぜ!!」
価格は5,500円(税込)で、発売時期は2021年10月となっています。
先程同様に受付期間が設けられており、GOODSMILE ONLINE SHOPでのご予約は
2021年2月25日(木)12:00~2021年4月7日(水)21:00までです。
この手のグッズを後から入手しようとすると転売&高騰の壁にぶつかる傾向にあるため、
気になるという方にはやはりひとまずのご確認をお勧めしておきます。
=======※追記_ここから=======
先日の近況報告の通り『ねんどろいど デンジ』&『ねんどろいど パワー』に関して
簡単な紹介動画を作成し、YouTubeにて公開致しました。
この動画は『ぶるぶるポチタマスコット』の紹介も兼ねていますので、
これらのグッズが気になっていた方はお時間のある時にでもご確認下さいませ!m(_ _)m
=======※追記_ここまで=======
◎ボールペン
続いては原作イラストを大々的に用いた『ボールペン』です!
価格は1つ770円(税込)で全5種を買い揃えると3,850円(税込)。
現在は予約期間中であり、発売時期は2021年4月中旬とのこと。
【犬夜叉】の限定グッズをご紹介した際にも軽く触れましたが、
一ファンとして欲しくなるのは当然として
本当にこういうグッズを『ボールペン』として使用する人はいるのでしょうか?w
◎ポチタ木札ストラップ
お次はポチタの原作イラストが描かれた『木札ストラップ』です!
価格は1つ880円(税込)で全6種を買い揃えると5,280円(税込)。
こちらも現在は予約期間中であり、発売時期は2021年4月中旬とのこと。
本編でこそあまり出番のなかったポチタですが、コミックス購入者にとって
エピソードの合間に描かれる描き下ろしポチタは“お馴染み”であり、
前後の内容に沿った仕草やポーズで読者を癒してくれる貴重な存在でした。
どのポチタがいつ頃のイラストかを当ててみるのも楽しそうですね!
現時点でシリーズ化も考えられるグッズの一種であり、
珍しい“ポチタ単独起用商品”として注目のグッズとなっています!
=======※追記_ここから=======
◎マイ箸コレクション
つい先日発表されたばかりの実用性抜群な新グッズがこちら!
『マイ箸コレクション』です!
価格は1膳638円(税込)で全6種を買い揃えると3,828円(税込)。
現状、TVアニメに関しては制作決定のアナウンスが流れただけで
第1期(?)中にレゼ編まで描かれるのかもまだ不明なのですが、
既にレゼがレギュラーキャラ並みにグッズバリエーションの一種として定着しつつあります。
“どうせ欲しいやろ?”と見透かされているみたいで非常にくやしい限り…w
とにかく、日常を好きなキャラで自然と彩ることのできる素敵なグッズです!
せっかくなので飾るよりもガンガン使っていく想定で検討してみましょう!
マキマさんと一緒に味わう○○○○は格別だろうな~(o^-^o)
◎クリア箸置き
続いてこちらも食卓を彩る新グッズ、『クリア箸置き』です!
価格は1つ858円(税込)で全8種を買い揃えると6,864円(税込)。
直径約38×D8mmというサイズ感。
何気に“お箸よりも高い”という事実に驚いているのは私だけですか?w
まぁ素材的にそういうものなのでしょう。先程のお箸とセットで揃えたいところですが、
マキマさんのプレッシャーが凄くてお箸を置ける気がしない…w
「死体が食べている」\(^o^)/
(※第8巻『[第70話] 摘む』参照)
◎アクリルマグネット
これまた実用性の高い新グッズの登場です。
それがこちら!『アクリルマグネット』!
価格は1つ748円(税込)で全10種を買い揃えると7,480円(税込)。
約H70×W50×D3mmというサイズ感。
いわゆる“冷蔵庫に貼り付けるアレ”であり、デスクワークでも重宝すること間違いなし。
なかなかピンポイントで買う機会はないものの、何かとあれば便利なアイテムです。
ただし、こちらの商品はオンラインショップだとBOX販売に限られており、
単品で購入したい場合はJUMP SHOPなどへ直接赴く必要があります。どうぞご注意を!
◎スライドミラー
これまた違った角度で有用な新グッズがこちら!
『スライドミラー』です!
価格は1つ748円(税込)で全10種を買い揃えると7,480円(税込)。
約H70×W50×D6mmというサイズ感。
学生時分はただのおしゃれ確認だったはずが社会人になると身だしなみチェックは死活問題にも。
そんな残酷な時の流れはさておき(笑)、男女問わず
出先などのふとしたタイミングでさっと鏡を取り出せれば便利なこともあるでしょう。
とはいえ、使用時はキャラを見つめているようにも見える点を十分注意されたし…w
また、先程と同様にオンラインショップだとBOX販売限定商品であるため、
購入先の判断はその点も十分踏まえた上で検討しましょう。
◎充電器&ACアダプタ
これまでとは打って変わって今どきの最先端な便利グッズがこちら!
『モバイルバッテリー』、『ワイヤレスチャージャー』、
『USB2ポート搭載ACアダプタ』、これら計3点です!
まずは『モバイルバッテリー』から。
価格は1つ4,378円(税込)で全4種を買い揃えると17,512円(税込)。
充電ケーブル一体型タイプで約H125mm×W67mm×D9.0mmというサイズ感。
電池容量は4000mAhで、2.1Aの急速充電に対応しています。
次に『ワイヤレスチャージャー』について。
価格は1つ4,928円(税込)で全2種を買い揃えると9,856円(税込)。
商品名の通り、ワイヤレス充電対応機種を上に置くだけで充電が可能。
入力は5V/1.5A・出力は5Wで、過電圧保護・低電圧保護・ショート保護機能搭載です。
最後に『USB2ポート搭載ACアダプタ』。
価格は1つ2,728円(税込)で全2種を買い揃えると5,456円(税込)。
折り畳み式で同時に2本のケーブルを挿せるコンパクト&便利な仕様です。
時代の流れや技術の進歩に合わせて“あると便利”の解釈が随分多様になってきましたね。
今後はこういう商品もベーシックなグッズ展開として定着していくのでしょう。
皆さんの周辺機器事情に沿った商品があれば、どうぞご確認下さいませ!
=======※追記_ここまで=======
以上、【チェンソーマン】のおすすめグッズ情報でした!
また気になるグッズが登場した際はその都度追記していく予定ですので、
お暇な時にでもチェックしてもらえればと思います。
ということで、長々と綴ってきた今回の記事もあとは『◆まとめ』を残すのみ!
本作のファンの方々に楽しんでもらいたいのはもちろんのこと、
まだ読んだことがない・あまり知らない、そんな方にとっても
この記事が【チェンソーマン】という素晴らしい作品へ目を向けるきっかけとして
少しでも機能していれば幸いです。
TVアニメや『第2部』など、連載終了後の現在もまだまだ目が離せない本作…!
続報を待ちつつ、今後も妄想混じりな考察をじっくり楽しんでいくとしましょう!(*´꒳`*)
◆投稿動画
▼イベント紹介動画
【わたモテ】や【チェンソーマン】など、大好きなエンタメ作品のイベント開催時は
できる限り実際に参加し、その都度『紹介動画』を作成してきました。
これまでに作成した『紹介動画』は全てYouTubeで公開していますので、
何か気になる作品・イベントがありましたら、どうぞお手隙の際にでもご確認下さいませ。
▼聖地巡礼動画
現在、YouTubeで【わたモテ】の聖地巡礼動画を公開しています。
第1弾:【伏見稲荷大社】
第2弾:【東京ディズニーランド】
原作で描かれた“あの日々”の追体験として、どうぞお楽しみ下さい。
また、皆さんが聖地巡礼する際の参考にでもして頂ければ幸いです。
チャンネル登録の程、何卒よろしくお願い致します。m(_ _)m
YouTubeチャンネルはこちら!:
【エンタメ日和のエンタメチャンネル】
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約50万冊という世界最大級の品揃えに加え、
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無料まんがのラインナップは定期的に更新されるので要チェックですよ!
▼DMMブックス
次におススメなのがDMMブックスです!
こちらも品揃え抜群ですし、何より特徴的なのが成人向けタイトルなど、
他にはないジャンルのコンテンツが充実していることです!
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“多種多様なコンテンツを楽しめる”という面ではDMM動画もおすすめ配信サービスの1つです。
第1話のみ無料公開中という作品も多々あるため、ひとまずのご確認だけでもぜひ!
また、DMM見放題CHライトという定額の見放題プログラムも用意されており、
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なお、マルチデバイス対応でスマホやPC以外にもTVやPS4などでも視聴が可能です。
そしてDMM動画もDMM見放題CHライトも共通のDMMポイントが利用できるため、
普段からDMM関連のサービスに慣れ親しんでいる方には“特におすすめ”といえるでしょう!
◆まとめ
以上が【チェンソーマン】コミックス表紙イラストに関する考察となります。
久々の【チェンソーマン】関連の記事となりましたが、いかがだったでしょうか。
何となくお気づきの方もおられるでしょうが、今回の記事は大した計画もないままに
つい思い立って一気に書き上げたタイプの記事となります。
まぁ“一気に”とか言っておいて『▼グッズ情報』とかめちゃくちゃ遅れてましたけどね…w
とにかく、最終巻である第11巻の発売日(2021年3月4日)前には絶対に公開したかったので
メインである『▼表紙イラストの考察』だけはそれまでに完成するよう必死に書き進めました。
そもそもこの記事を書こうと思ったのは第11巻の表紙イラストが発表された後のことで、
2021年2月後半あたりだったかと。
全11巻の表紙イラストが出揃ったことで、それらを見比べながら思いにふけっていると
前々から考察していたあれやこれやが自分の中でどんどん大きく膨れ上がっていき、
熱を帯びてしまったその想いを“何かしらのカタチ”で吐き出したいという欲望にかられ、
気づけばそのまま突っ走っていた、そんないつもの“行き当たりばったりパターン”です…w
当初は通常の『伏線』まとめの記事へおまけ程度に付けようかと思っていた程で、
“表紙に潜む『心』の立体構造”の一点だけで記事に仕上がるのか少々不安がありました。
ところが実際書き進めてみればあれも触れたい・これも触れたいと、
結局はいつも通りの長文・駄文で文字が溢れる始末…!
これでも“記事の色合い”を加味して初稿からいろいろと省いています。
“第10巻の0の巻数表現はマキマさんのおっぱいだと思ったんだ!”とか絶対にいらないよね?w
そうして何度も編集を繰り返し『▼グッズ情報』もなんとか一通りまとめ終わったことで
ようやく本記事の完成と相成りました!
先述の通り『▼グッズ情報』は都度追記予定ですが、とりあえずはこれで
まとめたかった内容は全て収まりました。
TVアニメや『第2部』など、世間の注目を集めるのはむしろ“これから”なのでしょうが、
少なくとも現時点での私の本作への感情の高ぶりはこの記事の中へ落とし込んだつもりです。
この記事がファン一同、またはこれから楽しまれる方々にとって
【チェンソーマン】世界を満喫する上での何かしらの導線になっていればと思います。
愛と血にまみれた地獄のような漫画体験をどうぞごゆるりとお楽しみ下さいませ~m(_ _)m
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙
コメント
天才過ぎました!!鳥肌です!!続きの表紙の考察も是非よろしくお願いします!!ありがとうございます!!
コメントありがとうございます!!励みになります!