皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
前回に続き【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】(以下、【わたモテ】)
の第6巻の感想記事になります!
以下より第53話からエピソード単位で感想&考察を記述していきます。
目次
◆【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】第6巻 感想③
▼感想&考察
◎[喪53]モテないしいいことある
感想&考察
今回は、第5巻『[喪42]モテないし何気ない日常を送る(2年生)』以来の
ショートショートの形式でした。
・『気持ちのいい朝』
昨夜9時に寝たもこっちは、いつもより早く目覚め心地良い朝を迎えていました。
(しかもこんな目覚めのいい朝は久しぶりだ)
(なんか今日はいいことありそうだ……!)
人はそれを“フラグ”というw
一方、日頃から朝練のため早く起きている智貴は既に朝ご飯を食べていました。
珍しく朝早く目覚めたもこっちは、そこへやって来て智貴に話しかけます。
「最近 朝会わないと思ったらこんな時間にいつも食ってんのか?」
「最近どうなんだ?うまくやれてんのか?」
「…………うまいんか?」
「よく噛んで食べろよ」
ウザ過ぎる!w 智貴からの返事がなくてもお構いなし!
ここぞとばかりにお姉ちゃんぶってますw
そして、智貴は思います。
(朝から姉と飯か……なんか今日はいいことなさそうだな…)
人はそれも“フラグ”というw
こういう姉弟のやり取りをお母さんは一体どんな気持ちで見ているんでしょうね…?w
第1巻のおまけ漫画では幼い二人が仲睦まじく一緒に遊んでいるビデオ映像を見ていましたが、
今回のような場面でも“あらあらあら”と微笑ましく見ていたりするんでしょうか?(*´꒳`*)
・『二刀』
今日一日に不安を抱えたまま、智貴は朝練のため先に学校へ。
しばらくしてもこっちもようやく家を出ようという時、
お母さんから午後は雨になるので傘を持っていくよう言われます。
ついでに智貴の傘も持って行ってあげて、とのこと。
そんなもこっちでしたが、登校中に木の枝からぶらさがるしゃくとり虫を発見。
中二病真っ只中のもこっちは漫画で見た剣の構えを試せると大興奮w
君、女子高生だよね?w
早速【シグルイ】より虎眼流 秘剣『流れ星』の構えを傘で取るもこっち。
そして、しゃくとり虫めがけて…。
スポーン!w
そのまま傘がすっぽ抜けて川へドボン!!w
川へ落ちた傘を見つめ、一言。
(あの傘は弟のだな……)
いやいや、どうすんの!?w
・『零式』
(ピンクか…)
ネモの透けブラチェックもお手の物w
もこっちのこんな一日もあっという間に過ぎていき、やがて放課後。
部活に向け、廊下を歩いていた智貴。
すると、突然背後から突き刺さる傘!
もこっちが『牙突零式』ばりの投法で傘を投げていました!w
その後、何も言わずに走りさるもこっち。
本当に不器用ですよね~。これも彼女なりの優しさの表れ。
自分が帰宅する時間帯では降らないだろうからこれを使って良いよ、と。
ただ、元々傘は二本あったはずなんだけどな~、あれれ~おかしいぞ~??o(´^`)o
・『スルー』
その後、漫喫で時間をつぶしたもこっちは雨が降って来たことに気づき、
『雨降ってきたから傘入れてくれ 駅の改札にいる』
と智貴へメールを送りました。
改札を出た智貴を待っていたのはヤンキー座りで漫画雑誌をイキりながら読む実の姉…!w
そして、当たり前のようにさっとスルーする智貴w
何なんだよ、この姉弟w
・『今日一日』
「ちょっ!待てよ!はい出た ツンデレでしょ?」
もこっちのその自信は一体どこから?w
帰り道、二人で相合傘をしながらの姉弟の会話。
「いやー私のお陰で傘入れてよかったなー」
恩着せがましい物言いですが、もこっちが言ってることも事実。
智貴に渡したのはもこっちの傘です。
少々イラつきつつ、ふと疑問に思ったことを尋ねる智貴。
「なんで自分のは持ってきてねーんだよ」
すると立ち止まるもこっち。
川の方を指さし「あそこ見てみ」と一言。
そこには今朝のもこっちの失態で投げ入れてしまった智貴の傘がまだ浮かんでいました。
「傘落ちてんだろ?本当はあれがお前のだかんな ありがたく思えよ」
全く悪びれない主人公!w
さらに彼女の言葉は続き、
「女と遊ばないで玉蹴りばっかやっててつまんない一日だったけど」
「私のお陰でいいことあってよかったね!!」
と、ここぞとばかりに畳みかけてきます…!
あくまで冷静な智貴は今日一日を振り返り、
(思った通りの一日だったわ…)
と、見事に冒頭の“フラグ”を回収したところで第53話が終了。
もこっちは智貴に対して“姉としての威厳を見せつけてやった”ってな感じで
“いい”一日になったと思っているようですが、帰宅後には失った智貴の傘の件で
しっかりお母さんに怒られている未来が見えるのは私だけでしょうか?w
◎[喪54]モテないし変わらない
感想&考察
第6巻の表紙、『[喪47]モテないし昔の知り合いを思い出す』の扉絵に続き、
今回の扉絵で再び描かれたもこっちとゆうちゃん、そしてこみちゃんの同中トリオ。
第6巻の表紙では、高校生になった現在の三人が描かれ、
『[喪47]モテないし昔の知り合いを思い出す』の扉絵では
中学時代の三人が同じ立ち位置で描かれています。
そして今回の扉絵では服装は中学時代の学生服ですが、容姿は高校生になった現在の姿に。
戸惑った表情のもこっちとこみちゃんの手を引き、
前へ前へと無邪気な笑顔で駆け抜けるゆうちゃん。
今回のエピソードを読み終えてから見返すと、
その内容を表す非常に象徴的な一枚絵になっていたことがわかります。
放課後、校舎の出入口でたまたま遭遇したもこっちとこみちゃん。
お互いすぐ相手に気づきますが、そこに会話は生まれません。
が、お互いに歩みを進めることもありません…。
「「…………」」
二人とも“何か”を待っている、あるいは“何か”をしようか悩んでいるようにも見えます。
そんな二人の微妙な関係性。
と、そこへ同じく帰宅中のネモが通り、もこっちに声を掛けます。
「あっ黒木さんバイバーイ」
テンパりながらも返答するもこっち。
そして、すぐさまこみちゃんに振り返り、ドヤ顔をキメますw
(こいつちょっと上のグループっぽい女子から声かけられただけで調子のってやがる!!)
(何あの顔!?あの程度で私より上だと思ってんのか!?)
しっかりともこっちの意図が全て伝わってる時点で、
“同じ思考回路をした似た者同士”ということなんですけどねw
もう相手にしてられない、とこみちゃんは普段通りバス停へ。
しかし、なぜか電車通学のもこっちもその後ろにピッタリとついて来ます。
その理由を問いかけるこみちゃんに対し、
「こみなんとかさんと違って友達に会いに行くんだよ」
と、もこっちは答えました。
イラっとしつつも一旦は我慢するこみちゃん。
しかし、バスに乗った後ももこっちのちょっかいは止まらず、
「おまっいい加減…」
こみちゃんがそう言いかけた時、
「あっ小宮山さんじゃん!」
突然こみちゃんに声を掛ける一人の男子生徒がいました。
彼はこみちゃんのクラスメイト。
「ちょうどよかった 本返し忘れたから返しといてよ」
図書委員なんだし頼むよ、と本の返却をこみちゃんに託す彼。
「じゃあ頼むねー」
要件だけ押し付けると、彼は早々にバスを降りてしまいました。
(…たく どいつもこいつも)
またイライラの種が増えたこみちゃんは、
とりあえず当面の厄介者にケリをつけようともこっちの方へ振り返りました。
が、もこっちの様子が先程までとは打って変わって暗く落ち込んだ雰囲気に。
「満足か?」
「周りに男と会話してる自分を見せつけて満足かって聞いてんだよ」
「勘違いすんなよ お前自身に魅力があってモテてるわけじゃないぞ」
「図書委員って役割でチヤホヤされてんの忘れんなよ」
追い詰められれば追い詰められるほど、彼女は饒舌にw というか泣いてますw
しばらくして、二人は同じバス停で降りました。
「その点私は違う 私は私自身に魅力があるから」
「わざわざ私だけの為に中学からの友達が会いに来てくれるんだぜ」
まだ続いてたのかよ!?w
そうして、ようやく別れた二人。
(なんであんなのが智貴くんの姉なんだろうな…)
改めてもこっちという人間を見つめ直し始めたところで、ふと頭に引っかかるものが。
(………………ん?中学時代からの友達?)
そして描かれる、こみちゃん視点から見た景色。
もこっちの前にいるのは紛れもなくゆうちゃん。
なのですが…!どういうことなんですか、この色っぽさ!妖艶過ぎるでしょ!(≧∇≦*)
第三者視点で見たゆうちゃんはこんなにもエロ可愛いのかと驚きましたよ。
そして、もこっちとの差よw
ただ、そのあまりの変貌ぶりに、
こみちゃんは彼女がゆうちゃんなのか自信が持てないでいました。
(後ろ姿しか見えんがあんな風ではなかったよな…)
(可愛かったけど もっと地味で大人しい感じだったはず)
(しかし不釣り合いな二人だな…)
と、その時。
トイレに立ったゆうちゃんがガラス越しにこちらを見つめていたこみちゃんと目が合います。
(やべ!目合った…)
少しの間を置き、驚きの表情を見せるゆうちゃん。
「こみちゃん!?」
こうして、かつてクラスメイトだった三人は数年ぶりに再会を果たしたのです。
「こみちゃん もこっちと同じ高校だったんだねー」
「卒業式会えなかったから凄く寂しかったよー」
「こみちゃん変わってなかったからすぐわかったよ」
久しぶりの再会に少々興奮気味のゆうちゃん。
対するこみちゃんはずいぶんと久しぶりな“陽”の人との会話なのか
少しテンパっていましたが、
遠のいてたゆうちゃんとの距離をちょっとずつ縮め始めていました。
一方、この再会を良しとしないのが、我らがもこっちw
(この こみクズ…これからゆうもこTrickが始まるところだったのに邪魔しやがって……!)
(ゆうもゆうで私の目の前で何他のメスと仲良くしてんだ このビッチ!!)
それ一体どんな顔してんだ?w
今後も度々こういう描写はありますが、
もこっちはゆうちゃんに対していわゆる“彼氏面”をする場面が多いですよね。
私は別に“百合”のお話をしたい訳ではなく、
何というか、誰よりも大好きだし信頼もしているけど、
自分の弱い部分や汚い部分をさらけ出すことはできなくて、
彼女にだけはいつまでも格好良い自分、凄い自分を見ていて欲しい。
もこっちにとって、ゆうちゃんとはそのような特別な存在であり、
ただの“友達”という枠組みとも少し異なる気がするんですよね…。
しかし、そんな対人関係だけでは窮屈で息苦しいはず。
何が言いたいかと言いますと、つまりこの作品において
もこっちが自分の弱い部分や汚い部分をさらけ出せる相手は他に用意されている、ということ。
そしてそんな“彼女”が第6巻にしてようやく現れ、今ここにいるということ。
あと、全然話変わりますが“こみクズ”(=“ゴミくず”)の語呂の良さよ!w(*´꒳`*)
「でもよかった また3人でこうやって話せて」
そう言って、二人へ手を差し出すゆうちゃん。
それに応じ、二人も手を出し、ゆうちゃんの手を握ります。
「えへへ」
天使は存在した!!w 良い子過ぎるよ、この子!(。ノω\。)゚・。
そして、ゆうちゃんがトイレに席を立った瞬間、二人の戦いのゴングは鳴りました。
「何 人の後つけて来てんだよ 帰れよ こみさん」
責めるもこっちですが、こみちゃんも引き下がりません。
「本当むかつくな あんた… 成瀬さんの友達か」
「智貴くんの姉じゃなかったら絶対口利かないわ…」
ここで“智貴”の名前が出たことで事態はさらに悪い方へ…。
「だいたいあんなブザイクでクールぶってるつまんねぇ奴 どこがいいんだか…」
「それにサッカー部なのに今まで彼女なしとか BLかシスコンのどちらかだな」
もこっちのこの一言で、ついにこみちゃんがブチ切れました。
「あんたが智貴くんの悪口言うな…」
そんな最悪の瞬間に戻って来てしまったゆうちゃん。
その後も続く、二人の間を流れる険悪なムード…。
「あのちょっといいかな?」
見かねたゆうちゃんは二人にある提案をしました。
そして訪れたのは、
第1巻『[喪3]モテないし昔の友達に会う』でもこっちとゆうちゃんが訪れたゲームセンター。
ここはかつて落ち込んでいたゆうちゃんを元気づけるため、
もこっちが彼女を誘って訪れた思い出の地であり、
ゆうちゃんにとっては特別な意味を持つ場所。
「二人ともゲーム上手だったから…あっこれとか二人でできるよ」
そういって、もこっちとこみちゃんをゲームに誘うゆうちゃん。
格闘ゲームやクイズゲーム、それにシューティングゲームまで。
いろいろなゲームを一緒に遊ぶ三人。それは中学時代にもあったかもしれない一風景。
「凄く楽しかったねー」
一通り遊び終えた、帰り道。
「またみんなでどこか行こう?夏休みもあるし」
“みんなで”という部分に引っかかりを感じつつも、頷くもこっちとこみちゃん。
「本当に 約束だよ」
そしてゆうちゃんと別れた二人は何も会話することなく、互いに背を向けその場を去りました。
その帰り道、もこっちはゆうちゃんから一通のメールを受け取ります。
『今日は楽しかったね\(^o^)/』
『もこっちこみちゃんと仲良くね(´•ω•`)』
同じような文面のメールはこみちゃんへも送られていました。
翌日、登校時に再び遭遇したもこっちとこみちゃん。
「お…おはよ…」
「え!?おっお…おはよ」
二人の間を流れる空気は依然ぎこちないものの、昨日までのものとは少し異なりました。
「あっ昨日ゲーセン楽しかった…ね」
「あっああ!そうだね…」
二人は会話をしながら、ある既視感を感じていました。
(あっこの感じ…ゆうちゃん(成瀬さん)なしで 初めてこいつと会話した時と一緒だ)
(そうか…こいつと仲良くなりたいとは思っていなかったが)
(昔は仲良くしようとはしてたのか…)
この二人の関係性は未だ“友達の友達”、という段階。
ですが、先述した通り、
自分の弱い部分や汚い部分をさらけ出せる相手
お互いがそのような存在になりつつある、という事実。
二人はまだそのことに気づいていませんが、
“体裁など気にせず、互いに悪態をつき合える仲”、
これもまた1つの友人関係と言えるのではないでしょうか。
今のところ、劇的な変化を遂げるとは到底思えない二人の歪な関係性も、
いずれかけがえのないものであると自覚する、
そんなお話もいつかは読んでみたいなあと夢見てしまうエピソードでした。
なお、今回三人で約束した夏休みに一緒に遊びに出かけるエピソードは、
第7巻『[喪64]モテないし三人で夏休み』と、
第7巻『[喪65]モテないし海へ行く』で描かれています。
同中トリオのお話が読みたい方はぜひチェックしてみて下さい。
◎[喪55]モテないし七夕
感想&考察
『七夕祭り開催中』
掲示板に張り出された壁紙には、
生徒会手動で開かれる七夕イベントの内容が書き込まれていました。
『7月7日まで中庭に笹を飾っています。』
『短冊に願いごとを書いて飾ろう』
そして現在、中庭はこのイベント目的で集まった生徒たちで大変賑わっていました。
そんな楽しそうな光景を一人校舎から見下ろしていたもこっち。
(くだらねぇ…願い事書くだけのつまらんイベントで何を盛り上がってんだ?)
いつも通り、自分が参加していない周囲の盛り上がりは積極的にディスっていくスタンス。
(本当くだらないわ)
でも、どこかいつもと違う様子で…。
放課後。
中庭を訪れたもこっちは、飾られた短冊を一つ一つ見て回りました。
『彼氏ほしー』『志望大合格!』
どれもこれもがこのような内容で、
(大した願いないな…やっぱりつまらん…)
と全否定。
(そういえば昼休み カスどもがなにか盛り上がってたな…)
(男にしても女にしてもつるんでる奴らのつまんなさは異常だな…)
(絶対こんなのより私のが面白いの書けるよ ……よし!)
散々けなしてまわった後、今回もまた彼女は別方向にやる気スイッチが入ってしまいました。
翌日。
もこっちは校舎側に隠れながら、中庭の短冊を見に来た生徒たちの様子を窺っていました。
すると一人の生徒がある短冊を指差し、こう言いました。
「あっこっちの結構おもしろいじゃん」
その瞬間、思わず両手で顔を覆いニヤついてしまうもこっち。
それもそのはず、その短冊はもこっちがウケ狙いで書いて飾ったもの!
自分の考えたネタで誰かに笑ってもらう。
それは彼女が入学当初から夢見てきたことです。
第5巻『[喪39]モテないし自己紹介する』で描かれた内容を見れば一目瞭然でしょう。
これまでは何かとうまくかみ合わず、失敗続きでした。
ですが、今回は見ず知らずの生徒からしっかりとネタだけで勝負して
“おもしろい”と言ってもらえた。
この快感が忘れられないもこっちは授業中にも短冊のネタを考える程のめり込んでいきます。
(もっと面白いの飾ってやる…!)
(他のもどんどん飾っていこう)
新たにできた短冊を飾りながら、もこっちのやる気は益々上がっていきました。
と、その時。
「いっぱい願い事あるんだね」
微笑みながら、そう声を掛けてきたのは今江先輩でした。
どうやら昨日・今日と、もこっちが短冊を飾りまくっている様子を校舎から見ていた模様。
「でも よかった みんなに興味もってもらえて」
「どんなお願いしたのかな?内緒かな?」
絶対に言える訳がないw
なんとか場をつなぎ、先輩はどんなことお願いしたのですか、と尋ねてみることに。
「私のはあれだよ 私もいっぱい願い事あったけど」
「一つに絞れなかったからあれにしちゃった」
その短冊に書かれていたのは…。
『ここにあるみんなの願いが届きますように 今江 恵美』
女神を体現した存在、それは今江 恵美、その人である…!!(*´꒳`*)
はっきりとした役職はまだここでは明らかにされませんが、
彼女は生徒会に所属しており、今回のイベントの主催者です。
第6巻『[喪50]モテないし夕暮れの教室で一人佇む』で
生徒会室の中に今江先輩がいたこともちょっとした伏線でした。
これ程の聖人を前にし、もこっちはようやく我に返ります。
このイベントは本来“願い事を短冊に書いて飾る”というもの。
もこっちがしていることは“彼らの願い”、
ひいては“イベントを運営する側の想い”を汚す行為に他なりません。
(ふざけた短冊は全部はずすか…)
今江先輩が去った後、もこっちはこれまでに飾ったネタ短冊を一つ一つ外していくことに。
そこへ、再び現れる訪問者…にして、もこっちの天敵!w
「七夕ねー 黒木は何をお願いしたの?」
まさか、このタイミングでの荻野先生襲来…!w
「いや特には…」
そう言いながら、はずしたばかりのネタ短冊をポケットに隠すもこっち!
「今つけようとしてたじゃない なんで隠すの?」
「あっわかった!友達欲しいって書いたんでしょ?」
くぅ~!wwwもう放っておいてやってくれ~w
しかし、放っておかない!なぜなら、彼女は“荻野先生”だから!!w
「よし!どうせなら目立つ所につけなさい!」
「みんなに気づかれるように ちょっと待ってて」
地獄へのジェットコースターは止まることなく、さらなるブーストで加速を図ります…!
「ほら!これに乗って高い所に飾りなさい」
かっけぇーーー!!w こんなの状況がかち合えば主人公でしょ?w
というか、脚立を肩に担ぐその姿は【ショムニ】の江角マキコさんそのもの!w
完全に逃げ道を失ったもこっちは脚立を登りながら自分の非を認め、罰を受け入れます…。
(きっとこれは罰なのかもしれない…みんなの本気の願いの横でふざけた私への…)
(だから甘んじて受けよう…………でも)
そう思いながら、彼女は脚立の最上段へと登りました。
(このくだらない短冊は織姫と彦星以外には見られないようにと願いを込めて高く飾ろう…)
そこに書かれた願い事、それは至ってシンプルなものでした。
『大きな希望を忘れない 1年後の7月 被処女の自分を信じて』
これは見せられん…!www
ちなみに、第15巻『[喪148]モテないし短くする』にて明らかになった日付は『6月1日』。
ここからの1~2カ月以内で彼女の夢は果たして叶うのか。
最新話を追っている方々、しっかり見届けてあげましょうね!w
というところで第55話が終了。
今回描かれたもこっちの行動原理。
これってゆくゆくは彼女の将来の夢や職業などにもつながって来るのではないでしょうか。
自分の考えたネタ、文章で誰かを楽しませる。
それが叶わないもどかしさを知っている彼女だからこそ、いざそういった環境が与えられた時、
その素晴らしい才能を遺憾なく発揮してくれるのではないかと思います。
最新話からしてそう遠くない未来。
本編で描かれるかどうかはわかりませんが、もこっちの将来設計にも注目していきたいです。
=======※追記_ここから=======
昨日公開された最新話『[喪162]モテないし願う』にて、
なんと『第2回 七夕祭り』の模様が描かれました…!
今回の内容と読み比べて痛感するのはやはりもこっちを取り巻く“周囲の環境の変化”です。
“元ぼっち”の少女が経験した数々の“出会い”と“別れ”…。
この1年という歳月がいかに濃密であったかを改めて感じられる、
そんな素敵なエピソードとなっていました。
そして問題は、今回のエピソードの最後でもこっちが掲げた願い…。
『大きな希望を忘れない 1年後の7月』
『被処女の自分を信じて』
果たして、彼女の切実なる願いは叶ったのかどうか…!?w
掲載は2019年9月4日までのようなので、チェックはお早目にどうぞ!(*´꒳`*)
第17巻に収録されておりますので、どうぞご確認下さい!
=======※追記_ここまで=======
◆投稿動画
▼イベント紹介動画
【わたモテ】や【チェンソーマン】など、大好きなエンタメ作品のイベント開催時は
できる限り実際に参加し、その都度『紹介動画』を作成してきました。
これまでに作成した『紹介動画』は全てYouTubeで公開していますので、
何か気になる作品・イベントがありましたら、どうぞお手隙の際にでもご確認下さいませ。
▼聖地巡礼動画
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第1弾:【伏見稲荷大社】
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また、皆さんが聖地巡礼する際の参考にでもして頂ければ幸いです。
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◆まとめ
以上が【わたモテ】第6巻の感想③となります。
第6巻は何と言っても、こみちゃん!
新キャラとは思えない程の安定感で暴れまわってくれましたね。
もこっちが家族以外の誰かと本音でぶつかり合う、という
これまでの【わたモテ】ではありえなかった学校描写を見ることができました。
さらに加えて、今江先輩や荻野先生の存在も大きく、
【わたモテ】の世界がグングンと広がっていくのを強く感じられました。
さて、続く第7巻ではきーちゃんが再び登場し、またまた
もこっちをかき回してくれます!
同中トリオのエピソードも多数収録されているので、
またじっくりと振り返っていきたいと思います。
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙
コメント
久しぶりにコメントします。
七夕は最新話と見事に対になってるエピソードでしたね。
ネモはどんな気持ちでもこっちをみていたかとかいろいろ想像が捗ります。
こみさんはこの頃は智貴関連なんですね。
本人からすると進展したと思っているのかな?(まあ、顔は覚えてもらえたんだろうけど)
追記されてたんですね。わかりませんでしたよ。
ミカゼさん
いつもコメントありがとうございます!m(_ _)m
追記、わかりづらくてすいません…!w
語尾を変える程度のものも含めると、実は日々ちょこちょこ更新してたりします!
最近は過去のあるエピソードからの
つながり・発展を感じられるものが多く、
感慨もひとしおなのですが、その分“物語の終焉”をより近くに感じてしまいますね…。
“願い事”ですが、こうなると朱里ちゃんの書いた内容もとても気になります。
伊藤さんの“願い事”同様、
彼女たちの今後の動向も『注視』していきましょう!!w(*´꒳`*)