皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
前回に続き、今回は【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】(以下、【わたモテ】)
の第11巻の感想記事になります!
それでは以下よりエピソード単位で感想&考察を記述します。
目次
◆【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】第11巻 感想①
▼感想&考察
◎[喪99]モテないし友達の友達
感想&考察
登校中のもこっちはゆりちゃんからLINEのメッセージを受け取ります。
ゆり『今日は熱あるから休むから』
LINE上で早々に心配するまこっちの反応を見て、もこっちは自分も何か言うべきかと
ゆりちゃんを気遣う言葉を入力することに。
しかし『お大事に』と入力するところを予測変換で『おちんちん』と打ってしまいます!w
ウソやろ…?w
この時他の変換候補もいくつか映っているんですがもうめちゃくちゃです…!
『おっぱい』とか『落合福嗣』とか“いつ使ったんだ?w”というもので笑わされる中、
何気に『弟』が上位の変換候補としてあって少しほっこりさせられるなど、
その内容からいろいろと想像が膨らみます。
そりゃ携帯無くした時にあれだけ慌てるわなw
(※第10巻『[喪89]モテないし忘れ物する』参照)
そして、もこっちからの唐突な『おちんちん』メッセージを確認したまこっちは、
まこ(あっ今日ゆり休みだとお昼休み黒木さんと…!? どうしよう…)
と不安げな様子…。
実はここまで彼女ら二人が直接会話をする場面は一切描かれておりません。
第10巻『[喪97]モテないし学食で食べる』において、
もこっちが学食でのお昼ごはんを提案したのもゆりちゃんに対してでした。
行動を共にすることの多くなったもののまだどこか“友達の友達”という微妙な距離感のある二人。
この二人が交わることで一体どんな化学反応が起こるのか?さぁ、本編スタートです!
まこ(いつもはゆりがいたから黒木さんと話できたけど)
まこ(二人きりになったら何話せばいいんだろう)
学校に着いてからというもの、“黒木 智子”という不可思議生命体のことで
頭がいっぱいになっているまこっち。
まこ(どんな人か全然わからないんだよな 急に変なこと言ったりする人だけど…)
“変なこと”って例えば、
もこ「テニスと言えばペ●スだけど ペ●ス心理学と言って…」
ゆり&まこ「「えっ!!?」」
とかの件ですよね、ハイわかりますw(*´꒳`*)
(※第9巻『[喪84]モテないしとある秋の一日』参照)
そんなこんなでもこっちのことをついつい目で追っていた彼女はうっちーに声を掛けられました。
うち「何黒木のこと見てるの?何かされたの?」
まこ「え?べ 別に…」
いつも一緒にいるメンバーという括りで見ていると勘違いされがちなんですが、
まこっちとうっちーは普通に友達であり、しかも私の推測では
実のところかなり仲が良い方なんじゃないかと思っています。
その根拠はこのあとの会話の流れにあります。
うち「あいつにスカートの中覗かれたり裸見られたりした?」
まこ「いや してないよ そんなことする人じゃないでしょ?」
うち「ふーん……私はされたけどね あいつってかわいい子に目がないから」
かわいい云々は置いておいたとしても、被害報告全てが事実というカオス…w
◆もこっち犯罪データベース File.1
・スカートの中チェック:第9巻『[喪87]モテないし体育祭の箸休め』参照
・裸チェック :第9巻『[喪80]モテないし修学旅行最後の夜』参照
しかし、まこっちにはそんな変質者がクラスメイトにいるなど、信じられる訳がありません。
まこ「よくわからないけど誤解じゃない?」
うち「そんなことない 私あいつにパンツ盗まれたこともあるし!!」
うち「私をおかずにしてごはん食べられたこともあるんだよ」
はい、結果だけを見ると全て事実ですw
◆もこっち犯罪データベース File.2
・パンツよいらっしゃい:第9巻『[喪80]モテないし修学旅行最後の夜』参照
・パンツでいただきます:第9巻『[喪87]モテないし体育祭の箸休め』参照
ただここで注目したいのは本編の描写を見る限り、
うっちーが目撃&体験したもこっちの奇行を誰かに打ち明けたのはここが初めてであり、
かつ、これ以降も今のところまこっち以外に打ち明けたことはない、ということです。
もちろん“私はこんなにあいつに好かれているんだ”自慢が少々入っているのですが、
それにしたって一番一緒にいる時間が長いはずの“雌猫の間グループ”のメンバーには
第16巻『[喪152]モテないし(・_・)』で
その関係性が明るみになるまで一切もこっち関連の出来事を口にしていないのですから、
この時点ではまこっちとそれ以外の人物に対し、
うっちーの中では明確な線引きがあるように思います。
“まこっちなら、こんなことを言っても誰かに吹聴したりしないはず”
少なくともうっちーからはまこっちに対して上記のような信頼を感じることができました。
では“まこっち側はどうなのか”ですが、それに関しても以下の事実が物語っている気がします。
それは現時点においてもこっちと“ゆかいな仲間たち”の中で、
うっちーのことを“うっちー”と呼んでいるのはまこっちだけ、ということです。
この作品における“呼称”の重要性は以前述べた通り。
(※以下、第8巻『[喪71]モテないし出発する』の感想より一部抜粋)
【わたモテ】という作品において“呼称”は、
両者の関係性・距離感を示すギミックとしてしばしば用いられています。
それ自体がテーマになったエピソードもあり、
第13巻『[喪126]モテないしあだ名で呼ばれる』ではもこっちとネモの関係性が、
第14巻『[喪138]モテないし大学に行く』ではもこっちとゆりちゃんの関係性が、
それぞれ“呼称”というギミックを通じて大きく変化した、ということが描かれています。
以上が、まこっちとうっちーの友人関係は実は非常に良好なのでは?と思う根拠になります。
もちろんここまで全て私の勝手な推測ですw(*´꒳`*)
で、上記内容を踏まえて改めて言及したいのが、この作品は人間関係の描写が緻密でリアルであり、
一人一人がまるで意志を持って作品世界を生きているように作り込まれているということ。
それぞれが決して記号化されたキャラ付けで成り立っている訳ではないのです。
つまり表面上の展開だけでなく、各キャラの行動理念なども踏まえて掘り下げていけば
そこにはまた新たな発見があるかもしれず、それこそがこの作品が持つ魅力の本質なのではないか、
と感じる次第です。
“被害者の会”よろしく、うっちーがこれまでに体験した珍事件(※事実)の数々を
まこっちへ打ち明けていた、まさにその時…!
話し声を聞いたもこっちがふと、うっちーたちへと視線を向けました。
その瞬間、
うち(視姦してきたーーーーーー!!)
とその場から走り去る被害者Aこと、うっちーw もう誰か助けてやれよ…w
まこ(うっちーが変なこと言うから余計どんな人かわからなくなってくる)
もこっちのことがより一層わからなくなったまこっち…。
彼女はここで一度、うっちーから得た情報を整理します。
まこ(えーと急に下ネタを言ったり)
まこ(本当かわからないけど女の子に興味持ってて覗いたり下着盗んだり…)
まこ(駄目だどんな人か全然わからない)
確かにwww 女子高生の経歴ではない…w
そして、迎えた休み時間。
まこっちは女子トイレで声を掛けられました。その声の主とは『南 小陽』改め小陽ちゃん!
彼女の容姿が描かれるのは今回が初となるのですが、
名前だけは先行して以前の会話の中で登場していました。
というのも修学旅行の班決めでゆりちゃんが孤立しもこっちのいる4班に所属していたのも、
小陽ちゃんたちのグループがまこっちを誘ったからにほかなりません。
(※第8巻『[喪69]モテないし班決めする』参照)
南「まこっちー 今日田村さん休みでしょ ごはん一緒に食べようよ」
彼女の要件とは、まこっちとお昼ごはんを一緒に食べる約束をすること。
この場面、わざわざ誘ってくれるなんて相変わらずまこっちは皆に慕われているなぁ、
という感想がまず一つ。
それと、小陽ちゃんが堂々と“ゆりちゃんがいないから”という理由を告げるあたり、
ゆりちゃんと小陽ちゃんたちのグループがうまくいっていないということが容易に想像できます。
彼女らにゆりちゃんとまこっちの二人を誘う気はないのです…。
まこ「え…えーと」
南 「何?誰かと約束とかしてるの?」
まこ「約束はしてないけど」
南 「じゃあいいじゃん」
もこっちのことが頭をよぎり、少し口ごもっていたまこっちでしたが、
半ば押し切られるかたちで小陽ちゃんたちとの食事を約束してしまいました。
そして迎えた、お昼休み。
まこ(……別に約束してたわけじゃないし……)
まこ(黒木さんってお昼はよく一人でどこか行ってるし 誰かと約束あるかもしれないし……)
自らに言い訳をするかのように頭の中で理由を並べ立てるまこっち。
彼女は既に小陽ちゃんたちのグループと机を繋げ、輪を作っていました。
すると、そこへ近づいて来たのはもこっち…。
まこっちが既に他のクラスメイトと食事を始めているのを確認した彼女はすぐに踵を返し、
自分の席へと静かに戻ります…。
もこ「はーーー……」
と、深いため息をつくもこっち…。
そして明かされる彼女の今の心境…。
もこ(あーよかった 正直 二人きりでごはん食うの気まずいし)
もこ(あっちが私のこと気にしないで他の奴と食ってるなら 私も気にせずぼっち飯しよう)
全然余裕っス♪www(o´ω`o)
伊達に一年以上ぼっちしてねぇなって感じで尋常ではないメンタルを誇ってますねw
もこ(スマホでくだらないサイトでも見て飯食うか)
と、あっけらかんとしています。
しかし、そんな彼女の心境を想像できるはずもないまこっち。
スマホを見てプルプルと笑いをこらえて震えるもこっちの姿が、
まこっちには涙をこらえて震えている姿にしかもう見えません…!w
まこ「あ………ああ…」
そしてまさにちょうどそのタイミングで、
まこっちはゆりちゃんからLINEのメッセージを受け取ります。その内容とは…。
ゆり『そういや今って黒木さんとごはん食べてるの?』
的確に心臓を貫く、ゆりちゃんからの強烈な一撃…!w
まこっちは思わずむせてしまい、そのまま女子トイレへと駆け込みます。
まこ(私最低だ…前にもゆりを裏切ったのに… また同じように黒木さんのことを…)
彼女は修学旅行の班決めにおいて、結果的にゆりちゃんを裏切るかたちになってしまったことを
ずっと悔いていました。思えば、第8巻『[喪77]モテないし二日目の夜を迎える』にて、
縁結びのお守りを握りしめ、ゆりちゃんへと歩み寄ったのも彼女からでした。
ここまでの描写に限ったとしても、
まこっちが相手を思いやれる心根の優しい女の子であることは明白であり、
班決めの際もおそらくは強引な勧誘があったんだろうな、ということが窺えます。
それだけに彼女は当時の自分の選択を本当に後悔していました。
今回の一件はそのつらい記憶を呼び起こすものであり、今も尚彼女を苦しめているのでしょう。
まこっちが女子トイレで一人、後悔の念に押しつぶされそうになっていた時、
本を片手に意気揚々とそこへ入って来たのがもこっち…!
彼女を確認したまこっちは決意を胸に、もこっちの後に続いて同じ個室へと入ったのです…。
まこ「あ…あの…」
様々な想いが胸の中で交錯する彼女の体は小刻みに震え、
まるで“何かに怯え切った少女”のようでした…。
ただしもこっちからしてみれば、既に自分がいるトイレの個室へ後から突然入って来た、
“興奮気味の変質者”以外の何者でもない訳で…w なんかプルプルしてるし…w
もこ「な…なな 何…!?」
まこ「あの…その…私…その……」
まこ「あ 謝りたくて…黒木さんは私と一緒にお昼食べようとしてたのに…」
まこ「私 他の人と一緒に」
今、伝えるべきは素直な謝罪の気持ち…。
これを受けてのもこっちのセリフがこちら。
もこ「い いや別にいいよ む むしろ今日は一人で食べたい気分だったし…!」
もこ「だから これからも私のことは気にせず他の友達と食べなよ!!」
彼女は今、一切嘘をついていません。全て本心から出た言葉です。
しかし、まこっちはこの返答を全く異なる意味合いで受け止めていました。
まこ(あんなに泣いてたのに 私を気遣って 嘘を… こんないい人を私は……)
加速度的にすれ違っていく二人の認識…!
すると、そこへさらなる来訪者が!
南「まこっちー? あれー?いない?トイレじゃなかった?」
まこっちの後を追って、小陽ちゃんとその友達が女子トイレに入って来たのです。
しかもあろうことか、彼女らの口からはもこっちの話題が…。
一人の女生徒からまこっちが“黒木さんがどうとかぶつぶつ言っていた”と聞いた小陽ちゃんは、
南 「黒木さん?ああー例のあの人ね… つーか黒木さんって…」
と彼女が呟いた瞬間、まこっちは焦ります…!
なぜならまこっちは知っていたのです…。
彼女たちが人の悪口を好んで口にするタイプの人間であるということを。
何より、“黒木 智子”という存在について普段どのように話題にしているかということを…!
まこ(南さん達きっと悪口言う 聞かせちゃ駄目!!)
そう判断したまこっちは咄嗟に両手でもこっちの耳を塞ぎます…!
全てはもこっちに不快な思いをさせないために…!
しばらくした後、小陽ちゃんたちはトイレを後にしました。
そこでようやく自由になるもこっちの両耳。
もこ「あ…あう…」
まこ「ごめんね 痛かった…」
今度は耳を塞いでいたその両手でもこっちの両手をぎゅっと握りしめるまこっち…。
まこ「あの黒木さん! 私と友達になって」
“もう二度と間違った選択をしない”、そう決意したまこっちの判断とは、
相手を気遣うことのできる彼女のような“いい人”をもう決して一人にはしないこと。
そしてそんな彼女と“本当の友達”になること、でした…!
では、もこっちはこの告白をどう捉えたかというと…。
もこ(え!?これ個室で逃げ場ないし こんなん断ったら即レ●プじゃん!!?)
早速、間違った選択をしていたまこっち…!www
しかし、一度走り出したらもう止まることは無い“すれ違いガチレズ特急”…!
もこ「う…うん と 友達だったら 友達だけなら…」
まこ「ありがとう これからよろしくね!」
ギリギリのところで予防線を張って必死に堪えるもこっちと、
新たな友との出会いに胸躍らせるまこっちとの異様なコントラストよ…w
場面変わって、ここはゆりちゃんの自宅。
横になっていたゆりちゃんはもこっちとまこっちの二人から、
それぞれ個別でLINEのメッセージを受け取りました。
まずはまこっちからのメッセージ。
まこ『黒木さんって凄くいい人だね』
これを受けてのゆりちゃんの反応がこちら。
ゆり(いや悪い人じゃないけどいい人でもないと思う…)
何気ない、このセリフ。
第1巻 第1話よりずっともこっちの雄姿を追ってきた読者にとっては、
非常に胸を打つものだったのではないでしょうか。
以下は、第10巻『[喪95]モテないし秋の終わり』でのゆりちゃんのセリフ。
ゆり「ああー別にもう黒木さんのことわかってるし」
ゆり「そうだとしても変に思わないけどね」
このセリフの通りもこっちはもう一人ではなく、ありのままの自分を理解し、
受け止めてくれる素晴らしい友人を手に入れたのです…!
続いて、もこっちからのメッセージ。
もこ『あの真子さんって人は本物ですか?』
これに対するゆりちゃんの反応がこちら。
ゆり(何があったかわからないけど お互いのこと全然わかってなさそう…)
一難去ってまた一難。
知らぬ間に友人だけでなく、ガチレズまでゲットしたことになっていたもこっち…!w
二人の間に入り、冷静にこの誤解を解くことができるのはゆりちゃん唯一人…!!
クリ●ン「ゆりーー!!!はやくきてくれーーっ!!!!」
(※【ドラゴンボール 完全版】第15巻『其之二百十八 最後の気功砲』参照)
というところで(?)第99話が終了。
まだ大きな誤解はあるものの、まこっちがもこっちの二人がようやく向き合うきっかけとなった
本エピソード。この後も多少のすれ違いは残しつつ、
漫画の貸し借りを行う程には今後も順調に距離を縮めていくことになります。
(※貸し:第14巻『[喪136]モテないし漫画を薦める』を参照)
(※借り:第13巻『[喪132]モテないし先輩後輩の関係』を参照)
そして、ようやくのご登場となった小陽ちゃん!
皆のおもちゃ…もとい、皆のマスコットたる彼女の本領発揮はまだまだこれから…!
彼女についてはいろいろと触れたいところがあるので、
いつか特集記事でも作れたらな~と思います。とりあえず、今言えることはこれだけ。
八重歯でちっちゃくてニーハイで口悪くて、さらに可愛いって…。
『キミ、詰め込み過ぎちゃうか?そんなキミがいっぱいちゅき♪(*´꒳`*)』
◎[喪100]モテないし変わらない?
感想&考察
いつものカフェで、いつものように集まる同中トリオ。
しかし、今回は一点だけいつもと様子が異なる部分がありました。
それはゆうちゃんの髪の長さ。肩にかかる程長かったはずの髪をばっさり切っていたのです…。
当然、もこっちとこみちゃんも彼女と出会って早々に気づいています。
が、それが意味するところを勘繰ってしまい、こみちゃんはなかなか切り出せずにいました。
こみ(成瀬さん髪ばっさり切ってるけど これは触れていいのか?)
すると、もこっちが一言。
もこ「ゆうちゃん髪切ったね 何かあったの?」
躊躇なし!w
ゆう「あっうん ちょっと気分を変えたくて」
ゆうちゃんの返答内容に一安心のこみちゃん。
こみ(まーあれか……失恋で髪切るとか 少女漫画とかの話だよな…)
そう思っていたのも束の間、もこっちが言葉を続けます。
もこ「てっきり彼氏と別れて切ったのかと思ったよ」
こみ(直球過ぎんだよ!本当にそうだったらどうすんだよ!!)
それに対する、ゆうちゃんのリアクションは…。
ゆう「あっ…うん…」
急に静まり返る店内の一角…。
さすがにもこっちもやってしまったという自覚があるようで、何とかしようと口を開きます。
もこ「な なんで別れたの?」
ゆう「う…うん その彼氏だった人が…」
ゆう「私が他の友達との約束を優先したりするのが嫌だったみたいで」
これを受け、自分たちがその原因なのでは?と、急に焦り出すもこっちとこみちゃん。
特に今年の夏休みなど、昆虫採集・海水浴・コミケと、この三人での行動が多く見られました。
それ以外にも描かれていないだけで彼女らはたくさんの時間を共に過ごしているのでしょう。
(※第7巻より『[喪64]モテないし三人で夏休み』や『[喪65]モテないし海へ行く』を参照)
“自分たちに責任があるのかも”、そんな二人の気持ちを察してか、ゆうちゃんは語ります。
ゆう「あっ……もこっちとこみちゃんのことだけじゃないよ」
ゆう「学校の他の友達ともよく遊んでたから……」
彼氏と過ごす時間を優先できなかったゆうちゃん。
実は、破局の理由は他にもあったのです…。
ゆう「それにそれだけじゃなくて……えーとね…なんというか…えーと…」
急に顔を赤らめ、もじもじし出すゆうちゃん。
ゆう「手をつなぐとかは平気なんだけど」
ゆう「体を触ってくるのとかはちょっと怖くて少しだけ断ったりしちゃって……」
もこ&こみ(エロ!?)
これぞ、リア充!!女子高生としての格の違いを見せつけてくれます…!
それならゆうちゃんに責任はないとこみちゃんが彼女をフォローする傍ら、
もこっちは“もし自分がゆうちゃんの彼氏だったら”という想像をしてみることに。
お尻を触れば、すっと遮られ。
抱きつこうとすれば、ぐっと手を掴まれ。
お泊りを提案すれば、完全拒否。
もこ「つらい!」
親友の元彼に感情移入する女子高生…!w 涙流してるしw
もこ「ゆうちゃんは悪くないよ 悪くないけど」
もこ「ゆうちゃんと付き合ってるのに何もできないってつらすぎるよ!」
こみ「なんで男目線なんだよ……」
それじゃぁ、あんまりだぜ!と訴えるもこっちに対し、
ゆうちゃんの口から、聞き捨てならない衝撃の事実が…!
ゆう「あ あの何もしなかったわけじゃないよ……そ…その少しはそういうことも…」
ゆう「いつもそういうことしてくるのが嫌だったわけで……その……」
そりゃこんなイイ子が放っておかれる訳がなく、しっかり青春を謳歌していたゆうちゃん…!
親友からの赤裸々な告白を受けたもこっちはというと…。
もこ「うわあ……毎日セクハラしてえ……」
さらに増していく男目線…!www
一通りの近況報告が済んだ後、やはり自分が悪かったのかもと少し落ち込むゆうちゃんへ、
もこっちは自分なりのエールで彼女を励まします…。
もこ「まあでも私はよかったけどね これからはゆうちゃんと遊べる時間増えるし」
ゆうちゃんが初登場した第1巻『[喪3]モテないし昔の友達に会う』にて、
「ずっと中学のままならよかったのに」と呟き落ち込んでいたゆうちゃんに対し、
自分の本心をさらけ出して必死にエールを送り、彼女を励ましていたのももこっちでした。
時が経ち周囲の環境が変わろうと、彼女たちの関係性は決して変わらないのです…。
もこっちからのエールに強くうなずくゆうちゃん。
その表情はいつの間にかいつもの明るい彼女本来ものに戻っていました。
もこ「じゃあ一緒に勉強する?彼氏とじゃなくて女同士なら集中できるでしょ」
彼女のこの一言が発端となり、第15巻『[喪143]モテないし3人で勉強する』にて
ようやく同中トリオの勉強会が実現することに。
そして、帰り道。
もこっちは何か“モヤモヤしたもの”を抱えていました。
もこ(…なんだろう?心に引っかかっているものがあるような…そうだ!!)
“大切な何か”を思い出したもこっち…!彼女は急いでゆうちゃんを呼び止めます。
もこ「待って ゆうちゃん!! あの ゆうちゃん 一つだけ聞きたいことが…!」
今ここで、もこっちが確認しなければならないこと…!
彼女にとって重要な事実…!それは…。
もこ「ゆうちゃんって結局 彼氏としたの!?」
大好きな親友の処女性…!!
そして、ゆうちゃんの返答とは…。
ゆう「ひみつ」
もこ&こみ(あっ…非処女っぽい…!!)
『さよなら大好きな人』www
あらゆる意味で自分たちの遥か先へと歩みを進める彼女を、
ただ見守り続けることしかできないもこっち&こみちゃんの二人でした…!
というところで第100話が終了。
第100話という記念すべきエピソードを飾るのは同中トリオの面々でしたね!
その内容についてですが、親友の破局話という表面上の内容をもう少し大きく捉えた場合、
“異性へのモテとか、もういいよね?”という、
ある意味『過去のコンセプトとの決別』のような印象を受けました。
もこ(ここ最近モテとか意識してなかったクセに!)
というセリフがもこっち本人から飛び出す程でした。
ストーリーの進行に合わせて大きなものから小さなものまで、
これまで多くの変革を迎えて来た【わたモテ】。
果たしてこの物語はどのように帰結するのか、しっかりと見届けていこうと思います。
なお、今回で男っ気が一切なくなった同中トリオによるクリスマスパーティーの模様が
第11巻『特別編7』にて描かれています。珍しく“おこ”なゆうちゃんが見れますよ!(*´꒳`*)
◎[喪101]モテないし思いを伝えられる
感想&考察
図書室にて、いつものように受付けに座っていたこみちゃんは朱里ちゃんと対面していました。
そしてもう一人、こみちゃんに呼び出され、現在ここへ向かっているのは“例のあの人”。
朱里「あの人と誰もいない場所でちゃんとお話ししたかったので…」
そう語る朱里ちゃんはいつも以上に真剣な面持ちでした…。
しばらくするとドアが開き、入って来た“例のあの人”こと、もこっち。
二人の姿を確認するなり、
もこ「変態シスターズ!!?」
と、開口一番でディスっていくスタイルを披露!w
朱里「そ…その呼び方やめて下さい!!」
第10巻『[喪91]モテないし邂逅する』での一幕より、完全に定着してしまったこの印象。
朱里ちゃんが今日こみちゃんに頼んでこの場へもこっちを呼んでもらったのも、
誤解を解き、そのイメージを払拭するためでした。
朱里「その誤解を解きたくて呼んだんです!」
ここからしばらく、朱里ちゃんは学食での一件について弁明を行いました。
もこっちと智貴が付き合っていると勘違いしていたため、
無理矢理にでも会話に混ざろうとして発言した結果、下ネタが思わず飛び出てしまった、と。
もこ「じゃああの『ちんちん見たい』発言は本心じゃないと?」
朱里ちゃんが「そうです」と答えるも、まだ納得のいかないもこっち。
なぜなら、同じく智貴を好いているもう一人は、圧倒的な変態だから…!!
もこ「なんか嘘くさいな… だってそっちに座ってる奴は興味津々だろ?」
こみちゃんを指さすもこっち。
そして、急に振られた側のこみちゃんはこみちゃんで、
こみ「ま…まあ……」
と、特に否定せず…www
朱里「先輩!?」
“そんな変態がいるはずない”と、慌ててこみちゃんの援護に回る朱里ちゃん。
朱里「そっそうじゃないですよね?」
朱里「先輩は智貴くんが好きなだけでそういうの興味ないですよね?」
純粋無垢な彼女はまだ知らないのです。
この世には想い人の使用済みタオルを笑顔で受け取るド変態がいる、ということを…。
(※第10巻『[喪93]モテないしプレゼントを渡す』参照)
こみ「智貴くんも智貴くんのあそこも好き」
もこ「おい変態じゃねーか!!」
朱里「先輩!!?」
そこには揺らぐことのない、明確な意志が…!www
尚も朱里ちゃんは健気に「変な風に思われちゃいますよ!?」と、
恋敵でもある先輩を必死に援護しようとしますが、
こみ「い…井口さんは智貴くんのそういうの嫌いなの?」
と逆に問いただしてくる始末…!
こみ「私は自分の気持ちに嘘をつきたくないから」
朱里「いい風に言わないで下さい!!」
その子、手遅れなんですw
もう勝手にやってろ、とばかりにその場を立ち去ろうとするもこっちに対し、
朱里ちゃんは改めて伝えるべきことを言い放ちました。
朱里「わ 私は興味ありません と 智貴くんの性格とかが好きなだけです!」
が、これに異を唱える人物が一人。
それはまさかのド変態、こみちゃんでした…。
こみ「本当にいいの?それで」
急にお姉さんぶってきたこみちゃんは至って真剣です。
こみ「あの時 智貴くんに言ったあの言葉は偽物じゃなかったと思うけど…!」
それではここで、“あの言葉”とやらを振り返っておきましょう。
朱里「私も見てみたいな 黒木くんのちんちん」
(※第10巻『[喪91]モテないし邂逅する』参照)
マジ者やんけ!!www
こみ「あの言葉を聞いた時 私はこの子は偽物じゃない 本物だって思った」
こみ「偽物<レプリカ>じゃなく本物じゃないとあんなこと言えない」
もの凄い論理で成り立っている信頼ですが、
実際、あのこみちゃんが智貴を巡った恋敵に対し、
これ程までに協力の姿勢を見せているのは異常なことです。
この時点では、まだもこっちが築けていない“後輩との信頼関係”を
一足先にこみちゃんが築こうとしている、という事実…!
実際、第14巻『[喪141]モテないしきーちゃんと高校に行く』や
第14巻『[喪142]モテないしきーちゃんの進路も決まる』では、
智貴が出場するサッカーの試合を二人で一緒に応援する姿が描かれていました。
高校に入ってからで考えると伊藤さんとも1年生の時点で友人関係になっているようですし、
実はここまで、こみちゃんは常にもこっちの一歩先を進んでいる、
という気がしないでもありません…。
しかし、そんなこみちゃんからの信頼など、朱里ちゃんからすればいい迷惑な訳で…w
朱里「私は先輩と違って純粋に智貴くんを好きなだけです!!」
必死に弁解を続ける朱里ちゃん!その時、彼女の脳裏をよぎる“ある記憶”…!
そして発現せし、彼女のスタンド『OSEKKAI』!!
紗弥加『純粋に智貴くんのちんちんが見たかっただけです!!』
朱里(はうっ!!?)
もはや呪い…!www
(※第10巻『[喪95]モテないし秋の終わり』参照)
朱里(違う…違う…!!あんなの私の本心じゃない!!)
その場にうずくまり、自分にそう言い聞かせる朱里ちゃん。
ですが、もこっちの追及は止まりません。
もこ「じゃあ何?ちんちんなんか興味ないし大嫌いって言えばいいの?」
朱里「えっ!?違っ!!だから大嫌いとかではなく…!」
さらにトドメとばかりに続く、クズ&変態の言葉の猛攻…!
もこ「どっちだよ!もう帰っていい?」
こみ「井口さん!本当のこと言わないと一生後悔するよ」
散々まくし立てられた彼女はその沸騰する頭と心で最後の力を振り絞り、
自分の想いを告げました…。
朱里「私は……私は……智貴くんの… …が 好きです…」
直後カットインされるのは、蔑むような眼差しで彼女を見下ろすもこっちの顔…。
こみ「ちゃんと伝えられたね」
もこっちが去った後、朱里ちゃんに優しく告げるこみちゃんの表情はスッキリしたものに。
一方の朱里ちゃんは、まだその場にへたり込んだまま、
朱里(もう何がなんだかわからなくなっちゃった…)
と、呆然としていました…。彼女はなぜ、こんなにも報われないのか…w
校舎を出たもこっちはグラウンドを見下ろしていました。
彼女の視線の先にはサッカーの練習に励む智貴の姿が…!
もこ(ちんちんしか興味持たれていない存在だけど……頑張れ…!)
前話に続き、主人公が心から送る魂のエール…!
その受け手である智貴よ、今すぐ逃げろ…!w
というところで第101話が終了。
なんだかんだ、このまま交流が続いていく変態シスターズの二人。
互いに想い人との距離は一向に縮まらないものの、
この二人の距離自体はストーリーが進行するにつれ徐々に近づいている気がします。
散々な目に遭い続けている朱里ちゃんですが、いつかこの二人の奇妙な友人関係を軸に、
感動的なエピソードが描かれるのではないかな~とか思ってる今日この頃。。
朱里ちゃんの心がそれまでもつのか甚だ疑問ですが…w
◎[喪102]モテないしいつかの冬休み
感想&考察
あっという間に訪れた、高校生として二度目の冬休み。
前回の冬休みは第4巻『[喪31]モテないし中二病でも…』から始まり、
計3話かけて描かれていました。
朝方、電話に出ていたお母さん。なんでもおじいちゃんが倒れた模様。
そこで父母共に現地へ向かう為、明日の夜まで帰らないかもしれないということでした。
そして、渡された五千円。
「それで智貴と一緒に食べて」とだけ言い残し、お母さんは早々に家を出てしまいました。
現在、家にいるのはもこっち唯一人。
もこ(ということは今日一日家に誰もいないわけか…!(弟のぞく))
もこ(なんか興奮してきた…!!)
じいちゃん、ブチ切れてもいいんだぜw
それと、いないも同然として扱われている智貴ですが、
私には“全く気を使う必要のない相手”という意味合いで頭に入って来たので、
少しほっこりしちゃいました!(*´꒳`*)
さて、この一日をどう過ごそうか考えていたもこっちでしたが、
テレビで流れた絶品みそ鍋の映像を見てスーパーへ直行!晩ごはんはお鍋に決定となりました。
相変わらず、“決めたらとりあえず実行”の行動力が光ります。
もこ(五千円あるし おやつとかも買って行こう)
と、テンション爆上げ…!
じいちゃん、今こそブチ切れるべきだ!w
帰宅後、晩ごはんの下準備やお風呂掃除など、
一通りの家事をこなした後はぼーっとコタツで一日を過ごしたもこっち。
もこ(よし……後はすべてあいつにやらせるか…)
そして夜になり、そんな“あいつ”がようやく帰宅。
玄関まで来て智貴を出迎えたかと思えば、もこっちは一言、
もこ「私の風呂上がりに合わせて飯食えるように準備頼むぞ」
それだけ告げ、自分は入浴へ…!
ちょっとエッチ(?)なもこっちの入浴シーンを挟みつつ、夕食の時間に。
今夜は両親が家にいません。
そこでもこっちの提案により、いつもの夕食とは異なり、
コタツの部屋でテレビを見ながら晩ごはんを食べることに。
もこっちがテレビに映したもの。それは、映画【涼宮ハルヒの消失】でした。
言わずと知れた名作ですね。
もこ「コタツ入って鍋食いながら消失観るの夢だったんだわ」
もこ「お母さんいたらできないからな」
智貴は特に反論することも、チャンネルを変えることもしません。
この日は、姉弟二人っきりで鍋を囲みながらアニメ映画を見ることになりました…。
食事をとり始めてしばらく。
そこには、ことある毎にコーラを弟につがせようとする姉の姿がありましたw
もこ「上司が空けたグラスにコーラつげないと将来私を養える程出世できないぞ」
智貴「養うつもりねーよ」
なんでコーラでちょっと酔った感じになっているんだw
それと、養う云々に関して。
第7巻『[喪63]モテないし夏休みを続けたい』での計画が実はまだ着々と進行中だった模様w
そんなこんなで晩ごはんを食べていた二人でしたが、智貴にはふと気づいたことが…。
智貴「これなんか微妙に見覚えあるんだが…」
もこ「ああ 小学生の時 夏休みにお前に観せてたからな」
もこ「映画じゃなくテレビシリーズだけど」
智貴「ああ あれか……」
それは遠い日の記憶。
まだ二人が同じ時間を過ごすことの多かった時期のこと…。
もこ「あの頃の夏休みや冬休みは楽しかったなー……」
そこで二人は記憶を辿り、あの頃を振り返ります。
ある夏休みの朝方。
ラジオ体操から帰って来た智貴はハンコを押してもらったカードをもこっちに渡していました。
もこ「ハンコもらってきた?」
智貴「たまには姉ちゃんも来いよ」
この頃からもこっちは通常運転、という感じですw
智貴に任せてズルをしているのでしょう。
もこ「朝ごはんあるから録ったアニメ観ながら食べよう」
そして、今と同じ様にテレビの前に座り、二人で食事をとることに。
もこ「今日クラブあんの?」
智貴「ないけど」
もこ「じゃあ宿題やったらゲームやろうよ」
姉弟二人で一緒に遊ぶ。
それが当然で、何も違和感を感じていなかったあの頃。
そして、もう戻ることはできないあの日々…。
場面は再び戻って、晩ごはんを食べている黒木姉弟。
もこ「ああいう楽しい休みはもう返ってこないんだろうな……」
智貴「……まぁ そういうもんだろ」
この場面。非常に興味深いのは、言葉だけを追っていくと
過去に思いを馳せ、戻れないあの頃を懐かしんでいるのはもこっちであり、
それを“そういうもんだろ”と割り切っているのは智貴のように思えます。
しかしその表情を追っていくと、案外“それはそういうもの”として
どこか達観したように割り切った表情を浮かべているのはもこっちであり、
むしろ姉弟で仲良く過ごしたあの頃に
何か未練を残していそうな表情を浮かべているのは智貴のようにも見えるのです。
何より、先ほどの回想シーンに入る直前の一コマとして描かれたのは
もこっちではなく、智貴だったんです。
我々読者が目にした先の回想は、一体どちらが思いを馳せた懐かしき日々だったのでしょう…。
時間は過ぎていき、映画本編も終了してスタッフロールが流れていました。
智貴「風呂入ってくるわ」
と智貴はその場を後にします。
ここも、非常におもしろい場面。
本来興味も無いはずのアニメ映画を、智貴は最後まで一緒に見続けたということです。
しかも、映画【涼宮ハルヒの消失】は約2時間半以上の長さがあります。
食事など、とっくに終えているはず。
久々の姉弟二人っきりで過ごす時間を大切にしていたのは、果たしてどちらなのか…。
その場に残されたもこっちは、リモコン操作で今晩の番組表を確認していました。
直後、ある番組が目に入り、そのままお風呂場へと駆け出します!
もこ「風呂入んの待て!! コンビニ行くから付き合ってくれ!」
一人で行ってこいと当然のように言い返されるもこっちですが、
もこ「夜10時過ぎだぞ!!レ●プ被害にあったらどうすんだ!!」
と、ここぞとばかりに女子高生というポテンシャルを武器にして責め立てます…!
ちなみにこの女子高生、『薙刀レ●プ』は既に経験済み!w 狂ってやがる…!www
(※第3巻『[喪24]モテないし痴漢される』参照)
結局、コンビニまでついて行くことになった智貴。
智貴「つーかこんな時間に何しに行くんだよ?」
もこ「アイス」
さもそれが当然とばかりに、小学生のようなことを言ってのける女子高生。
もこ「深夜にゲームセンターCXが地上波でやるからコタツでアイス食いながら観んだ!」
彼女の目はキラッキラに輝いていました。
つい先程の“楽しかったあの日々はもう返ってこないんだ…”、
そう嘆いていた彼女など、もうここにはいません。
もこ「夜中出歩くとかテンション上がるな!明日も休みだし」
子供の様にはしゃぐ姉の姿を見て、智貴は思います。
智貴(今も十分楽しそうじゃねーか……)
今も昔も変わらぬ姉の姿を見つめ、
どこか安堵さえ感じられる、そんな智貴のセリフが出たところで第102話が終了。
注目したいのは最後のワンカット。
ここで智貴の表情を描かないのは何ともにくい演出です。
このエピソードでは、
いつも以上に智貴の言動が別の“何か”を隠すためのものにずっと見えていました。
その流れがあった上での最後のセリフ。
はしゃぐ姉の姿を見て“楽しそう”と呟いた彼ですが、
そう呟くことで自分自身がこのかけがえのない時間を楽しんでいる、
という事実を隠しているようにも見えるのです。
最後の場面を第三者が目撃した場合、
楽しそうな表情を浮かべているのは本当にもこっちだけなのでしょうか…。
黒木姉弟を語る上で絶対に欠かすことのできない、大好きなエピソードとなりました!
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◆まとめ
以上が【わたモテ】第11巻の感想①となります。
長くなったので次の投稿に続きます。
それでは、また~(。・ω・)ノ゙
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