【わたモテ】第12巻 感想② 卒業式、少女が辿り着く抱擁の意味と感謝の想い

漫画
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皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。

前回に続き私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(以下、わたモテ
第12巻の感想記事になります!

【わたモテ】第12巻 感想① バレンタイン、姉妹で解こう『ちんこの呪縛』
今回は【わたモテ】の第12巻の感想となります。この記事で扱うのは第110話~第113話についてです。
【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校1年生編)
今回は【わたモテ】の高校1年生編を対象とし、全キャラ毎にその登場回をまとめていきます。
【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校2年生編)
今回は【わたモテ】の高校2年生編を対象とし、全キャラ毎にその登場回をまとめていきます。

以下より第114話からエピソード単位で感想&考察を記述していきます。

◆【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】第12巻 感想②

▼感想&考察

◎[喪114]モテないしバレンタインデーを送る③

感想&考察

この日はバレンタインデーの翌日。

ゆり「真子 これチョコのお返し
そう言って彼女が差し出したのは、
第12巻『[喪112]モテないしバレンタインデーを送る①』にて、
もこっちと一緒に放課後に残って作った手作りの友チョコ

ゆりちゃんといえば、もこっちにお返しについて尋ねられ、
逆に“返した方がいいのかな?”と聞き返していた程の人物…。
人付き合いが苦手な彼女のことです。
こういった友達とのプレゼントの贈り合いというのはずっとしてこなかったのでしょう。

それだけに、ゆりちゃんからの友チョコのプレゼント
まこっちにとって衝撃的だったようで…。

まこ「え!?あ…ありがとう ゆりが作ったの?」

ときめいてますやん!w(*´꒳`*)

とまぁガチレズネタはさておき、ゆりちゃんがこのようにお返しをするという行動に至ったのは
紛れもなくもこっちの発言がもたらした影響であり、
第11話『[喪109]モテないし雪の日の学校』に続き、
ここでももこっちが周囲に与えた影響変化が浮き彫りになっています。

【わたモテ】第11巻 感想③ 理想との乖離が無い黒木、読める本が無い吉田
前回に続き【わたモテ】の第11巻の感想となります。この記事で扱うのは第107話~第109話についてです。
【わたモテ】第12巻 感想① バレンタイン、姉妹で解こう『ちんこの呪縛』
今回は【わたモテ】の第12巻の感想となります。この記事で扱うのは第110話~第113話についてです。

そして、そんなもこっちの影響をもろに受けているうっちーはというと、
ゆりちゃんと同じくもこっちが手作りの友チョコまこっちへプレゼントするその様子を、
ただじっと静観していたのでした…。

そして少々トリッキーな構成なのですが、
ここから本エピソードは第11巻『[喪106]モテないし最後の冬』以来の
ショートショートの形式になります。

【わたモテ】第11巻 感想② 少女の更生を願う姉の依頼「外でウンコしてみて」
前回に続き【わたモテ】の第11巻の感想となります。この記事で扱うのは第103話~第106話についてです。

・『起きチョコ1』
何とかまこっちに友チョコを渡すことができたもこっち。
しかし、彼女はまだ吉田さんへ渡すことができないでいました。
それもそのはず…。
今、彼女の手元にあるのは奇麗な一本グソ、改め、棒状の“うんチョコだったのです…!
もっと普通なの作っておけよw

直接手渡したらキレられそうだと思ったもこっちは、

もこ「机につっこんで特に気にしてなかったら私からって言う」

そう言って吉田さんが席を外している隙を見て、
彼女の机の中に無理矢理“うんチョコ”を押し込むのでした…。
というか、気にしてたら名乗り出ないつもりなのかコイツwww

しばらくすると、吉田さんが教室に戻って来ます。

自分の座席へドカッと座る吉田さん。

み、見え…!?Σ(´□`;)
とかやってる場合ではなく…w
吉田さんは早々に机の中の“それ”に気づきます…。

直後、自分の机を蹴り倒し、大声で吠える吉田の姉貴!!

吉田「人の机にクソつっこんだ奴 誰だーーー!!」

君は君でもうちょっと疑えよw

ただ残念ながら、その時もこっちは教室にいませんでした。
状況を見かねたゆりちゃんが吉田さんに声を掛けます。

ゆり「吉田さん」
吉田「ああ!?てめーか!?
捜査線上、突如犯人候補として浮かび上がった田村容疑者…!
果たしてそれはゆりちゃんの一本グソだったのか!?
それにしても『ゆりちゃんの一本グソってすげぇパワーワードだな…w(o´ω`o)

ゆり「それ黒木さんのだから」
吉田「あのクソガキ 人の机にクソぶっこんだのか!!
ゆり「ば…そんなわけないでしょ チョコだよ」
さすがのゆりちゃんも“バカ”と言いかけ、ギリギリで堪えてたのは笑いましたw

ところでこの辺りになるまで、
吉田さんの中では“それ”が完全に一本グソという認識だったはずなんですが、
よく見ると、机を蹴り倒した直後から
“うんチョコ”の入った袋をしっかり手で握ってるんですよねw

第14巻『[喪142]モテないしきーちゃんの進路も決まる』にて
イヌを可愛がる吉田さんの様子が描かれていましたが、
もしかして彼女は自宅で何かペットを飼っていて
普段から糞の後始末にも慣れており抵抗があまりない、ということなんでしょうかね?
いやまぁ、こっちは人糞想定なんですども…w

吉田「なんであいつがチョコなんか渡してくんだよ!」
ゆり「さっき私も渡したでしょ」
ゆり「友チョコっていって仲いい人お世話になった人に渡すものって…」

この場面…!
ヒートアップする吉田さんのテンションで埋もれてしまってますが、
第12巻『[喪112]モテないしバレンタインデーを送る①』にて、
ゆりちゃんがもこっちに告げていた、

ゆり「友…達はするんでしょ こういうの?」

このセリフと同様、
君は私の友達だよというゆりちゃんからの明確な意思表示になっています。

もはや包み隠すものがなくなった彼女のむき出しの好意…。
そんな、実は少し寂しがり屋な少女が見せるささやかな“わがままが、
第12巻『[喪120]モテないし打ち上げる』にて描かれています。
全てはそこへとつながる前兆だったのかもしれませんね…。

【わたモテ】第12巻 感想① バレンタイン、姉妹で解こう『ちんこの呪縛』
今回は【わたモテ】の第12巻の感想となります。この記事で扱うのは第110話~第113話についてです。
【わたモテ】第12巻 感想④ 誇りに殉ずる友に導かれ、そして少女は殻を破る
前回に続き【わたモテ】の第12巻の感想となります。この記事で扱うのは第120話~第122話についてです。

吉田「なんで世話になった奴にクソ型のチョコなんだよ!!」
ゆり「そ…それは黒木さんちょっとバカだし……」
ゆり(面倒くさい……黒木さんどこ行ってんの……)

“ちょっとバカ”で済むのか?という問題はありますが、
煽る黒木・キレる吉田・なだめる田村と、
今も昔も変わらぬその関係性にニヤリとさせられますw

三人の原点とも言える第8巻『[喪74]モテないし班行動する』の時点で
彼女らの関係性は既に確固たるものになっていたのだなと改めて痛感するという、
最後には少し感慨深い気持ちになる短編となりました。

【わたモテ】第8巻 感想② 修学旅行編開幕!「乳首つまんでごめんなさい…」
前回に続き【わたモテ】の第8巻の感想となります。この記事で扱うのは第71話~第74話についてです。

・『起きチョコ2』
さて、では一人席を外していたもこっちは一体どこにいたのか…。

ゆりちゃんが“一本グソ疑惑”をかけられていた頃、
もこっちは廊下を進み、下駄箱に辿り着いていました。
もこ「……ここか」
彼女の前には』のネームプレートが…。

下駄箱を開き“それ”を中に入れ、
もこ「よし…!」
と一言。すぐにもこっちはその場を後にします。

そんな一部始終を声も掛けずに息を殺して窺っていたのが
その下駄箱の主、うっちーだったのでした…。

そして場面は変わり、ここはうっちーの自宅。

彼女の机には細かく一口サイズに切り分けられたチョコ添えられた手紙
手紙の内容は至ってシンプル。

『チョコのお返しです。 黒木

これを受け、うっちーはというと…。
うち(なんであいつ直接渡してこないの きもい…!!)
うち(まぁ あいつが下駄箱に入れてくんのわかってたけど

頬を赤らめ、興奮気味の彼女。

うっちーにとっての“下駄箱でのやり取り”について私の見解は以前述べた以下の通り。
(※第12巻『[喪112]モテないしバレンタインデーを送る①』の感想より一部抜粋)

第11巻『[喪105]モテないしお返しをする』での一件より、
うっちーにとって下駄箱とは、もこっちとの
“二人にしかわからない秘密の共有”をする特別な場所という認識になっています。

【わたモテ】第12巻 感想① バレンタイン、姉妹で解こう『ちんこの呪縛』
今回は【わたモテ】の第12巻の感想となります。この記事で扱うのは第110話~第113話についてです。

やはりうっちーにとってこのやり取りは特別な意味を持つようで、
彼女の乙女心にたやすく火をつけました。
“何入ってるかわからないから食べられない”という自分への言い訳を建前に、
うち(とりあえず冷蔵庫に保管しとかないと…!!
と、許す限りばっちり永久保存するつもりです…w

間違ってお父さんとかが口にしようもんなら、
第12巻『[喪122]モテないし3年生になる』で彼女が見せたように、
うち「なんでぇ!!なんで!?」
と、その場で泣き喚いて転げまわるんじゃないでしょうか…w

【わたモテ】第12巻 感想④ 誇りに殉ずる友に導かれ、そして少女は殻を破る
前回に続き【わたモテ】の第12巻の感想となります。この記事で扱うのは第120話~第122話についてです。

そんな少女な一面も持ち合わせた彼女がお宝を目の前にして我慢できるはずもなく…。

うち(ま…まあ一個くらいは食べてやっても…)
そして、パクっと一口。
うち(キモあまい!!
味も大変満足のいく出来だった模様…!w

ご満悦な彼女が、
うち(……の 残りはパックに入れて)
と後片付けを始めていた、その時…!

うち(ん?)
始まりはふとした疑問から…。
うち(これとこれくっつく?…てことは)
好奇心に乗せられ、彼女が探るはパンドラの箱。
それは何かの暗号か、はたまたメッセージか。

いいえ、それは…。

うち(ウンコだ これ!!?

“真実はいつも一本!”www\(^o^)/
導き出した一本グソを前に、一気に震え上がるうっちーw

うち(なんで どういうこと!?
うち(きもい!きもい!きもい!)

ぱく

いや、食うんかい!www
“やめられない、とまらない”を体現せし少女、内 笑美莉
恋する乙女は誰にも邪魔できない、たとえそれが“理性”であったとしても…!w
というところで第114話が終了。

今回はバレンタイン編エピローグ的な位置づけでしたね。
この3話だけで一体何回“うん&ちん”が登場したのやら…w

最後に、このバレンタイン編で発覚した重要な事実がこちら。

“ゆりちゃんはうんちって言うタイプの女の子”
“うっちーはウンコって言うタイプの女の子”

キャラのバリエーションって大事ですね♪(*´꒳`*)
なんて下品な漫画なんだw

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◎[喪115]モテないし二年目の卒業式

感想&考察

体育館にて忙しなくパイプ椅子を並べる生徒たち。
その中に一人、同じ様に椅子を並べながらも
涙目で顔を赤くしている少女、黒木 智子がいました。

もこ「ふーー……」(つかれた……)
と、並べた椅子に座って少し休憩するもこっち。
そんな彼女に声を掛けたのはゆりちゃんでした。

ゆり「え!?泣いてるの?

もこ「いや 花粉症 薬飲み忘れた」
ゆり「ああ…だよね

もこっちが花粉症であることは、既に第5巻『[喪38]モテないし間違われる』で描かれており、
この時期になると涙や鼻水が止まらず悩まされているようです。

また、ゆりちゃんのだよねというセリフは、
“君はこういうことで涙を流すタイプじゃないよね”という意味。
では、こういうこととは何を指し示すのか。

それはいずれ彼女たちも辿る通過点今回は彼女らが見送る側の立場なのです…。

その日を迎え、もこっちが思い起こすのはあの人”との出会い

もこ(ん…?前にもこんなこと…?ああ…あれは1年の時の文化祭か…)

それは第3巻『[喪20]モテないし準備する』での出来事。
この瞬間に思い起こすのは偶然か、はたまた必然か…。

“あの日”、彼女から与えられたものの大きさに少女は未だ気づけぬまま…。
それでも時は止まることなく、今ここに原幕高校卒業式の幕が上がろうとしていました…。

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荻野「3-4に行って卒業生にコサージュをつけてあげてね」

荻野先生からの指示を受け、もこっちたちは3-4の教室に集まっていました。
次々と先輩方に「おめでとうございます」とコサージュをつけていくクラスメイト一同に対し、
奥手なもこっちは
もこ(余った奴につけよう)
と、静かに様子を見守っていました。

すると、そんな彼女の前に颯爽と現れるイケメン男子…!

先輩「あれ?智貴の姉ちゃんじゃん」
もこ(体育祭の時の!!?

彼は第9巻『[喪86]モテないし体育祭が始まる』にて、
借り物競争でもこっちが引き当てたまさかのお題『イケメンをクリアするため、
智貴が無理を言って連れて来たサッカー部の先輩…!
もこっちをメンタル崩壊一歩手前まで追い込んだ、最強の刺客でした!!w

【わたモテ】第9巻 感想③ 体育祭、うっちーのパンツで白メシかきこむ主人公
前回に続き【わたモテ】の第9巻の感想となります。この記事で扱うのは第86話~第88話についてです。

先輩「ちょうどいいや つけて
もこ(マジかよ!?陰キャラいじりやめろ…!!)

第10巻『[喪92]モテないし突然ゲームに巻き込まれる』での
デスゲーム以来の緊急クエスト発生に一瞬たじろぐもこっちでしたが、
そこはさすがに場数が違います…!
もこ(イケメンに動揺してる風に思われたくないし無表情でつけよ)
と、傾向と対策もばっちり!

…のはずが、緊張からか一向につく気配のないコサージュ…w
もこっちは息を切らし、顔中を真っ赤にし、
最終的にはどこからどう見ても“イケメンに動揺してる風”な姿に…!www

そして手間取ったものの何とかコサージュをつけることに成功。
すると、そんな彼女の精一杯な姿が彼の琴線に触れたのか…、
先輩「サンキュー
と先輩は笑顔でつぶやきながら、ポンっともこっちの頭に手を当てたのでした…!

こ、これは…!!
第9巻『[喪85]モテないしポンポンする』にて、
もこっちが憧れ、追い求めていた頭ポンポン”そのものです!

この場面、左端で嫉妬心を剥き出しにするうっちーも気になりますが、
ここでもこっちが頭ポンポン”をしてもらったということが
本エピソードにおいて重要な意味を持つと私は考えます。

大きく分けると2点

1点目はやはり、もこっちがありのままの自分を見失わず、
彼女が彼女であり続ける限り、不格好ながらもいつかその願いはカタチになるということ。

今回、過去に追い求め失敗に終わっていたものが数か月の時を経てついに実現する、
その様子が明確に描かれたことが物語っており、
わたモテ】全体を通しての1つのテーマにもなっていると感じます。

そして、何より重要なのは2点目。
それは、この場において彼女は見送る側・祝う側であるはずが、
いつの間にか“与えられる側”になってしまっているということ。
さらに、彼女はまだそのことに気づいていないのです…。

それはこれ以降の彼女の課題。
明確な意思を持って他者へ何かを“与える側の人間になれるかどうか
これは本エピソードの結末をもってもこっちへ提示されるものであり、
今はもう少しお話を進めることにしましょう。

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前回に続き【わたモテ】の第10巻の感想となります。この記事で扱うのは第92話~第95話についてです。

先程のイケメンからの頭ポンポンを振り返っていたもこっち。

もこ(昔ならこんなので一喜一憂してたな…)
もこ(まあ 動揺しない程度には成長したとも言えるが)
もこ(ある意味つまらない人生になってるな…)
そう語る彼女ですが、数刻の後、彼女は辿り着いたある真実動揺し
新たな決意を固めることになります…。

廊下を移動中の2年生一同。

通りがかった3-6の教室では、
同様に下級生によって先輩方の胸元にコサージュが付けられていました。

その中でもこっちは見知った人物を目にします。

もこ(あの人…!このクラスだったのか…)

彼女は今江 恵美
もこっちが本当につらく孤独を感じていた時期から手を差し伸べてくれた恩人であり、
第10巻『[喪98]モテないし冬の雨』以来の登場です。

すると今江先輩ももこっちの存在に気づき、
さらにはその後方を歩いていた吉田さんにも目が行きます。
笑顔で二人に手を振る今江先輩。

しかし、気恥ずかしさが先行してしまい、もこっちは一礼するにとどまり、
そそくさと足早にその場を去ってしまいます…。

もこ(も…もう少しちゃんとあいさつすればよかったか…)
もこ(唯一関わりある卒業生<ひと>なのに…)
もこ(結局 言うほど成長なんかしてなかった……)

先輩に手を振られるばかりで、
自身は逃げる様にその場を後にしたもこっちは先の行動を後悔します…。
ここでもまた、もこっちは“与えられる側”なのです…。

【わたモテ】第10巻 感想③ 本心を隠すリア充と本能で生きる主人公の邂逅
前回に続き【わたモテ】の第10巻の感想となります。この記事で扱うのは第96話~第98話についてです。

そして舞台は体育館に移り、いよいよ卒業証書授与が始まります。

相変わらず花粉症に悩まされるもこっちは鼻をすすっていました。
そんな彼女へすっと優しくハンカチを提示してくれたのが加藤さん

もこ「あっ違う 泣いてない 花粉症
加藤「ああ…じゃあティッシュか」

そんな二人の会話を聞き、次にもこっちに声を掛けてくれたのはネモでした。

ネモ「あげるよ
もこ「え!?あ ありがとう」

ネモにもらったティッシュで何とか鼻をかむことができたもこっち。

直後、
加藤「あっもうもらった?内さん もういらないって」
というセリフがあり、姿こそ描かれていないものの、
うっちーも、もこっちへティッシュを提示してくれていたことが窺えます。

さて、この場面。
初めて読んだ時の私の感想は、
“もこっちはこんなに多くの人たちに慕われるようになったんだな~”
“ここまで来ればもう安心だな~”というものだったのですが、
今改めて読み返したことでその解釈は間違っていたということがわかりました。

もちろん、もこっちに友人が増えたことは揺るぎない事実です。
しかし、この場面で伝えたいことはそういうことではなかったんです…!
ここまで読んで下さった方ならお気づきかと思います。
そうです。ここでまたしても、もこっちは“与えられる側”として強調的に描かれているのです。
過去のもこっちからすれば到底想像もつかない現在の状況。
ですが、その“”こそが重要であるということ。

与えられる側”から“与える側”へ。

この場面は現在の彼女がいかに恵まれているかが示されていたのではなく、
今後の彼女の課題が示されていたんです…!

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事の本質に気づけないでいるもこっちは鼻もかみ終え、すっきりした気持ちで語ります。

もこ(なんというか 私も卒業したくなってきたな

もこ(そこそこ人からも構われ……それなりに高校の思い出もできて…)
もこ(高校生活もそんなに悪くないのかも……)
もこ(……と思ってる今だからこそ…!!)

もこ(きっと 今卒業すればほんの少しプラスの感情で高校生活を終えられる)
もこ(しかしあと1年やったら確実にマイナスになりそうだ まずクラス替えがあるし)

彼女がこのような感想を抱く原因はその過去にあります。
“ここまで来れば満足”、そう思ってしまう程に
孤独で苦しい時期を長い間過ごしていたということです。

そんな彼女には、何かを“与えてくれる”友人ができたことが“ゴールになってしまい、
その“”を想像できないのです…。

第11巻『[喪109]モテないし雪の日の学校』にて、もこっちがようやく
周囲へ何かしらの影響を与え始めている前兆は描かれていましたが、
まだそれは無意識で行っていたこと…。
彼女が明確な意思を持って何かを“与える”ことが重要なのだと私は考えます。

【わたモテ】第11巻 感想③ 理想との乖離が無い黒木、読める本が無い吉田
前回に続き【わたモテ】の第11巻の感想となります。この記事で扱うのは第107話~第109話についてです。

そして、もこっちが未来に不安を抱く要因の一つが恩人”の卒業です。

『答辞 卒業生代表 今江恵美

名を呼ばれ、登壇する今江先輩。

もこ(私を構ってくれた人が一人いなくなるしな……)
もこ(今よりマシになるとも思えない)

もこ(まぁそんなことを考えてもどうにもならないし)
もこ(ただ今は見送る以外何もないが……)

今江先輩の卒業を前にして不安が募るもこっちをよそに、彼女の答辞が始まりました。

今江「この学び舎で過ごした日々を振り返ると様々なことが思い出されます」
今江「その思い出達は私達が三年間で手に入れたかけがえのないものです」

決して本編で描かれることは無かった彼女自身の物語。
しかし、第6巻『[喪55]モテないし七夕』扉絵などが示す通り、
彼女の周りには笑顔で行動を共にする友人仲間が溢れており、
その学校生活も非常に豊かなものであったことが想像されます。

【わたモテ】第6巻 感想③ 同中トリオの邂逅、友達の友達は敵?それとも…
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そして、彼女には最後に伝えるべきことがありました。

今江「後輩達へ伝えたいことがあります」

このセリフのコマに描画されているキャラが、
もこっちネモの二人ということにも意味深いものを感じてしまいます。

今置かれている状況も抱えている悩みも全く異なる二人。
しかしお互いが未来に対し、言いようのない不安を抱えています…。
ありのままの自分で過ごすことしかできない、もこっち。
ありのままの自分をさらけ出すことができない、ネモ。
そんな二人に対し、今江先輩が指し示す未来とは…。

今江「私達卒業生よりもっと多くの思い出を手に入れて下さい」
今江「それがどんなものでも かけがえのないものとなるはずです」

どれだけ清く正しく生きようとも・どれだけ懸命に日々を過ごそうとも、
全ての日々を笑顔と達成感だけで終えることはできないのです…。
ですが、たとえ失敗したとしても・たとえ傷ついたとしても、
どんなものでもその日々はいずれかけがえのないもの”になるのだと…。

直前まで“これ以上マシになるとも思えない”と、
残された1年を投げ出すような発言をしていたもこっちにとって、
今江先輩の言葉はどのように映ったのでしょうか…。

今江先輩の答辞も終わり、次のプログラムは一同での合唱に移ります。
歌う楽曲は仰げば尊し

もこ(校歌は歌詞覚えてないから歌えないけど これは歌うか…)
もこ(人の為に歌うのはこれで最後だしな)

最後にしてようやく意識的に誰かのために何かを“与えるということを行い始めたもこっち。

こうして本年度の卒業式は終わりを迎えたのでした…。

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もこっちたちは一度教室に戻ります。

荻野「3年生に挨拶したい生徒もいるだろうから」
荻野「今日のHRはこれで終わりね 行っていいわよ」

荻野先生の発言をきっかけに続々と教室を出て行くクラスメイトたち。

部活にも入らず、普段から先輩と交流のないゆりちゃんは、
ゆり「帰る?」
と、もこっちに尋ねました。
しかしもこっちにはたった一人、挨拶をしなければならない人がいます。
もこ「え?あ…一応挨拶しときたい人がいる というか……」

そして、訪れたグラウンド。

賑わう生徒一同の中でも、一際多くの生徒に囲まれていたのが今江先輩

もこ(あの人だもんな いくらでも話したい人いるよな……)
もこ(私なんて少し話したくらいで別に特別な関係でもないしな…)

“それでも前に進む”ということができない自分へ言い訳をするかのように、
尤もらしい理由を並べて自分を納得させるもこっち…。
引き返す素振りを見せる彼女にゆりちゃんは尋ねます。

ゆり「?もういいの?」
もこ「私以外にもっと話したい人いるだろうし邪魔しないことにする

今の彼女には踏み出せないこの一歩…。

…しかし!だからこそ…!

そんな人見知りで・逃げ腰で・それでも人恋しい一人の少女の為に、
彼女”はあの日託され、今ここにいるのです…!

先のもこっちの発言を聞き終えるや否や、彼女の背後に忍び寄った人影。

そして人をかき分け今江先輩の前に現れたのはもこっちと…吉田さん…!!!

彼女のネクタイを引っ張り、強引にでも今江先輩の前へともこっちを連れて来た吉田さんは、
“これで役目は果たしたぜ”とでも言わんばかりに、
吉田「じゃあな
と一言だけ告げ、その場を後にします。

今江「あっ待って 元気でね

吉田さんは振り向かず、背中越しに手を振って最後の挨拶をするのでした…。

第10巻『[喪98]モテないし冬の雨』にて、託した者託された者
彼女らの別れの場は以前と同様、互いが見守る者を中心に展開するものの、
まるでその役目の継承を象徴するかのような流れであり、非常に粋な演出となりました。

【わたモテ】第10巻 感想③ 本心を隠すリア充と本能で生きる主人公の邂逅
前回に続き【わたモテ】の第10巻の感想となります。この記事で扱うのは第96話~第98話についてです。

もこ「あっ どっ …ども」
今江「うん」

軽く挨拶を交わしたところで今江先輩は抱えていた花束を友人に託し、
もこっちと二人で少しその場を離れます。

二人が向かったのは、
かつてもこっちが文化祭が終わるまで一人寂しく過ごしていた校庭の片隅…。

もこ「あっ そのご卒業おめでとうございます」
今江「うん ありがとう」

そこで今江先輩は改めもこっちの方へと向き直り、こう告げました。

今江「今江恵美です

もこ「へ?」

突然のことで驚きつつ、もこっちは慌てて自らも口を開きます。

もこ「あっ!ああ… く 黒木智子です
今江「ふふふ よかった 直接聞けて」
今江「ちょっとだけ心残りだったんだ」
もこ(そういや名乗ってすらいなかった

今江先輩にはいつも手を差し伸べてもらうばかりだったもこっち。
この二人が本当の意味で向き合ったのは“この時”が初めてだったのかもしれません…。

するともこっちは咄嗟に、
もこ「あ…あの私になんかやってほしいこととかあります?」
もこ「お世話になってばかりだった…ので…」
恩人を前にして彼女は意識的に何かを“与える側”の役目を担おうとしています。

今江「私何もしてないけどね」
今江「うーん でもせっかくだから何かしてもらおうかなー?」

彼女が最後にもこっちへ求めたもの、それは…。

今江「じゃあ最後にもう一回 抱きしめとこうかな 智子ちゃんのこと」
もこ「へ?もう一回?

そして差し込まれるのはあの日”と同じ場所・同じ構図で描かれる彼女からの抱擁

今江「ありがとう 会いに来てくれて
今江「あの素直じゃない子にもよろしくね」
もこ「は…はい」

この会話を最後に二人はお別れをしたのでした…。

校舎を出てしばらく一緒に歩いていた、もこっち・ゆりちゃん・まこっちの三人。

少し元気のないもこっちを気遣ってか、まこっちが優しく声を掛けます。

まこ「あの人 生徒会長だった人だよね?知り合いだったんだ?」
もこ「あっ うん… 1年の文化祭の時に……」

そこまで呟き、急に立ち止まるもこっち…。
今彼女の頭を駆け巡るのはあの日”の出来事。

第3巻『[喪21]モテないし文化祭に参加する』にて、
一人寂しく校庭の片隅に座っていた少女の前へ突如現れた一体の着ぐるみ
その着ぐるみに風船を手渡され、そのままぎゅっと優しく抱きしめられた少女の記憶。

そして少女は今、あの日”の抱擁の意味へとようやく辿り着いたのです…。

もこ(もう一回って そういうことか…!

もこ(……いつも気づくのが遅い)

再び鼻をすすり出すもこっち…。
まこ「大丈夫?ティッシュ使う?」
ティッシュを差し出すまっこちを、ゆりちゃんは何も言わずに手で制止します。

今日一日、涙目で鼻をすするもこっちの姿を側でずっと見てきたゆりちゃんには、
はっきりとわかっていました。
今もこっちをそうさせる原因は花粉症の“それではないのだと…。

もこ(結局…最初から最後まで与えられてばかりか…)
もこ(来年は与える側になれるとは思えんが)
もこ(今 卒業できる資格はどう考えてもないな…)

もこっちが辿り着いた真実。
それは彼女に新たな課題を提示し、
いずれはこの物語へさらなる変革をもたらすことになるのでしょう。
そして少女はまた一歩、大人へと成長するのです…。
というところで第115話が終了。

今回は今江先輩たち現3年生との『別れ』を描いているだけではなく、
もこっちが過去の与えられてばかりで幼かった自分との『決別』を誓う、
そのような意味合いを持つエピソードでもあったのです。

ここで、第3巻『[喪21]モテないし文化祭に参加する』の感想記事より、一部抜粋。

そして、もこっちは今回のエピソードで常に“抱きしめられる”でした。
当然、今現在のもこっちに誰かを思いやれる心の余裕もほとんどなければ、
そのような関係性の友人など学内にはおりませんが、
それこそ慈愛の心でもこっちが誰かをぎゅっと抱きしめてあげることができた場合、
本当の意味でもこっちが成長できた、
そう言える一つの目安
になるのではないでしょうか?

こちらも今回の内容に通じる部分があったと思われます。

そして、第15巻『[喪149]モテないし先輩になる』にて、
彼女がついに慈愛の心で誰かをぎゅっと抱きしめてあげる姿を、
すなわち、もこっちが明確な意思を持って誰かのために何かを“与える側”の人間になった姿を、
我々は目に焼き付けることになります…!

詳細はそちらの感想で述べようと思いますが、もこっちの成長を感じると共に、
いずれ訪れるこの物語の終焉を近くに感じる、そのような内容となっていました。
その日を迎えるまで彼女は一体どこまで成長していくのか…。
しっかりと読み解き、見守っていきたいと思います。

【わたモテ】第3巻 感想① 初めての文化祭、『抱擁』がもたらしたものとは?
今回は【わたモテ】の第3巻の感想となります。この記事で扱うのは第19話~第21話についてです。
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◎[喪116]モテないし二年目の卒業式(裏側)

感想&考察

今回は前回卒業式での一幕を智貴視点で描いたエピソード。

放課後、帰宅中に校庭を歩いていた智貴は、
実のヤンキー娘に連行されていく様子を目撃します。

校舎裏にでも連れて行くのかと思いきや、とある女生徒の前にもこっちを送り届けると、
ヤンキー娘はそのまま踵を返しこちら側へと一人で帰って来ました。

その一連の様子に、
智貴(…別にイジめられてるわけじゃねーのか?)
智貴(ヤンキーにヤキ入れられてんのかと思った)
と、二人の関係性が決して悪いものでないことを察する智貴。

すると、彼女の様子を窺っていた智貴はヤンキー娘と目が合ってしまいます…!

吉田「てめー 何ガンつけてんだ?
智貴(ヤンキーはあたってたか…)

吉田さん、ブレなさ過ぎwww
とても、直前まで超重要な役目を果たしていたキーマンの行動とは思えません…!w

智貴「いや 別につけてないっすよ」
吉田「見てただろーが!

吉田さんは“見ちゃイケない人”なの?w(*´꒳`*)
「ちっ」と舌打ちを一発カマして彼女はその場を去って行きました。

ここで構築された智貴と吉田さんの妙な因縁は、
第13巻『[喪123]モテないし弟が3-5にくる』へと続きます。
この因縁を恋愛フラグと取るか否かは、智貴、お前次第なんだぜ!w(o^-^o)

【わたモテ】第13巻 感想① とけ出した感情が彷徨い求める『特別』な関係
今回は【わたモテ】の第13巻の感想となります。この記事で扱うのは第123話~第124話についてです。

再び視線を戻した智貴は、先程の女生徒にぎゅっと抱きしめられているもこっちの姿を確認。
こちらは見たままの通り、非常に良好な関係であることが傍目からでも窺えます…。

智貴(あの人 答辞読んでた人だよな 知り合いなのか?)

そう思っている智貴の向こう側には、
同じ様に彼女たちの抱擁を見つめ、興奮気味の少女が一人…。

うち(何あいつ…卒業生に手を出して 最後の性を感じてるの!?
うち「きもいきもい!」

感情が高ぶり、第11巻『[喪105]モテないしお返しをする』以来、
久しぶりに“きもい”を口に出して言っているうっちーw

そして、当然のように目が合う二人…w

何事もなかったかのように視線をもこっちたちに向け直し、
“きもいきもい”を連呼するうっちー。
そんな彼女に対し、
智貴(あれも知り合いだったりするのか?)
と、もこっちの交友関係の広がりを肌で感じ始めていました…。

【わたモテ】第11巻 感想② 少女の更生を願う姉の依頼「外でウンコしてみて」
前回に続き【わたモテ】の第11巻の感想となります。この記事で扱うのは第103話~第106話についてです。

ただしこみちゃんのこともあり、
“変な知り合いばっかだな…”と思いながら智貴が校舎を出ようとしていた、その時…!

まこ「あの人 生徒会長だよね 黒木さん知り合いなんだ?」
ゆり「そうみたいだね」

すれ違いざまに聞こえてきた、またしても見知らぬ女生徒が語るの話題。
ゆり「あの人に挨拶したいから待っててって 黒木さんが」
彼女らの会話を背に智貴は学校を後にします。

今、智貴の頭をよぎるのはつい2年程前の姉の様子。

智貴(昔…学校で話す奴いねーからって
智貴(しょっちゅう部屋に来てウザかったけど……)
智貴(結構いるじゃねーか……)

彼が触れたのは第1巻『[喪2]モテないし人見知り』での出来事。
当時、学校で誰とも喋っていないと語っていたもこっちは、
リハビリとして智貴へ毎日一時間自分と会話するよう要求していました。
しかし、もうあの頃のもこっちはいないのです…。

この場面の智貴に対して、
最初に読んだ時は“そんな姉の成長安心している”と解釈していたのですが、
第11巻『[喪102]モテないしいつかの冬休み』の考察を終えた今となっては、
それも非常にあやしいものです…。
どちらかというと上記エピソードのように、
“もう戻らないあの日々に、何か未練を残している
私にはそのような表情・セリフに思えてなりません…。

【わたモテ】第1巻 感想① ぼっち界のスーパースター誕生
今回は【わたモテ】の第1巻の感想となります。この記事で扱うのは第1話~第4話についてです。
【わたモテ】第11巻 感想① まこっちに学ぶ交渉術、『友達or即レ●プ』
今回は【わたモテ】の第11巻の感想となります。この記事で扱うのは第99話~第102話についてです。

智貴(あれから2年くらい経ってるしな)
智貴(さすがに少しくらいは変わりもするか……)

姉の確かな変化を感じつつ、智貴は帰宅したのでした。

その日の晩。

智貴の部屋には早速、姉の姿が…!
もこ「おーい」
成長著しい彼女が恩人たちの卒業を経て、今ここに弟へ語るべきこととは一体…。

もこ「お前の先輩 私に花付けさせて頭ポンしたんだが
もこ「あれ冷静に考えたら全く気がない奴にはやらんよな? 何か言ってなかった?
智貴(変わらないウザさもあるが)

前話の内容に感動した読者など、光の速さで置き去りにする
『世界よ、これがTOMOKOクオリティ!』
で、お前の何が成長したって?w

そういえば彼女は今も昔も変わらず、智貴へストレスを“与え続けている”存在でしたね…!w
そして智貴の悩みが解消されることは永遠にないのである…!
というところで第116話が終了。

バレンタイン編第12巻『[喪112]モテないしバレンタインデーを送る①』
第12巻『[喪113]モテないしバレンタインデーを送る②』で見られた、
同じ時間軸の題材に対して別視点から物語を展開させる”
という構成が前話と本エピソードにおいても用いられていました。
やはり、1つの題材を多面的に楽しむことのできるこの構成は、
濃密に作品の世界観を味わうことができますね。

そして相変わらず真面目な話の前後はとことんふざける下ネタなどという印象のこの作品w
まぁ今回はそこまでギャグに徹していた訳ではありませんが、その前がひど過ぎましたwww
(※第12巻『[喪114]モテないしバレンタインデーを送る③』参照)

以前、何かの記事で漫画や小説などの登場人物には作者の内面の一部が反映されることがある、
というのを読んだことがあります。
もしかすると“あのキャラ”たちのように、
『谷川 ニコ先生が持つ照れ屋な一面がストーリーにも反映された結果』
それが今の構成なのかもしれませんねw

【わたモテ】第12巻 感想① バレンタイン、姉妹で解こう『ちんこの呪縛』
今回は【わたモテ】の第12巻の感想となります。この記事で扱うのは第110話~第113話についてです。
【わたモテ】原作者ラジオ出演 トーク内容1「ラストシーンは…」
今回は【わたモテ】の作者である谷川ニコ先生がラジオ番組に出演された部分の内容について、注釈をはさみつつまとめていきます。(※2019.06.04放送分より)
【わたモテ】聖地巡礼:伏見稲荷大社「な?苦労して登ってよかったでしょ」
つい先日【わたモテ】聖地巡礼の一環として京都の【伏見稲荷大社】を訪ね、参拝してきました。今回はその時の模様を画像や動画を交えつつ順にまとめていきます。
【わたモテ】聖地巡礼:東京ディズニーランド「こいつブルってやがる!」
つい先日【わたモテ】聖地巡礼企画 第2弾として【東京ディズニーランド】へ行ってきました。今回はその時の模様を画像や動画を交えつつ順にまとめていきます。
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◆まとめ

以上がわたモテ】第12巻の感想②となります。
長くなったので次の投稿に続きます。
それでは、また~(。・ω・)ノ゙

【わたモテ】第12巻 感想① バレンタイン、姉妹で解こう『ちんこの呪縛』
今回は【わたモテ】の第12巻の感想となります。この記事で扱うのは第110話~第113話についてです。
【わたモテ】第12巻 感想③ ふふふと君が笑ったから今日はレズ思い記念日
前回に続き【わたモテ】の第12巻の感想となります。この記事で扱うのは第117話~第119話についてです。

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