皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
今回は週刊少年マガジン2020年48号より、
【それでも歩は寄せてくる】の第80局の感想記事になります!




マガジン発売日です。今週の「それでも歩は寄せてくる」は走っております。よろしくおねがいします pic.twitter.com/UcPZnGStC8
— 山本崇一朗.高木14ツバキ5将棋5 (@udon0531) October 28, 2020
目次
◆【それでも歩は寄せてくる】第80局 感想
▼感想&考察
◎第80局
感想&考察
朝も早くから体操着姿で走っていたのは元剣道部・現将棋部な三名。
タケル「オラァ!!オレが一番だぁ!!」
凛「負けませんよ!!勝ったらごはん奢ってもらえるんですから」
血気盛んに張り合う二人とは対照的に、“心ここにあらず”といった様子の歩君。
彼の意識が向くところはその遥か後方…。
三人から遠く離れた位置を走っていたのは晴れて『将棋部』部長となったばかりのうるしちゃん。
うるし(正式な部になったからって…調子に乗るもんじゃないな…)
今回の早朝ジョギングとはそもそも彼女が後輩三人の前で意気揚々と提案したものであり、
実際は誰よりもスタミナに難ありな身でありながら“将棋には体力も必要”と豪語していたことを
うるしちゃんは今になって少し後悔していました。
うるし(三人とも勝負とか言ってすごいスピードでいなくなるし…)
うるし(まったく運動部はなんでも勝負にしたがるな…)
しかし『将棋部』が発足して以降、彼女の中で日々強まっているのは
何も承認欲求からくる見栄っ張りな一面ばかりではありません。
うるし(いや 私も少しは部長っぽいとこ見せないとな)
うるし(追いつけないまでも… しっかり頑張ろう!)
部を束ねる者として新たに芽生えた責任感や使命感、それらを胸に
少女は“次の一歩”を踏みしめ・地を駆ける…!!
…と同時に鳴り響く『グキッ』という、なんとも生々しい音色。
直後描かれたのは道路脇に座り、痛めた左足を確認するうるしちゃんの姿でした。
うるし「うぅ… 痛いなぁ… 歩けなくはないけど…」
うるし「……どうしよう…」
第1巻『第9局』にて、運動神経が悪いと自ら述べていた通りのこの有り様。
“一人痛みを抱えてこのまま進むか否か”、なかなか判断できずにいた彼女は
結果歩みを止めてしまいます。
そういった状況の中で少女の内からふと溢れ出てくるものとは、
つらく・苦しい時にこそ傍で優しく支えほしい、そんな心許せる“彼”を強く求める想いでした…。
うるし「歩…」
歩「はい センパイ」
うるし「え?」
少女の想いに応えるように、彼女が顔を上げた先には歩君の姿が…。
これも第1巻『第9局』でそうであったように、内面的な理由であれ・物理的な理由であれ、
うるしちゃんが何か問題を抱えて立ち止まった時には自然と身を寄せる役割を担っている歩君。
(※第1巻『第9局』参照)
それはまるでこの先も続いていく“二人の輝かしい未来”を提示しているかのようです。
もとを辿れば本作において初めて“変化”の兆しが訪れたと思われるのが上記エピソードでのこと。
以下、第1巻『第9局』の感想より一部抜粋。
いつも向き合ってばかりの二人が肩を並べることで見えてくる“新しい世界”。
うるしちゃんは一度だけ歩君を横目で確認し、ぼそっと呟きます。うるし「ホントにサボっちゃうか 二人で」
一度否定していた通り、普段の彼女なら絶対に選択しない“答え”。
それでも“彼”となら…。今、彼女の中で世界は大きくカタチを変えようとしていました。
当時は“変化”として受け入れた流れがいつしか“日常の一部”となっている事実に、
本作がこれまで丁寧に積み上げてきたものの尊さを感じますね…!(*´꒳`*)

ということで、ここからは歩君がうるしちゃんをおんぶして進むことに。
つまり、第2巻『第19局』の雑誌掲載時に描かれたあのイラストの一幕が
少しカタチを変えてついに本編でも実現となった訳です…!

うるし「…なんか 恥ずかしいな」
歩 「ガマンしてください しかし… 戻ってみてよかったです」
うるし「勝負の途中だったんだろ よかったのか? 負けたらごはん奢りじゃ…」
歩 「いいんですよ オレ 今とても嬉しいんで」
実は助けてもらった側のうるしちゃん以上に胸を弾ませていた歩君。
二人揃って恋慕の情が満たされたとあれば、ここで“イチャつくな”という方が無理のある話…w
うるし「なんだー 私をおんぶできるのがそんなに嬉しいかー?」
歩 「それもありますけど」
うるし「んぁっ」
調子づいた乙女が逆に鋭いカウンターで悶えさせられるのはお約束として(笑)、
歩君自身が浮かれ気分な理由も至ってシンプルなものでした。
歩「困ってる時にオレの名前呼んでくれたのが嬉しかったです」
“大切な誰か”にとっての心の拠り所となれた幸せ。
今はまだ胸に秘めた想いを素直に打ち明けられぬ彼だからこそ、
この“束の間の幸福”に感じる喜びもひとしおでしょう。
また、先述の通りいつぞやの“変化”は既に“日常の一部”となっており、つまるところ
一方が寄せるだけの物語はもはや過去のことなのです…。
うるし「……お前も困ったら…私を呼んでいいぞ」
歩 「はい」
繰り返しになりますが、今回のエピソードは二人の今後の関係性を示唆する内容となっています。
どちらか一方が困難にぶつかった時は、もう一方がすぐに駆け寄り手を差し伸べる。
このジョギングという取り組み自体がいわば『人生の歩み方』の象徴として機能していました。
“身を寄せ合って共に歩んでいく”、端的にまとめると暗にそんな誓いを交わしたことになる訳で、
まだ恋人関係でこそないものの、二人の間には尊い“繋がり”が既に構築されているのです…!
時間は流れ、うるしちゃんと歩君はようやくゴールの学校まで辿り着きました。
そして“おんぶ”ジョギングへ至る経緯を聞いて瞬間的に魂を震わせる熱血バカ二名がここに…!
タケル「自分が負けるとわかりつつチームメイトを背負って…」
凛 「なんという武士道…」
タケル「お前が一番だ メシをおごってやる」
凛 「認めざるをえませんね」
歩 「そ…そうか」
うるし(運動部ってわかんねー)
この二人にかかれば『淡い恋路の一幕』も熱量マシマシ解釈で『英雄譚』へと早変わり…!
かくして青春ボーイは一食タダ飯にありつけるのであった!ビバ熱血…!!w
というところで第80局が終了。
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◆まとめ
以上が、【それでも歩は寄せてくる】第80局の感想となります。
進級を迎え、新たな分岐点も到来したこのタイミングで改めて
過去のエピソードとの繋がりや流れを強く感じるという、なんとも感慨深いお話となりました。
そして、ジョギングは今回限りにせよ『将棋部』としての新たな取り組みの一環ということで、
いよいよ部になったことでの”変化”も表面化してきた印象ですね!
今回の感じだと今年の運動会の部活対抗リレーでは(※部長以外)大活躍となりそうですが、
その辺りも含めて進級前にはなかった展開へ期待が膨らみます。
また、YouTube上のマガジン公式チャンネルがリニューアルされ、なんでも2020年11月は
毎週(?)金曜日に【それでも歩は寄せてくる】に関する動画がアップされるようです。
記事を書いている現時点ではまだ動画投稿前なので詳細は不明ですが、
このラインナップに組み込まれていることは大変喜ばしいニュースで間違いありません。
月曜なんてあの【進撃の巨人】ですよ!w
動画の再生数が今後の広報展開に影響する可能性だってありますので、
応援している方は動画の方もチェックしていくことにしましょう!
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙
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— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) November 2, 2020



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