【わたモテ】第7巻 感想① 2年目の夏休み、花火と野球部応援とダラダラ

漫画
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皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。

前回に続き、今回は私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(以下、わたモテ
第7巻の感想記事になります!

【わたモテ】第6巻 感想③ 同中トリオの邂逅、友達の友達は敵?それとも…
前回に続き【わたモテ】の第6巻の感想となります。この記事で扱うのは第53話~第55話についてです。
【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校1年生編)
今回は【わたモテ】の高校1年生編を対象とし、全キャラ毎にその登場回をまとめていきます。
【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校2年生編)
今回は【わたモテ】の高校2年生編を対象とし、全キャラ毎にその登場回をまとめていきます。

それでは以下よりエピソード単位で感想&考察を記述します。

◆【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】第7巻 感想①

▼感想&考察

◎[喪56]モテないし匂いを気にする

感想&考察

太陽が照り付ける中、もこっちは汗だくになって学校へと走っていました。
なんでも、朝やっていたアニメを最後まで見てしまい、家を出るのが遅くなったと。
どこの小学生エピソードなんだ?w
しかし、結局間に合わず遅刻してしまいます。。

そして、汗だくのまま席に着くとネモから声を掛けられました。
「黒木さん 凄い汗だねー 制汗スプレー使う?」

こういった、女性なら特に気にするエチケット問題
これまで特に気にしてこなかったもこっちは、ひとまず断ることにします。
しかし体育の授業を挟み、さらに汗をかいたことで事態は少し変わってきます。

まずは教室で制汗スプレー使っている男子を目撃し、毒づくもこっち。
女はともかく 男がいちいち匂いとか気にしてんじゃねーよ!)
(…………)
おそらくここで自分が女だったことに気づいたもこっちw
突如トイレに駆け込み、自身の匂いを嗅ぎ始めますw

臭くないよな?自分ではなんの匂いも感じないけど…)
(でもあんなに汗かいてたし…)
(自分が気づいていないだけで周りの人はもしかして……

そこでふいに思い出す、朝のやり取り。

(そういや朝 ネモが……)

制汗スプレー使う?」

このセリフに含まれた裏の意図を勘繰るもこっち。
あの時、もしかしたらネモはこう思っていたのかも…。

ネモ(こいつ洗ってないでぶの匂いする…)

こんなネモは嫌だ!w
しかし、一度頭にこびりついたこのイメージがもこっちを一日中悩ませました。

そこで舞台は学校から自宅へと変わります。
智貴が部活から帰宅すると、なぜか自分の部屋には制服を着たままのもこっちが。
開口一番に彼女は告げます。

もこっち「なんか臭くね?この部屋」
智貴  「ケンカ売ってんのか?」

至極真っ当な切り返しですが、今のもこっちには全く届いていませんw

「汗臭くて彼氏も友達もいなくてどうしようもない」
「ゴミ女のゲロ以下の悪臭で満たされてね?」
「汗いっぱい染みこませた制服でわざわざ待ってたんだから正直に言えよ」
俺の姉がこんなに臭いわけないってよ…」

長々と続いたもこっちのセリフを最後まで聞き、
智貴はただ一言「別に臭くねーよ」とだけ返答。
ですが、今のもこっちにとってはこのセリフが何よりも欲しかったもの…!
つまり、どうなるかと言うと…。

「いいよ 匂いかいでも

智貴、ご褒美タイムへ突入!www
そこから臭い・臭くないの応酬がしばらく続き、
ある時もこっちはふと何かを思い出し、語り出しました。

「あっ……」
「前に声優に臭い体のメスブタって言ってもらった音声ファイル聞きたくなってきた」

思わぬカミングアウトに智貴はドン引きしますが、もこっちは依然テンション変わらず、
「え!?お前知ってんだろ だって去年お前に聞かれたじゃん」
と返します。
しかし智貴は知らないと答えたところで、ようやくもこっちの記憶が戻りました。

「あっ…聞かれたのお母さんだった……忘れてよ!!」

遅すぎる!w
これは第2巻『[喪17]モテないし握手会に行く』で描かれた事件ですね。
いや、あれは本当にひどい事件でしたよw

【わたモテ】第2巻 感想③ 女子中学生の庇護欲をかき立てる主人公
前回に続き【わたモテ】の第2巻の感想となります。この記事で扱うのは第16話~第18話についてです。

風呂上り、もこっちは改めてもう少し匂いに気をつけようと、奮起します。

(ゆうちゃんとかいい匂いするもんな…)
(臭い奴よりいい匂いする女子のほうが絶対モテるだろうし… そうだ!)

そこでもこっちが思い出したのは、第4巻『[喪36]モテないし大人になる』にて
ゆうちゃんから誕生日プレゼントとしてもらった香水

まずはお試しとばかりに例のぬいぐるみへシュッと吹きかけ、
ゆうちゃん……)

そいつ、私の知ってるゆうちゃんとかなり違うんですけどw

【わたモテ】第4巻 感想② きーちゃん覚醒、智貴は受験、ゆうちゃん×××
前回に続き【わたモテ】の第4巻の感想となります。この記事で扱うのは第33話~第36話についてです。
【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校1年生編)
今回は【わたモテ】の高校1年生編を対象とし、全キャラ毎にその登場回をまとめていきます。
【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校2年生編)
今回は【わたモテ】の高校2年生編を対象とし、全キャラ毎にその登場回をまとめていきます。

とにかく、これでいくら汗をかこうが怖いものなんてなくなったもこっち。
翌日、この日も汗びっしょりで登校したしたもこっちは、
トイレでこれでもかと全身に香水を振りまくります。
はい、めちゃくちゃ使い方間違ってますw
そのため、教室に戻ってからはその香水臭さで周囲の人間を困惑させてしまいます。

これもひとえに、もこっちの悲しき現状がもたらしたもの…。
今のもこっちには気軽に香水の付け方を聞けるような親しい友人が学校にはいません。
そんなもこっちに対し、
その香水臭さを面と向かって注意してくれるような人物がいるとすれば、
こみちゃんか、あるいは…。

そして体育の授業後。
朝と同じく、全身に香水を振りまくって満足気なもこっちは
廊下でその”とばったり会います。
”とはもちろん智貴です!

お互い相手に気づくも、特に何も言葉を交わさず一旦はすれ違いました。
しかし…!
智貴は少し考えてから振り返り、しっかりと事実を彼女に伝えてくれました!

「一応言っとくが すっげーくせーぞ

あぁ素晴らしきかな姉弟愛(?)…!w
おそらくこの直後、もこっちにクリティカルダメージを与えたことは間違いないw
というところで第56話が終了。

なんだか久しぶりな感じもしますが、もこっちがモテる女子になろうとして取った行動が、
間違った解釈&努力のせいで変な方向へ進んでしまい結果大失敗に終わるという、
わたモテ】の代表的な流れであり、挨拶代わりともいうべき
コミックスの1話目として非常にふさわしいエピソードだったと思います。

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◎[喪57]モテないし2年目の夏休みに入る

感想&考察

45話ぶりに描かれる一学期最終日のエピソード。
2年生に進学してできた新たな知人、新たな関係性。
前回の第2巻『[喪12]モテないし花火に行く』では

誰かと一緒に同じものを見て 楽しい時を過ごしたかったんだ)

と、自分の本心に気づけたもこっち。
果たして今回はどのような物語になるのか。

【わたモテ】第2巻 感想① 「誰かと一緒に過ごしたい」ぼっちの儚い願い
今回は【わたモテ】の第2巻の感想となります。この記事で扱うのは第10話~第12話についてです。

まずは、全校集会の場面。
「明日野球部勝ったら次 全校生徒で応援だってよ」
友達と話す清田君のセリフから野球部応援というキーワードが出てきますが、
これは後々の伏線となります。
もこっちは彼らの話を盗み聞きしつつ、我関せず。

(高校生になって…2回目の夏休みが始まる…)

そして、学校帰りに彼女がバス停で出会ったのはこみちゃん

こみちゃん「ああ…じゃあ一緒に行くか…」
もこっち 「ああ…うん」

二人の目的地は同じ場所であり、一緒にバスへと乗り込みます。

が、二人の関係性は依然微妙なまま。
第6巻『[喪54]モテないし変わらない』でお互いの関係性を少し見つめ直したものの、
未だ友達の友達
そんな空気間を表すようなバス内での描写。
隣同士で座るも、会話はゼロ。
視線も相手と反対方向に向いていますが、めちゃくちゃ意識し合ってるのがバレバレです。
もう、楽になれよ!w 話せば良いじゃん!w(*´꒳`*)

【わたモテ】第6巻 感想③ 同中トリオの邂逅、友達の友達は敵?それとも…
前回に続き【わたモテ】の第6巻の感想となります。この記事で扱うのは第53話~第55話についてです。

二人が訪れたのは前回のカフェ。そこにいたのはもちろん、ゆうちゃん

二人で一緒に来たんだね」

以前自分が送ったメールの通り仲良くやってる(ように見える)二人に嬉しそうなゆうちゃん。
そんなゆうちゃんからある提案が。

夏休み みんなでどこ行こうか?」

今回集まったのも本当はそれが大きな目的でした。

「またみんなでどこか行こう?夏休みもあるし」

「本当に 約束だよ」

ゆうちゃんは前回三人でした約束を忘れてはいません。

“こみちゃんも一緒”ということに引っかかりを感じつつも、
もこっちは去年の出来事を思い出します。

(去年は男子中学生と私の三人でラブホ覗きという)
(最低な夏休みの始まりだったからな)
(今年は去年よりマシな夏休みを送りたいし多少のことは目をつぶろう)

と、小さな誓いを立てたもこっち。多少のこと=こみちゃんw)

しかし、ゆうちゃんから「何かやりたいこととか行きたい所ある」と聞かれ、
もこっちは困ってしまいます。

(あれ?でも夏休みって別にやりたいことないな…)
(子供の頃は弟と虫採りに行ったりして楽しかったのに…)
(……虫!?)
それは、第4巻『[喪32]モテないし年の瀬』でも触れられた幼き日の楽しい思い出。

【わたモテ】第2巻 感想① 「誰かと一緒に過ごしたい」ぼっちの儚い願い
今回は【わたモテ】の第2巻の感想となります。この記事で扱うのは第10話~第12話についてです。
【わたモテ】第4巻 感想① 大好きな『おねえちゃん』からの贈り物とその意味
今回は【わたモテ】の第4巻の感想となります。この記事で扱うのは第28話~第32話についてです。

結局他に何も思いつかず、もこっちは
虫採りとかどうかな」
といって二人を少し引かせてしまいます。
虫を飼うのは大変そうというゆうちゃんに対し、もこっちは改めて
「いっぱい虫を集めて共食いさせるんだよ」
と、さらに二人をドン引きさせますw

もこっちいわく、最近読んだ本に書かれていた蟲毒を試してみないかと。
「何か適当な陽気に色んな虫をいっぱいつめて」
「しばらくするとその虫達が互いに共食いをはじめて…」
「最後に生き残った1匹には何か霊的な力が宿るらしく」
「その虫を人の家に埋めたり話したりすればその家の人に不幸が訪れるんだって」

いろいろとツッコミ所のあるお話に、困惑するゆうちゃん。
しかし…!

こみちゃん「それってさ……どれくらい必要なの?

この子、興味津々ですw
相変わらず趣味嗜好がもこっちと共通する部分の多いこみちゃん。

このままだと虫採りになってしまうと焦ったゆうちゃんは
「あっとかはどうかなー」
と、ここにきてようやく女子高生らしい提案が出されました。
しかし、二人とも乗り気ではなく水着も持っていない、と否定的…。
それでもめげないゆうちゃんは
「近くでセールやってるから見に行こう」と二人をショッピングに誘います。

そうして訪れたのは第1巻『[喪8]モテないし見えないことに気を遣う』にて
もこっちとゆうちゃんで訪れたショッピングモール
当時はもこっちのパンツを買う目的で訪れた場所です。

ゆうちゃん「あの下着どうだった?」
もこっち 「あのパンツは引き裂いた
ゆうちゃん「どうして!?

今でも鮮明に思い出す地獄のようなメモリー!w
これを笑顔で伝えられるもこっちって本当にとんでもないメンタルしてますよ!w

【わたモテ】第1巻 感想② 失敗&大失敗、ときどき乙女
前回に続き【わたモテ】の第1巻の感想となります。この記事で扱うのは第5話~第9話についてです。

その後、ショップに入って水着を選んでいた時、
こみちゃんはボソリと呟きました。

こみちゃん「あっ…その…私 コミケとか行ってみたいかな…」
ゆうちゃん「こみけ?」

その手の知識に疎いゆうちゃんには何のことだか伝わっていません。
しかしもこっちは当然理解しており、ここからは二人の間だけで会話が進んでいきます。

こみ「いや コスプレやってたりなんかみんなで本売ったりで楽しそうだから」
ゆう「? 本…?」
もこ「あんなのすっげー混んでて暑くて臭いって声しか聞かねーぞ」
もこ「まあ 私もネットの情報だけで行ったことないから少しだけ興味あるけど…
こみ「わ 私も誰かとなら行ってみてもいいかなって思って…」

一方、全く会話についていけないゆうちゃんは一人置いてけぼりをくらいます…。

その日の帰り道、ゆうちゃんは少し落ち込んでいました。

(二人とも水着 着てくれなかったな… は行ってくれないのかな…)
虫採りに行くのも こみけっていうのも二人で行くのかな…)

(やっぱり同じ学校だからすぐ仲良しになれるのかな?)
(二人が仲良しになって嬉しいけど ちょっと寂しいな…


高校生にとって、学校という環境は“世界”にも等しく絶対的です。
それだけに“ぼっち”であるもこっちは日々苦しみながらも、
そんな状況を打破しようと悪戦苦闘しています。
彼女らには学内のつながり”が非常に大きなものに見えるのです。

虫採りやコミケなど、もちろん二人はゆうちゃんを除け者にする気など一切なく、
むしろ“ゆうちゃん以外”が邪魔だと考えている程ですw
しかし、今回ゆうちゃんが感じている不安は決して勘違いによるものだけではなく、
唯一の学外”の存在である彼女からすれば切実な悩みなのです。

少しメタ的なお話もすると、もこっちに“学内のつながり”が増えれば増えるほど、
学外”の存在であるゆうちゃんの描写は少なくなっていきます。
以前、登場人物の登場回数を
【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校1年生編)でまとめたように、
これの高校2年生編高校3年生編と作っていけば
数値としても明白にその差が見えてくるでしょう。

【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校1年生編)
今回は【わたモテ】の高校1年生編を対象とし、全キャラ毎にその登場回をまとめていきます。
【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校2年生編)
今回は【わたモテ】の高校2年生編を対象とし、全キャラ毎にその登場回をまとめていきます。

さて、ゆうちゃんが一人肩を落としていたその時。
三人は上空に打ちあがる花火に気づきました。
去年、もこっちが苦い思い出を心に刻みながら見上げた花火
それを今年は同じ中学校からの“つながり”を持った三人で一緒に見ることができたのです。

こみちゃん「…成瀬さん 今日は誘ってくれてありがとうね

突然のこみちゃんからの感謝に驚くゆうちゃん。

こみちゃん「今日や夏休み中 誘ってもらえなかったら」
こみちゃん「家で一人でいるだけだったから」

そう素直に告白し、想いを伝えるこみちゃん…。
建前などではない心からの本当の感謝を告げられたゆうちゃんもそれに答えます。

ゆうちゃん「暇だったらメールとかいっぱいしてきてね」
こみちゃん「うん ありがとう」

また少し縮まったかもしれない二人の心の距離

そして、そんな微笑ましい光景を睨みつける主人公w
もこっち「いや 私は忙しいけど私もゆうちゃんとメールくらいできるよ」
どこ張り合ってんだよw

しかし、ゆうちゃんはこのやり取りで大切なことに気づきました。

(何勝手に落ち込んでるんだろ…)
(夏休みなんだから学校なんて関係ないよ
(二人ともっと仲良くなればいいんだ…

たとえ会えなくても、たとえ描かれなくても
彼女たちの“つながり”は決して偽りではありません。
人と人との関係性は物理的な距離感で推し量れるものではなく、心の距離で決まるもの。
ここに来てなぜか険悪なムードの二人をよそに、ゆうちゃんは確かな友情を感じていました。

そして、翌日。
ゆうちゃんが目を覚ますと、ケータイには24件のメールが…!

もこ『昨日言い忘れたけど海いつ行く?』
こみ『成瀬さん昨日はありがとう それだけだけどメールしちゃった』

もこ『そういやこみなんとかさんは海嫌いって言ってたな…』
こみ『あっもしかして寝てる?』

もこ『海は私とゆうちゃんだけで行こうか』
こみ『いつも何時ぐらいに寝るか聞いていい?』

もこ『なんで返事しないの?
こみ『起きた?』

もこ『私のことハブにしようとしてないよね?』
こみ『起きてるよね?

もこ『なんで電話出ないの?謝るから!』
こみ『もう9時だよ

ゆうちゃん、逃げろ!!www そいつらやっぱヤベー奴らだったわ!w
似た者同士の二人の独占欲が爆発したところで第57話が終了。

実際に三人で一緒に遊びに出かけるエピソードは、
第7巻『[喪64]モテないし三人で夏休み』と、
第7巻『[喪65]モテないし海へ行く』で描かれています。

途中で触れた『【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校2年生編)』に関しては、
高校2年生編が終わる、第12巻『[喪121]モテないし父親と出かける』まで
感想を書き終えた段階でまとめようと思います。

【わたモテ】第7巻 感想③ 同中トリオで海水浴、思い出の「F●ck me!!」
前回に続き【わたモテ】の第7巻の感想となります。この記事で扱うのは第64話~第66話についてです。
【わたモテ】第12巻 感想④ 誇りに殉ずる友に導かれ、そして少女は殻を破る
前回に続き【わたモテ】の第12巻の感想となります。この記事で扱うのは第120話~第122話についてです。
【わたモテ】全キャラ登場回まとめ(高校2年生編)
今回は【わたモテ】の高校2年生編を対象とし、全キャラ毎にその登場回をまとめていきます。

◎[喪58]モテないし無駄に過ごす

感想&考察

7月19日月曜日。
朝っぱらから、もこっちの表情は真剣そのもの。
(今年の夏休みは去年みたく無駄には過ごさない!)
(夏休み初日から宿題に取りかかりできる限り有意義に過ごす努力をする!

第2巻『[喪18]モテないし夏が終わる』では、高校1年生としての夏休み最終日に
“夏らしいことなんて特に何もできなかった”と嘆くもこっちが描かれていました。

【わたモテ】第2巻 感想③ 女子中学生の庇護欲をかき立てる主人公
前回に続き【わたモテ】の第2巻の感想となります。この記事で扱うのは第16話~第18話についてです。

そのためか今回の彼女のセリフには確固たるもの感じます…!
…が、しかし!
(だが今日は19日 そして明日は祝日)
(つまり夏休みは21日から…
つまり…。

(今日と明日だけは全力で無駄に過ごす…!!
決意を胸にベッド・イン!w なんでこうなってしまうんや~!o(´^`)o

そして目覚めたのは夕方6時30分。

(普通の休日だったら夕方なんかに起きたら死にたくなるが…)
(今日は夕日が美しく見える


(よし今から明日のこの時間まで寝ないで遊ぶぞ!)
彼女が全力で無駄に過ごすと言ったんだから、もうそりゃひどいもんですよ。

晩御飯を食べてからはネット、テレビ、ネット…。
気づけば朝日が昇る頃。ふらふらと朝の散歩に出かけてはコンビニへ。

その後もネットに・アイスにぐーたら三昧!

そしてとうとう丸一日が経過。
(いやー無駄に過ごしたなー… これ以上ないくらい無駄に過ごしたー)

しかし、ここまで無駄に過ごしたのも全ては明日からの夏休みを無駄なく計画的に過ごすため!

(楽しく無駄な時間はこれでおしまいだ)
明日からの夏休み 1日たりとも無駄な時間は過ごさん

冒頭の決意は依然変わらず…!ようやくもこっちの計画的な夏休み物語が始まる…!!
…というところで差し込まれる悲しいお知らせ…w

「ともこー入るわよー 同じクラスの加藤さんから電話よ」

突如母から告げられたのはクラスメイトからの電話という何とも珍しいもの。
そしてここでついに登場となったのはみんなのママ”こと、加藤さん!!(*´꒳`*)
今回はセリフのみですが、この頃にはもう登場していたんですね!

ただし、この時のもこっちには“加藤”と言われても誰だか判断できません。
とりあえずおそるおそる電話に出るもこっち。

もこっち「も…もしもし…」
加藤さん『あっ黒木さん!?よかったー!』
加藤さん『明日の連絡なんだけど 黒木さんのメアドと番号知ってる人いなくてさー』

明日の連絡というキーワードから、もこっちの第六感がざわつき始めます…。

もこっち(なんだ もの凄く嫌な予感が……!)
加藤さん『先生が教えてくれてさー』
加藤さん『いや 家とか掛けんの久しぶりだよ』

そして告げられる、死刑宣告…!

加藤さん『あっでね!明日の野球部応援で学校に9時30分集合だって』

ひぃやあ~~~!!!www
思えば、前話の『[喪57]モテないし2年目の夏休みに入る』冒頭で伏線が張られていた訳です。

「明日野球部勝ったら次 全校生徒で応援だってよ」

まぁこんなこと、もこっちが覚えているはずもありませんw

電話を切って即座にベッドへ倒れ込むもこっち。

(無駄なことをしないと決めた矢先……)
坊主共の応援という最高の無駄行事を夏休みに持ってきやがった…)

(真面目に生きようとしてる私に何故無駄を強いるのか……)

すると、突然もこっちは笑みを浮かべ…。

(なら明日の応援は絶不調で迎える為 明日まで寝ないで無駄に過ごそう……)
(無駄な抵抗だけど…)

もはや投げやりなもこっち。
徹夜明けで迎える真夏の野球部応援という、
最悪の未来しか想像できない状況の中、第58話が終了。

これ程に丸々一話が次のエピソードの“フリ”として使われるのも珍しいですね。
今回の“オチ”も次のエピソードを以て完結するというイメージです。
それと、みんな大好きな加藤さんについて!
彼女のご尊顔は第8巻『[喪71]モテないし出発する』でようやく描かれます。
なんと、修学旅行編の第1話です!
いよいよ見えて来た、というところですね!

【わたモテ】第8巻 感想② 修学旅行編開幕!「乳首つまんでごめんなさい…」
前回に続き【わたモテ】の第8巻の感想となります。この記事で扱うのは第71話~第74話についてです。
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◎[喪59]モテないし応援する

感想&考察

前話の通り、夏休み中でありながら学校行事として野球部の応援に出向くことに。
まずは生徒を乗せて現地へと向かうバスの模様から。

ボーっと外の景色を眺めるもこっちに対し、
その隣の席には楽しそうに後ろの席の友達と盛り上がっている女の子が一人…。

「えーーーまじでー!!」
「だってあの時うちらしかいなかったよねー?」

はい来ました、うっちー初登場!彼女の名前は内 笑美莉(えみり)!!
2年生時からもこっちと同じクラスになった彼女。
そんな彼女は修学旅行編を経て、いずれ唯一無二のキャラクターへと変貌を遂げていきます!

しかし、もこっちから見た第一印象は最悪で…。

(なんだこいつ さっきから後ろと喋りまくって
(そんなに友達からあぶれて私と同じ席になったの認めたくねーのか)
(明らかにみんなに向かって)
(「私この席にいますけど黒木さんと違って友達います」アピールをしてるな…)

まだ移動中にもかかわらず、早速イライラを募らせるもこっち。

(まあ いいや…そういう奴ならこちらも気を使わないで済む
(思いっきり寝てやろう)

この気を使わないで済むという認識が様々な誤解や事件を生むのですが、
まあそれはもう少し先のこと。

【わたモテ】第8巻 感想② 修学旅行編開幕!「乳首つまんでごめんなさい…」
前回に続き【わたモテ】の第8巻の感想となります。この記事で扱うのは第71話~第74話についてです。
【わたモテ】第8巻 感想③ 黒木・田村・吉田、三人で得たかけがえのないもの
前回に続き【わたモテ】の第8巻の感想となります。この記事で扱うのは第75話~第77話についてです。
【わたモテ】第9巻 感想① 修学旅行編終幕!「処女でも気にすることないよ」
今回は【わたモテ】の第9巻の感想となります。この記事で扱うのは第78話~第81話についてです。

そうこうしているうちに目的地の野球場へと到着。
もともと野球に一切興味のないもこっちのテンションは下がりっぱなしです。

(スポーツ自体面白いと思わんが特に野球はつまらん……)
(なんかちんたらやってるイメージあるし……)
軒並みダサいし……ハゲてるし……)

実は、第2巻のあとがきには谷川 ニコ先生によるこのような記述がありました。

これからも多くの人に対する感謝の気持ちを忘れず頑張りたいです
それから高校の時の一部の人間以外のクラスメイトと
野球部への憎しみを忘れず頑張りたいです

おい、野球部!一体何したんだ!?w
わたモテとは、野球部への憎しみが原動力となっていたのです…!w
先程のもこっちのセリフには明らかに谷川 ニコ先生の感情がこもってる気がしますねw

その後も散々野球を罵倒し続けたもこっちでしたが、ファールボールを恐れて一旦裏へ避難。
しかし、今もこっちには特にやることもありません。

応援席のチアを見に行くという話を聞きつけては、あっちへフラフラ~。

おっぱいのでかい女子がいると聞いては、こっちへフラフラ~。

結果、体調が最悪の状態に…!w

徹夜明けの真夏にこの広い球場を何度も往復するのは無理があった…)
(気持ち悪い…)

しかし、驚異の粘りを見せた“原幕”野球部により、
試合はそこからさらに2時間延び、そこでようやくゲームセット。
惜しくも“原幕”野球部はここで敗退となりました。

そして、ここにも一人、別の意味でゲームセットを迎えようとしている者がw

(くそカス共…来年は絶対いかん!欠席扱いになろうが絶対サボる!!
息を巻くもこっちでしたが、球場を出た直後に力尽きて横の茂みへ倒れこんでしまいます。

そこを通りかかった野球部の男子生徒がもこっちに気づき、
彼が医務室まで運んでくれてなんとか事なきを得ました。

医務室でしばらく休んでからもこっちは荻野先生と球場を後にします。
「バスは全部出ちゃったけど野球部のOBがマネージャーと一緒に送ってくれるって」
荻野先生の言う通り前方には一台の車があり、二人はそこへ乗り込むことに。

しかし車内では先程の試合結果を受け、マネージャーの女の子が泣きじゃくっていました…。

そんな暗い空気にもかかわらず隣に座っていた女の子は、
「体大丈夫?これ飲んで」「濡れタオル使う?」
など、もこっちに鬼のような優しさを見せつけます。
これにはたまらず、
(…ちくしょう これじゃ来年も行かなくちゃいけねーじゃねーか!)
と、もこっちが意外にも律儀な一面を見せたところで第59話が終了。

さて、最新話ではまだ高校3年生での夏休みを迎えていません。(※2019年1月23日時点)
果たして野球部応援回はもう一度やって来るのでしょうか?
また、その際は改めて谷川 ニコ先生による野球部への恨み節は炸裂するのでしょうか?w
その辺りにも注目していきたいですね!

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【わたモテ】第24巻 店舗特典まとめ
【わたモテ】最新刊となる第24巻の店舗特典が公開されたので、今回はその内容を簡単にご紹介しながらまとめていきます。
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◆投稿動画

▼イベント紹介動画

わたモテチェンソーマンなど、大好きなエンタメ作品のイベント開催時は
できる限り実際に参加し、その都度『紹介動画』を作成してきました。

これまでに作成した紹介動画』は全てYouTubeで公開していますので、
何か気になる作品・イベントがありましたら、どうぞお手隙の際にでもご確認下さいませ。

▼聖地巡礼動画

現在、YouTubeで【わたモテ】の聖地巡礼動画を公開しています。
第1弾:【伏見稲荷大社】
第2弾:【東京ディズニーランド】

原作で描かれた“あの日々の追体験として、どうぞお楽しみ下さい。
また、皆さんが聖地巡礼する際の参考にでもして頂ければ幸いです。
チャンネル登録の程、何卒よろしくお願い致します。m(_ _)m

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普段からDMM関連のサービスに慣れ親しんでいる方には“特におすすめ”といえるでしょう!

◆まとめ

以上がわたモテ】第7巻の感想①となります。
長くなったので次の投稿に続きます。
それでは、また~(。・ω・)ノ゙

【わたモテ】第6巻 感想③ 同中トリオの邂逅、友達の友達は敵?それとも…
前回に続き【わたモテ】の第6巻の感想となります。この記事で扱うのは第53話~第55話についてです。
【わたモテ】第7巻 感想② サイコ可愛いきーちゃんと過ごす、最高の夏休み
前回に続き【わたモテ】の第7巻の感想となります。この記事で扱うのは第60話~第63話についてです。

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