皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
今回は週刊少年マガジン2019年51号より、
【それでも歩は寄せてくる】の第36局の感想記事になります!




武田玲奈さん表紙の週マガ51号、本日発売です!『それでも歩は寄せてくる』第36話は…「センパイ、今なんと…⁉︎」#それでも歩は寄せてくる #週刊少年マガジン pic.twitter.com/CnsscjM0Wc
— たなP@週刊少年マガジン (@magazine_tanaP) 2019年11月20日
目次
◆【それでも歩は寄せてくる】第36局 感想
▼感想&考察
◎第36局
感想&考察
前回で文化祭編も一段落となり、物語は再び日常回へ。
放課後、いつも通り部室に訪れた歩君はドア前で何やら書き込んでいるうるしちゃんの姿を発見。
うるし「新入部員も入ったことだし名前を入れてやらなきゃなーって 今 書いてんだ」
彼女が書き込んでいた貼り紙には堂々と『将棋部』も文字が…!
続けてその真下には『八乙女 うるし』、『田中 歩』と書かれています。
この貼り紙は第1巻『第3局』や『第5局』でも描画されており、
『第3局』での彼女の発言によると“勝手に貼ってるだけ”というもの。
これはある意味、彼女にとって一種の決意表明に近いのかもしれません。
“どうだ!もう一人じゃないんだぞ!”
そんな思いが込められているようにすら感じられます…。
うるし「でさ 角竜 でいいんだっけ タケルの名字」
歩 「あ…はい それで合ってます」
うるし「…? うん」
瞬間的に心をざわつかせ、ピクついてしまう歩君!w
うるしちゃんは違和感を感じつつも、その意味にはまだ辿り着けず。
ひとまず二人は部室へと入るのでした…。


久しぶりに部室で将棋を指し合う二人。そこでうるしちゃんはふと呟きます。
うるし「今日もタケルは休みかー」
歩 「…そのようですね…」
再びピクつく歩君…!なんとか返事を返すだけで精一杯です…w
うるし「どうしたんださっきから」
歩 「いえ…あの なぜタケル… 下の名前で呼ぶのかな…と」
うるし「いや 田中がそう呼んでたから私も合わせたんだが…」
歩 「そうですか」
うるし「なんだ?」
一般的に“呼称”は相手との関係性を推し量る一つの目安になるかと思われます。
例えば、別作品の【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】。(以下、【わたモテ】)
こちらでは物語の分岐点に関わる程の役割を持って“呼称”というギミックが扱われています。
(※以下、【わたモテ】第8巻『[喪71]モテないし出発する』の感想より一部抜粋)
【わたモテ】という作品において“呼称”は、
両者の関係性・距離感を示すギミックとしてしばしば用いられています。
それ自体がテーマになったエピソードもあり、
第13巻『[喪126]モテないしあだ名で呼ばれる』ではもこっちとネモの関係性が、
第14巻『[喪138]モテないし大学に行く』ではもこっちとゆりちゃんの関係性が、
それぞれ“呼称”というギミックを通じて大きく変化した、ということが描かれています。

そして今回、ついにこの作品にもその“分岐点”が訪れようとしていました…!
歩 「いえ… オレも下の名前で呼んでほしくて」
少し照れくさそうにしながらも素直に想いを告げる歩君。
思えば連載当初の頃に比べ、彼の表情もかなり豊かになったように思います。
『第29局』にて“私といる時は笑わない”とうるしちゃんは嘆いていましたが、
歩君は少しずつ彼女の前でも本当の自分を出せるようになっているのでしょう。
着飾らず、背伸びせず、“ありのままの自分”で吐露してみせた彼の本音。
これに対するうるしちゃんの一手とは…。
うるし「ぷ あははは なんだそれ!」
まさかの爆笑www
うるし「わかったわかった じゃあお前も下の名前で呼ばせてもらうからな」
うるし「あ ゆ…」
そして、しっかり自爆…!!w
うるし「つ…次 呼ぶ時にな!」
歩 「………はい」
この場は何とか切り抜けたうるしちゃん。
タケル君を名前で呼ぶのは大丈夫で、歩君を名前で呼ぶのはダメ。
この違いが何に起因するのかを彼女自身が意識した時、
物語はさらに新たな領域へと突き進むに違いありません…。

あれから将棋を指し続けていた二人でしたが歩君はうるしちゃんを完全にロックオン状態であり、
“その時”を今か今かと待ち構えています。
もし歩君にしっぽが付いてたら振りまくっている状況でしょう…w
そしてようやく覚悟を決めたうるしちゃん。呼吸を整え、静かに口を開きます。
天使がささやくは甘い調べ…。
うるし「こ…これからは歩って呼ぶからな あ… 歩…」
直後、猛烈にうなだれる歩君!『田中 歩』16歳、名前を呼ばれて逝く…!www
この流れ、つい最近見たような…w(※詳細は『第34局』参照)
歩「これから名前を呼ばれるたびオレは喜びに打ち震えると思います」
昇天したかと思いきや、たいそう満足気に死の淵から蘇った歩君。
しかし人間とは強欲なもので…。
歩 「もう一回呼んでもらっていいですか」
うるし「大げさすぎるだろ 呼びにくいわ!」
妥協を許さず、彷徨い求める愛のアンコール!
この男の辞書に『自重』という文字はない…!!w\(^o^)/
とはいえ、ついに“呼称”という明確な変化が取り込まれた今回。
周囲のリアクションも含め、ここからまた新たな局面を迎える予感です…!
というところで第36局が終了。

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◆まとめ
以上が【それでも歩は寄せてくる】第36局の感想となります。
言われてみれば前々から気にはなっていたうるしちゃんの「田中」呼び。
それも“先輩後輩”という関係性からどこか「まぁそんなもんか」と何となく流していましたが、
まさかここにきて“名前呼び”に変えてくるとは…!!
こうなると周囲のリアクションが気になってくるというもの。
近い将来、マキちゃんにイジられるのはほぼ確定事項で間違いないんじゃないでしょうか?w
そしてもう一つ気になるのは、一方の歩君が
ただの「センパイ」呼びからの脱却ができのかどうか、という点。
なにせ、この作品における彼の役割とは、想い人である彼女へと“歩み寄る”こと!
今後は各キャラクターの“呼称”の部分にも注目していきたいと思います!
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙



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