皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
今回は週刊少年マガジン2019年24号より、
【それでも歩は寄せてくる】の第11局の感想記事になります!
本日発売のマガジンに「それでも歩は寄せてくる」載せてもらってます
よろしくおねがいします pic.twitter.com/n0eLtfFwqW— 山本崇一朗.高木さん⑩ツバキ② (@udon0531) 2019年5月15日
目次
◆【それでも歩は寄せてくる】第11局 感想
▼感想&考察
◎第11局
感想&考察
雨音が響く部室にて、今日も変わらず座して将棋を指す二人の生徒。
この日もうるしちゃんの勝利に終わり、歩君の告白はまだまだ先のこととなる模様。
そして今回、部室でのお話ははここまでであり、早々に二人は帰路につきます。
校舎を並んで歩くうるしちゃんと歩君。
歩君の実力は少しずつ伸びているようですが、うるしちゃんには依然余裕があり、
おそらくまだ一度も接戦にすらなっていないのでしょう。
ですが、将棋のことに関しては
うるしちゃんがしっかりセンパイとして指導している描写が多々あり、
自分が楽しむだけでなく、大切な後輩を育てようという明確な意思が見受けられ、
彼女の人柄の良さが伝わります。
そんなうるしちゃんはちゃんと褒める所は褒めて伸ばすタイプのようで、
現在の歩君の将棋を的確に分析し、
彼の長所に触れた上でさらにその先を示してみせます。
うるし「でも素直な攻め筋は好感もてるぞ」
歩 「素直…ですか」
うるし「逆に もう少し裏をかいてもいいかもしれないけどなー」
歩 「ふむ…」
そして、これが“将棋のことだけにあらず”という点が本作のおもしろいところ…!!
歩 「いつもありがとうございます オレのことを考えてくれていて嬉しいです」
うるし「んぁっ セ…センパイとしてトーゼンだ」
彼女に評価してもらった通り、正面どストレートで“素直に攻める”歩君!w
さらに言うなれば将棋について語っていたとはいえ、
彼の実直で恋心を全く隠しきれていない日々の言動に対し、
うるしちゃんは“好感をもっている”という意味合いにも受け取れます。
将棋について話していたはずが、いつしかその人物の人間性についての話に置き換わっており、
さらにはその相手を自分がどう捉えているかを告白してしまっているという流れは、
この作品が持つ独自の魅力をよく表している部分だと感じます。
変わらず廊下を歩いていた二人。
そこで、歩君は今も降り続けている“雨”について触れます。
実は、彼がここで“雨”の話題を切り出したのには理由があったのです…。
歩 「センパイ… 傘は持ってきていますか」
うるし「傘? ああ持ってるぞ お気に入りでさー」
うるし「いいだろ 折り畳み式だけどしっかりしてるんだー」
笑顔でお気に入りの折り畳み傘を掲げ、後輩にドヤるうるしちゃん。
君は本当に女子高生なのか?w
しかし残念ながら、今の歩君にその声は届いておらず…。
想いを隠し通すことなど到底できない、不器用でかつ純粋な彼が告げる、ささやかな提案。
歩 「その…帰り オレの傘に入りませんか」
うるし「んあっ!?」
いや、もうコイツ無敵だろwww
よく考えたら話の前後が噛み合っていませんw
うるし「え…それって…どういう…」
歩 「そのままの意味ですが」
うるし「聞いてたか!?持ってきてるんだってば!」
歩 「ダメですかね」
第5局にて剣道部に入っていた中学時代、彼は“不動の田中”なんていう
めちゃくちゃ格好良い異名を持っていたことが明らかになりましたが、
これまた彼の性格と言いますか、生き様をよく表していますね…!
この男、全くブレません!w
相変わらずな歩君の“攻め”を受け、こちらもいつも通りたじろぐうるしちゃん。
うるし(そうだ!!この素直すぎる攻撃を逆手にとってやる いつも照れさせられる仕返しだ)
そして彼女が取った行動、それは…。
うるし「まぁ どうしても私と相合い傘したいっていうなら してやってもいいぞ」
うるし(照れろ照れろ照れろ照れろ照れろ)
全面的に受け入れるという、これぞ“年上のお姉さん”的余裕を持った姿勢で
うるしちゃんは歩君の“攻め”に応えます。
内心、“照れろ照れろ…”と実は全く余裕がない点はこの際置いておきましょう…w
何より重要なのはこの彼女の判断が歩君にとってはご褒美にしかなっていないということ!w
歩 「はい どうしてもセンパイと相合い傘したいですね」
うるし(素直すぎる…!)
“またやってしまった…!”とばかりに顔を赤くするうるしちゃんですが、
第9局より少しばかりの変化を見せ始めているのが彼女の乙女心。
うるし「まー…いいけどさー」
“だから傘持っているって言っただろう!”と、歩君の提案を拒否することもできたはず。
そんなことで彼の機嫌が悪くなることも・二人の関係性が変わることもない、
ということは彼女自身がよく分かっているはずです。
しかし、彼女は最終的に彼の提案を受け入れました。
これこそ“二人の関係性が変わる”ということを
彼女が心のどこかで望み始めた証と言えるのではないでしょうか。
最後にうるしちゃんが歩君へ今一度確かめるのは、
これまで何度も問いかけてきたシンプルな質問。
うるし「お前…私のこと好きだろ」
歩 「それはどうですかね」
うるし「なんでいつもそこは素直じゃないんだお前は!」
“センパイに将棋で勝ち、そして告白する”という夢を抱く歩君にとって、
この質問は当然“白を切る”しかない難問。
普段は素直に攻め続ける彼もここだけはごまかさざるを得ません。
一方のうるしちゃん。
同じ質問をこれまでも投げかけてきた彼女ですが、ここ最近の彼女の心情を察するに
少々その意味合いが変化してきたように感じられます。
序盤こそ、いつも盤面外でやられっぱなしなその状況を何とか打破するべく、
苦し紛れに問いかけていた、という印象でした。
その先に彼のどんな返答が待ち受け、
それによって二人の関係性がどう変わってしまうかなど、
彼女はほとんど考慮していなかったのではないでしょうか。
そして現在。直近の第10局でも描写があった通り、
うるしちゃんは歩君との心の距離を縮めており、
彼に対する想いに変化があることが見受けられます。
その上、歩君の“素直な攻め”に“好感をもてる”とはっきり彼女が告げた今回。
そんな彼女が投げかけた“私のこと好きだろ”という問いかけには、
“これにも素直に答えていいんだよ きっと私も受け入れるから…”
というように、徐々にではありつつも二人の関係性の変化をうるしちゃんも望み始めている、
そのような彼女の内面が見え隠れしていたように私は感じます。
攻められたうるしちゃんが歩君を煽ってさらに逆アップをかまされるという、
特に第1局とセリフや構成が似通っていた今回のエピソード。
先述した“変化”を強調するため、意識的にそうされていたように思えますね。
事実、今回は第1局と異なり、うるしちゃんの「してやってもいいぞ」で受け入れた内容が
実際に行われることになりました。
第9局より3話続けて二人が肩を並べているシーンが描かれているという点も印象深いですね。
少しずつですが確実に変化の兆しを迎えている二人の関係性。
もし次に今回のような展開が描かれた場合、
その時うるしちゃんが心から受け入れる内容はもしかしたら…。
近い将来に結ばれるかもしれない二人の新たな関係性に期待してしまう、
そのようなエピソードとなりました。
というところで第11局が終了。
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◆まとめ
以上が【それでも歩は寄せてくる】第11局の感想となります。
先述したように今回は第1局と意識的にお話の構成を似通わせていたように感じました。
そこで感じるのは、やはりうるしちゃん側の“変化”。
こうなってくると、逆に二人が出会った当初のお話も読みたくなってしまいますね。
そして歩君はすぐに彼女に恋心を抱き、
今とほとんど変わらない感じになるんじゃないかという予想がつきますが、果たして…w
あと、第1局に立ち返ってという部分で思い返したのですが、
話数が二桁になったというのに、まだ部員が増えていません…!w
この限られた素材でよくお話を展開させられますよね!w
実際、そんな話題もあったなぁ~ぐらいに忘れていた程だったので、
今のところ特に問題ないのでしょう。
ところでこちらの作品は【からかい上手の高木さん】とは違って、
主人公二人の関係性が先輩・後輩な訳で、今回のエピソードの直後、
相合い傘で二人並んで帰っている姿なんて見られた日にゃ、
言い訳不可能だと思うのですが、どうなんでしょう?w
もしかしたらそういう第三者視点という切り口で展開されるお話も今後あるかもしれませんね!
楽しみに待ちたいと思います!
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙
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