皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
今回は、週刊少年ジャンプ2019年06・07号より【火ノ丸相撲】第224番の感想になります。
では、以下より感想&考察となります。
目次
◆【火ノ丸相撲】
▼感想&考察
◎第224番 鬼丸国綱と草薙剣、超越
・“あの頃”のその先へ
前話のラスト、『イップス』を乗り越えてついに火ノ丸が放った技。
『それはIH団体決勝 大将戦の決まり手 右下手投げ 鬼車』
冒頭で描かれた火ノ丸と草介の姿は“あの頃”、そして“あの瞬間”の姿でした。
(僕にとって相撲は 責務であり 天命であり 楽しむものではなかったんだ…)
(君と出会うまでは…)
草介の意味深なセリフも相まって、組み合っているその光景はまるで
当時成し得なかった“何か”を今この場所で取り戻そうと、
あの取組の最後の瞬間に巻き戻ったかのようでした。
『それは大太刀高校を日本一へと導いた決まり手 草薙を倒した決まり手』
そして、もう一度改めて差し込まれる前話ラストの草介のセリフ。
(君を…待っていたんだ 潮火ノ丸)
直後、地面を突き刺すかのように強く右足を踏ん張り、“鬼車”の勢いに堪え抜く草介…!
見守る駿海さんは冷静にこう語ります。
(…当然さ どちらもあの頃よりも強くなっている)
火ノ丸と草介、両者ともに想いは同じ。
((IHのその先へ!!))
・“険しき道”を進む者達
次に火ノ丸が繰り出したのは“鬼嵐”!それが意味することとは…!
天王寺は既にその事実を正しく理解していました。
(そう…鬼車が復活したっちゅう事はや…つまりはその派生技も復活したという事…)
(小兵の技にそれらが加わり いよいよ次の手が読めない…)
(仕留め切るまで止まらぬ連続攻撃 技の無限地獄!!)
火ノ丸の勢いは止まることなく、新たな一手が次々と繰り出されます…!
(猛火よ渦巻け!! 百鬼薙)
しかし、草介の心も依然、燃え滾っています。
(まだだ!!まだ僕は君に…全てを伝えきれていない!!)
『草薙には覚悟がある 理想に殉じる覚悟 届かぬならば死を選ぶ』
差し込まれるナレーションを背景に語られる草介の想い。
(違うんだ… こんなもんじゃないんだ…)
(薫山の金星も…刃皇との現役最後の一番も 違うんだ!!)
彼は第22巻 第191番にて、今回の九月場所で“刃皇関に勝って優勝したら”という条件で
『「大和国」の四股名をください』と、父である大和国親方に願い出ていました。
ただし、彼が目指すもの・欲するものはただの「大和国」という称号ではありません。
『草薙の理想 それは全盛期の大和国の復活』
草介の目指す道は孤独そのものでした。ただ横綱になるよりも不自由で険しい道。
しかし、今の草介に不安はもうありません。
『目指す理想は違えど より険しく遠い道程を行く彼の「諦めない覚悟」を感じるから』
・「待たせたな」
草介がともに高みを目指す者として認めた男。
そんな彼も草介の気迫に応えます。そして、次に繰り出した技とは…。
(龍尾刈り!!)
それはかつて火ノ丸を脅かした技。
それはかつて草介の友が小兵としての未来を切り開いた技。
第219番にて狩谷は金鎧山戦を終えた火ノ丸に対し、こう告げていました。
「割とマジで応援してんだぜ お前の事も」
「お前がオレの技使った時 オレが幕内で戦ってるみたいでちょっと嬉しかったよ…」
(※第25巻『第219番 鬼丸国綱と草薙剣、三度』参照)
彼には成し遂げられなかった夢。幕内での友との真剣勝負。
それが今、火ノ丸の相撲にカタチを借りて実現したのです…!
二人の激戦を見守っていた狩谷の目には涙が…!
態勢を崩した草介に対し、火ノ丸は必殺の構えへ。
(行くぜ…)
『かつて自分を脅かしたその技 仲間と磨いたこの技も』
『持てる全てを尽くし 誰よりも自由に土俵に棲まう 体の小さい鬼丸にしか出来ぬ相撲』
(ワシらはまだ横綱じゃなねぇ… 勝って勝って 勝ち続けた先で呼ばせてみせる)
(これがワシの横綱相撲… 鬼丸相撲じゃと…!!)
ここで描かれた一体の鬼とは第222番で出て来た3体の内の一体であり、
手元に複数の刃をまとった鬼です。
私は当時ユーマを象徴した鬼だと予想していましたが、
この鬼こそ火ノ丸自身を体現した存在だったようですね!
よく見れば、当時折れていた右側の角の意味に関してもこれは右腕の怪我、そして、
それによって使えなくなっていた鬼車を示していたと思われます。
一方、今回描かれた鬼には右側の角も含め、しっかりと二本の角が生えていました。
火ノ丸、ここに完全復活です…!!
『鬼丸だけが行ける道 だが 鬼丸だけでは行けなかった道』
IH以降描かれず、公式戦で一切使えなくなっていた技。その技は、火ノ丸の必殺の技。
それが今、強敵・草薙を打ち破る最後の決まり手としてここに蘇ります。その技とは…!
“百千夜叉墜”
(久世… みんな…)
激闘を終え、ついに白星を手にした火ノ丸は草介に手を差し伸べながら口を開きました。
「待たせたな…!!」
草薙戦、これにて終幕…!!
・始まりを告げるそれぞれの本場所
「なれよ…大和国に ワシは大和国を投げたくて相撲を始めたんじゃからよ」
そう語る火ノ丸に対し、負けたはずの草介もどこか吹っ切れた様子です。
(…初めてかもしれない…『なれ』と言ってもらえたのは…)
差し出された火ノ丸の手を掴み、立ち上がる草介。
第18巻 第152番でのIH団体決勝の決着後の描写では掴めなかった火ノ丸の手も、
今回は掴むことができました。
(※第18巻『第152番 鬼丸国綱と草薙剣、了』参照)
草介も幾度の敗北を乗り越え、その心境に大きな変化があった模様。
ともに頂きを目指す者同士として、二人の間に新たな絆が生まれたようにも感じました。
「…変わる覚悟と変わらぬ覚悟…か」
(どちらも等しく 相撲への「愛」で溢れている…!)
刃皇もご満悦の様子。この人は本当に底が知れませんね!
そして、また出て来た“愛”というフレーズ。
依然に記事としてまとめましたが、やはり大相撲編は高校相撲編よりも一層
“愛”という大きなテーマに沿った展開になっている気がします。
「…漸く始まったな… お前の本場所が」
そう言って火ノ丸を出迎えてくれたのは駿海さん…!
この時の、一瞬こぼれそうになる涙をぐっとこらえて笑顔を見せる火ノ丸が
なんとも嬉しそうで嬉しそうで…!(。ノω\。)゚・。
そして、最後に語られたこの後の取組結果。冴ノ山関は二敗目を喫する展開に。
『それはワシら「柴木山部屋」にとっての本場所<戦い>』
『その始まりを告げるものでもあったのだ』
明かされる九月場所七日目の取組表。
刃皇 ‐ 冴ノ山
大包平 ‐ 童子切
御手杵 ‐ 鬼丸
新たな波乱を予感させたところで、第224番が終了。
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◆まとめ
以上が、【火ノ丸相撲】第224番の感想となります。
年をまたぎ、2週間あけての草薙戦決着となりましたが、
全く冷めない熱量で最後の瞬間まで滾らせてもらいました!
大相撲編が始まって以降、火ノ丸はこれまでに培ってきた技が使えない、
いわばハンデ戦をしてきたようなものでした。
そういった諸々の鬱憤がこの取組での復活劇をよりアツいものに仕上げてくれたと感じます。
いまや火ノ丸は小兵の技なども含め、チヒロのように
次に何を繰り出してくるか分からない存在になってます。
そして、気づけば火ノ丸の必殺の型に入っている、と。
これは今後の火ノ丸の活躍に期待してしまいます。
また、同部屋の冴さんはついに火ノ丸と同じ二敗になってしまいました。
御手杵関とのちょっとした因縁と言いますか、
苦手にしている相手というような伏線が貼られていますが、
まさか先に火ノ丸がぶつかることになって冴さんはここで刃皇にぶつかってしまうとは、
本当に予想外でしたね。私的には、そろそろ冴さんの大活躍をみたいところ。
刃皇に一体どれだけくらいつけるのか、はたまた貴重な白星を勝ち取ることができるのか…!
次回も見逃せない…!とか思ったら次のジャンプも2週間後の1月21日(月)発売なんですよね~w
まぁ気長に待ちましょう!
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙
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