【機動戦士ガンダム】初見感想②『主観が導くセリフ改変と心の均衡』

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皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。

前回に引き続き、アニメ機動戦士ガンダム】の初見感想として投稿してきた
過去の【近況報告】(2020年8月~2021年7月)をまとめていきます。

【機動戦士ガンダム】初見感想①『ネタバレ予告は無慈悲で不可避』
今回はアニメ【機動戦士ガンダム】の初見感想として投稿してきた過去の【近況報告】(2020年4月~2020年8月)をまとめたいと思います。
【機動戦士ガンダム 水星の魔女 EXPO】体験レポート『エアリアル立像、グエルのキャンプ、ジオラマ、etc.』
今回は『渋谷キャスト』にて2023年3月10日(金)~12日(日)の3日間に渡って開催された【機動戦士ガンダム 水星の魔女 EXPO】の模様を体験レポートとしてまとめていきます。

◆【機動戦士ガンダム】初見感想②(2020年8月~2021年7月)

▼はじめに

前回のまとめ記事から約1年も経過してしまいましたが(笑)、その後も
マイペースながらアニメ機動戦士ガンダム】の視聴を続けており、
40年以上前の作品とは思えぬ程の驚き感動を存分に味わっている真っ最中です。

【機動戦士ガンダム】初見感想①『ネタバレ予告は無慈悲で不可避』
今回はアニメ【機動戦士ガンダム】の初見感想として投稿してきた過去の【近況報告】(2020年4月~2020年8月)をまとめたいと思います。

そんな感じで私がのんびりと視聴を続けている間に、
なんと【機動戦士ガンダム】がハリウッドで実写映画化されるとの大発表が…!

内容の詳細はまだ何一つ明らかになっておらず、アムロたちが登場するのかも不明ですが、
やはり『原点』である本作への注目度は国内外を問わずここからさらに増していくはず!
一方、私の“なんちゃってガンダム履修”は果たして間に合うのかどうか…?w

まぁそれはさておき、都度綴ってきた私のガンダム初見感想がまたある程度たまってきたので、
ここらで再びまとめておきたいと思います。
今回は初見感想として投稿してきた【近況報告】2020年8月~2021年7月が対象です。

なお、アニメ機動戦士ガンダム】はU-NEXT全話配信中です。

それでは以下より順に感想をまとめていきます。

▼過去の近況報告

◎第18話までの初見感想

2020年8月20日の近況報告より。

【近況報告】2020年8月まとめ
この記事は2020年8月の【近況報告】をまとめたものです。

前回に引き続き、再放送中のアニメ機動戦士ガンダム】を第18話まで視聴。

これは偶然なのですが、今回最初に視聴した第17話を起点として、
物語にはまた新たな展開流れが生まれていました。

まず、このエピソード前半のアムロは独自に戦闘シミュレーションを作ったり、
自らの状況判断でガンタンクに乗り込んで出撃するなど、
これまで以上に戦闘へ前向きに取り組んでいる姿が印象的でした。

こういった彼の心境変化は第13話での母との決別が影響しているのではないかと思われ、
今一時は一人の兵士として生き抜くというアムロの決意が垣間見えるようでした。

(※『第13話 再会、母よ…』参照)

しかしそれは結果として、彼にさらなる苦しみを招くことに…。

戦闘終了後、命令に背いたとしてブライト艦長から厳重注意を受けたアムロ。
それだけならまだ良かったのですが、彼が戦闘シミュレーションの見直しをする傍ら
仮眠をとっていると耳に入って来たのは偶然その近くにいたブライト艦長とミライさんの会話。

ミライ 「ブライトは決めたんでしょ?アムロをガンダムから降ろすって
ブライト「ああ 我々は一人の成長を待ってる程のんびりはしていられないんだからな」

ミライさんから“アムロは特別な子よ”とフォローが入るものの、
既にアムロの心は深く傷ついた後のこと…。
直後、互いの存在を確認して見つめ合うこと数秒…。

この場面の古谷徹さんの涙をグッと堪えながら、
それでもを何かを訴えようとする演技がとにかく素晴らしいので必見です。

結局堪えきれずにその場から走り去るアムロ…。
彼は自分が“不必要な存在”として認識されていると感じ、
なんとガンダムに乗り込んだままホワイトベースからも去ってしまうのでした…。

この試練はアムロにとってさらなる成長を促す重要な出来事となるのでしょうし、
個人的にもすごく興奮させられる怒濤の展開だったのですが、
このエピソードのタイトルは『第17話 アムロ脱走であり、
それが最後のオチになっているあたり、相変わらず“やってるな~”という印象に…w

(※『第9話 翔べ! ガンダム』の次回予告参照)

ここからしばらくアムロは皆と別行動を取るのですが、第18話にて
彼が思いがけず戦闘することになったのはザビ家の長女、キシリア・ザビでした。

ナレーションによると『ジオン軍宇宙攻撃軍総司令キシリア・ザビ少将』とのこと。
基本的に彼女はマスクやヘルメットで顔の大半を覆っていることが常であり、
これは女性としての自分”を殺して戦地に赴くといった彼女なりの意思表示でしょうか。

第11話や第12話ではガルマの死を政治利用しようとするギレン・ザビの姿が印象的でしたが、
その胸中はどうあれ、キシリアはギレンに同調していた部分が多々あり、
彼女もそのあたりは感情論に走らず冷静に物事を対処するタイプの模様。

(※『第12巻 ジオンの脅威』参照)

実際、第18話終盤では今の戦力でガンダムに敵わないと判断すると、
まだ兵士が残っている基地への爆破命令を躊躇なく出していました。

キシリア「これまでのようですね。機密保持のため、基地を爆破しなさい!
マ・クベ「は、はぁ…。しかし、あそこにはまだ兵士どもがおります…。」
キシリア「構いません!何よりも国家機密が優先します!」


ここでの敗北や兵士の死に対して特に心を痛めることもなく、
ガンダムの性能を目の当たりにした彼女は既に次の戦略へ意識が向いていました。

キシリア(我らもテスト中の各モビルスーツの実戦配備を急がねばならない)

なかなか恐ろしいワードが飛び出し、今後の戦闘はさらに激化する予感です。
こうしてキシリアの冷徹でしたたかな印象を強く残したまま、このエピソードは終了。

最後に、今回も視聴中にちょっと気になったワンシーンをいくつかまとめておきます。

ダイナマイトボディ2(※『第17話 アムロ脱走』参照)
アムロ「あっ!き…キッカ、ミライさんいるんだろ?

なぜブラジャーを一目見ただけでミライさんがいるとわかったんですか?w
やはり、ダイナマイトボディ…?w
(※『第14話 時間よ、とまれ』参照)

空中ドッキング(※『第18話 灼熱のアッザム・リーダー』参照)
第17話から冒頭に差し込まれているガンダムの空中ドッキングに関する一連のシーン。

今後活躍させる上で印象付けたいのかもしれませんが、流れとかは全く関係なく、
単なる“お約束事”として差し込んでいるようで、さすがにナレーションに無茶がありますw

タイトルの通り、アムロが脱走した後の第18話冒頭のナレーションがこちら。

『ホワイトベースを脱走したアムロには、こんな訓練をすることもないのかもしれん

ないのかもしれん”ってwww これだとナレーションが自我を持ち始めたようにも…w
(※正しくは“ないのかもしれぬ”かな?まぁ“どっちにしろ”ですが…w)

隠蔽ガンダム(※『第18話 灼熱のアッザム・リーダー』参照)

どうやって入れたの、?w むしろ出る時大変とちゃいまっか?w

ワンダーウーマン(※『第18話 灼熱のアッザム・リーダー』参照)


この場面、フラウ・ボゥはガンダムの閉じられた指を無理やりこじ開けたんですが…。
いや、それ腕力エグない!?w

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◎第19話の初見感想

2020年8月25日の近況報告より。

【近況報告】2020年8月まとめ
この記事は2020年8月の【近況報告】をまとめたものです。

前回に引き続き、再放送中のアニメ機動戦士ガンダム】第19話を視聴。

前回の第18話では、機密保持のためなら部下の死も厭わない
冷徹なキシリアの姿が際立っていましたが、今回は一転して
情に厚く・部下との信頼関係も抜群、そんな理想の上司ことランバ・ラルとの対決に…!

まず、単独行動中のアムロは街の食堂で偶然ランバ・ラルの部隊と遭遇します。

彼やその妻(?)のハモンにも気に入られ、妙な関係性が構築されつつあった中、
アムロの後を追ってきたフラウ・ボゥが捕まり、二人が地球連邦軍の兵士であることが露見。
にもかかわらず、その場で身を拘束することもなくランバ・ラルは二人を解放したのです。

「戦場で会ったらこうはいかんぞ 頑張れよ!アムロ君

最後には彼からこのようなセリフも飛び出し、それに対して
アムロが何ともいえない表情を浮かべていたのが強く印象に残りました…。

しかし戦地に身を置く者同士の宿命なのか、結局二人はぶつかり合うことに。

激闘の末アムロは勝利を掴むも、そこはやはり歴戦の猛者。
ランバ・ラルはこれ以上グフでの戦闘は困難と判断するやワイヤーを取り出し、
そのままコックピットからの脱出に成功。



その際、彼が言い放った言葉はアムロの心に深く刻まれることに…。

見事だな!しかし小僧 自分の力で勝ったのではないぞ
「そのモビルスーツの性能のおかげだということを忘れるな!」

戦闘に勝利したものの、帰還したアムロを待っていたものは非情な現実でした。
“チームワークを乱した罪は罪だ”として、彼は独房へ入れられてしまいます…。

「話を聞いてください!リュウさんセイラさん!」

実に興味深いのは、この場面で彼が呼びかける人物の名前とその回数について。
自分の話を聞いてもらおうとアムロは必至に訴えかけますが、
セイラさんリュウさんへの呼びかけが他のメンバーよりも多いのです。
これはアムロからの信頼度が表面化しているとみてまず間違いないでしょう。

そして注目すべきはフラウ・ボゥについて。
実はこの状況でアムロは彼女の名前を一度も口にしていません
ここで思い起こされる、本エピソード前半でのフラウ・ボゥのセリフ。

「どんどんアタシから離れて行っちゃうのね…アムロ…」

このセリフはランバ・ラルから解放されてその場を去った時のものですが、
前々からアムロはフラウ・ボゥに対して素っ気ない態度を取るようになっています。

ここも少し考察すると、現在のアムロは戦場において自分の才能が評価されつつあり、
新しい自己の確立』を迎えようとしています。
そんなアムロにとって、過去の自分をよく知るフラウ・ボゥという存在は、
もしかすると幼く女々しかった自分”を象徴する、または
そんな自分を呼び起こす存在となっているのかもしれません。

確かに、いつも彼女はアムロに手を差し伸べているのですが、
それは逆に彼が自分の力で困難を乗り越えるという機会を奪っているともいえます。
つまり、メタ的に捉えるとアムロが独り立ちして立派な『戦士』となる上で、
フラウ・ボゥとの決別は既定路線といえるのかもしれませんね…。

ただし、私個人としてはいつも献身的に彼を支えるフラウ・ボゥが愛おしく、
なんとか関係性の修復、あるいは新しい関係性を構築してほしいところです。

話は戻って、独房の中のアムロ。(なんだか【崖の上のポニョ】みたいに…w)
悲しみに打ちひしがれながら、なんとか声を振り絞って彼がつぶいやいたセリフがこちら。

僕が一番ガンダムをうまく使えるんだ…」
一番一番うまく使えるんだ!!

まさか、この有名なセリフがこういった流れで出たものだったとは…!
続けて彼はランバ・ラルから最後に告げられた言葉を思い出します。

うぬぼれるなよ!お前の力で勝ったのではない!」
ガンダムの性能のおかげで勝ったのだ!」

皆さん、お気づきですか?
内容は似通っていますが正確にはこのセリフ、彼が実際に告げた言葉とは違う文言なのです!
“見事だな!”の部分はバッサリ抜け落ち、“うぬぼれるなよ!”など、
若干刺々しいニュアンスに変わっています。

これってアニメ史に限らず、ものすごく画期的な試みなのではないでしょうか。
つまり、本来物事は主観的に捉えられるものであって、
言ってしまえば自分の都合の良いように”解釈しているはずである、ということ。
これぞリアル志向が導く新たな境地。その効果は続く彼のセリフが物語っています。

「…僕は…僕は…あの人に勝ちたい…!

今、アムロはランバ・ラルを自身が乗り越えるべき相手として明確に捉えるに至りました。
それは第17話より、自分は“不必要な存在”ではないのだと必至に奔走して
ようやく辿り着いた一つの答えであり、それは同時に今置かれている厳しい状況にも
心を折ることなく、なんとか抗う意志を保つための手段なのです。

より鮮明に『敵』として認識しやすいよう、
無意識下で“都合の良いように”アムロの心模様が働きかけた結果が、
先のランバ・ラルのセリフ改変だったということ。

普通、回想シーンとはコピペ乱用の“振り返り”がお約束な訳ですが、
この場面はセリフだけでなく作画までアムロ視点の新規カットになっており、
こんなところにも富野監督のこだわりや本作が残した偉大な功績の一部が窺えます。

こうしてアムロが『自らの存在意義』を証明するため、今一度闘志を燃やした、
というところでこのエピソードは終了。

ちょっと今回面白すぎて、急いでまとめたため感想も1話のみで終了です…w

◎第20話の初見感想

2020年9月11日の近況報告より。

【近況報告】2020年9月まとめ
この記事は2020年9月の【近況報告】をまとめたものです。

前回に引き続き、再放送中のアニメ機動戦士ガンダム】を第21話まで視聴。

第19話にて自らの存在意義』を証明するべく、ランバ・ラルに勝つ強く決意したアムロ。

アムロ「…僕は…僕は…あの人に勝ちたい…!

(※『第19話 ランバ・ラル特攻!』参照)

しかし彼はまだ独房に入れられており、他のクルーとの溝も依然埋まらぬまま…。
そんな状況から始まった第20話。
面会に来たフラウ・ボゥやリュウさんに対してアムロは素っ気ない態度を取りますが、
己の拳をもって彼を熱く諭したのは、これまでも彼の良き理解者であったリュウさんでした。

アムロ「ホワイトベースを降りてもいいと思っています」
リュウ「本気か?」
アムロ「ええ いけませんか? どうせ皆気まずくなったんだし…!」

リュウ「ええい 貴様!」

アムロ「本気で殴ったんだね…リュウさん…」
リュウ「いつか…マチルダさんがお前のことをエスパーかもしれないって言ったのが」
リュウ「俺はいかにもお前のことらしいと思ってたんだ…」

“お前はこんな所でウジウジしてていい人間じゃないだろう…!”と叱咤激励する彼の言葉も
今のアムロには響かず、口論の末にリュウさんたちはその場を離れます…。

しかし別のシーンではブライト艦長からアムロについて“あと一息だと思わんか…?”と問われ、
うん…大丈夫だろう”と、なおも信頼を寄せる発言をしていました。

艦内において、これまで彼はバランサーのような役割を担ってきました。
兵士としてはまだまだ未熟な子供ばかりの乗組員一人一人へ歩み寄り、
皆の心と意識をなんとか一つに繋げる陰の功労者としてずっと立ち回っていたのです。

事実、リュウさんと他の乗組員との信頼関係はかなり良好である思われ、
それはつい先程憎まれ口を叩いていたアムロも同様のこと。
彼がリュウさんのことを誰より慕っているということは、前回の
独房からの呼びかけシーンの描写が物語っています。
以下、第19話の感想より一部抜粋。

実に興味深いのは、この場面で彼が呼びかける人物の名前とその回数について。
自分の話を聞いてもらおうとアムロは必至に訴えかけますが、
セイラさんリュウさんへの呼びかけが他のメンバーよりも多いのです。
これはアムロからの信頼度が表面化しているとみてまず間違いないでしょう。

アムロ「話を聞いてください!リュウさんセイラさん!」

(※『第19話 ランバ・ラル特攻!』参照)

後に、アムロの処遇へ不満を抱き脱走するカイやハヤトたちを単身追いかけ説得するなど、
今回のエピソードではリュウさんのそういった一面がより強調されていたように思われます。
それらも全て、第21話での“あの悲劇”へ向けた構成だったということ…。

この第20話で最も焦点が当てられたのはランバ・ラル隊との全面対決です。

ランバ・ラルは満足な補給戦力も得られぬ中、本来彼らが得意とするゲリラ戦法をもって
ホワイトベースへと奇襲を仕掛けてきました。
白兵戦用の戦車『キュイに乗り込んだ彼らは各々がパーソナルジェットで飛び上がり、
そのままホワイトベースめがけて突撃。


そこからはホワイトベースを舞台にしての撃ち合いに。
普段のロボット同士の戦闘には当然ロマンがあり毎度胸躍る描写だと感じていますが、
このように兵士同士が銃で応戦するとなると人の命が瞬時に潰える無情さが前面に押し出され、
戦争がいかに残酷か”を改めて痛感させられます。
この戦闘描写の緩急がただのロボットアニメの枠に収まらない本作の魅力の一つなのでしょう。

そんな撃ち合いの最中、思わぬ進展があったのはセイラさんの出自に関する謎に関して。

艦内で遭遇してしまったセイラさんとランバ・ラルは互いに銃を向け合うも、
彼女の顔を見たランバ・ラルは驚きの表情を浮かべます。

ランバ・ラル「ひ…姫様か…! ま…間違いない…アルテイシア様に違いないな」

ランバ・ラル「私をお忘れか?あなたの父上 ジオン・ダイクン様にお仕えした」
ランバ・ラル「ジンバ・ラルの息子 ランバ・ラルですぞ」

唐突に明らかになった二人の接点とセイラさんの過去。
その意味を飲み込む間もなく、駆け付けたリュウさんたちとの銃撃戦になり、
ランバ・ラルとリュウさんは互いに負傷…。


セイラ「ランバ・ラル!引きなさい!」

セイラさんも明らかにランバ・ラルのことを認識している様子です。
第16話ではシャアが自分の兄であると確信し、彼が生きて故郷へ帰ったと知って
安堵から涙を流していた彼女。
二人の父の名が『ジオンであると判明した以上、今後のジオン公国との戦いにおいて
いよいよ避けては通れない関係性となってきましたね。

(※『第16話 セイラ出撃』参照)

【機動戦士ガンダム】初見感想①『ネタバレ予告は無慈悲で不可避』
今回はアニメ【機動戦士ガンダム】の初見感想として投稿してきた過去の【近況報告】(2020年4月~2020年8月)をまとめたいと思います。

その後、ランバ・ラルによって占領された第2ブリッジに対し、
アムロはブライト艦長からの指示のもとガンダムで直接攻撃を加えます。

これが決着の一手となり、率いてきた部下も失ってついに追い詰められたランバ・ラル。
しかし、それでも彼は決して誇りを失うことなく、兵士としての最後を選択しました…。

ランバ・ラル「わしの戦っていた相手が皆 年端のいかぬ少年たちとは…皮肉なものだ…」

ランバ・ラル「君たちは立派に戦ってきた…だが…」
ランバ・ラル「兵士の定めがどういうものか…よく見ておくのだな…」

そう言って、ランバ・ラルは手榴弾を抱えたままホワイトベースから飛び降り、
瞬間的にアムロが差し出したガンダムの右手の中でそのまま爆死…。


アムロたちの見守る中、戦場に身を置くものの末路を自ら示して彼はこの世を去りました…。

アムロとしては当初の目的通りランバ・ラルを倒した訳ですが、
彼の壮絶な最後に心揺さぶられ、さらには生き残ったハモンとのさらなる戦闘を予感し、
アムロはこの勝利を素直に喜ぶことができないのでした…。

最初に述べた通り既に第21話まで視聴しましたが、長くなったので続きはまた次回に!

◎第21話の初見感想

2020年9月22日の近況報告より。

【近況報告】2020年9月まとめ
この記事は2020年9月の【近況報告】をまとめたものです。

前回に引き続き、再放送中のアニメ機動戦士ガンダム】第21話の感想について。

前回のランバ・ラルとの撃ち合いで負傷して療養を続けていたリュウさん。
アムロが未だ独房へ入れられたままと知り、彼はその足でブライト艦長のもとへ。
甘やかせば己惚れると、あくまでもアムロが立場を自覚するまで待つとするブライト艦長。
しかし、それをリュウさんは彼と向き合うことを放棄した“言い訳であると語ります。

リュウ「人間にはな 言葉があるんだ 俺の元気なうちに」

リュウ「ブライトはアムロとゆっくり話し合ったことないんだろ?
リュウ「それじゃ虎は、おとなしくにはならん」

前回も強調されていた通り、艦内におけるバランサーとしての役目を貫くリュウさん。
立場的に何かと“諭す・叱る”役回りの多いブライト艦長に対し、彼が指揮官として
間違った道に進まぬよう助言を与えられる数少ない存在の一人がリュウさんでした。
ブライト艦長もまだ精神的に成熟していない一人の若者なのだと改めて気づかされる、
非常に印象的な場面となりました。

次にリュウさんが向かったのは問題のアムロのもと。

リュウ「お前ブライトがまた独房に入れたの 腹を立てていないのか?」
アムロ「僕が?ブライトさんの処置わかります 怒ってなんかいません

ランバ・ラルの死によって第18話以降続いていたアムロの中の
自らの存在意義』を証明しようとする葛藤劇にもひとまずの決着がついたようで、
現在の処遇を素直に受け入れる彼の姿には少しばかりの成長を感じられましたね。

それに満足したように、リュウさんは別れ際に一言。

リュウ「アムロ 期待しとるぞ

本エピソードの結末をもってこの言葉の重みはより一層増すことに…。

ランバ・ラルの死で変化が訪れているのは敵も同じこと。
残された武装もわずかながら、ハモンをはじめとする部隊の面々は
死をも恐れぬ覚悟を固めていました。

そしてついに決行されるホワイトベースへの突撃作戦。
経験で勝る敵の猛攻に徐々に追い詰められる中、ついに出撃したアムロ。
彼はガンダムに乗り込んですぐ、爆薬を積んだままホワイトベースめがけて特攻をかけて来る
カーゴ』の存在
に気づき、慌ててそれを制止。

しかし完全に止めることはできず、加えて『カーゴ』から分離した航空機『マゼラ・トップ』、
さらにはザクからの攻撃がガンダムを襲います。

なんとかこの窮地は凌いだアムロでしたが、ハモンが乗り込んだ『マゼラ・トップ』は
既にガンダムの後ろへ回り込んでおり、絶体絶命という状況。

ハモン「いくら装甲の厚いガンダムといっても これだけ近ければもちはすまい
ハモン「そしてガンダムとカーゴの爆発力は…木馬をも…」

この流れで飛び出した、アムロの一言に注目。

アムロ「ハ、ハモンさんか?

アムロは彼女の姿をその目で捕らえた訳でも、声を直接耳にした訳でもありません。
しかし、彼は背後に迫るその存在をハモンであると正しく認識しました。
すなわち、五感の枠組みを逸脱した超感覚をもって彼女を捉えたということであり、
これこそ後にニュータイプ”と称されるアムロの“覚醒の兆し”が
ついに描写された場面だったのではないでしょうか。

とはいえ、状況は依然絶体絶命
一発・二発と砲撃を背後から受け、ガンダムの装甲は限界を迎えていました…。

ハモン「これでおしまい…」

勝利を確信したハモンでしたが、その側面へ迫っていたのは一機のコア・ファイター。

決死の飛行を見せるそのパイロットの名は『リュウ・ホセイ』。

リュウ「うわぁああ…!!

直後、2機の衝突により生じる爆炎と轟音。

“誰が乗っていたのか”を知る人物の胸中にも同様、衝撃が走ります…。

その後、機転を利かせたアムロの行動で距離を取っての『カーゴ』の破壊に成功。
敵の脅威が去ったところで、ようやくアムロの耳にも悲しき知らせが届きます…。

激戦を終え、コア・ファイターの残骸の前へ集まる一同。

皆一様に涙を浮かべ、中には“自分の責任だ”と後悔の念を語る者も…。
特に動揺を見せたのはブライト艦長でした。

ブライト「アムロのことで…俺は奴に心配をかけすぎたのかもしれん…」

興味深いのはここで差し込まれた回想シーンでのリュウさんのセリフ。
場面は冒頭のブライト艦長との会話シーンでしたが、ミライさんへ
奴は変わってきましたよね?」と、アムロの成長を語るセリフが追加されています。

これは第19話でのランバ・ラルのセリフ改変の件と同じように、
(ブライト艦長の)主観的な認識具合を物語る描写と思われ、
“自分は間違っていた”というブライト艦長の思いに起因したものでしょう。

ブライト「我々が…我々が未熟だったために…リュウを殺し…何人もの仲間を…」

前回述べた通り、リュウさんはクルーの心と意識を一つに繋げている人物だっただけに、
そのような大きな存在がぽっかり抜け落ちたことでばらばらになってしまうのか、
それとも逆に結束を固めて新たな関係性を築くことになるのか、非常に気になります…!
いずれにせよ、物語は大きな転換期を迎えることになりそうですね!
というところで第21話が終了。次回の感想へ続く…!

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◎第22話の初見感想

2021年5月20日の近況報告より。

【近況報告】2021年5月まとめ
この記事は2021年5月の【近況報告】をまとめたものです。

前回に引き続き、アニメ機動戦士ガンダム】の第22話を視聴。

前回の第21話ではハモン率いる決死隊との激しい戦闘の末、
リュウ・ホセイ』のという残酷な現実に直面したクルーたち…。

(※『第21話 激闘は憎しみ深く』参照)

しかし、戦場で悲しみに暮れている余裕などあるはずもなく、
心の傷も癒えぬままに彼らはまた次の戦地へ。

今回の第22話ではこれまでの心労がたたったのか冒頭からブライト艦長が体調を崩しており、
彼はそのまま早々に倒れてしまいます
そこでミライさん代理を務めることになるのですが、やはり不慣れな役目は簡単に担えず、
刻一刻と変化する戦況にミライさんは半ばパニック状態に…。
最後の方では「…もうおしまいだわ!」や「無理よ!」など、
普段の彼女からは想像もつかないようなセリフまで飛び出す始末。

しかし、今回のミライさんは動揺が際立つ描写のある一方で、
寝たきりになったブライト艦長のもとへとわざわざ出向いて看病するなど、
好意を抱く相手に優しく寄り添う乙女な一面も描かれていました。
実際セイラさんからも“任せればいいのに”と言われる程であり、
その献身ぶりには“おやおや~?”な波動を感じざるを得ません…w

年齢以上に達観した者・大人びた者が周囲を固めているだけに、今回のような
心が揺れ動く”様子が描かれることで彼女らもまだ多感な年頃なのだと改めて気づかされます。
そういう意味では案外、最も年相応な感性を持っているのはミライさんなのかも?

今回これまで以上に幼さ”を感じさせる彼女のカットが多かったのも
クルーの大半が現状未熟な兵士の集まりであること
その状況でもこれまでしっかり統率をとってきたブライト艦長優秀であること、
それらを強調するための意図的な構成だったのではないかと思う次第です。

とはいえ、当のクルーたちは指揮系統が大混乱で大ピンチ…!
そんな窮地で浮き彫りになったのが“アムロ成長”です。まずは以下の二人のセリフに注目。

セイラ「こんな時、リュウがいてくれたら…」

ハヤト「こんな時、リュウさんがいてくれたら…」

年齢や性別、役割も異なる両者が別々の場所で同じような思いに行き着くあたり、
リュウさんがいかに皆から信頼されていたかがよく伝わりますね。

(※『第21話 激闘は憎しみ深く』参照)

そしてこういった悲観的なムードが漂う中、
先のハヤトの発言に対してアムロが告げたセリフがこちら。

アムロ「ハヤト、言いっこなしだぞ!

なんと、あのアムロが誰よりも冷静かつ大人な立ち位置になっているではありませんか…!
かつては自分勝手な行動でチームワークを乱し、その罰で独房に入れられたこともある彼。
そもそも、当時独房の中から渦中のリュウさんへ何度も助けを求めていたのは何を隠そう、
このアムロ自身でした。

(※『第19話 ランバ・ラル特攻!』参照)

それが今やこの通り。今回は戦闘面でも同様に彼の的確な判断・対応が光っていました。
第21話の時点でその片鱗があったように、ランバ・ラルとの死闘を乗り越えたことで
アムロは着実に成長を遂げているようですね。
そういう意味では、先述の“幼さ”を前面に押し出したミライさんの描写が
ここでも対比関係としてうまく機能しているように感じます。

また、戦闘描写としてユニークだったのがビームサーベルの扱いについて。
今回の戦闘中にビームサーベルエネルギーが切れてしまい
アムロは柄の部分でそのまま敵のモビルスーツへ突き刺すという展開がありました。


“ビームサーベルのエネルギー切れ”なんて私は初めて見た気がしますが、
“なるほど!そりゃ無尽蔵に放出できるはずもないよな!”てな具合で新鮮に楽しめました。
物資の補給・整備もままならない状況下ではこういうことも起こり得るのだと
本作のリアル志向っぷりを再確認すると同時に、
とにかくあの手この手で戦闘の緊張感を演出してくれる構成には素直に感服!
ホントに何から何まで『原点』なんだろうな~(*´꒳`*)

最後に、今回の視聴中にちょっと気になったシーンを1点。
お風呂を出たばかりのフラウ・ボゥ&ちびっ子組は廊下でアムロハヤトと遭遇。
その時、忙しくてシャワーにも入れていない2人へ突如『言葉の刃』が突き刺さる…!

フラウ「あんたたち臭いわね
キッカ「くしゃ~いくしゃ~いの…」

フラウ「んもう!不潔人間!
キッカ「不潔!不潔!

些細な描写ながら、彼らはこのホワイトベースで共に暮らしているということを実感できる、
生活感あふれる素敵な一幕だったと感じます。………にしても、アムロよw
君はなんて切ない目をしているんだい?(o^-^o)

とまぁ、個人的にはいろいろ新しい発見の多いお話となりましたが、
実際のところ“ブライト艦長が倒れた”ぐらいしか本筋には大した影響がなさそうなので
おそらく劇場版ではほとんどカットされるエピソードなのでしょうw
ということで第22話の感想はここまで。次回の感想へ続く…!

◎第23話の初見感想

2021年6月1日の近況報告より。

【近況報告】2021年6月まとめ
この記事は2021年6月の【近況報告】をまとめたものです。

前回に引き続き、アニメ機動戦士ガンダム】の第23話を視聴。

未だ療養中のブライト艦長と彼の代理を務める不安気なミライさん。
指揮系統に問題を残しつつも、その中でクルーたちは粛々と整備作業を進めていました。
ただし、一人を除いて…。

ハヤト「カイさん、また誰かさん軟弱者って言われますよ」
カイ 「ハハハハハハ、ヌハハハ」

持ちネタになってますやんw
第2話で“軟弱者!”とセイラさんからビンタされていた当時は反抗的な一面のあった彼でしたが、
今ではすっかりこの通り。
むしろ反抗の意思など特にないまま普通にサボるんだから余計にたちが悪い気も…w
そんなセイラさんブチ切れ待ったなし”案件からの開幕です!

まず注目したいのは内通者の存在』について。
実は前回の時点でちらっと描写があったのですが、どうやら地球連邦軍には
ジオン軍側の、それもマ・クベ直属のスパイが潜入している模様です。
いろいろと情報が筒抜けになっているらしく、今後のさらなる窮地が予想されます。

『戦争』を扱う作品ならば内通者や裏切者のトラブルというのはお約束事ともいえますが、
それを当時の、しかもおそらく子供視聴者が多かったはずのロボットアニメという枠で
さらりと導入するあたりはやはりさすがの『原点』ぶり。

そして今回はエピソードタイトル『マチルダ救出作戦』の通り、
第14話以来の登場となる彼女の動向がお話を動かすことになりました。

(※『第14話 時間よ、とまれ』参照)

【機動戦士ガンダム】初見感想①『ネタバレ予告は無慈悲で不可避』
今回はアニメ【機動戦士ガンダム】の初見感想として投稿してきた過去の【近況報告】(2020年4月~2020年8月)をまとめたいと思います。

前回ラストでホワイトベースから出された補給要請を受け、
諸々の物資を運ぶ輸送隊を率いていたのがマチルダさんでした。
しかし先の内通者によって情報は筒抜けで突如襲われる輸送隊!マチルダさん大ピンチ!
そこでホワイトベースのクルーたちは救援へ向かうことに。

セイラ「頑張ってね、カイ」

カイ「へいへい♪では、おだてのセイラさん♪行きますよ~♪

イチャイチャすんな!w
先の“軟弱者!”云々然り、実は今のところ関係性に一番変化があるのはこの二人だったり?

そして“マチルダさんのピンチ”となると俄然闘志に火がつく純粋無垢なアムロ少年!
とにかく走る!とにかく叫ぶ!とにかく熱くなる!
当時あれだけ苦戦していたグフコアファイターのみで撃破するなど、バフ効果増し増しで
初恋の爆発力』とは何たるかをこれでもかと見せつけてくれます!w

アムロ「落ちろ!落ちろ落ちろ!!」www

それでもマチルダさんたちを守りながらでは非常に不利なこの状況。
そこで満を持して登場するおもちゃ業界の地球連邦軍の救世主が『Gファイター』です!

ハヤト「マチルダさんの持ってきてくれたパワーアップメカだ!ガンダムを乗せられる!

ハヤト「いくぞ、アムロ!」

ホ、ホントに乗っただけだと!?w
とはいえ、空中での俊敏な機動力を得たガンダムにもはや敵なし。
迎撃部隊を殲滅し、こうして今回の戦闘は終了となりました。

ガンダム、ガンキャノン、ガンタンク、加えて今回のGファイターと、
各パイロットの手腕も含めてホワイトベースの戦力がいよいよ整ってきましたね。
これは逆に考えると、ジオン軍側の“さらに強力なモビルスーツの登場”への前触れでしょうか?

また、前回は終始パニック状態だったミライさんですが、多少のドタバタはあったものの
今回終盤の方では的確な判断を下せていましたね。
セイラさんとの間に一瞬不穏な空気が流れたかとも思いましたが、
そこはフォローに定評のある安定と信頼のセイラさん。

セイラ「よく辛抱したと思う それにブライトを安心させたりもできたじゃない」
ミライ「セイラ、ありがとう…あなたにそう言ってもらえると…嬉しいわ…」

何ですか、この美しい光景は?
“百合展開”というよりも、セイラさんがカッコ良すぎて
少女漫画みたいな“胸キュン展開”になっているんですが?(o^-^o)
かと思えばその直後、レツの問いかけに対するキッカの発言がこちら。

キッカ「当ったり前にゃん♪

同じ声優さん(※井上 瑤さんなだけに直前のセイラさんとのギャップがひどすぎるw

ということで今回もいろいろありましたが、なんとか窮地を乗り越えそのまま〆の次回予告へ。

マチルダがホワイトベースを守るために死んだ!

ふざけんなよ!!www
初見視聴者のドキドキ&ワクワクの一部がまたしても無残に砕け散ったところで、
第23話の感想はここまで。次回の感想へ続く…!

◎第24話の初見感想

2021年7月2日の近況報告より。

【近況報告】2021年7月まとめ
この記事は2021年7月の【近況報告】をまとめたものです。

前回に引き続き、アニメ機動戦士ガンダム】の第24話を視聴。

マチルダさん率いる部隊から物資を受け取り、なんとか窮地を脱したホワイトベース一行。
新たな戦力『Gファイター』も加わり、いよいよマ・クベ隊への総攻撃作戦、
通称オデッサ作戦』へ向けて準備は整いつつありました。

今回冒頭、独特の言い回しで怒っていたのは第18話以来の登場となるキシリア・ザビ

キシリア「おふざけでない!

“軍の権威がうんたらかんたら…”とマ・クベ隊への物資輸送を渋る部下に対し、
彼女は強烈な女帝ビンタを放ちながら何に重きを置くべきか”を諭していました。

キシリア「男子の面子、軍の権威、それが傷つけられてもジオンが勝利すればよろしい
キシリア「その上であなたの面子も立ててあげましょう

キシリア「すべて臨機応変にな」

前回登場時、彼女が普段から顔の大半をマスクやヘルメットで覆っていることは
女性としての自分”を殺して戦地に赴くといった彼女なりの意思表示だろう、
てな具合にまとめていましたが、徐々に見えてきたのはその心根。

ただ冷酷というよりも、他者に厳しく・同時に自らをも律することで
重大な責務を全うするための“理想の自分”を作り上げている印象であり、
いざとなれば切り捨てることも止む無しなものの、
部下に対し基本的には叱咤激励するだけのを意思熱意を示していて、
なんだったら“情に厚い”一面も抱えている、それこそが本来の彼女なのではないかと。

うん、やっぱり私、ザビ家好きですね!w
決して私の中の“ニュータイプな性癖”が開花した訳じゃないよ♪(o^-^o)

キシリア「おふざけでない!

一方、ホワイトベースでは恋心満開なアムロがまたしても暴走です。
移動中だったマチルダさんへ“近道の要領がある”と言って強引に付き添い、
少しでも彼女と一緒にいる時間を作ろうとしていました。…近道の要領?w

ただし、マチルダさん夢中なのは何もアムロだけではありません。

カイ  「マチルダさんみたいなのが恋人だったら最高だよな~」
マチルダ「手の方がお留守のようね?

これは笑うしかないw ほぼトラウマ級の失態ですが、そこはさすがのカイ
むしろこれを機に“一緒に写真を撮って下さい”と申し出る始末…!
すると、どこからともなくマチルダさんの“隠れファン”たちが次々と現れ、
結局彼女を中心に大所帯で写真撮影をすることに。

完全に“オタサーの姫とその親衛隊”な図であり、マチルダさんに皆もうメロメロであります!

ここで興味深いのが先程のキシリアとの対比関係です。
女性的な一面を一切排除して統率をとっているキシリアに対し、マチルダさん
女性的な魅力を最大限に活かして周囲の士気を上げており、二人のキャラクター性の違い、
ひいては両陣営の方向性の違いが浮き彫りになっていますね。
“どちらが正しい”という話ではなく、
視聴者が自然と頭の中で色分け・整理ができるように計算された見事な構成だったと感じます。

そこから場面は変わって、作業の過程で洗浄ルームへ入ったアムロマチルダさん
ここでの二人の会話内容も非常に意味深でした。

アムロ 「なぜ補給部隊に入ったんですか?」
マチルダ「そうね 戦争という破壊の中でただ一つ」
マチルダ「物を作っていくことができるから…かしらね」

マチルダ「戦いは破壊だけでも、人間ってそれだけでは生きていられないと」
マチルダ「私には思えたからよ さ、洗濯は終わったわ

この会話の中でふとアムロの頭をよぎったのは“機械いじり”をする自分の姿でした。
誰かに指示されるでも流されるでもなく、自らの意思でそこに没頭していたあの頃の自分。
“何かを作りたい”という思いは彼にとっての原点なのです。
そこへ改めて立ち返るに至ったここでの会話劇とは「洗濯は終わったわ」の言葉が示す通り、
度重なる激戦・混乱の渦中でアムロの心に巣くってしまった穢れを今一度“洗い流す”、
そんな役割を担っていたということ…!
(※本来は)子供向けロボットアニメでありながら、圧巻の演出としか言いようがありませんね。

さて、そんなこんなで奇襲をかけてきた『黒い三連星』。
これを迎え撃つため、ホワイトベースは
Gファイター』とガンダムドッキングさせた『Gアーマーなるものを用意しますが、
Gファイター』側のパイロットに選ばれたのはなんとセイラさん…!
そして彼女に代わってフラウ・ボゥオペレーターを務めることになりました。

いよいよ人材不足が深刻といった感じですが、目下の課題は迫り来るドム3機。
『Gアーマー』での砲撃もそこそこに、素早いドムへ対応するためアムロたちは分離することに!

セイラ「パーツのドッキング、できるかしら?」
アムロ「できますよ、セイラさんなら セイラさん、いつも僕にそう言ってくれました

セイラ「お返しってことね やってみるわ、アムロ」

アムロはなんて頼れる戦士へと成長したのでしょうか…!
セイラさんとの関係性もかつては指示をする側・される側の一方的だったものが、
いつしか対等なクルーとして互いに励まし合う関係性に発展しています!
リュウさんの死の影響なども踏まえると非常に感慨深いものがありますね…。

やがて戦闘はクライマックスのガンダム VS『ジェットストリームアタック』へ。

縦一列で突っ込んでくるドム3機を紙一重で躱しながら、
なんとか中央のドム1機をビームサーベルで貫いたアムロ!
しかしこのままではガンダムが集中砲火を浴びてしまう………というところでアムロを救おうと
後方よりドムめがけて突っ込んできたのはマチルダさんの乗る輸送機ミデア…!!

この混乱に乗じてアムロはきっちり先のドムを仕留めきりますが、
マチルダさんの前には抗いようのない“”が迫ります…。


ドムからの反撃を受け、ここでマチルダさんは残念ながら帰らぬ人となってしまいました…。

敵部隊も撤退し、戦闘後の状況確認も全て終えての翌朝。
ホワイトベースの甲板に立ち並ぶ皆がなんとも苦しい表情で昨夜の激戦の跡を見つめています…。

ブライト「ミデア輸送部隊、マチルダ隊の戦死者に対して哀悼の意を表し、全員敬礼!

目前に広がる“地面にぽっかり空いた大穴”とは皆の胸中を象徴するもの。
悲劇に苦しむ者、自らの無力を嘆く者、心に負った大きな傷跡を皆が静かに見つめる中、
アムロの虚しい咆哮だけが大きくこだまする…。


内通者の存在など、来たる『オデッサ作戦』に向けての新たな波乱の予感も匂わせながら
こうして本エピソードは幕を閉じるのでした…。そのまま〆の次回予告へ。

『オデッサ作戦開始前に裏切者が捕らえられたことが、地球連邦軍を勝利に導いた

いい加減にしろよ、次回予告!w
ということで第24話の感想はここまで。次回の感想へ続く…!

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◆まとめ

以上がアニメ機動戦士ガンダム】の初見感想②となります。

“じっくりメモを取りながら”なのでもともとマイペースに視聴していくつもりではありましたが、
いやはや、まさか次のまとめ記事が約1年後になるとは!しかもまだ視聴継続中ときたもんだ!w
全43話だそうで、現在『第24話』まで見終えているのでついに半分は超えたようですね。

今回まとめた初見感想をざっと読み返してみて、改めて痛感するのは
この期間におけるアムロ成長の度合いが著しいことです。
『第17話』での“不必要な存在”と軽んじられてその場から一人逃げ出した彼と、
『第24話』での仲間を優しく導きつつ、自らの勇敢な行動で勝利をもぎ取る彼なんて
まるで別人ですが、実際問題そこに違和感を全く感じないのですから、
1話1話地続きのストーリーを紡ぎながらも着実にキャラの成長を描いてきた
本作の構成力の素晴らしさが自然と浮き彫りになりますね。

また、ニュータイプの表現として今後定着していくと思われる描写も徐々に増えており、
名称こそ出てこないものの、この時点でちゃんと構想があったことが窺えます。
感想の中では特に触れませんでしたが、印象的だったのが『第24話』での
マチルダさん死を予感したようなミライさんの“気づき”描写です。
これが回収される伏線なのかは不明ですが、こういう発見も追う楽しみの一つとなっています。

そして、いよいよ主要キャラでも死を迎え退場する者が出始め、
物語にはいい緊張感が生まれています。“誰が最後まで生き残るのか”を楽しめるのは、
もはや私のような“ガンダム弱者”にのみ許された特権ともいえるのでしょうが…w
ただし、やんちゃすぎる次回予告』によってそれも“風前の灯”。
まぁそれはそれで、リアルタイムで追っていた人たちと同じ感覚を味わえるということなので
くやしいですが良しとしておきましょう!w
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙

【機動戦士ガンダム】初見感想①『ネタバレ予告は無慈悲で不可避』
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