【それでも歩は寄せてくる】第31局 感想 文化祭目前、荒ぶる食欲と恋心

漫画

皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。

今回は、週刊少年マガジン2019年46号より
それでも歩は寄せてくる第31局の感想記事になります!

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◆【それでも歩は寄せてくる】第31局 感想

▼感想&考察

◎第31局

感想&考察

放課後、いつものように部室へと向かう歩君。
しかし、周囲の状況は普段と少々異なります。

多くの生徒がまだ帰らずに忙しなくしており、
放課後というのに校内では大変にぎやかな光景が広がっていました。

さぁ、数々の学校行事の中でも一際青春きらめく、
“あのイベント”の時期がいよいよやって来たのです…!

歩  「そろそろ文化祭ですね」
うるし「そーだなー」

場面は変わり、部室で将棋を指し始めた歩君とうるしちゃん。
二人の話題はやはりその一大イベントの内容に。

歩  「センパイのクラスは焼きそばでしたっけ」
うるし「そうだな 準備は男子がやってくれてるんだ」
うるし「女子は当日調理と売り子担当だな」

うるし「食べに来てくれよなー」
歩  「行かないワケないじゃないですか センパイの焼きそばですよ」
歩  「何がなんでも絶対に食べに行きますよ」
うるし「いや…そこまでじゃないぞ…!!なんでそんなに意気込んでんの」

ここで意気込まず、どこで意気込めと?w
もはや、説明不要の信頼感が歩君にはありますね…!(o^-^o)

うるし「しかし楽しみだなぁ 文化祭
歩  「好きなんですか」
うるし「あったり前だろ!! クレープ お好み焼き フランクフルト」
歩  「食べ物ばかりですね

天真爛漫に食い意地を前面に押し出す女子高生…w
ただ、文化祭で販売される食べ物ってなぜか妙に惹かれるものがあるんですよね~(*´꒳`*)
絶対にお店で提供されるものの方がおいしいに決まっているんですが、
学校全体に流れる“お祭りの空気感”なども相まってか、独特の魅力を感じます。

うるし「で 田中のとこは何するんだ?おいしいものか!?
歩  「ウチは個人の展示とかでお茶を濁すらしく 特には」
うるし「あ そう…」

ここのうるしちゃん、かつてない程の“死んだ目”で笑いましたw
また、展示物』という出し物も文化祭あるあるの一つですよね!
親御さんぐらいしかわざわざ見に来ねぇよ!っていう例のアレです…w

すると、部室の外からサッカー部員の話し声が聞こえてきました。

男子A「ボール3個でいいかなー」
男子B「あーいいんじゃね 景品いっぱい用意しとけよー 予備の的も忘れんなー」

やはり、どこもかしこもドタバタと文化祭の準備で慌ただしい様子です。
彼等の会話を静かに聞いていた歩君は、何気なくこう呟きました。
歩  「サッカー部は的当てゲームやるらしいですね」
これに対し、うるしちゃんが答えるはたった一言。

うるし「ふーん
からのすーん』www

一瞬ですべての感情を放棄してしまったうるしちゃんw
まぁ、無理もありません。
楽しそうに部員の皆と文化祭の準備に勤しむその光景を、
自分はただの“傍観者”として見つめることしかできないという事実。
しかも彼女からすれば、これは高校に入って2度目の経験なのですから…。

歩  「どうしたんですか」
うるし「いや ウチも正式な部なら出展できるのになって」

うるしちゃんのテンションは見るからにダウンまっしぐら…。
しかし、去年までの彼女と今の彼女とではある決定的な違いがありました。

歩  「きっと来年にはできますよ
うるし「……うん そーだといいな」

かねてより、彼女が一人で掲げてきた“将棋部結成”という夢。
今やその夢もたった一人で背負っている訳ではありません。
傍で支え共に道を歩んでくれる彼の存在が、
悩める少女を再び希望あふれる未来へと後押しするのでした…。

ところで少しだけ話は逸れますが、
今回のように文化祭を題材にした“学園もの”には数多くの名作名場面が生まれています。

漫画作品でいうと、皆さんご存知のわたモテでは
連載初期の時点で既に読者の胸を打つ素晴らしい文化祭エピソードが描かれていました。

(※【わたモテ】第3巻『[喪21]モテないし文化祭に参加する』参照)

アニメ作品でも涼宮ハルヒの憂鬱】や【氷菓など、
学生時代の記憶が呼び起され感動を覚えるものが多々あります。

このように、日本という国で生まれ育った身としては
やはり文化祭”という題材には少なからず刺激を受ける部分があり、
本作での描かれ方にもおのずと期待が高まってきます。

また、個人的には文化祭前日”の空気感というのも捨てがたいものがあります。
普段はあまり話さないクラスメイト同士でも
何か一つの目標に向かって協力し合う姿が随所に見受けられ、
明日の本番に向けて最後の準備に取り掛かる、そんな限られた時間の中での一幕。
それは永遠でないからこそ儚く尊いのだと感じます。

そして、この永遠でないからこそ”という部分を逆手にとって描いた名作
かの有名なうる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーです。
1984年に公開された作品ですが今でも全く色あせない素晴らしい内容ですので、
まだ鑑賞したことのない方はぜひチェックしてみて下さいね!

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さてさて、文化祭本番を目前に控えたこの状況で
歩君にはうるしちゃんへどうしても伝えなければならないことがありました。

歩  「………あのセンパイ 文化祭 一緒に回りませんか
うるし「ん? え あ ああ!!文化祭で部員探しとかそういうことか!?」

一拍間を置き、急に慌てふためく純粋無垢な少女w
しかし、そこはさすがに彼女も慣れたもので、
動揺してはいるものの“いつもの勘違いパターン”とばかりに
言葉と盤面の一手を畳み掛けるように放って何とか平静を保ちます。

ただし、今回は“いつも”と違ったのです…!

即座に盤面へ指し返される歩君の一手。
そして、それに合わせて彼の口から放たれるのは偽りなき真実の想い…。

歩  「いえ センパイとデートがしたいんです

うるし「んあっ!?」

ド直球で放たれた愛溢れる彼からの申し出
受け手のうるしちゃんはまともに言葉を返せず、
ただ黙って次の一手を盤面へ指すことしかできません。

しかし、それでも彼は前へ進みます。
それが『田中 歩』という人間性であり、
またそれこそが彼女への想いの深さの証明となっているのです。

歩  「デートという言葉に抵抗あるなら 部員探しでもいいです」
歩  「一緒にいたいだけなので」
うるし「んあっ」

歩  「ダメですかね」
うるし「えっと…」

今この場において、言葉でも盤面でも、次の一手を求められているのはいずれも彼女の側。

そして、彼からの熱い申し出を受けて以降、
うるしちゃんはここで初めて視線を逸らし、自らの“答え”を示したのでした…。

うるし「じゃあ… 一緒にぶ…部員探しするか」

これまで何度も触れてきましたが、意識的に相手から“視線を逸らす”という行為が
本作で持つ意味合いについては第1巻『第12局』で述べた通り。
以下、上記エピソードの感想より一部抜粋。

ところで、相手の手の内を読み合い
互いに向かい合って指す『将棋』という題材を用いた本作ですが、
両者の立ち位置”や“姿勢”の描写
非常に重要な観点として丁寧に扱われているように思います。

(※中略)

また、視線を逸らす”という行為についても。
『第1局』『第3局』など、歩君は自身の恋心を指摘され、
うるしちゃんから視線を逸らしていました。
つまり、この作品において登場人物が意識的に視線を逸らした場合は、
自分の本心、その中でも特に恋心露わになりそうになり
相手に心の内を読ませまいと必死で抵抗している
そのような意味合いが強いと感じます。

では、先程うるしちゃんが目を逸らしたということは、つまり…。

さらに、この第1巻『第12局』と本エピソードは密接な関係性にあると感じます。

経緯はどうあれ、第1巻『第12局』ではうるしちゃんから歩君を下校デートへと誘っており、
うるし「まぁ お前がデートだと思うならそれでもいいけど?

という言葉が示す通り、実は当時次の番”を迫られていたのは歩君の側でした。

つまり、第1巻『第12局』と本エピソードは奇妙な対比関係にあり、
当時の歩君が受け手の側としては出せなかった“答え”を
今回は自らその言動と姿勢で真摯に示そうとしている
そう読み取ることもできる構成となっていました。

とはいえ、彼女もまだまだ初心な乙女。
彼からの熱すぎる想いを素直に受けとめるには、まだもう少しの勇気覚悟が必要なようで…。

うるし「別にデートが恥ずかしいとかじゃないぞ… 部員集めるのも大事だしな…」
うるしちゃんの口からはちょっとした言い訳がついつい飛び出てしまいます。
ただし、この男の前でそんなものは戯言同然…!!w

歩  「ありがとうございます デート楽しみにしておきます
うるし「おい!!

歩  「すみません 部員探しでした!」
うるし「っていうか将棋に集中しろ! さっきからムダにグイグイ来すぎだぞ!」

話を聞いているようで、聞いていない…w
妥協しているようで、尚も愛を押し迫る…www
全くブレない男とそんな彼に翻弄され続ける無垢なる少女の二人を中心に、
波乱の予感漂う文化祭編の幕がついに上がろうとしていました…!!
というところで第31局が終了。

【それでも歩は寄せてくる】第12局 感想 彼女が望む、盤面外での『王手』
今回は週刊少年マガジン2019年25号より、【それでも歩は寄せてくる】第12局の感想となります。
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◆まとめ

以上が、それでも歩は寄せてくる】第31局の感想となります。

今回は新章に向けて丁寧な“種まきをされているという印象を受けましたが、
そんな中でも先述の通り、
第1巻『第12局』との対比構造なども見受けられ、まだ第31局ではありますが
これまで積み重ねてきてものが着実にこの作品独自の魅力として昇華している、
そう実感できる内容でしたね。

そして、次回からは文化祭編が始まる予感です…!
先日発売された第2巻の次回予告のページではまだ掲載されたことのない、
先出しとなる“うるしちゃんの一コマ”が描かれていました…!
この一コマが一体どのような場面で指し込まれるのか、今から楽しみです!!
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙

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