皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
今回は週刊少年マガジン2021年27号より、
【それでも歩は寄せてくる】の第108局の感想記事になります!
(※当サイトでは『マガポケ』で無料公開された後にその感想記事をアップしています)
週マガ発売日です。修学旅行クライマックスで巻頭カラーもらってます。どうぞよろしくおねがいします pic.twitter.com/5PvaCzXsYn
— 山本崇一朗.高木15ツバキ5将棋7 (@udon0531) June 2, 2021
目次
◆【それでも歩は寄せてくる】第108局 感想
▼感想&考察
◎第108局
感想&考察
まずは第4巻『第49局&第50局』以来の巻頭カラーについて。
カラーイラスト自体は『第95局』でのセンターカラー以来なので割と短いスパンにも感じますが、
実は本作が巻頭カラーを飾るのは今回で2度目というなかなかの記念回だったり…!
そんな貴重なカラーイラストがこちら!
寄り添い・見守り・惹かれ合う、それぞれの青春の最中、
飛び込むように踏み出した少女の一歩は世界に新たな色を加えていく。
添えられた文章まで含め、ここまでの流れを包括するだけでなく、
これまた今回の本編内容を示唆するニヤニヤでドキドキな一幕となっていますね!
過去最長となった修学旅行編を締めくくる1話にして、
計108話を経て本作がようやく辿り着いた『新たな分岐点』。
それでは、気になるその内容へとじっくり目を向けていきましょう…!
毎週当たる😆
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— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) June 1, 2021
周囲に目を配りながら息を切らして京都の街並みをひた走る、
まさに【古都をかける少女】なうるしちゃんからの幕開け。
うるし(どこでなくしたんだ 歩にもらったお守り…)
うるし(ここまでいい修学旅行だったのに 最後の最後で私のバカ…)
前回ラストにて例の大切なお守りをどこかに落としたことが発覚し、現在捜索中のうるしちゃん。
もう少し振り返ってみると第8巻『第100局』にて彼女が引き当てていた大吉のおみくじ、
そこに書かれていた『待ち人』や『失物』の内容はやはり今後の展開を示唆していたようですね。
ということで、『うるし・ブライド』へのフォームチェンジはまだまだ先の模様…!(*´꒳`*)
(※第8巻『第100局』参照)
その後もしばらく京都を彷徨い続けたうるしちゃんでしたが、
『南車屋橋』(※『麺房 美よし』で検索すれば同じ景観を確認できます)へ辿り着いたところで
ようやく件のお守りを発見…!
うるし「あったぁああ よかったー そっか さっき人にぶつかった時に…」
…と気が緩んだ直後、将棋娘の前に突如として現れたのは“日曜よる6時30分”からの刺客!
うるし「へ?」
お守りくわえたドラ猫~追っかけて~♪
うるし「おい待てー!!」
捨て身でかけてく~健気なうるしさん~♪
そりゃお日さまも笑うよ(o^-^o) てな訳で、探索ミッションはここまで。
ここからは猫相手の追跡ミッションへ突入です!頑張れ、体力なし子ちゃん!
………な彼女が“虫の息子ちゃん”に成り果てるのにそう大した時間は必要なく。
うるし「待ってぇ…」
あっという間に限界を迎え、既にフラフラ状態のうるしちゃん。
一方の猫ちゃんはというと余裕綽々、振り返っては“ほれ、来てみ”という感じで何だか楽しそうw
うるし(歩ならあっという間に捕まえてくれるんだろうな…)
頼れる後輩に思いを馳せてみたところで事態は好転せず。
しかしこのままでは埒が明かないと、試行錯誤の末に少女が行き着いたのはやはり彼との思い出。
在りし日のやり取りを思い起こし、うるしちゃんの中ではある妙案が浮かび上がっていました。
うるし(……よし…王手をかける前に 相手の王の逃げ道に指して…)
考えがまとまるよりも早く、既に彼女は“次の一手”へ。
それは素早く脱いだローファーをそのまま猫の前方へと放り投げ、先に退路を断つという奇策!
そして思惑通り瞬間的に固まる猫………のもとへと一心不乱に飛び込む少女!
結果的にこれが“決め手”となり、うるしちゃんは大切なお守りをようやく取り戻せたのでした。
うるし「よかった…戻ってきて…」
ただし、今ここで彼女が掴み取るものはそれだけにあらず。
奇しくもそれは誰かさんと同じく、桜舞い散る中での“芽吹き”。
(※第6巻『第69局』参照)
うるし「わ… へぇ…こんな時期に咲いたりするもんなんだな キレイだなぁ」
眼前に広がるは京都御苑を優雅に彩る満開の『しだれ桜』。
その絢爛華麗な桜景色に身を投じながら、笑顔満開な彼女の心はまた別の園へ。
そこは少女にとっての“唯一無二な拠り所”。そこは少女が育んできた“豊かな心の土壌”そのもの。
そしてこれは、そんな胸中で大きく実ったつぼみがついに芽吹き・そのまま花開く、
初心な乙女の『初恋』のお話。
うるし「なぁ 歩…」
うるし「あ…」
“つらい時も、嬉しい時も、心寄せる相手はただ一人。”
“その事実”を、思わずこぼれ落ちた自らの言葉に感じ取るのが先か、それとも後か。
いずれにせよ、ここで結び付くのは第8巻『第102局』にて親友が語っていたあの一言。
マキ 「ある時 急に『あ 好きだ』ってわかるコトもあるかもよ」
満開の『しだれ桜』に包まれて、少女の胸に咲き誇るのは天真爛漫・花紅柳緑な『恋桜』。
“自覚”してしまったが最後、湧き上がり・溢れ出る想いに抗う術などあるはずもなく、
今はただそよ風に髪をなびかせるばかり。赤く染まった頬を冷ます傍ら、
熱を帯びた感情はもはや冷めてくれないのだと、正しく理解するのはそれからすぐのこと…。
うるし「ご…ご迷惑おかけしました」
ひなの「いいっていいって」
マキ 「見つかってよかったなー」
大きな副産物があった点はさておき、とにもかくにも目的達成ということで再び合流した一行。
さすがに最終日とあってもうそれ程時間に余裕はなく、このまま集合場所へと移動することに。
うるし「………マキも…ゴメンな… 最高の修学旅行にしようって言ってたのに…」
マキ 「何言ってんの こういうのも含めて最高の修学旅行だったと思うよ」
誰一人責めることなく、当然のように温かく迎え入れてくれる友人たち。
皆の優しき心遣いが、つい先程綻んだばかりの少女の胸中をさらに大きく和らげていきます。
片や、そんな彼女の心模様など全く想定外の親友が一人。
まだどこか申し訳なさそうにするうるしちゃんを前にして、場を和ませようと
マキちゃんはあえていつも通りな冷やかしを送るのでした。
マキ 「それより見つかってよかったねー 田中くんにもらった大切な大切なお守り」
うるし「…うん」
マキ 「あれ?うるし?」
しかし、今やその程度の冷やかしは少女にとってただの事実確認。
内に抱えた恋慕の情は冷めるどころか熱を増し、気づけばごく自然かつごく簡潔に、
彼女を“想いの発露”へと導きます。
うるし「あのさ…さっき…わかったんだけど」
うるし「私… 歩のこと… 好きだ」
あまりにも唐突であまりにも真っ直ぐな『愛の調べ』に思わず遅れること一拍、
誰よりも彼女の傍で冷やかし・励まし・促し続けた者が次に送るのは
羽化したばかりの一途な少女を敬い・称え・包み込む“心からの惜しみない抱擁”でした…!
マキ 「やっぱ最高の修学旅行だったじゃん」
うるし「うん……ありがとう」
Goodbye 無自覚少女, Happy Birthday 恋する乙女.
取り巻く環境がそうであるように、想いも『変化』を重ねて諸行無常に時のレールを進むのみ。
“故に尊く故に愛しい煌めきここにあり”、自覚芽生えた少女の猶予期間はあと約一年。
想い人と共に過ごす“残された日々”へ彼女が求めるものとは…。
しかし、我々は既に知っています。彼女が選択するかもしれない一つの未来図を。
それは彼女自身がつい先程示した光景であり、『王手』を望んだ少女の“次の一手”。
すなわち、相手の退路を断つ気概をもって、身を投げ出してでも一心不乱に飛び込む奇策。
それが恋の盤外戦でも“決め手”となるのか否かは今や彼女次第といえるでしょう。
ここから先は“待ったなし”の一大局面!
両者共に“次の一手”を従え・向き合い、“詰み”を描くのは果たしてどちらの手番か。
何はともあれ、少女たちの『古都の旅路』はこれにて終幕!
そして舞台は波乱含みの『新たな学校生活』へと移りゆく…!!
というところで第108局が終了。
=======※追記_ここから=======
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◆まとめ
以上が【それでも歩は寄せてくる】第108局の感想となります。
第8巻『第95局』より計14話をもって描かれた修学旅行編も今回でついに終幕。
実際は前振りまで含めるとさらに2話、
加えて今後のつながりという意味では計り知れない程の余波・影響が予想され、
本作としてかなり重大な位置付けの長編であったことはもはや言うまでもないでしょう。
新キャラの追加だけでなく、主役二人がほとんど絡まないというお話作りも新鮮であり、
今後の展開に大きな幅が生まれましたね!
とはいえ、何と言っても最大のインパクトはうるしちゃんがついに『恋心』を自覚したこと!!
今までの何気ないあれやこれやも意味を持ち始める訳で、これまで通りとはいかないでしょう。
ここから(※おそらく)一年間の物語をどう料理されていくのか、楽しみな限りです。
ちなみに今回は本編の内容を踏まえ、
あえて第6巻『第69局』との対比を意識した記事タイトルや本文内容で構成しています。
過去にもこういった“仕込み”はやれる範囲でやっているので、
お暇な時にでも興味のある方はいろいろと比較してもらえたら幸いです。
また、多少の前後はあるでしょうが、今回までが第8巻収録分となる計算で区切りがいいことや、
週刊ペースの感想記事作成が時間配分的に徐々に厳しくなってきたこと、
そして現状の“公開しては2、3週で非公開に切り替える”というのもなかなかつらい部分があり、
今回の『第108局』で1話ベースでの感想記事のアップは終了しようと思います。
今後はコミックス単位でざっくり1つの感想記事としてまとめていけたらな~という感じですが、
まぁその辺りは実際に取り組んでみて考えるということで。。
とにもかくにもここまで駄文・長文の嵐にお付き合い頂いた方々、誠にありがとうございました!
少し変わることにはなると思いますが、
また何らかのカタチで本作の感想を記述していく所存ですので、
その時は改めて駄文に耐え抜く広い心と長文に耐え抜く強い精神力をもって
ゆったりと時間をドブに捨てるつもりでお越し頂けたら幸いです!m(_ _)m
…とか言いつつ、私自身は“ずっと後回しにしてきた記事の作成”に入るだけなので、
作業量も・既に壊滅的な更新頻度もしばらくはそう大差ないないかも…?w
ということで感想云々は別にして、ついに大きく動き始めた恋の盤外戦!
タイムリミット間近な二人の恋模様を今後もじっくり楽しんでいくとしましょう!
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙
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