【それでも歩は寄せてくる】第102局 感想 悩める友へ『好きなんじゃないの?』

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皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。

今回は週刊少年マガジン2021年20号より、
それでも歩は寄せてくる第102局の感想記事になります!
(※当サイトでは『マガポケ』で無料公開された後にその感想記事をアップしています)

【それでも歩は寄せてくる】第101局 感想 恋愛祈願、君に強さを・恋に未来を
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◆【それでも歩は寄せてくる】第102局 感想

▼感想&考察

◎第102局

感想&考察

級友もすっかり寝静まった後の夜更け過ぎ、
うるしちゃんはどうにも寝付けず“ロンリーそわそわ”な時間を迎えていました。

修学旅行二日目ともなるとさすがに疲れてきているのか、
初日に比べて他の皆は随分素直に寝入っているあたりが妙にリアルなところw

(※『第99局』参照)

【それでも歩は寄せてくる】第99局 感想 消灯・恋バナ・取り調べ
今回は週刊少年マガジン2021年17号より【それでも歩は寄せてくる】第99局の感想となります。

一方のうるしちゃんは何度もケータイ画面を見つめ直しては“着信なし”の事実を再確認、
そしてまた小さなため息をつくという、その繰り返し。
すると、そんな寂しげな少女の胸中を察したように
彼女の後ろから静かに忍び寄り優しく包み込むのは“母性溢れる女神の抱擁”。

マキ 「なんだなんだ 田中くんからメールこなくてしょんぼりか?」
うるし「ち…違うって ていうか 重い
マキ 「失礼な

女神抱えし左右の母性爆弾は愛情をパンパンに詰め込み・膨らみ、日夜重力と奮闘中!(o^-^o)
片やこちらはボディもハートも完全非武装のうるしちゃん。
突然の追求を受け、彼女はむき出しの本音を慌てて取り繕っていきます。

うるし「将棋…!!そう将棋だ!!しばらく指してないからそれでちょっと寂しくて…」
マキ 「……ふーん」
うるし(うん そうだ 私は将棋成分が足りてないんだ)

自分を納得させるように言い訳を続ける彼女を前にして
親友であるマキちゃんが取った選択とは少々“遠回り”なものでした。

マキ「じゃあ うるし… 私と将棋するか

“足りない何か”を満たすためではなく、“足りない何か”を見つけるために…。
意図はどうあれ、盤面はここで大きく動いて『親友同士の初対局』へ。

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うるし「まさかマキと将棋指すなんてね どういう風の吹き回しだ」
マキ 「ま 気まぐれだよ」
うるし「ふーん」(まぁいいか 久々の将棋だ 楽しもう)

なんだかんだ一局指せれば上機嫌になる、非常にわかりやすい将棋娘がここに…w
しかし、そんな何気ない会話の流れから一気に核心を突いていくマキちゃん。

マキ「ねぇ うるし 田中くんのこと好きなんじゃないの?

うるし「だ…だから違うって… ていうかなんでそんな気にするんだよ」
マキ 「うれしくてさー うるしが初めて恋してるのかもって」

これまでの冷やかし混じりなものとは明らかに異なるマキちゃんの様子に、
ただ“ごまかすばかり”だったうるしちゃんの返答にも少しずつ変化が…。

うるし「悪かったな 勘違いさせて」
マキ 「でも ホントは好き自覚してないだけかもだし」
マキ 「ある時 急に『あ 好きだ』ってわかるコトもあるかもよ」

物語の全体構成を考慮すると、このような“気づき”につながるセリフが飛び出したということは
“その時”の到来がもうすぐそこまで迫っているのでは…?
そう思える程に大変印象的な一コマであり、
その時”を迎える刹那、彼女が改めて回帰することになる一場面なのではないかと感じます。

マキ「そうなった時は教えてよ 全力で応援するからさ!

示されたのは新たな未来図と変わらぬ友情
両者を取り巻く環境や寄り添うカタチが変化しようとも、根底にあるものは決して揺るぎません。
恋の当事者だけでなく、マキちゃんをはじめとした周囲の人間模様にも
今後どのような変化が生じていくのか、注目していきたいところです。

そして、親友からこの真っ直ぐな言葉を受けてのうるしちゃんの返答がこちら。

うるし「ヤダ 教えない…」
マキ 「なんでだよ!!教えろよー」
うるし「そんなの恥ずかしいだろ!!

示されたのは確かな恥じらいとブレない逃げ癖w
正面切っての恋のアドバイスも完全回避でなんのその!
恋愛漫画連載奥手鈍感な主人公たちで成り立っているのだ!\(^o^)/

時間は流れて日付をまたいださらに夜遅く、将棋タイムも十分味わえたということで
今宵の二人の対局はここでひとまずの終局を迎えることに。

マキ「スッキリしたか?」

この“何てことない質問の返答”にうるしちゃんは一拍を要してしまいます。

うるし「うん かなりスッキリだ やっぱ将棋だなー」

うるし「ありがとな マキ」
マキ 「……んーん」

言葉とは裏腹に依然モヤモヤを抱えている様子のうるしちゃん。
ここで今一度振り返りたい、今回の対局がもたらす意味合いについて。

“足りない何か”を満たすためではなく、“足りない何か”を見つけるために…。

本人が“足りない何か”だと言及していた将棋ではその隙間を埋められなかったという事実。
加えて、親友から受け取った恋の始まりを予感させる“もしも”な言葉の数々。
それらが少女にとっての真に“足りない何か”、その淡い輪郭を徐々に浮き彫りにしていきます。

気づけばうるしちゃんは歩君へとメッセージを送っていました。
元気か?

たった一言の短い内容でありながら、そこに内包されているのはうるしちゃんの確かな変化です。
修学旅行編が始まって以降、歩君からの連絡を待ち続ける彼女の姿が描かれてきましたが、
結局彼女からメッセージを送るということは今回までありませんでした。

受け身であり続けた少女が自分からメッセージを発信するようになった、という変化
では、この変化は何を物語っているのでしょうか?
作劇の上で“メッセージのやり取り”は何に置き換わって機能しているのでしょう?
それらは言わずもがなであり、これ以上の言及は野暮というもの。

それはそれとして、メッセージを送ったからには俄然そわそわして眠れないうるしちゃんw
そんな純粋無垢な親友の姿を横目に、マキちゃんからポロリとこぼれ落ちるは“野暮な真実”。

マキ「どうみても恋してるんだけどなー

うるし「ん?何か言ったか マキ」
マキ 「んーん おやすみー」

想い膨らめば膨らむ程に悩みは深く、夜は長く。
恋する乙女は今宵も夜ふかし。ときめく心を弾ませ・緩ませ、いつしかそのまま夢の旅路へ。
そうして少女はまた一歩、大人の階段を駆け上がっていくのです…。
というところで第102局が終了。

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◆まとめ

以上がそれでも歩は寄せてくる】第102局の感想となります。

一般的に恋愛をテーマにした学園モノとなれば修学旅行』のような一大イベントでは
主人公ペアの関係性の変化や新たな進展などが描かれるものかと思います。
対して、本作では主人公ペアが学年違いで一時離れ離れとなるため、
果たしてどういう扱いになるのか注目していましたが、蓋を開けてみれば
この長編全体が今後の分岐点に向けた大きな『伏線として構成されているように感じます。

先述の通りいずれ回帰するだろうシーンが随所に見受けられ、前回のまとめでも触れましたが
『修学旅行』をこのような“準備期間”として贅沢に扱う作品はなかなかないので非常に新鮮です。
では、いつ『回収』されるのか。そこで気になるTVアニメとの連動具合です。

例えば、漫画原作アニメの“あるある”として
“その週のアニメで活躍したキャラが本誌の最新話でも大活躍”というものがあります。
それは決して偶然などではなく、相互に盛り上げるため
双方の制作陣が綿密に協力計算し合った上での連携だと思われます。

これを踏まえての本作。さすがに作中の時間経過はゆるやかになってきましたが、
それでも未だ現実世界の季節とそこまでかけ離れている訳ではありません。
今のところ、こちらの原作漫画はこのまま進めば来年には連載が終わる見込みです。
となると、TVアニメ漫画、両者のピークを合わせてくるのではないかな~と睨んでいます。
そのピークが『告白』となるのか、はたまた『最終回』となるのかはわかりませんが、
TVアニメの放送時期が発表されればその辺りもあれこれ予想する楽しみが増えそうですね!
まぁ、あと数ヶ月で『告白』までさくっと進んでいる可能性もありますが…w
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙

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