皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
別サイト掲載分からの移植記事(※2015年1月の投稿記事)になります。
(※別サイトの同記事は削除済み)
前回に続き【寄生獣】の完全版 第7巻についてご紹介をさせて頂きます!
今回も1話ずつ読み終えた段階での感想となります。
例のごとく私は今後の展開を一切知りません!(※追記:2015年時点)
それでは以下よりエピソード単位で感想&考察を記述します。
目次
◆【寄生獣】完全版 第7巻 感想
▼感想&考察
◎第50話 凶器
感想&考察
前回のエピソードで初登場となった浦上ですが、
彼の過去が冒頭で少しだけ描かれました。
彼は典型的な快楽殺人者であり、人間を玩具のように扱い、
女性や子供であっても容赦なく手を掛けています。
人間の品質について誰よりも詳しいからこそ、
“人ならざるモノ”を見分けられたと彼は述べます。
かなりぶっ飛んだキャラクターですね!
今の新一ですら恐怖を感じる程でした!
そして、前回予想していた通り、やはりミギーは眠っていたようで、
特に怪しまれることもなく、実験は終了となりました。
しかし、浦上は新一に対して
「一瞬ヤツの眼の奥に人間以外の何かが混じっているように見えた」
とも発言しており、その後「気のせいだった」と訂正していましたが、
なかなか油断ならない相手のようです。
また、場所を変えて、平間警部補は寄生生物絡みの会合に出席していました。
現れたのは他に2名。
“局長”と呼ばれる人物と、山岸二佐です。
二佐は将、将補、1佐の次の階級であるため、なかなかに権力を持った人物です。
彼らは「広川」グループが暗躍する東福山市役所に対して、何か仕掛けるようです。
彼らが「広川」の存在に目を付けれたのは倉森さんの功績ですね!
しかし、どうやら山岸二佐は寄生生物を単なる“害虫”のように認識しているようで、
今の時点でもう嫌な予感がします!
今回の会合では、「外環」、「内環」、「移動スキャナー」など、新しいキーワードが多く出てきました。
次回以降でこれらの要素がどう機能していくのか、注目です!
◎第51話 針路
感想&考察
冒頭で東福山市役所の描写がありました。
働いているのは寄生生物だけではないようです。
ここで気になったのが秘書の描写です。
市長である「広川」から“中井くん”と呼ばれていた女性には
『秘書 (人間) 』という説明文が出ていましたが、もう一人の職員である男性には
『秘書 (?) 』と表示されていました。
何とも意味深な描写ですね…!
単純に寄生生物ということなのでしょうか??
う~ん、今後の作戦に備え国が送り込んだスパイなんでしょうか??
でも、それだと『秘書 (人間) 』で良いんですよね。。謎です!
また、寄生生物たちの会合の中で「田村玲子」の死が語られていました。
その中で「広川」が
「彼女がもし……敵の手によって死んでいるとしたらこれは……」
と述べた後に場面が切り替わってしまったのですが、
もしかすると平間警部補たちの作戦が実行される前に
「広川」グループによる報復活動が行われるかもしれませんね…!
そして、新一ですが、どうやら高校生活も残すところあと半年のようです。
受験勉強などに関して村野さんと話しながら下校していると、
校門前には平間警部補が1人佇んでいました。
村野さんはもう新一に関わってほしくない模様ですが、
平間警部補は訴えます。
「我々が勝つ!!」
「だがあと1つ 何かが足りんような気がしてならん」
「君の助言がほしい」
平間警部補は新一に何かしらの可能性を見い出しているようですね。
それだけに、ミギーに始末されないか心配なわけですが…。
◎第52話 包囲
感想&考察
ついに作戦実行です!
第50話で述べられていた、「外環」、「内環」などの意味も明らかになりました。
「外環」とは、
警官隊によって東福山市役所の周囲を完全包囲することで生まれる外の「環」のことであり、
「内環」とはさらにその内側、
東福山市役所の1階ホールで銃を構えた警官隊によって構成された「環」のことでした。
猟銃を持った男が侵入したという嘘の放送によって、
庁舎内の人間は全て「内環」に集められました。
そこから7名ずつ外へ連れていかれ、スキャナーを通して人間か否かを判断されます。
スキャナーとは別に、寄生生物を識別する目的で浦上と新一もこの場に来ています。
「広川」は今のところ警官隊の指示に従っていますが、
寄生生物への攻撃が始まれば状況は一変するでしょう。
また、後藤のように、
「広川」も通常の寄生生物とは異なる“何か”があるようで、非常に気になります!
終盤、スキャナーによってついに1体目の寄生生物が見つかりましたが、
果たして人間の攻撃が通用するのでしょうか…?
次回からは少々血なまぐさい展開が続きそうです!
◎第53話 口火
感想&考察
もはや敵なしとも思われた「後藤」に、
わずかながら弱点があることが明らかになりました。
それは、“火”です。
ミギーいわく、表面細胞と内側の細胞の反射的なズレが原因であり、
いきなり火を近づけられると寄生生物は内と外で心がズレ、ギョッとするそうです。
「後藤」の場合、体の何ヶ所にも寄生部分があるため
ギョッとした時に大きく体勢をくずすはず、とのこと。
これは今後の「後藤」戦で有益な情報となりそうです。
警官隊は、見つけ出した1体の寄生生物を
特性の弾を使用したショットガンでついに仕留めることに成功しました。
それもたった1発で…!
これには寄生生物たちも多少驚いたようで、「広川」たちは行動に出ます。
「どうしても今日中に会議室で話し合っておくべき問題があるのです そこを通してください」
「広川」はこの場をどうのように切り抜けるつもりなのでしょう?
まだ姿を現していない「後藤」の存在も気がかりです…!
そして、浦上も現場に向かうようです!
どうやら手錠が外されるようですが、この場をさらに荒らすキーマンになるのでしょうか…?
◎第54話 制圧
感想&考察
いやはや、なんともむごい…。
山岸二佐率いる攻撃部隊の目的は市民の保護などではなく、敵の殲滅です。
人間の死者が多少出ようと、もうお構いなしです。
指示に従わない者は全て殺すといった勢いです…!
結果、流れ弾に当たった人や、そもそも誤認で撃ち殺された人も出る始末。。
地獄絵図ですね…。
しかし、それだけの強行であったため、
パニックは最小限に抑えられ、現状人間側が優勢となっています。
浦上もしっかり役割を果たしています。
「広川」たちは初期の混乱に乗じて1階ホールから姿を消しました。
「後藤」とすれ違った際に、「広川」は
「さて…ここで逃げても意味がない気がするしな」
と発言しており、何やら次回以降ついに行動を起こすようです。
ずっと人間の戦いぶりを観察していた「後藤」ですが、
ヤクザの事務所を襲撃した件といい、
もしかすると、「後藤」は学習し続ける
「田村玲子」に似たタイプの寄生生物なのかもしれませんね。
非常に厄介な存在です…!
最後のコマで不適に笑う「後藤」の姿が意味深でした…。
◎第55話 寄生獣
感想&考察
衝撃の事実が明らかになりました!
なんと、「広川」は人間だったのです…!!
議場で警官隊に囲まれながら、広川は語りました。
「…地球上の誰かがふと思ったのだ…生物<みんな>の未来を守らねばと…」
「人間1種の繁栄よりも生物全体を考える!!そうしてこそ万物の霊長だ!!」
「人間どもこそ地球を蝕む寄生虫!!」
「いや……寄生獣か!」
まさか、この作品のタイトルでもある『寄生獣』という言葉が
寄生生物ではなく、(地球に寄生する)人間のことを指していたとは…!
広川は警官隊の発砲によってあっけなく死んでしまいました。
そこに現れた「後藤」から広川はただの人間であったと告げられます。
広川はただの人間であったにもかかわらず、
寄生生物たちと対等以上に接していました。
間に「田村玲子」が入っていたとはいえ、
今になって広川の異常性を思い知らされました。
そして、「後藤」ですが、
はっきり言って『最強無敵の、その先へ。』状態です!(笑)
ショットガンなんて全く効きません。
血がふき出ないどころか、撃ち込まれた鉛玉を体内から射出し、武器として利用しています。
このような状況の中、やはり浦上が行動に出ました。
ショットガンを奪い、担当の刑事を撃ち殺したのです。
彼は「後藤」が必ず包囲網を崩すと考えており、
その隙に逃げるつもりです。
新一は依然、加奈さんは能力の使い方次第で
すごく安全な立場になれる、と語っていました。
浦上は加奈さんと同等、もしくはそれ以上の探知能力を持っています。
どうやら新一たちにとって、厄介な敵は「後藤」だけではなくなりそうです…。
◎第56話 首
感想&考察
「後藤」は今までの寄生生物と異なります。
食事のためだけに、人を狩っているのではありません。
“戦い”そのものを楽しんでいます。
「おれにとっては戦いこそが……!!」
「後藤」は壁や天井をバウンドするように高速で動き回り、相手を翻弄します。
防御面に関しても、一部を硬化するだけでなく、
小銃の連弾に対しては斜めの角度ではじいたり、
相手の眼球や手もとの動きから弾道を読んで弾丸を避けるなど、
決して力押しのみで戦っているわけではありません。
結果、山岸二佐が率いていた部隊は全滅となりました…。
ただし、「後藤」以外の寄生生物は無事殲滅に成功した模様です。
ここら辺の力関係と言いますか、バランスが良いですね!
たとえ集団の寄生生物が相手であっても、
練られた作戦と人員が揃っていれば人間でも対抗し得る、と。
しかし、イレギュラーも存在するわけで、それが今回の「後藤」ということになります。
安堵する警官隊のもとに「後藤」が降り立ちます。
まっすぐ新一たちの前に歩み寄り、
「なんだ……おまえか」
「お前を殺せば心がもっとスッキリするだろう」
と殺る気満々です…!
ところが、平間警部補の発砲などもあり、
「今日は少し疲れた……」と、なんとか「後藤」はこの場を去ってくれました。
完全版 第6巻 第48話でも感じていましたが、
平間警部補の銃の腕前は相当のもののようです。
完全版 第4巻 第31話での初登場時 (加奈さんのお葬式にて) は
まさかここまで深く物語に関わってくる人物とは思っていませんでした!
さぁ、次回以降、いよいよ本格的に「後藤」が新一の始末に動き出しそうです。
「最悪だ……今度こそ殺されるぞ!!」
とミギーもかつてない程に恐れています。
また、浦上は今後どのように物語に関わってくるのか。
本巻も残すところ、あと1話!
どのように今回の事件が収束するのか、注目です!!
◎第57話 ヒーロー
感想&考察
冒頭、新一は前回の事件を経て、自らの“死”を覚悟しています。
53名もの死者が出たことに対し、強い責任も感じています。
新一はほとんど自暴自棄になっていました。
そんな新一を救ってくれたのは、やはり村野さんでした。
夜の公園で再び出会った村野さんは、新一に対して決して多くを尋ねませんでした。
自らの家に招き、優しく新一を受け入れてくれたのです…。
村野さんを抱きしめながら新一が思うことは…、
「生きたい……」
「生きていたい……」
「生きよう……!何としても!!」
新一は生への活力を再び見い出すことができました。
いやぁ~、ついに新一と村野さんが結ばれてくれました!
健気にも、村野さんは常に新一のことを想ってくれていました。
そして、今回も。。
どうか、村野さんが悲しむような展開にはならないで欲しいです。
しかし、そんな中、ついに「後藤」が襲撃してきたのです。
「後藤」は車に乗っており、新一たちも車で逃走することに。
運転するミギーには一か八かの策がある、と人気のない山奥へと向かいます。
新一たちは車から飛び出し、自分たちが乗って来た車を“弾”として
「後藤」が乗る車にぶつけようとしたところで今回は終了となりました。
果たして、まともに「後藤」と向かい合って勝機があるのか!?
まだ姿を現していない浦上はどうなったのか!?
そして、新一とミギーはどのような結末を迎えるのか!?
いよいよ、ラスト1巻です!!
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▼まとめ
以上が【寄生獣】完全版 第7巻の感想となります。
とうとう、残すところあと1巻となりました!
この作品がどのような結末を迎えようと、
現時点でもう既に私にとってかけがえのない作品となっています・・・!
今の時代にネタバレを一切受けることなく、
ここまで読み進められたということに幸せを感じます!
ラスト1巻ですが、今まで同様1話1話をしっかり噛みしめたいと思います!
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙
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