皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
別サイト掲載分からの移植記事(※2015年1月の投稿記事)になります。
(※別サイトの同記事は削除済み)
前回に続き【寄生獣】の完全版 第6巻についてご紹介をさせて頂きます!
今回も1話ずつ読み終えた段階での感想となります。
例のごとく私は今後の展開を一切知りません!(※追記:2015年時点)
それでは以下よりエピソード単位で感想&考察を記述します。
目次
◆【寄生獣】完全版 第6巻 感想
▼感想&考察
◎第42話 小さな家族①
感想&考察
事態が収まる気配が全くありません。
私立探偵の倉森さんですが、「草野」をはじめとする「広川」グループからの刺客により、
妻の陽子さんと小学3年生となる娘の由美ちゃんが惨殺されてしまいました…。
職場の事務所も放火されており、彼らは徹底的に新一たちとその関係者を排除するつもりです。
運よく、倉森さんだけは生き残ったようで、おそらく警察署内と思われる一室でただ1人、
彼は静かに座っていました…。
最後のページで倉森さんは何か決意を固めた表情を浮かべたように私は感じました。
かつて母親を殺された直後の新一のように、倉森さんは寄生生物に対して
強い復讐心を抱いたのでは?
そして、ただの人間である倉森さんが今できることとは…。
新一たちのことも含め、寄生生物に関して知っている情報の開示ではないでしょうか?
これは新一にとって非常にまずい状況です…。
一方、新一はニュースで倉森さんの身に何が起こったのかを知り、
急いで自分の父親に家を離れるよう警告しました。
現在、新一たちにとって安息の地はありません。先の見えない現状をどう打破していくのか。
次回以降に注目です。
ちなみに今回ミギーはすれ違った人々からお金をくすねており、
こっそり自身の内部に埋め込んでいたようで『カパ』っと出し入れしておりました!
こんなこともできたんですね!w
作中で新一が指摘するように、その行為自体は“人間”のルールとして犯罪なんですが、
これ収納グッズとして商品化してくれないかなぁ~、なんて思いました!(笑)
◎第43話 小さな家族②
感想&考察
今回は新一が出て来ず、彼が街から離れている間のその他の登場人物の動向が描かれました。
まず、「広川」グループですが、新一と倉森さんの始末に失敗したとして、
「草野」が怒りを露わにしておりました。
この「草野」という寄生生物は非常に“短期”で“好戦的”な印象を受けます。
以前から「田村玲子」との対立は見受けられたのですが、今回、
(あんたは本当に「仲間」なのか……?どうも何かが違う……何か……)
(危険だ……!我々「仲間」にとって!)
と、それがいよいよグループ内での抗争に発展しそうです。
当の「田村玲子」は我が子に母乳を与えながら考えます。
(おまえは不思議だ……この世界は不思議が多い……)
(なぜわたしは……寄生生物<われわれ>はなぜ生まれて生きた……?)
初登場時から「田村玲子」の行動理念は何も変わっていません。
“自分たちは何のために生まれて来たのか?”
私は完全版 第1巻 第6話の感想&考察において、以下のように述べています。
これは人間の成長過程に似ている気もしますね。
心理学者であるエリク・H・エリクソンが提唱した「ライフサイクル論」、
いわゆる「生涯発達論」における「青年期」に
ミギーや田宮先生は該当するのではないでしょうか?
「自分とは一体何なのか?」
「生きている意味とは?」
ミギー達の行動理念には「自我同一性(アイデンティティ)の確立」があるように感じられます。
「田村玲子」が何か“答え”を見い出した時にどのような行動に出るのか、今から楽しみです。
「田村玲子」がそこまで生き残っていれば、ですが…。
また、村野さんは突然姿を消した新一のことが気になって仕方ありません。
今回、新一が学校に置き残したカバンを村野さんが新一の自宅に届けに行くのですが、
私は新一たちを待ち構えていた寄生生物に
村野さんが襲われるんじゃないかと、ひやひやしてしまいました。
おそらく、ここら辺も岩明先生の計算通りなんでしょう!w
そして、倉森さんですが、新一の言葉を思い出し、
寄生生物関連の事件を担当する平間警部補を呼び出しました。
やはり、倉森さんは殺された家族のかたきを討つつもりです。
現状、新一たちに関しては「わたしに力を貸してくれた人がいまして……」と、
名前など詳しい情報を伏せた上で語ってくれていますが、どこまでそれで通じるのか…。
新一たちの動向だけでなく並行して様々な事象が展開しており、非常にワクワクさせられます!
直近の1、2話は、まさに『24 -TWENTY FOUR-』を見ているような感覚です!(笑)
◎第44話 性急に
感想&考察
今回も様々な視点で物語が進行します。
まず、新一は夢の中でミギーと対話します。
しかし通常とは異なり、ミギーは新一の“右手”としてでなく“人型”の異形な姿で現れました。
ミギーによると夢で会うのは今回で16回目であり、新一は目覚める度に忘れているとのこと。
実は、この対話は完全版 第5巻 第39話の冒頭でも一度描写されていました。
前回と今回、どちらも共通して新一の姿ははっきりと描写されません。
言及されているのは、新一の姿も現実世界のものとは大きく異なっており、
夢の中での姿を「バケモノ」呼ばわりされたミギーからすれば、
「でも他人<ひと>のことは言えないぞ」とのこと。
実際、前回の夢ではミギーに鏡を向けられた後、新一は思わず叫び声を上げて目覚めた程です。
これらは、本来のミギーの約30%分の細胞が新一の身体に溶け込んだことで、
新一ももう“人間”ではなく“別の生物”へと変貌していることが表されているのでしょうか?
どうやら新一たちは「後藤」を一旦振り切ったようですが、
「後藤」があきらめて戻ったとは到底思えませんね…。
また、倉森さんですが、ほぼ監禁状態で平間警部補の調査に協力していました。
新一たちのことは伏せた上で調査報告書を作成した後、
倉森さんは隙を見て外部へと抜け出しました。全ては「田村玲子」に復讐するために…。
そして、その「田村玲子」は帰宅後に「草野」をはじめとする3人の刺客に囲まれます。
「広川」や「後藤」には知らせておらず、「草野」たちの独断であるとのこと。
好戦的な「草野」に対し、「田村玲子」はかつての「A」に似ていると分析しました。
寄生生物それぞれが個性を持ったということに感激すらしていました。
このような状況でも「田村玲子」は至って冷静です。
「この私刑<リンチ>についてなどは感動すらおぼえるよ」
そして…。
「……3人いれば勝てると思ったのか?」
何なんでしょう、この貫禄は?(笑)
もしかして新一達の前に最後の壁として立ちはだかるのは「田村玲子」なんでしょうか?
戦いは始まったばかりなのですが、新一や宇田さんを除いた場合、
おそらく純粋な寄生生物同士の戦いが描かれるのは今回が初となるので、
どのような“人”外な戦闘描写が見られるのか、それとも一瞬で決着がついてしまうのか、
非常にワクワクさせられます!!
◎第45話 冷血の戦い
感想&考察
まさに、化け物同士の対決といったところでしょうか。
やはり際立ったのは、新一たちには取れないであろう「田村玲子」の戦略です。
1対3という状況で「田村玲子」が取った行動を以下に記述します。
①一旦その場から逃走し、敵3体の間に距離を取らせ、1対1の状況を作る。 ②自身の頭部から一部を切り離し、2体に分離。 (ここでは説明のため、切り離された側を“A”、残った身体を“B”とする。) ③“A”は敵1体の体内へ侵入し、首以下の身体の自由を奪う。 ④“B”は口より上を失ったその形態で、奇声を発しながら人混みの多い地域まで逃走。 騒ぎを起こし、追手(「草野」)をまく。 ⑤“A”は支配した敵の身体で2体目の敵へ接近し、内部から飛び出す。 再び、首以下の身体の自由を奪う。 その際、古い方の敵の身体は腹部が大きく裂け、肉片が周囲にまき散らされる。 そこで、敵の1体は死亡。 ⑥“A”は戻ってきた「草野」にあえて攻撃させ、奪った身体を大きく損傷する。 その際、周囲に多くの肉片が飛び散る。2体目の敵が死亡。 ⑦周囲にばらまかれた寄生生物の細胞からも「脳波」が発生しており、 それを利用することで「草野」に気付かれることなく、“B”が接近。 「草野」を始末する。
これだけのことを瞬時に判断し、かつ実行できるとは、
相変わらず「田村玲子」のポテンシャルは底が知れません!
今までミギーによって、寄生した肉体からの切り離し(時間制限付き)が可能なことや、
各細胞が意思をもって別々の行動が取れることなどは明記されていましたが、
まさかこのような戦略に結び付けることができるとは…。。
まったくもって恐ろしい存在です。
しかし、そんな「田村玲子」に一矢報いたのは、なんとただの“人間”である倉森さんでした。
今回のエピソードでは、はっきりと描写されたわけではないのですが、
おそらく倉森さんは「田村玲子」の赤ちゃんを誘拐し、人質に取ったのでしょう。
人は追い込まれた時、冷酷な寄生生物たちですら想定できないほどの、
とてつもない“悪”になれるんですね…。
完全版 第1巻 第3話において、ミギーの発言に以下のものがありました。
「シンイチ……『悪魔』というのを本で調べたが……
いちばんそれに近い生物は やはり人間だと思うぞ……」
ここにきて、ぐっとこの言葉の重みが増してきましたね…。
最後のページ上段に描写された、「田村玲子」の顔のアップ。
家族や仲間に危害を加える“敵対者”への憎悪、怒り…。
それこそ新一や倉森さんが今までに浮かべていた表情と同種のように私は感じました。
倉森さんの“報復”が一体どのような結果を生むのか…。嫌な予感しかしません…。
◎第46話 となり町の公園
感想&考察
扉絵を含め、今回の冒頭ではある赤ちゃんの写真が次々と描かれました。
アルバムのページが進むことで、やがてそれらは新一の写真であったことが分かります。
アルバムを開いていたのは新一の家に侵入していた「田村玲子」でした。
自宅に電話をかけてきた新一に対し受話器を取った「田村玲子」はその正体を隠すこともなく、
個人的な理由で新一と連絡を取るつもりだった、と告げます。
新一とのやり取りの中で
「田村玲子」の口からおそらく今後の「広川」グループの動向に関係あると思われる、
ある興味深い単語が出てきました。
「ひょっとして民族大移動が必要かもしれない」
これが意味するものは、近い将来に人間社会に対して寄生生物たちによる
大規模な侵略行為 (大移動) があるかもしれない、ということなのでしょうか?
そして「田村玲子」は新一に対し、「ひかり第一公園」へ午後5時20分に来るよう告げます。
「渡したいものがある」とのこと。
この、「渡したいもの」とは、ずばり「田村玲子」の子供のことではないでしょうか?
「ひかり第一公園」とは、倉森さんが「田村玲子」に来るよう指示した場所であり、
そちらの指定時間は午後5時。
「田村玲子」は約20分で倉森さんとの決着をつけるつもりです…。
電話を切った「田村玲子」は、再び新一のアルバムに目を向けます。
新一の母が映った写真を見た後、“母親”という存在について
深く考察している「田村玲子」が印象的でした。
新一の家を出た「田村玲子」は、玄関前の通りを歩いていた村野さんと接触します。
そこで村野さんが新一のことを心配しているということを知って一言。
「……うらやましい」
これって“他者に偽りなく愛されている新一”がうらやましい、ということでしょうか?
ストーリーが進むにつれ、新一は身も心も少しずつ“人間”とは異なる存在になってきました。
一方、「田村玲子」も子供を産んでからというもの、
通常の“寄生生物”とは異なる思考・判断をするようになってきていると感じます。
もしかすると、新一と「田村玲子」がやがて到達する地点は同じなのかもしれませんね。
今回のエピソードを読んでいてふと気づいたのですが、
どうやら私はこの「田村玲子」というキャラクターが大好きのようです!(笑)
冒頭から続く一連の、写真を見つめる「田村玲子」の描写なんて、
“自分にはない”、もしくは“なかった”何かを「田村玲子」がそこに感じているように見え、
私の目にはとても儚げに映りました。
“自分たちは何のために生まれて来たのか?”
「田村玲子」は1つの答えにたどり着こうとしているのかもしれません。
そして舞台は「ひかり第一公園」へ。
倉森さん・「田村玲子」・新一だけではなく、新一たちの後を追ってきた村野さんと、
そしてどうやら平間警部補率いる捜査官たちも一同に会する模様です。
次回のエピソードは本巻の山場になりそうですね!
◎第47話 人の子の親
感想&考察
素晴らしい!!
それぞれ個別に展開していた物語が1つのエピソードに収束し、繋がっていくこの流れ!
何と心地良いことでしょうか!
しかし、内容に関しては非常にヘビーな展開となりました。
まず接触したのは「田村玲子」とその赤ちゃんを抱いた倉森さんでした。
倉森さんは愛する家族を寄生生物によって殺害されています。
倉森さんは「田村玲子」を責め立てました。
「すべてを失った悲しみの大きさがわかるのか!おまえらに!!」
そして、抱いていた赤ちゃんを段差のある場所から地面に投げ落とそうと構えた瞬間、
倉森さんは「田村玲子」によって胸を貫かれました。
「ひ……ひっかかりやがって……人間が……人間の赤ん坊を殺すわけね……ねえだろ」
この時赤ちゃんの服に倉森さんの血が付着します。
やがて、倉森さんはよろけながら地面へと落ちてしまいます。
倉森さんが赤ちゃんに危害を加える気配を示したあたりで、
ミギーは「田村玲子」から特殊な脳波を感じ取っていました。
「いったいどういう『感情』なんだ……?」
おそらくそれは、家族を奪われた際に新一や倉森さんが抱いた感情と同種のものでしょう。
「田村玲子」は最早1人の“母親”なのです…。
倉森さんのもとへ駆けつけた平間警部補たちは彼の最後のメッセージを受け取り、
公園内の捜索を開始します。
同時刻、ついに「田村玲子」と新一が接触します。
ここで「田村玲子」は新一を見つめながら、前回のエピソードで見ていた
新一の幼い頃の写真を思い浮かべています。
それはまるで、自分の子供が成長していく姿を新一に重ねるかのように…。
もしかして“もう自分の子供の成長を見届けることはできない”と感じているのでしょうか?
「人間にとっての寄生生物<われわれ>」
「寄生生物<われわれ>にとっての人間とはいったい何なのか」
「田村玲子」は1つの結論を導き出しました。
「寄生生物と人間は1つの家族だ 我々は人間の『子供』なのだ」
う~ん、難しいw 現段階ではまだまだ表現が抽象的過ぎて私には理解ができませんね。。
ただ、「田村玲子」はもう人間を単なる食料として見ることはないようです。
また、新一たちが始末されることも望んではおらず、新たな情報を与えてくれました。
なんと、「後藤」は「田村玲子」の実験によって創られた“無敵”の存在であり、
決して戦ってはいけない、とのこと。
完全版 第5巻 第37話にて述べられていた、
“「田村玲子」は「後藤」と「三木」にとっての恩人になる”とはこのことだったんですね!
そして「田村玲子」が続けて「広川」の情報を話そうとした時、
ついに平間警部補と捜査官たちがその場に集結してしまいました!
平間警部補は赤ちゃんの衣服に付着した (倉森さんの) 血からその赤ちゃんを抱く彼女こそ、
「田村玲子」であると確信します。
同時にその場にいた新一に対しても「泉 新一……彼にはやはり何かある……」と、
新一はもう言い逃れが不可能な状況になってしまいました…。
こんな緊迫した状況で今回のエピソードは終了となったわけですが、
次回の展開が全く想像できません。。
非常に血なまぐさい展開になることも考えられますし、
「田村玲子」のことですから、何とかこの場を切り抜ける策を見い出すかもしれません。
いずれにせよ、もう新一はミギーの存在を隠し通すことはできないでしょう…。
どうか「田村玲子」には最後まで生き残ってほしいです!!
◎第48話 ただいま
感想&考察
号泣です…ただただ号泣…。
銃を向けられた「田村玲子」が選択した行動は逃げることでも応戦することでもなく、
抱きかかえた自らの子供をその場で銃弾から守り抜くことでした…。
銃弾の雨の中、「田村玲子」は静かに新一の元へ一歩ずつ近づいていきます。
ミギーは何か魂胆があるはずだと、新一に下がるよう指示しました。
「田村玲子」は考えます。
「まて 新一……ここで逃げられては困る……」
「どうすればおまえを……おまえという人間の心を……」
次の瞬間「田村玲子」は新一の母の姿を借り、新一と向かい合ったのです…。
新一に赤ちゃんを預け、「人間たちの手で普通に育ててやってほしい」と伝えます。
「わかった……心配するな」
「……ありがとう……」
ミギーは「田村玲子」の行動・発言に驚きを隠せません。
そして…。
「……この前人間のまねをして……鏡の前で大声で笑ってみた……」
「……なかなか気分が良かったぞ……」
新一にそう告げ、「田村玲子」は逝きました…。
そのことを悟ったかのように、新一の腕の中で赤ちゃんは泣き出します。
まさか、ここで「田村玲子」が退場するとは…!
内面的に成長し続けていた「田村玲子」は凄く魅力的なキャラクターでした。
“何のために生まれて来たのか?”
「田村玲子」は自らを盾にし、自身の赤ちゃんを守り抜きました。
それこそが、「田村玲子」がたどり着いた1つの答えだったのでしょう…。
さらに、ここからの描写はまさに圧巻でした。
ばらばらに散らばっていたピースが集まっていき、やがて1つカタチへと収束していきます。
新一は、たった今母親を失った赤ちゃんの現状と過去の自分を重ね合わせます。
そして、完全版 第5巻 第36話において占い師に告げられた言葉を思い出します。
「胸の穴をふさぐことができるのは、その穴をあけた相手だけ。 もう一度会うのよ」
新一は先程向かい合った「田村玲子」の姿を思い浮かべます。そして、幻を見るのです…。
玄関が開き、入ってきたのはあの日旅行に出かけた両親です…。
「ただいま」
「……おかえり……」
現実に戻り、新一は涙を流していました。
そこへ、村野さんが駆けつけます。
村野さんがこの場へ向かう際の描写も非常に素晴らしいものでした。
銃声を聞き立ち去ろうとする村野さんの肩にそっと手を掛けたのは亡くなった加奈さんでした。
もちろん、村野さんに加奈さんの霊が見えたわけではないのですが、
何かしらのシグナルを天国から村野さんに送ってくれたのではないか、
と読者に想像させてくれる、心温まる描写でした。。
「新一くん……帰って来たの……?」
「涙が……」
あの日強い憎しみと共に復讐を誓い、村野さんの元から去った新一が
ようやく帰って来たのです…!
いやぁ~泣きました!誰だって泣いちゃうよ、こんなの!w
しかし、これで全て解決したというわけではありません。
新一が今回の件に何かしら関わっているということはもう隠せません。
村野さんに対してもそうです。次回、新一がどのように対処するのか、注目です!
◎第49話 お見合い実験
感想&考察
今回から新章スタートといったところですね!
前回の事件を経て、新一は父親と共にある施設で実験の協力をしていました。
その実験の目的とはおそらく、寄生生物を見分ける加奈さんのような能力者の発見でしょう。
そして、現在見つかっているのはただ1人。今回が初登場となる連続殺人犯の浦上です。
なかなかクレイジーなキャラクターとなっており、警察の言うこともあまり聞きません。
しかし、寄生生物に関しては非常に恐れを抱いているようであり、
おそらく過去にその存在を目の当たりにしているのでしょう。
平間警部補は、新一にも寄生生物を見分ける力があると踏んでいます。
浦上の「自分と同じ能力を持った人間は会えばわかる」という発言から、
今回、新一と浦上を向い合せることになります。
しかし、正確には新一にそのような能力はありません。
そして、右手には寄生生物であるミギーがいます。これは非常にまずい事態です!
今回は何かを感じた浦上から眼をまっすぐ見るよう指示が出されたところで終了となりました。
もしかしてミギーは眠っているんでしょうか?
起きているのであれば浦上にすぐ感知される気がしますね。
しかし、もしそうだとすれば、新一自体に何かを感じ取ったということです。
加奈さん以上に強い感知能力を持っているのかもしれません。
果たして、この浦上が今後のストーリーにどのように絡んでくるのか?
新一は普段の日常生活に戻れるのでしょうか?次巻も楽しみです!!
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ラスト2冊となりますが、私も最後まで楽しみたいと思います!!
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙
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