皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
今回は週刊少年マガジン2020年46号より、
【それでも歩は寄せてくる】の第78局の感想記事になります!




本日発売のマガジンに「それでも歩は寄せてくる」載せてもらってます。明後日には単行本も発売しますのでよろしくおねがいします pic.twitter.com/Jd839N0mbC
— 山本崇一朗.高木14ツバキ5将棋5 (@udon0531) October 14, 2020
目次
◆【それでも歩は寄せてくる】第78局 感想
▼感想&考察
◎第78局
感想&考察
開幕早々、もはやサブリミナル的に差し込まれる『うるし with 牛乳』はさておき(笑)、
(※事の発端については第5巻『第56局』参照)
部室にて歩君と凛ちゃんはいつも以上に白熱した対局を見せていました。
うるし(なんだか今日は 凛ちゃんの歩への指導がすごい)
うるし(なんかあったのかな)
前回ラストで明らかになった凛ちゃんの秘めたる想いと新たな決意を背景に、
不器用な二人が向き合い・結んだ奇妙な協力関係。
それらを経ての今回、ついに『田中歩育成計画』は始まりの時を迎えたのです…!

…というところで、まるで全てを見透かすかのような一言が…。
うるし(ま でも歩もイヤそうではないし 歩と凛ちゃんの戦法も似てるから勉強になるだろ)
二人の関係性や立場、その他諸々の感情までをも包括する、
非常に的を得たうるしちゃんの発言に思わずドキリとさせられますが、ご安心を!
目下のところ彼女の心を刺激するのは別の“変化”…!
うるし(あ もしかして今の私 すっごく部長っぽい!?)
『第72局』より、晴れて“将棋部部長”の肩書きを手にしたうるしちゃん。
欄外の紹介文でも今回のエピソードからようやく≪自称≫の冠が消えているのが面白いところw
これまでずっと願い続けてきた夢の成就というだけでなく、以前から見受けられる
何かと“先輩ぶりたい”一面も相まって、ここ最近彼女はちょっとしたことで浮かれがちです。
つい先日には後輩に追い詰められて“決定的な一言”をゲロっていたことなど、
既に彼女の記憶にはないのでしょう…!w
(※『第77局』参照)


歩「終わりました センパイ 次 入りますか」
二人の対局が終わっても、うるしちゃんは依然浮かれ気分なご様子。
どうやら先程の無意識に自身から溢れ出た“部長っぽさ”がたまらなく刺激的だったらしく、
歩君の問いかけから一拍置いて、彼女が行き着く答えはさらなる部長ムーブの“おかわり”へ!
うるし「ふっ いいよいいよ 今日二人とも燃えてるみたいだし もっかいやりな」
凛 「はい!!」
歩 「ありがとうございます」
うるし(うおおお さらに部長ぽーーい!! ていうか もう これ大人だ)
うるし(私……大人な部長になってしまった)
“大人”というよりも、これはもはや“部長っぽさ”の中毒性にやられた敬われジャンキー娘!
本来“無意識に溢れ出た”あたりが重要なはずですが、目先の刺激第一優先な彼女には戯言同然。
皆さん、くれぐれも『“部長(先輩)っぽさ”は用法・用量を守って正しく使いましょう!』w
そんなこんなで時間は流れ、歩君と凛ちゃんの二戦目が終了。
歩 「センパイ 終わりました」
うるし「うむ そうか じゃあ次入らせてもらおうかな」
歩 「オレからでいいか?」
凛 「私より弱いんだから後に回ってもらえますか」
うるし「まーまー ここは2年の歩からってことで」
凛 「はい!部長」
たとえ協力関係を結んだとはいえ、凛ちゃんにとって歩君が格下扱いなのは今も変わらずw
しかし『格』を重んじる以上、彼女にとって部長命令は絶対な訳で、
こうして本日最初の“うるしちゃん VS 歩君”を始める運びとなりました。
歩 「では よろしくお願いします」
うるし(フフ… 大人な部長としてゆっくりやさしく手合わせして…)
うるし「……ん?」
相変わらず敬われジャンキーな思考に飲まれているうるしちゃんでしたが、
ふと顔を上げて目にした光景を前に、彼女の心をざわつかせたのは新たな刺激…。
うるし(なんか… 近くない…? いや… 歩も私にやたら近い時あるし…)
うるし(運動系の部活やってた人ってこんな感じなのか…?)
いつも寄せられる側だった彼女がここにきて一転、
身を寄せ合う二人を“部外者”のようにして盤面の向こう側から見つめるという構図に…。
歩 「どうかしましたか」
うるし「あ いや! なんでも…」
うるし(いかんいかん 私は今 大人な部長なんだ 気にするな こんなこと…)
一度動揺を押し殺すも、気づけば乙女の中には未知なる感情が芽生えていました。
直面した現実を認めず・許さず・拒絶する、その担い手たるはまごうことなき『嫉妬心』。
脈動新たな感情の赴くままに…。そんな彼女へ残された選択肢はただ一つ。
それすなわち、息つく間もなく修羅首取手<シュラシュシュシュ>♪www
歩 「…しゅ…瞬殺…」
凛 「部長の攻め…早すぎます さすがです 部長」
うるし「ハハ…まぁね」
有無を言わさぬ圧倒的な力の差を突きつけられた歩君。
この一戦で彼は超えるべき壁の高さを改めて痛感し、凛ちゃんは凛ちゃんで
格の違いというものを再認識することになりました。
片や冷静な素振りを見せつつもそのまま席を立ち、後輩二人へ背を向けてしまううるしちゃん。
凛 「あれ!?部長!?次は私では!?」
うるし「ちょっと二人でやってて…」
うるし(なんか…私 今すごく大人っぽくも部長っぽくもないコトした気がする…)
『恋慕の先に嫉妬あり、強さの果てに孤独あり』
凛ちゃんとしては歩君の棋力向上に貢献しているつもりが、一方ではその協力関係こそが
うるしちゃんを“嫉妬の波動”に目覚めさせ、彼女をさらなる高みへ誘うという事態に…w
着実に部全体の力量だけはどんどん上がってきている気がする本作『将棋部』!
文字通り新風巻き起こす“3人目”が加わったことで、恋模様は怒濤の新展開が続く予感です!
というところで第78局が終了。
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◆まとめ
以上が、【それでも歩は寄せてくる】第78局の感想となります。
前回の内容が“新たな分岐点の到来”だと述べましたが、まさしく今回は
うるしちゃんが嫉妬心を募らせた末に思いもよらぬ行動を起こし、かつそれを自覚するという、
本作では大変珍しい構成となりました。
これは今後しばらくストーリー展開の一つの指針となってくる内容なのかもしれません。
“嫉妬する”ということはその奥に“熱い感情が眠っている”のと同義であり、
ここからさらに一歩踏み出した展開なども期待してしまいますね。
それはそれとして『第76局』や今回など、うるしちゃんの棋力向上具合が
ここ最近留まるところを知りません…!w
実際には彼女がふいに本気を覗かせる展開が増えただけなのでしょうが、
先述の通り凛ちゃんが加わったことで『将棋部』の総合力はかなり上がっているはず。
そろそろ他校との交流なんかも見たくなっちゃいますが、おそらく作中の季節はまだ4月~5月。
明らかに進級前よりも物語の進行ペースがゆるやかになってきましたが、
それだけこの一年間で丁寧に描くべき内容が多いということでしょうから、
この辺りは気長に見守っていくとしましょう!
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それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙



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