皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
今回は週刊少年マガジン2019年33号より、
【それでも歩は寄せてくる】の第20局の感想記事になります!




昨日発売のマガジンに「それでも歩は寄せてくる」のせてもらってます。二人三脚してます。よろしくおねがいします pic.twitter.com/sWEK4GSGzj
— 山本崇一朗.高木11ツバキ3将棋1 (@udon0531) 2019年7月18日
目次
◆【それでも歩は寄せてくる】第20局 感想
▼感想&考察
◎第20局
感想&考察
前話にて、マキちゃんのサポートにより
急遽二人三脚のペアを組むことになった我らがバカップル…!w
早速互いの足を紐で結び、準備万端です。
うるし「なぁ やっぱ 身長差ありすぎてムズくないか」
歩 「そんなことないですよ」
うるし「そっかー?」
過去に作者の山本崇一朗先生がTwitterへ投稿されたイラストによると、
うるし:155cm
歩 :178cm
と、実は結構身長差のあるこの二人。
ただし、当時のこのイラスト内容から二人の学年設定が変更されており、
身長の数値設定も多少変わっているかも…?
とはいえ、二人の間になかなかの身長差があることは今も変わらず。
さすがのうるしちゃんも少し不安げな様子です…。

すると、そこへ唐突に現れる新キャラクター!
タケル「よう 歩」
歩君が振り返った先にいたのは、
自分たちと同じような背格好・身長差でペアを組む男女二人組…!
そして歩君に話しかけてきた男子の名は、角竜 タケル!
タケル「悪いがこのリレー 2組のオレたちがとらせてもらう」
タケル「はーっはっは」
それだけ言い残すと、二人はそそくさととその場を立ち去ります。
驚くべきは、足を結んでいるにもかかわらず、
二人は特に声を掛け合うこともなく普通に歩いてみせるという息の合い具合…!
うるし「誰?」
歩 「幼なじみです 二人とも」
さて、今回新たに登場した男女の二人組。
この二人は、本作の原案ともいうべきTwitter漫画にて既に登場しており、
しかもそれとは別に、彼らが主人公の漫画も存在しています。
むしろ、そちらが初登場の場だったので、
後に歩君と共演したことで、
“こいつら同じ世界線で、かつ同じ学校に通っていたのか!?”
という驚きがあった程でした。
で、この二人がまたバカップルなんだなぁ~w(*´꒳`*)
最後にその漫画のツイートを掲載しておくので、
興味のある方はそちらも合わせてご確認ください。
(※Twitter漫画『催眠術の漫画』&『将棋のやつ その16』へはこちらから)
去りゆくタケル君たちの後ろ姿を見つめ、歩君は語ります。
歩 「あのコンビ 二人三脚がめちゃくちゃ速いんですよ」
うるし「へー あの身長差で」
歩 「ええ ですからオレたちも大丈夫です」
まるで自分自身にもそう言い聞かせるように歩君は呟きました。
幼なじみであるタケル君ペアの関係性を、何となく察しているかもしれない歩君。
歩君がつぶやいた“オレたちも大丈夫”とは、
果たして二人三脚のことのみを指していたのかどうか…。
歩 「…と そろそろバトンきますね」
うるし「あ ホントだ」
そうこうしていると、とうとう巡ってきた自分たちの出番。
ここで、うるしちゃんは顔を赤らめながらも、
先輩らしく自ら行動に出ました。
うるし「う…腕を回すぞ」
そう言って、うるしちゃんは歩君の腰に手を回し、彼を抱き寄せました。
『第12局』にて、いわゆる下校デートに歩君を誘った件といい、
何だかんだ積極的な一面も持ち合わせている彼女。
一方、歩君はというと…。
歩 「………オレも…失礼します…」
そう言いながら彼が恐る恐る差し出した左手は、
『スッ』とうるしちゃんの左肩にただ添えられただけ。
大好きな先輩との接触に対して、珍しくカチコチに緊張している歩君。
そんな彼の姿を受け、胸をときめかせる一人の乙女…!w
うるし(なんだ?恥ずかしいのかこいつ? ふふん ちょっとからかってやるか…)
彼が自分のことを、ちゃんと“異性として”意識してくれていることが
嬉しくて仕方ないうるしちゃん。
その反動からか、いつもの仕返しとばかりに
さらなるご褒美を求め、彼女のイタズラ心が炸裂します…!!
うるし「初めての…共同作業ってやつだな」
前回の感想で“大好きな先輩との共同作業”や“ウィニングラン”といった言葉を
少し茶化すつもりであえて使っていましたが、まさか本人たちの口から出て来るとは…!w
では、仕掛けられた側の歩君はどう出るか?
決まってますよね?(o^-^o)
歩 「え?なんですか?よく聞こえなくて」
うるし「もーいい!ほら! バトンくるから」
『世界よ、これが鈍感主人公だ…!!』
都合が悪けりゃ、完全シャットアウト!!w\(^o^)/
ここの拗ねたうるしちゃんのお可愛いことよ…!w

しかし、歩君も内心動揺していたのでしょう。
思わぬトラブルが…。
歩 「じゅあ せーのでいきますよ!!」
うるし「ん?」
歩 「せーの」
うるし「田中!!ちょ… どっちの足からか言え!」
そのままキレイに前方へ倒れ込むバカップル…!w
歩 「す…すみません」
うるし「まったく」
“これだからこの後輩は…”とでも言いたげな彼女でしたが、
直後、まるで赤子のように
歩君に抱き上げられ、立たされる『八乙女 うるし 高校2年生』w
“では仕切り直して”という具合に淡々と進める歩君に対し、
徐々に顔を赤らめ、ふわふわし出す『八乙女 うるし 高校2年生』w
歩 「じゃあ…外側の足からで…」
ふわふわ時間<タイム>なうるしちゃんには、もはや歩君の声は届いていません…!
歩 「いきますよ せーの」
そのままキレイに前方へ倒れ込むバカップル…!w
デジャヴとはまさにこのこと!\(^o^)/
歩 「センパイ…?」
うるし「ゴ…ゴメン…」
何とか再度起き上がり、ようやくスタートを切った歩君とうるしちゃん。
その状況に対し、見守っていた3組チーム一同も
歩君の脚力に期待していただけにショックを隠し切れません。
男子1「おいおいどんどん抜かれてるぞ」
男子2「田中くんでも八乙女さんのカバーはしきれないのか」
すると、今回のペア結成の発起人、マキちゃんが語ります。
マキ「まーいいじゃないですかー うるし がんばれー」
まるで子供の成長を見守る母親のように優しく微笑み、
続けて大きな声で元気よく二人を応援する彼女。
男子3「キミ 体調悪かったんじゃなかったの…?」
という鋭いツッコミなどお構いなし…!
ええ子やでぇ~w(*´꒳`*)
終わってみれば、あっという間の出来事。
結局思うような結果を残すことができなかった二人…。
一時グラウンドから離れ、歩君とうるしちゃんは手洗い場で反省会という雰囲気に。
うるし「散々だったな…」
歩 「そうですね 後半は わりと息あってましたけど…」
歩 「すみません オレが最初にミスったせいで」
うるし「ま…まぁ 気にするなって」
少し落ち込んだ様子の後輩を前に、優しき先輩は語り掛けます。
うるし「いつも将棋で勝負してる田中と力を合わせるっていうのは」
うるし「なかなか楽しかったっていうか」
うるし「って足ひっぱってる私が言うなって話だけど…」
『第15局』にて、将棋が強く・頭も良く・しかも可愛いという
うるしちゃんの圧倒的なスペックを目の当たりにした歩君は、
どこか焦りを感じ、彼女へ短距離走での勝負を申し込んでいました。
それは当時の感想でも述べた通り、
『乗り越えたい歩君と頼られたいうるしちゃん』
という、二人の意識の違いが顕著に表れた場面でもありました。
その後、実際に短距離走での勝負など、紆余曲折を経ての今回のエピソード。
改めて横に並び立ち、共に何かを成し遂げようと
互いに支え合いながら必死に前へ前へと突き進んだ先に至った現在。
歩君の心境には少しばかりの変化が訪れていました。
歩 「…そうですね オレも楽しかったです」
ここで振り返りたいのは、本作の1つの転換期でもあった第1巻『第9局』。
そこでは、落ち込むうるしちゃんの隣へと歩君が腰掛け、
優しく彼女を励ます姿が描かれていました。
そして産声を上げたのは、乙女の恋心。
以降、うるしちゃんの中の世界は鮮やかに色づき、
今も尚、彼女を日々悶えさせ、ときめかせています。
いつも向き合ってばかりの二人が、肩を並べることで訪れたのは『彼女の変化』。
そして今回、寄り添い、支え合い、横に並び立つことで訪れたのは『彼の変化』。
歩 「初めての共同作業でしたね」
うるし「お前あの時 絶対聞こえてたな!?」
ギャグテイストなオチでありながら、
それは彼からの、あるいは作品自体からのちょっとした意思表示とも受け取れます。
突き付けられた現実から目を背けるような“鈍感主人公”。
今回の彼の最後のセリフは、
そこからの“卒業”、その“第一歩”を意味しているのかもしれません。
それこそまさに、『第15局』から今回までの流れを通じて、
本当の意味で彼が想い人へとまた一歩“歩み寄った”、ということではないでしょうか。
しかし、歩君のうるしちゃんへの告白にかける情熱・想いの深さは、
これまでのお話からでも十分に伝わるところ。
おそらく、真正面から「お前 私のこと好きだろ!!」と突っ込まれても、
今はまだ素直に答えることはできないでしょう。
ですが今回の一件を通し、乗り越えるのではなく、
共に寄り添い・支え合いながら前へと歩みを進めるという新たな視点を彼は得ました。
たとえ乗り越えることが叶わずともいつの日か、
大好きな先輩から投げかけられたむき出しの愛情表現を
ありのまま受け止め、そしてさらに深い愛情をもってその秘めたる想いを打ち明ける。
そんな眩しい程に煌めく明るい未来が待っているのかもしれない、
そう思わせてくれる素敵なエピソードとなりました。
というところで第20局が終了。


作者のツイート(『催眠術の漫画』)
催眠術の漫画かきました pic.twitter.com/selDsaqNK3
— 山本崇一朗.高木11ツバキ3将棋1 (@udon0531) 2018年8月19日
作者のツイート(『将棋のやつ その16』)
将棋のやつ その16 pic.twitter.com/KAwWrMr8Vi
— 山本崇一朗.高木11ツバキ3将棋1 (@udon0531) 2018年9月25日
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◆まとめ
以上が、【それでも歩は寄せてくる】第20局の感想となります。
読後の率直な感想としては、“お見事!”といったところ。
前回の感想記事のまとめでも述べたように、
第2巻の最初に収録されることになる『第15局』からの一連の展開には
共通した大きな“流れ”を感じていました。
それが今回のエピソードをもってビシッとつながった印象を受けます。
そして、前回のマキちゃんに続き、
今回も二人の新キャラが登場となり、ますます物語の世界が広がってきましたね!
しかもこの運動会編はまだ1話残っているとのこと…!
どのような着地をみせてくれるのか、非常に楽しみですね!
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙



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