皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
今回は週刊少年マガジン2021年6号より、
【それでも歩は寄せてくる】の第88局の感想記事になります!
(※当サイトでは『マガポケ』で無料公開された後にその感想記事をアップしています)
マガジン発売してます。今週の「それでも歩は寄せてくる」はGWの予定の話です。よろしくおねがいします pic.twitter.com/UTzmRDvv28
— 山本崇一朗.高木14ツバキ5将棋5 (@udon0531) January 7, 2021
目次
◆【それでも歩は寄せてくる】第88局 感想
▼感想&考察
◎第88局
感想&考察
うるしちゃんより先に部室で対局を始めていたのは似た者同士の後輩二名。
このように“うるしちゃん不在”でもしっかり部として機能している描写を見ると、
彼女たった一人で盤面と向き合っていた日々は今や遠い過去なのだと痛感させられ、
なんともしみじみとした思いでいっぱいになりますね。
うるし「そろそろGWだなー」
歩 「ちょうど凛とその話してたところです」
凛 「部長は何か予定あるんですか?」
うるし「予定…」(特にないけど なんか… ないって言うの恥ずかしいな…)
しかし、正式に『部長』という肩書きを得た今でもなお、
まだまだ自分を“大きく”見せることに余念のないミニマム・シャイガール!w
うるし「まぁ色々…と」
意外とパワータイプな一面もある彼女が相変わらずの力技で押し切り(笑)、
そのままなんとか話題転換を図ろうと試みますが、そこには新たな窮地が…!
うるし「ふ…二人はどうなんだ なんかGWの予定あるのか」
凛 「私は初日に家族で母方の祖母に会いに行く予定です」
うるし「へーいいなー 歩は?」
歩 「オレですか オレはセンパイ次第ですね」
うるし「ん?どゆこと?」
歩 「もしよかったらGW最後の日 遊びに行きませんか」
うるし(遊びにって…え? それってつまり… デートの誘い…ってコト!?)
早速持ち前の読解力(※妄想力)で迷走し始める乙女の胸中ですが、
ここで少し振り返ってみると二人が自他共に認める“初デート”をしたのは去年の文化祭でのこと。
(※第3巻『第32局』参照)
その後も一緒に帰ったり・電話でお話したりと十分イチャイチャな日々を過ごしているものの、
二人が休日に“待ち合わせ”をして学外で一緒に遊んだことは未だにありません。
簡単に超えそうで超えられない、微妙なラインの瀬戸際で赤面少女の鼓動は高鳴るばかり…!
うるし(いやいやいや 凛ちゃんが目の前にいるんだぞ!?何言ってんの!?)
冒頭の通り、ここはもはや二人だけの空間ではありません。
“イチャイチャ波動の予感”でこれでもかと緩んだ心を立て直しつつ、
チラッと凛ちゃんの様子を窺ううるしちゃん。………ところが!!
うるし(!?いや でも凛ちゃんもなんか平然としてるし)
うるし(何これ 運動部だとこういうのフツーなのか!?)
うるし(だとしたら…ここで焦ってはマズい…ヨユーのある大人の対応をしなければ)
うるし(見せてやる!私のセンパイっぷりを…)
予想外な凛ちゃんの落ち着きっぷりを前に、徐々に崩れ始める乙女の常識…w
そんな彼女が行き着く先はつい先日失敗したばかりの
“大人な自分、見せたりまんがな”精神<スピリット>!
(※第6巻『第78局』参照)
決意新たに気持ちを整え、いざ“アダルトうるし”のお披露目へ…!!
うるし「い…いいぞ…最終日…空いてるし…」(照れちゃった)
はい、『ダメ~♪』www\(^o^)/
ここにきて“トム・ブラウン”精神<スピリット>の方を炸裂させてしまうという、
やっぱり“ミニマム・シャイガール”極まりないうるしちゃん…w
とはいえ、これで歩君とデートの約束ができた訳で、とりあえずは一安心………のはずが!!
歩 「ありがとうございます」
凛 「よかった 楽しみです!」
うるし「ん?」
凛 「集合は13時でいいでしょうか」
歩 「オレもそれくらいがいいな」
うるし(んん!?)
仄かに感じた“違和感”を『名探偵URUSHI』は見逃さない。
焦らず・乱さず・悟らせず、探ってみせようその“違和感”!
うるし「……えっと …タケルも来るのかな」
歩 「あとで聞きますけど 多分 大丈夫です」
うるし(あぁ そういうことね… 将棋部でってことね)
“浮かれた心”は人知れずただ虚空へ消えゆくのみ…!w
しかし、その事実こそが少女の胸に潜む熱い想いへ光を当てることに…。
うるし「ハァ…」(……あれ?なんで私ガッカリしてんだろ…)
うるし(もしかして 私…そんなに歩とデートしたかったのか…!?)
歩 「楽しみですね センパイ」
うるし「…はい」
歩 「どうかしたんですか?」
我らが純粋乙女は動揺するとついつい敬語になってしまいがち…w
思いがけず垣間見えた自らの本心に、今はうつむき恥じらうことしかできません。
一方、彼女の想いが大きくなればなる程、歩君の“将棋で勝ってから告白する”という目標が
より困難になってきている気もする今日この頃。
凛「田中さん これで詰みです!!」
歩「な…!!」
果たして彼が追い詰められているのは盤上のみか、否か。
いつ本心が溢れ出るかも知れぬ想い人からの追求に彼は耐えられるのか。
次号よりドキドキのGW編へ突入です…!!
というところで第88局が終了。
=======※追記_ここから=======
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◆まとめ
以上が【それでも歩は寄せてくる】第88局の感想となります。
今回は久しぶりに本編の時期・季節を読み取れる内容でしたね。
進級&新学期の始まりが描かれたのが第5巻『第68局』でのこと。
今回はGW目前ということで、ここまでがまるっと4月中の出来事ということです。
以前も述べましたが、明らかに進級前よりも丁寧に時を刻むようになっており、
単純に“今の倍=あと5、6冊で終幕”とはならないでしょう。
新キャラも加わったことで、ここからどのような掘り下げが待っているのか大変楽しみなところ。
また、近況報告で触れた通りTVアニメ化決定を記念して2本のCM動画がYouTubeで公開中です!
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それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙
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