皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
今回は週刊少年マガジン2021年19号より、
【それでも歩は寄せてくる】の第101局の感想記事になります!
(※当サイトでは『マガポケ』で無料公開された後にその感想記事をアップしています)
今週の「それでも歩は寄せてくる」はお参りしてたりします。よろしくおねがいします pic.twitter.com/jDwMRvuxT0
— 山本崇一朗.高木14ツバキ5将棋5 (@udon0531) April 7, 2021
目次
◆【それでも歩は寄せてくる】第101局 感想
▼感想&考察
◎第101局
感想&考察
前回から引き続き『恋愛スポット巡り』敢行中のうるしちゃん&マキちゃんペア。
次に彼女たちが訪れたのは縁結びの神様で有名な『地主<じしゅ>神社』です。
ユニークな観光名所ばかりのこの場所で、二人が最初に注目したのは『恋占いの石』!
マキ「目つぶってこっちの石からあっちの石まで行けるとご利益あるんだってさ」
この石ですが、近年の研究でなんと縄文時代の遺跡であることが証明されているらしく、
恋愛云々を抜きにしても非常に興味深い代物だったりします。
ただし、ここにいるのは花も恥じらう乙女ざかりな女子高生二人組。
“抜く”どころか恋愛マシマシ・本命バリカタ・煩悩ダダ漏れでお送りする、
今回はそんな祈願式ブラインドウォークからの幕開けです!
まずはうるしちゃんからの挑戦。
“楽しそう”とゲーム感覚で始めたのも束の間、彼女は視覚遮断の恐ろしさを思い知ることに…!
うるし「なにこれ…まっすぐなハズなのにこわ!とにかくまっすぐ歩けばいいんだよな」
マキ 「うるしーズレてるよ 右 右ー」
うるし「え!?右にズレてるのか!?じゃあこっち!?」
マキ 「ちがうよー 右に進めってことー」
大変微笑ましい彼女のザコ可愛さが光ったところで、
触れておきたいのは今の状況が示している“意味”について。
実はこの挑戦、先程マキちゃんが語った内容には補足事項があり、
ただ単に辿り着ければ“恋が成就する”という話ではないのです。
重要なのはその工程。恋が成就するまでの期間がわかるとされており、
一度で辿り着ければ早く・トライの回数が重なれば重なる程に遅くなる、とのこと。
そして、今回のうるしちゃんのように周りからアドバイスをもらいながら辿り着いた場合、
恋愛面でも同じく“人の助けを借りることで恋が成就する”とされているのです…!
心に灯った淡い輝き信じて、暗中模索で恋愛街道を突き進む。
そんな彼女を見守り・導く周囲の後押しこそが最後の一歩を促す大きな要因に…。
前回のおみくじ結果と同様、今後の展開と照らし合わせていきたい内容となりました。
(※『第100局』参照)
なお、大切な補足事項はもう一点。
マキ 「ちなみに途中で目開けると悪いコト起こるよー」
うるし「はぁ!?そーゆーコトは最初に言え!!」
皆さんも現地へ赴いた際は十分な説明と情報をしっかり得た上でトライしてみましょう!(o^-^o)
うるし「はぁーいけたー」
マキ 「よかったね うるしー」
マキちゃんのアドバイスもあり、何とかゴールの石まで辿り着けたうるしちゃん。
一方、そのマキちゃんはノーミス・ノー躊躇で流れるようにこれを完全制覇!
ビビっときたならそのまま迷わず豪快に一直線。
もしかすると彼女ら同期の中で一番最初に結婚するのは案外マキちゃんなのかも?w
その後も『八坂庚申堂<やさかこうしんどう>』や『安井金比羅宮<やすいこんぴらぐう>』など
二人は観光名所を“巡っては祈願して”を繰り返し、そうして本日最後に訪れたのがこちら!
マキ「よーしじゃあラストはやっぱり下鴨神社ー!!」
こちらも縁結びや安産などのご利益がある観光名所として非常に有名な場所ですね!
さて、到着してすぐマキちゃんから恋が成就するようにしっかりお参りしようと念押しされるも、
うるしちゃんのスタンスは依然変わらず。
うるし「何度も言ってるけどさー 私 歩のこと…そんなんじゃないから」
彼女が相変わらずの言い訳を並べている内、気づけばあっという間の拝殿前。
本日最後のお参りとあってか、マキちゃんの言葉も踏まえて
うるしちゃんは今一度自分の気持ちを見つめ直してみることに。
うるし(うーん…恋愛成就のお願い…ハズいんだよな)
うるし(歩の方が…たぶん私のこと好きってだけで 私は…そういうんじゃないし…)
まるで本心を覆い隠すように並べた言葉とは裏腹に、
彼女の内から溢れ出るのはいつも自分を敬い・慕ってくれる可愛い後輩への熱い感情。
旅行前夜にわざわざお守りを届けてくれた彼のように、自分もここで何か…。
うるし(歩のためになにか…祈願してやるか…)
うるし(恋愛祈願じゃないからご利益あんのかわかんないけど)
うるし(歩がもっともっと将棋強くなりますように……)
“彼のために”と少女が祈った無垢なる願いはまわりまわって『恋愛祈願』本領発揮の独壇場。
より強く・ならばより早く、二人の未来は視界良好。
“その瞬間”へと時を刻む運命のカウントダウンはこうして静かに加速していくのでした…。
というところで第101局が終了。
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◆まとめ
以上が【それでも歩は寄せてくる】第101局の感想となります。
前回の恋みくじもそうでしたが、今のところ修学旅行編では主人公二人が離れ離れになることで
その間に両者が“自分の恋心と向き合う”という側面がある一方、
今後の展開を示唆する描写や伏線が至る所に配置されている、そんな印象です。
“二人が次のステップへ進むための準備期間”とも受け取れますが、
なんだったら“最終調整期間”であって、この長編終わりから
いよいよ新たな関係性に発展する予感すらしてきているのですが、果たして…。
また、最新コミックス第7巻の帯の通りTVアニメ化の方も絶賛企画進行中とのこと。
ショートアニメではなくがっつり30分枠になることは既に明かされており、
もしかすると1クール(12~13話)で進級前の1年(12ヶ月)を綺麗に描き切る構成だったり?
こちらも詳細な続報が楽しみですね!
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙
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