【火ノ丸相撲】第228番「冴ノ山という男」感想

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皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。

今回は、週刊少年ジャンプ2019年11号より火ノ丸相撲】第228番の感想になります。

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では、以下より感想&考察となります。

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◆【火ノ丸相撲】

▼感想&考察

◎第228番 冴ノ山という男

・入門

『はっきよい!!』
開始と同時に刃皇へ渾身のぶちかましを決める冴ノ山関
見守る柴木山部屋の面々も応援に熱が入ります。

そして、ここで差し込まれる冴ノ山関の過去

冴ノ山紀洋 28歳。
彼は中学を卒業と同時に柴木山部屋へ入門しましたが、なんと相撲経験はありませんでした

小・中と野球に打ち込んでいた彼を、
その体躯に惚れた柴木山親方が毎週のように勧誘に来ていたのです。
そして、彼が相撲を始めるきっかけとなった要因がもう一つ。
それはあの日見た大相撲。

冴ノ山「見に来て正解でした」
冴ノ山「僕 こう見えて好奇心旺盛なんです」

彼がその日目撃したのは横綱。力士が目指す頂き。

こうして彼は柴木山部屋へと入門したのです。

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・埋もれた世代

柴木山の稽古は厳しかったものの、元々の体の強さと器用さ、勉強熱心な性格もあり、
順調に番付を上げていき19歳で十両昇進を果たしました。

この時、四股名を本名の長谷川から冴ノ山へと改めます。
駿海さんはこれより前の時点で彼と交流があったからなのか、
今でも「長谷川」と呼んでいますね。

その後、20歳で新入幕。
この頃はまだ周囲の期待も大きかったようです。

しかし、外国人力士全盛の幕内上位の壁は想像以上に厚く、
膝の怪我もあり幕内中~下位で足踏みが続きました。

世間はそんな日本人力士のふがいなさから、大相撲の外の「国宝」達に夢を託していました…。

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・火ノ丸との出会い

冴ノ山関も自身への期待が薄れていくのを感じており、焦り苛立っていた…、
…まさにそんな時の事でした。

”が柴木山部屋へと現れたのです…!

火ノ丸「まっ…待っとくれ関取!
冴ノ山「もう十分でしょう」
冴ノ山「君は決して弱くない 高校相撲ならそれなりに結果も出せるでしょう」

火ノ丸「………それなり…それなりじゃいかんのですよ…!」
火ノ丸「ワシも関取と同じ 大相撲の『横綱』になるんです!」
火ノ丸「引き下がれん理由ならこれで十分でしょう!!

この出来事はまさしく、第5巻 第43番『炎と水』で描かれていた一幕。

彼は国宝鬼丸国綱こと、潮 火ノ丸
やがて、彼は冴ノ山関の兄弟弟子となりました。

・兄弟子として

火ノ丸が柴木山部屋で二人目の関取となるまでそう長い時間はかかりませんでした。
冴ノ山関にとって弟弟子の昇進は嬉しかったと同時に、
自身と対等以上に渡り合い、同じ頂を目指す存在は脅威でもありました。

後に冴ノ山関はこう語ります。

「…ずっと考えていました 私と国宝達との違いは何か」
「たまに稽古で肌を合わせる事があっても」
「『体』も『技』も私が彼等に大きく劣っているとは思えない…」

「ですが結果として私はここ一番で勝ち切れず 童子切 草薙にあっさり番付を抜かれた」
「このままでは鬼関に抜かれるのは時間の問題だと…」

「そんな矢先でした…鬼関が怪我をしたのは…」
「ショックでした かける言葉も見つからなかった…」

そこで、取材に応えていた冴ノ山関は、
柴木山部屋の土俵の隅にできた“くぼみ”についてふれます。

「へこんでいるでしょう 休場中 彼はそこでずっと四股を踏んでいた…」
「皆が相撲を取る様子を道場の隅で見ながら…」
「ゆっくり…腐らず…黙々と…地面がえぐれる程に…」
「あぁこれが…『心』の強さだと…」


そして、そんな火ノ丸の『心』の強さを間近で感じた冴ノ山関自身にも変化が起こります。

彼はそれまで執着していたゲン担ぎを自身の心の弱さの象徴と捉え、
その日を境に全て止めました。
かつては息抜きとして色々と手を出していたビリヤードなどの趣味も、
相撲を取れない火ノ丸の前でいい加減な姿勢は見せられないと、
めっきり行わなくなっていました。

「今の私ではどんな言葉も軽いだけ…可愛い弟の為に私が本当にすべき事は」
強い兄になって稽古場で待つ事だけだと…」

冴ノ山関は新弟子の頃以上に泥にまみれました。
巡業では積極的に横綱・大関の胸を借り、出稽古も相手が嫌がるまで続けたのです。

御手杵「もう来るなって言ったでしょ…」
土俵に倒れ、そう叫んでいたのは御手杵関

御手杵「これ以上やったらこっちの拍子が狂っちまいますよ!!!」

かつて御手杵関との取組を苦手としていた冴ノ山関。
しかし、何度も彼に挑み続け、ついに彼に土をつける程になっていたのです!
この御手杵に挑み続けた冴ノ山関という構図は、
かつての冴ノ山関に挑み続けた火ノ丸という構図と全く同じものです。
彼は火ノ丸に感化され、進化を遂げていました。

それにしても、前々から思っていましたが御手杵関って実は凄くいい人ですよねw
かつて、口ではいろいろと冴ノ山関を挑発していた彼ですが、
結局いつも相手をしてあげている訳です。
私はてっきり彼は冴ノ山関の因縁の相手として用意された存在とばかり思っていましたが、
まさかこういった意味合いで、
冴ノ山関の成長を物語るキーパーソンとしての役割があったとは…!

『「苦手」が「得意」に…「自信」になるまで…』

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・引き下がれない理由

場面は冒頭の取組前夜へ。
火ノ丸に対し、対御手杵の注意点を指導する冴ノ山関。

火ノ丸「…ワシにも何か冴さんに出来る事はありませんか」
火ノ丸「ワシなんかの事より…冴さんの明日の相手は…」

彼がそう言うのも無理はありません。
なんせ、七日目 結びの一番として冴ノ山関が対するのは横綱・刃皇…!

そこで、冴ノ山関の目に入ったのはドアの傷
それはかつて苦しみをすべて一人で背負い込み、殻にこもってしまった火ノ丸を救うため、
レイナが蹴り破った際についた傷跡…。

その傷跡に触れた冴ノ山関は、火ノ丸に振り返り笑顔でこう語りました。

冴ノ山「兄を ナメるなよ」

そして、舞台は再び冒頭の取組へ。
既に二人は土俵際。冴ノ山関の押しに耐える刃皇。

ここで再び描かれるのは、もはやお馴染みの刃皇裁判!w
“お前はお呼びじゃないんだよ”と非難轟々で、罵倒を浴びせられた冴ノ山関は語ります。

(相撲に必要ない物を片っ端から手放していく内に気づいた…)
(結局本当に欲しいものは横綱意外にないのだと…)

「下がる訳にはいきませんよ…」
「大相撲の『横綱』になるんです」
引き下がれん理由ならこれで十分でしょう!!


それはかつての火ノ丸のセリフ…!!

そして、この取組を見守っていた駿海さんのセリフがこちら。

(相撲は一瞬の競技…ゆえに「」が大事)
(昨日の黒星をバネにより集中力を高めた冴ノ山に対し)
(相手を見ようともせず乱れ切った「」で土俵に上がった時点で)
勝負は決まっていたのだ…

描かれたのは土俵を出てしまった刃皇の右足…!
誰にも倒すことなどできないのではないか、そう思える程に圧倒的だった刃皇という存在。
そんな強大な相手を打ち倒したのは、埋もれた世代とされながらも、
それでも尚挑み続けた一人の力士、冴ノ山関でした…!
というところで、第228番が終了。

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◆まとめ

以上が、火ノ丸相撲】第228番の感想となります。

まさか、今回の九月場所で最初に刃皇を倒すのが冴ノ山関になるとは、
全く予想していませんでした…!
そして、その冴ノ山関に多大な影響を与えたのは火ノ丸であり、
この二人が互いに高め合い切磋琢磨する素晴らしい兄弟弟子になっていることが
今回のエピソードからも十分に伝わり、非常に胸がアツくなりました。

ちなみに、冴ノ山関がかつては息抜きとしていろいろな趣味に手を出していた、
という場面でビリヤードに堀ちゃんを誘っていたことが描かれていましたね。
前々から予想はしていましたが、やはりこの二人、相当イイ感じなのではないでしょうか?w

次回では、この冴ノ山関の勝利の余波が描かれるでしょうから、
堀ちゃんのリアクションにも注目したいと思います!!
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙

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