皆さん、こんにちは!エンタメ侍です。
今回はゲームソフト【天穂のサクナヒメ】のプレイ感想として投稿していた
過去の【近況報告】を1本の記事としてまとめ、本作の魅力を順にご紹介していきます。
目次
◆【天穂のサクナヒメ】プレイ感想
▼はじめに
2020年11月12日に発売されて以降、その計算し尽くされた無駄のないゲームデザインと
あまりにもニッチすぎる制作側の作り込み&こだわりによって瞬く間に話題沸騰となった
まごうことなき名作ゲームソフト【天穂のサクナヒメ】!今回はこちらをピックアップ!
正直なところ、世間的にはもう充分盛り上がりきって満喫し終えた後かと思われ、
やはり“今更”感は拭い去れないものの、何を隠そう私がクリアしたのはつい先日…!
そして“今更”ながら想いが溢れる程に感動しちゃったのだからもう仕方がない!w
少し振り返りますと私が初めて本作に惹かれたのは約4年前、YouTube上で公開された
以下のティザートレーラーを視聴してのことでした。
まだこの段階だとボイスは入っておらず、細かい部分では絶賛調整中だったのでしょうが
発売後のものと見比べても違和感がなく、既に製品版クオリティといって差し支えない
素晴らしい仕上がりになっているので本当に驚きますね!
また、先のトレーラーでは“PlayStation4用ソフトウェア”となっていますが、
後にNintendo SwitchとPCが対応プラットフォームとして追加されることになりました。
それだけ本作への注目度と期待値がここからさらに高まっていったのでしょう!
そしていざ発売日を迎えてみればパッケージ版は軒並み売り切れ&入荷待ち!
『令和の米騒動』とまで称されたこの予想以上の反響具合でますます注目を集めていき、
最終的にはゲーマーのみならず農家の方々、さらには農林水産省までをも動かす事態に発展。
世界累計販売本数が100万本を突破(※2021年6月4日時点)したことなども含め、
本作は同人ゲームサークル『えーでるわいす』が制作した完全新規タイトルでありながら
こうして名実ともに近年稀にみる大成功を収めた傑作コンテンツへと相成ったのです!
今回はまず本作のプレイ感想として投稿していた過去の【近況報告】2点をまとめていきます。
『◎プレイ開始当初の感想』と『◎ゲームクリア後の感想』、どちらも今以上に
より感情がむき出しになっている時期であり、特にクリア後の感想は想いが溢れすぎて
“今更”にもかかわらずめちゃくちゃ語ってしまっていますので(笑)、
“様子見していたけど手を出そうかな?”とお悩み中だった方はご参考までにどうぞ!
また、感想では触れていない他の印象深かった内容も『▼お気に入り場面』として
最後にまとめますので、そちらも合わせてお楽しみ下さいませ!m(_ _)m
ちなみに公式側の新たな動きとしては、2022年2月19日(土)に
【天穂のサクナヒメ オンラインライブ 奏祭 ─かなでまつり─】が開催予定です!
なお、MCは主人公『サクナヒメ』を演じた大空直美さんとなっています。
後述の通り、本作は楽曲面でも非常に素晴らしい仕上がり・構成であったため、
こういったライブイベントに興味を持たれている方も大勢いらっしゃるはず。
参考例として過去に開催されたオンラインコンサートの模様が以下の通り、
現在YouTube上で公開中ですので気になる方はこちらもチェックしてみて下さいね!
ということで、今回は大きく以下の2項目に分けた構成でまとめたいと思います。
▼感想まとめ
▼お気に入り場面
それでは以下より順にまとめていきます。
オンラインライブまであと5日!
本編告知映像を公開いたしました!
総出演者34名と2会場の撮影による多彩な映像でサクナヒメの楽曲をお届けいたします。オンラインチケットは好評販売中! #SAKUNAhttps://t.co/P0QC1slyhO pic.twitter.com/8S60pLSrUb
— 天穂のサクナヒメ オンラインライブ 奏祭 ─かなでまつり─@2022/2/19 (@kanadematsuri) February 14, 2022
▼感想まとめ
◎プレイ開始当初の感想
※2020年12月13日の近況報告より。
先月末ぐらいから少しずつ進めているゲーム作品がありまして、
それがこちら!Switch版【天穂のサクナヒメ】です!
画像の通り、私は『彩色画集付限定版』を購入しました。
PS4版も出ていますがゲーム性からして携帯ゲーム機との相性が抜群であり、
ちょっとした移動の際など時間を見つけてはこのSwitch版を楽しんでいます。
『米づくりシミュレーション+横スクロールアクション』というゲーム内容ですが、
この二つの要素がうまい具合にかみ合っていて相互に作用しているのです。
米づくりで困ればアクション(※素材・アイテム集め)へ。
アクションで困れば米づくり(※能力強化)へ。
ゲームサイクルに無駄がなく、普通にプレイしていれば
提供されている要素を片っ端から満喫しているカタチになります。
また、時間の流れもなかなかシビアなので
もうちょっとアクションがしたい・米づくりがしたいと思っていても
ある程度で切り上げてもう一方のパートへ移る必要が出てきます。
この“もどかしさ”がまた“次のプレイ”を欲する絶妙なスパイスとなっているのでしょう。
そして、なんと言っても“おひいさま”こと、
主人公『サクナヒメ』の愛らしさがこの作品の魅力を何倍にも大きくしています!
巷では“メスガミ稲作わからせゲー”とか言われている通り(笑)、
序盤こそ何かと高慢で楽をしたがる彼女に苦笑させられますが、進めていけば
見え隠れしてくる彼女の心根の優しさや慈愛の精神に思わずほっこりさせられます。
周囲を固める“人の子”たちとも仲間として・疑似家族として
徐々に確かな絆を構築させていく、その過程が非常に心地いい!(*´꒳`*)
貧しい生活に耐えられず一人泣きじゃくって逃げ出した一幕も、今となっては良い思い出です。
(※島周辺の海や吹雪が怖くて、結局泣いて帰ってきましたが…w)
発売直後は売り切れ続出で入手しづらい状況が続いていましたが、
現在はある程度落ち着いてきた感じでしょうか。
好き嫌いはあれど、本作が“挑戦的な一作”であることは間違いありません。
新たな方向性を打ち出した農作業シミュレーション。
より洗練された昔懐かしい横スクロールアクション。
生き生きとした魅力的なキャラ同士の掛け合い・絆の物語。
プレイしてまず“損をしない”ゲーム作品であり、多くの方にお勧めしたい一作です。
機会がありましたらぜひ一度チェックしてみて下さいね!
では、私は4年目の稲作があるのでこれにて…!w
最後に以下、序盤でお気に入りのサクナヒメ語録3点。
「はぁぁあああん!!!」
「ど、どうした…ついに頭に来たか?」
「おお?よいぞ、わしを褒めよ、称えよ!」
◎ゲームクリア後の感想
※2022年2月3日の近況報告より。
ちょっと今更な報告になりますが、年末年始でのめり込んだ作品が2点ありまして
その内1点がこちらのゲームソフト!Switch版【天穂のサクナヒメ】です!
当時の近況報告の通り、本作をプレイし始めたのは2020年の12月頃。
今回の年末年始でクリアということで“約1年かけての攻略”になりました!w
相変わらずのマイペース際立つ進行具合ですが(笑)私の場合本作に関しては
ここ2回の年末年始でがっつりと時間を設けてクリアした感じなので、
メインストーリーだけであれば大体1か月程でクリアできるボリュームだったしょうか。
まぁ、やり込みだしたら“終わりのないゲーム”ではあるでしょう。
『米づくりシミュレーション+横スクロールアクション』の妙は前回述べた通り。
今回はそのまま終幕まで進め、改めて“なんと美しく尊い物語なのか!”と驚嘆した次第。
気を配り・手を加えながら稲の成長を日々優しく見守るが如く、我々プレイヤーは
主人公『サクナヒメ』とその仲間たちの成長を合わせて見守っていくことになります。
それこそ彼女が豊穣神として皆を導く存在であるように、我々プレイヤーは
神の視点をもって物語全体をあるべき方向へと導く存在な訳です。
そうした中で、神の身でありながら共に汗を流し・田を耕し・日々の恵みを分かち合う、
そのようなサクナヒメの“寄り添い”続ける姿勢には独特の没入感があり、まるで
プレイヤー自身もこの地に降り立ち共に過ごしているような感覚をいつしか覚えます。
本作が日々の積み重ねの象徴たる『稲作』を本格的に主軸へ置いているからこそ、
経験や成長、さらには交流や親睦といったその他の積み重ねにも必然的に深みが増し、
先の洗練されたゲームサイクルと相まって唯一無二な疑似体験を生み出しているのです。
そしてこれらの要素が実を結び、最高潮を迎えるのはなんといっても本編ラスト。
騒動の元凶であった『大龍』をついに打ち倒し、再びヒノエ島へと舞い戻ってきた
サクナヒメとタマ爺の何気ない最後のワンシーンに注目。
見事大役を果たし一息ついたのも束の間、慣れ親しんだヒノエ島の自然豊かな風景を前にして
彼女が“次の一歩”を踏み出したのはそれからすぐのことでした。
サクナヒメ「うん、帰ろう」
かつては頂の世で何不自由なく贅沢三昧な暮らしをしていた彼女も、自らの行動に加え
仲間たちとの共存・協力関係を糧に数多の苦難を乗り越え、既に大きく成長を遂げた後。
この最後のセリフには、今や彼女にとって最も心安らぐあの愛しき“我が家”こそが
自らの帰るべき場所なのだと、そういった誇りや信念にも近い確固たる意志が窺えます。
彼女がその境地へと至るまでの心境変化の数々を大変丁寧に描いてきた本作。
それ故に、ここから一切の迷いなく堂々と歩みを進めるサクナヒメの姿がひと際逞しく、
これ以上ない程に尊く映るのです!これぞ我らが豊穣神!これぞ我らがおひいさま!!
そしてクライマックスを彩る楽曲がこちら、本編でも歌い上げていたあの印象深い名曲!
『ヤナト田植唄・巫 ―かみなぎ―』!
制作サイドから“全てが田植唄につながっていた”というこぼれ話も出ているように、
本作は楽曲においても入念な調査と計画のもとに作り込まれており、最後に流れるこの
完全版 田植唄へと物語・テーマ・感情さえもが収束していく仕掛けとなっています。
その感動体験は実際にプレイして確かめて頂くとして、個人的に興味深かったのは
この楽曲に込められた『神様との向き合い方』についてです。例えば以下の歌詞内容。
共に見降ろしとくれ
四方に広がる金色を
これぞ吾らが誉
田植唄が神様への感謝を歌い上げたものであることは大前提。
その上で、少なくともこの唄の主にとっての神様とはただ天に向かって崇め奉るような
“見上げるだけの存在”ではなく、むしろ肩を並べて日々の進捗・成果を共に見守ってほしいと
そう願いたくなる“寄り添ってくれる存在”、そのように私には感じられました。
それこそまさに本作での“サクナヒメの立ち位置”であり、もっと言ってしまえば
先の通りここまで一緒に物語を導いてきた“プレイヤーの立ち位置”でもあるのです。
あらゆる心理を包括し一種の宗教観も窺える、そんな名曲が満を持して披露される中、
画面いっぱいに映し出されるのは開拓後に大きく広がった美しい田園風景。
これもまた積み重ねてきた輝かしい軌跡の一端であり、田植唄と相まってその効果は絶大。
こうしてプレイヤーの心に際限なく染み渡る万感のエンドロールが完成し、最後には
この先に待つ“新たな旅立ち”の一幕も差し込まれ、涙腺はさらに刺激されることに…。
皆の“その後”の記述に関しては“伝聞形式のもの”と“断定しているもの”に分かれており、
誰が・どの時点で書き記したものなのか、この辺りを想像する楽しみもあるでしょう。
そこからさらに場面は移って、物語を締め括るにふさわしい随分見慣れた『稲作』模様へ。
新たな実りを育まんと、これまで同様汗を流して田を耕し尽力続けるその姿こそ、
此度の一件で彼女がようやく至った誉れ高き“自らの生き様”!
時に寄り添い・時に導く、これぞ『豊穣神 サクナヒメ』の在り方なり!!
『土に根付いて鍬を振り 実りを武に変え、邪を秡う』
和風アクションRPG【天穂のサクナヒメ】、これにて堂々の終幕です!!
何度でも言いましょう。本作はプレイしてまず“損をしない”ゲーム作品です。
ぜひ一度ご確認下さいませ!そして心に刻むのです!『米は力だ』!!
あと、冒頭で述べて以来全く触れていないので既に忘却の彼方でしょうが、
私が今回の年末年始でのめり込んだ作品は計2点!
ということで、もう一方の作品についてはまた後日!…するかもしれない!w
=======※追記_ここから=======
2022年3月12日の近況報告にてもう一方の“年末年始でのめり込んだ作品”、すなわち
女子柔道漫画【もういっぽん!】を今更ながら取り上げ、簡単にご紹介致しました。
現在絶賛夢中になって追いかけている本作の魅力を私なりにまとめてみましたので、
お時間のある時にでもぜひ合わせてご確認頂ければと思います!m(_ _)m
(※第1巻『第5話 始動!』参照)
=======※追記_ここまで=======
▼お気に入り場面
◎サクナ動物園
本作はストーリーを進めていくことで仲間との絆が徐々に深まり、
日々の実りも合わせて大変豊かになっていきますが、それらに比例するように
その周囲の生態系も随分にぎやかなものへと変化していきます。
なんとも可愛らしい存在から、
“かいまるよ、お前どこから連れてきた?”と問いただしたくなるような存在まで…w
もう後半の方とか犬と猫だけで一体何匹いるのか定かではありませんでしたが、
本作ではこうした“ゆかいな仲間たち”とのベストショットを撮る楽しみもあるでしょう。
ぜひお気に入りのお供とお気に入りのシチュエーションで最高の瞬間をご堪能下さい!
あと一応ですが、『タマ爺』はペットじゃないんだぜ♪w
◎パンチライン量産系豊穣神
本作は物語の美しさもさることながらセリフ一つとってみても印象深いものばかりであり、
それこそサクナヒメの会話場面などはキラーフレーズの応酬、パンチライン過多といえます!
その中からいくつか抜粋してみると、まずは彼女がきんたと言い争う場面で飛び出たこちら!
「なんじゃ、やるか?このきんた〇!!」
この豊穣神、まるで成長していない…!w
さすがの『安西先生』も驚く“低次元な挑発内容”にもはや下限いっぱい、
サクナ株のストップ安を痛感する中で、それはそうと気になる
“収録時、大空直美さんに一体どんなディレクションをしたというのか?”
???「もうちょっと好戦的な“きんた〇”でお願いします」\(^o^)/
続いてはこちら!クライマックスでかいまると再会したサクナヒメのセリフ内容から!
「こ、こいつ…喋るぞ!!」
普通に泣けて・笑えて・最高にいい場面なのですが、やはりどうしても
“どこぞのニュータイプ”の存在が頭をよぎってしまう訳で…w
これってさすがに狙ってますよね?偶然だったりするのかな?
「わしが…一番…かいまるを…うまく(こき)使えるんだ…」
「一番…一番うまく(こき)使えるんだ!!」
(※【機動戦士ガンダム】『第19話 ランバ・ラル特攻!』参照)
とまぁ、ここまではあえてコメディタッチな場面を選出してきましたが、
当然シリアスに感情を揺さぶるドラマチックなセリフも盛り沢山となっています。
中でも個人的に終盤でグッときたのがラストバトル直前でのこちらのセリフ!
「我が名はサクナヒメ!!ヤナトの神にして…ヒノエの民である!!」
これこそ先述の“寄り添い”続ける彼女の姿勢・内面が如実に表面化したセリフであり、
自らの在り方を確立した彼女の覚悟を感じる誉れ高き決意表明だったと受け取れます。
先のローンチトレーラーにも収録されていたセリフでしたが、まさかここまで熱く、
そして心に突き刺さる内容・シチュエーションだったとは…。
今ではトレーラーを見返す度に改めて涙腺を強く刺激されている次第です。
『米は力だ』も含め、本作ではこういった印象深いフレーズが至る所で確認できます!
皆さんの感情を最も揺さぶるセリフ・キラーフレーズは何か、
ぜひ実際にプレイしてその感動を味わってみて下さいね!
◎何かの波動に目覚めたココロワ
一通りプレイし終えて印象の変わったキャラといえばココロワヒメもその一人。
諸々の確執とその顛末はご自身でお楽しみ頂くとして、ようやくサクナヒメと
晴れて正真正銘の親友同士になれた彼女は以降『稲作』にも大きく関わるようになり、
彼女もまたかけがえのない仲間の一人として成長していくことになります。
そうした中で、徐々に顔を見せ始める彼女の本性…w
「フフ…!」
君、そういうキャラだったのね!w この特徴的な笑い方が印象深い彼女ですが、
親友のサクナヒメに褒められると嬉しくてたまらずさらに“貢いでしまう”と(笑)、
これまた一癖も二癖もある神様のご降臨に終始ニヤニヤが止まりませんでした!
そしてそんな二人の象徴『稲穂』と『歯車』の描かれた五円玉硬貨が今や
エモすぎるファングッズとなっているあたり、我々“民”の方もやっぱり異質なんだぜ!(o^-^o)
また、ココロワヒメに関しては最後の最後で新たな伏線が張られており、
何かしらの“次の展開”をにおわせてくれています。
『ある事件から都にいるもう一柱の発明神と争うことになるが、それはまた別のお話。』
後に小説【天穂のサクナヒメ ココロワ稲作日誌】が発売されたましたが、
どうやらそちらの内容という訳でもない模様…?(※私はまだ未確認)
どのようなカタチで回収されるのか、今後の展開に注目しておきましょう!
◎これぞ我らがおひいさま!
物語が後半へ進むに従い『サクナヒメ』という存在が真に『神』たる所以、
つまりは慈愛溢れる精神性の美しさや変化を受け入れ・促す器の大きさなど、
彼女が本来持ち合わせていた“資質”の部分がより際立ってくるようになります。
「安心しろ、その願い叶えてやろう。何たってわしは『神様』じゃからな」
「…おぬしを咎める者などおらぬぞ。よーく考え、心のままに決めるんじゃ」
プレイヤーの分身であるはずの彼女からいつしか我々も励まされているような、
なんとも不思議な疑似体験がここに生じているのです。
“いつもどこかで優しく見守ってくれているはず”
この安心感は信仰の有無を問わず、誰もが共感できる内容だといえるでしょう。
そんな彼女の成長ぶりも、やはり序盤での怠慢かつ不遜な姿勢・発言の数々、
そこからの転落・再起・挑戦の日々があってこそ。
紆余曲折の果て、再び絶望的な状況に陥った後でもなお彼女が一人奮起した姿には
いよいよ正真正銘、皆を導く『神』になったのだと本当に心が打ち震えましたね!
「このわし、サクナヒメを措いて他におらんのじゃ…!」
ちなみにこの直後“このようなものがあるから!”と彼女が壊そうとしていた小舟、
すなわち“逃避しがちな弱いの心の象徴”がココロワヒメの乗ってきた大船と衝突、
そのまま見事“爆散”してしまった件はもう笑うなという方が無理な話…w
「ところで、今何か船にぶつかりましたか?」(o^-^o)
そんな成長著しい彼女が最後の戦いへ臨むにあたって少しばかり感傷に浸る場面では
培ってきた絆や紡いできた日々が今の彼女を突き動かす尊い原動力なのだと強く感じられ、
クライマックス目前にして改めて思い高ぶる非常に素晴らしい演出となっていました。
「思えば、遠くまで来たものじゃのう…」
これだけ多くの成長を積み重ね、ついには宿敵をも打ち倒したサクナヒメ。
そうして彼女が到達したのは何てことない、至極当然で、それでいて見失いがちな原点。
その先にたとえ悲しい“別れ”があろうとも、たとえ厳しい“苦難”があろうとも、
誇りを持って正しく“生きる”のだと、そこには彼女の揺るがぬ決意がありました。
「父上、母上…どうかご達者で。サクナは生きていきます」
一操作キャラの枠組みを飛び越え、プレイヤーの感情へこれ程訴えかけてくる、
まさに『神』の称号を冠するに相応しい重厚なキャラ造形!これぞ我らがおひいさま!
寄り添い自ら指し示す、導く者のあるべき姿がここにあり!これぞ我らがおひいさま!
生意気で好戦的で自由奔放、おまけに極度のお調子者!それでこそ我らがおひいさま!w
都度新しい顔を見せてくるサクナヒメの奔放さには終始魅了され、忙しなくも心地よい、
そんな清々しいゲーム体験を最後まで満喫することができました!
まだしばらくは巣ごもり生活が求められるだろうこの時代。
何かじっくり腰を据えて楽しめるコンテンツをお探しであれば、
今回ご紹介した【天穂のサクナヒメ】は迷いなくお勧めできる一作となっています。
ぜひ実際にプレイして躍動感あるキャラの掛け合いを、稲作とアクションの組み合わせの妙を、
そして何より誉れ高きお米の愛おしさを、どうぞ存分に味わって下さいませ!m(_ _)m
◆投稿動画
▼イベント紹介動画
【わたモテ】や【チェンソーマン】など、大好きなエンタメ作品のイベント開催時は
できる限り実際に参加し、その都度『紹介動画』を作成してきました。
これまでに作成した『紹介動画』は全てYouTubeで公開していますので、
何か気になる作品・イベントがありましたら、どうぞお手隙の際にでもご確認下さいませ。
▼聖地巡礼動画
現在、YouTubeで【わたモテ】の聖地巡礼動画を公開しています。
第1弾:【伏見稲荷大社】
第2弾:【東京ディズニーランド】
原作で描かれた“あの日々”の追体験として、どうぞお楽しみ下さい。
また、皆さんが聖地巡礼する際の参考にでもして頂ければ幸いです。
チャンネル登録の程、何卒よろしくお願い致します。m(_ _)m
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▼eBookJapan
電子書籍をご利用なら最初におすすめしたいのがebookjapanです!
約50万冊という世界最大級の品揃えに加え、
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無料まんがのラインナップは定期的に更新されるので要チェックですよ!
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次におすすめなのがDMMブックスです!
こちらも品揃え抜群ですし、何より特徴的なのが成人向けタイトルなど、
他にはないジャンルのコンテンツが充実していることです!
無料サンプルも付いていて試し読みができるので安心ですよ!
◆まとめ
以上が【天穂のサクナヒメ】のプレイ感想まとめとなります。
ということで、今更語るまでもない名作を・今更クリアして・今更まとめてみましたw
相変わらず想定以上に膨らんでしまいましたが何かしらの参考になっていればと思います。
先の通り私は『彩色画集付限定版』を購入しているため、現在はこちらの画集をもとに
あれこれ振り返りながら記載されているマル秘情報などを楽しんでいる次第です。
画集には各キャラの初期イラストやキービジュアル、細かな設定の数々が収録されており、
クリア後も長くコンテンツを楽しめる素敵なアイテムとなっています。
まだ在庫が残っているのか定かではありませんが、夢中になった作品については
その制作秘話なども知りたい!という方にはやはり限定版がお勧めです!ご参考までに。
販売本数が100万本を越えて大ヒットを記録した事実や、先述のココロワヒメに関する
新たな伏線なども含め、本作にはやはり“次の展開”を期待せずにいられません。
どのようなカタチであれ、また彼女たちと寄り添いながらじっくり実りを育む、
そんな新たな物語・疑似体験の誕生を心よりお待ちしております!
今後もまだ続くと思われる巣ごもり生活のお供として最適の本作!ぜひ一度ご検討を!
それでは皆さん、素晴らしいエンタメ人生を~(。・ω・)ノ゙
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